お客様からの苦情に迅速に対応するために、以下の例に記載している情報が必要です。苦情に関して、該当するTIPSドキュメントがすでに存在しているかどうか、事前に点検してください。
すべての照会に必要な情報:
• 車両データ(車台番号 (FIN)、走行距離、初年度登録)
• 症状は、比較車両で再現することはできますか?
技術的な不具合の場合の一般的な照会方法:
• 正式な表記で、正確な表現を使用して文章を記載します。技術的な不具合がある場合に、他の言語でも照会処理が簡単になります。
• 構成部品名はWISドキュメンテーションに従って記載します。
• 電気構成部品名はWIS電気配線図に従って記載します。
• 略語は使用しないでください。
• 必要な添付資料は必ず正確な名称を使用し、処理作業を最適化します。
• 添付資料は個別に保存し、モデルごとに名称と日付を明記して整理します。
エンジン、サスペンションあるいはブレーキ付近の異音:
お客様からの苦情を正確に分析するため、作動状態に関する以下のデータを記載してください。
エンジン:
• エンジン回転数
• スピード
• 外気温度
• 水温
• 油温
• 冷間始動または温間始動
• 不具合はワークショップで再現可能ですか?
• カメラでの異音の記録(ワークショップで再現できない場合は、お客様による記録でも)
ブレーキ:
• ブレーキディスクおよびブレーキパッドまたはブレーキドラムおよびブレーキシューの摩耗写真(デジタル写真)
• お客様の走行形態(市街地、幹線道路、高速道路など)
• 関連データ(ウェット、ドライ)
• 不具合発生時のスピード
• 不具合はワークショップで再現可能ですか?
• 位置(アクスルおよびポジション)を場合によってダイナモメータ上で特定します。
サスペンション:
• 不具合発生時の道路状況(ウェット、ドライ、悪路)
• ホイールおよびタイヤ(製品および正確な名称、空気圧、必要に応じてMO識別記号、DOT)
• サスペンションは標準状態ですか?
• お客様の走行形態(市街地、幹線道路、高速道路など)
• ノイズの正確な位置
• 不具合はワークショップで再現可能ですか?
• カメラでの異音記録
• ステアリングの状態、ラジアスアームおよびスラストロッド、マウント、アクスルのマウント
異常なタイヤの摩耗:
• タイヤの全走行距離、入庫時点検で空気圧を測定し、値を記録する
• タイヤ製品、ロードインデックスおよび速度記号付きタイヤサイズ、必要に応じてMO識別記号、DOT
• トレッド全体にわたってタイヤトレッドの深さを記載した摩耗状態の正確な説明(デジタル写真)
• お客様の走行形態(市街地、幹線道路、高速道路など)
• 測定プロトコル
• 標準状態のサスペンション(ホイールタイプ、シム)
• 車両レベルは標準仕様ですか?
• ステアリングの状態、ラジアスアームおよびスラストロッド、マウント、アクスルのマウント
走行安定性またはサスペンション:
• 不具合発生時の周辺条件
• 濡れた路面あるいは乾いた路面、外気温度
• お客様の走行形態(市街地、幹線道路、高速道路など)
• スピード、操縦(加速、ブレーキ、カーブ走行時)
• いつから不具合が起きていますか?
• 不具合はワークショップで再現可能ですか?
• 異常なタイヤの摩耗に相当するデータ
エンジン作動中の不具合またはトランスミッションの不具合:
• どの作動状態で、不具合が発生しますか?
• スピード
• エンジン回転数
• 油温(エンジンおよびトランスミッション)
• 水温
• 最初のショートテスト
• 走行モード(セレクタレバーポジション)
• ギヤ
• エンジンコントロールユニットおよびトランスミッションコントロールユニットから直接取り出した故障関連データ、コントロールユニットプロトコル
• すでに処理された点検一覧(XENTRY Diagnosisでガイドされた点検も含む)
• 不具合はワークショップで再現可能ですか?
漏れ:
• 正確な位置
• ユニットの清掃
• オイルレベルの点検と修正
• オイル差分量のメモ
• 造影剤(漏れ発見用の添加剤)を漏れのある箇所に塗布
• 自己裁量に基づくテスト走行を実行。
• 証拠となるデジタル写真の添付
電気または電子構成部品の不具合
• 入出力簡易試験
• コントロールユニットプロトコル
• 実測値
• 測定プロトコル
• 故障関連情報
• すでに処理された点検一覧(XENTRY Diagnosisでガイドされた点検および操作も含む)
• ダイアグノシス実証データ、EEPROM、ログファイルなど(ある場合)
• 証拠となるデジタル写真の添付