si2010s0004a

サービスインフォメーション: クーラントサーモスタット

種別 si · トピック 20.10 · バージョン 0100 · 2017-10-30

適用: エンジン 651 モデル 447 エンジン 651.955/956/957 モデル 906 コード XM0 装備 (フェイス・リフト)'

位置付け

機能グループ 1 エンジン › 20 エンジン冷却 › 20.10 クーラント・ポンプ、サーモスタット — シリーズ 447 · シリーズ 651 · シリーズ 906

EinPAS 15 エンジン › 15.25 エンジン冷却システム › 15.25.30 ポンプ/サーモスタット/プレヒータ — シリーズ 447 · シリーズ 651 · シリーズ 906

EinPAS 45 データ/インフォメーション › 45.20 インフォメーション/措置 › 45.20.20 サービスインフォメーション — シリーズ 447 · シリーズ 651 · シリーズ 906

SI20.10-S-0004A

サービスインフォメーション: クーラントサーモスタット

25.10.2017

エンジン

651 モデル 447

エンジン

651.955/956/957 モデル 906

コード XM0 装備 (フェイス・リフト)

サービスインフォメーション: クーラントサーモスタット

クーラントサーモスタットの機能図

1

クーラントサーモスタットハウジング

A

バイパスモードポジション

B

ミックスモードポジション

C

クーラモードポジション

K

ラジエタへ

M

エンジンから

W

クーラントポンプまで

B11/17

クーラント温度センサ

R48/2

サーモスタットヒータエレメント

S20.10-4566-06

上記の車両の場合、最近お客様からの以下のような苦情により、クーラントサーモスタットの交換が増えましたので、お知らせいたします:

• 冷却水温度が低すぎる、エンジンが作動温度にならない

• ヒータの出力が不十分なため、車内が十分に暖まらない

• その他

ただし、取り外した状態のクーラントサーモスタットでは、診断の際に故障(機能故障、部品故障、または製造ミス)を確認することはできませんでした。

したがって、原因の分析をサポートするため、お客様からのこのような苦情を伴う(苦情が寄せられている場合)事例のリペア作業時には、次の指示があるまで、管理部門にまで伝達されるTIPS事例を作成してください。ドキュメントSI01.10-S-0001Aを確認してください。診断シートOF20.10-S-0001-01Aに記入し、TIPS事例に添付してください。

TIPS事例のタイトルは、必ず「クーラントサーモスタット、エンジン651」にしてください。

診断シートOF20.10-S-0001-01Aの記入、およびTIPS事例の作成にかかる費用は、保証期間/ワランティおよびグッドウィル期間中はオペレーションナンバ02-3952(モデル447)または02-8522(モデル906)で清算することができます。その際はダメージコード20102 52(クーラントサーモスタットの使用–正常に作動しない)を使用してください。

サーモスタットヒータエレメント (R48/2) はクーラントサーモスタットハウジング (1) から取り外しては行けません。
これを守らないと、クーラントサーモスタットの機能が正常に働かないおそれがあります。

クーラント温度センサ (B11/17) を、(必要に応じて)クーラントサーモスタットハウジング (1) から取り外します。この場合は、常にシールリングを交換しなければなりません。
交換しないとクーラント回路の気密性を確保できません。

クーラントサーモスタットの脱着の際は、必ず該当するWISドキュメンテーション(モデル906にはドキュメントAR20.10-D-2460WE、またはモデル447にはドキュメントAR20.10-S-2461E)を確認してください。

クーラントサーモスタットの役割

クーラントサーモスタットは、特性マップにしたがい冷却水温度を約55  °C~106  °Cの範囲に制御しています。冷却水温度が約106  °C以上になると、クーラントサーモスタットは制御とは関係なく全開状態になっていいます。

クーラントサーモスタットの機能

クーラントサーモスタットの機能は以下の部分機能に分類されます :

• バイパスモードのポジション (A)

• ミックスモードポジション (B)

• クーラモードポジション (C)

クーラントサーモスタットの開口部断面は、電流のスイッチオン時間によって決まります。エマージェンシオペレーション機能により、クーラントサーモスタットは約106  °C以上から制御に関係なく、必ず全開状態です。

クーラントサーモスタットの部分機能

バイパスモードのポジション (A)

温度   55  °C未満:エンジン内のみのクーラントの流れが、車内ヒータを通って流れることができます。

ミックスモードポジション (B)

温度 55  °C ~ 106  °C:クーラントサーモスタットが開き、ラジエタの貫流が開始されます。

クーラモードポジション (C)

温度   106 °C以上:クーラントサーモスタットは開いており、完全にラジエタを貫流しています。

制御のメリット

冷却水温度制御によるメリットは以下の通りです:

• エンジンの速やかな作動温度到達

• 排出ガスの減少

• 改善されたヒータ快適性

クーラント·サーモスタットの脱着

エンジン651.955/956/957 モデル906

AR20.10-D-2460WE

クーラント・サーモスタットの脱着

エンジン 651 モデル 447

AR20.10-S-2461E

クーラントサーモスタット診断シート、書式

OF20.10-S-0001-01A

サービス·インフォメーション: エンジン不具合の作業の進め方の標準化

SI01.10-S-0001A

参照文書