gf8285p2012rf

ナビゲ一ション·モ一ドの機能

種別 gf · トピック 82.85 · バージョン 0107 · 2019-04-05

適用: モデル 205 モデル・イヤー 2019 以前 コード 531 装備 (COMAND APS) モデル 253 (253.99 以外) モデル・イヤー 2020 以前 コード 531 装備 (COMAND APS)'

位置付け

機能グループ 3 ボディ › 82 電気システム、ボディ › 82.85 ナビゲーション通信システム — シリーズ 205 · シリーズ 253(モデル 14*, 18*, 30*, 31*, 32*, 34*, 35*, 36*, 38*, 90*, 91*, 92*, 94*, 95*, 96*, 98*)

GF82.85-P-2012RF

ナビゲ一ション·モ一ドの機能

05.04.2019

モデル

205

モデル・イヤー 2019 以前

コード 531 装備 (COMAND APS)

モデル

253 (253.99 以外)

モデル・イヤー 2020 以前

コード 531 装備 (COMAND APS)

ナビゲ一ション·モ一ドの機能

P82.89-2477-79

図はモデル205.0/2/3、253(2016年6月1日以降)

A1

インストルメント・クラスタ

A105

タッチパッド(2015年5月31日以前はCOMAND APS(コード531)装備、2015年6月1日以降はタッチパッド(コード448)装備、日本仕様(コード498)または米国仕様(コード494))

A2/18

アンテナ・アンプ (FM 1、AM、ZV およびキーレス・ゴー)

A105s1

ボタン「戻る」

A2/23

GPS アンテナ

N30/4

エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニット

A2/32

リヤ・ウインドウ・アンテナ

N40/3

サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニット (サウンド・システム (コード 810) 装備)

A2/37

道路交通情報通信システム (VICS) コントロール・ユニット (日本仕様 (コード 498)、ディーラ・オプション)

N72/1

アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニット

A2/51

リヤ・スポイラ・アンテナ (モデル 205.2、253)

N72/4

左アンダ・オペレーティング・フィールド

A2/52

エマージェンシ・コール・システム・アンテナ (ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード 367) 装備)

N72/4s7

音量調節ボタン(マニュアルトランスミッション)

A2/94

DSRC アンテナ (日本仕様 (コード 498))

N72/5

右アンダ・オペレーティング・フィールド

A2/105

SDARS アンテナ (SIRIUS 衛星ラジオ (コード 536) 装備)

N72/5s1

音量調整ボタン(オートマチックトランスミッション)

A2/108

FM 2およびDABバンドIIIアンテナアンプ(モデル205.0)

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

A2/118

フロント・ウインドウ・アンテナ (モデル 205.2、253 デジタル・ラジオ (DAB) (コード 537) 装備)

N80

ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット

A2/123

TV 2 および DAB バンド III アンテナ・アンプ (モデル 205.2、253 デジタル・ラジオ (DAB) (コード 537) 装備)

N112/9

HERMES コントロール・ユニット (ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード 367) 装備)

A2/124

TV および DAB アンテナ・スプリッタ (モデル 205.2、253 デジタル・ラジオ (DAB) (コード 537) および TV チューナ (コード 865) 装備)

N135

ステアリング・ホイール・エレクトロニクス

A2/131

FM 2、DAB および TV 1 アンテナ・アンプ (モデル 205.2、253)

S110

左マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群

A26/17

ヘッド・ユニット

S111

右マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群

A40/8

オーディオ / COMAND ディスプレイ

CAN A

テレマチック CAN

A40/9

オーディオ / COMAND 操作部

CAN D

ダイアグノシス CAN

A40/9s2

ボタン「戻る」

CAN HMI

ユーザ・インターフェース CAN

A40/9s11

オーディオ / COMAND コントローラ

Flex E

シャーシ FlexRay

A50/6

専用狭域通信コントロール・ユニット (日本仕様 (コード 498))

LIN A3

UBF-LIN

A67b1

ハンズフリー・マイク

LIN E1

ステアリング LIN

A90/4

チューナ・ユニット (SIRIUS 衛星ラジオ (コード 536) 装備またはデジタル・ラジオ (DAB) (コード 537) 装備)

MOST

メディア志向型システム伝送

A90/5

マルチメディア接続ユニット

LVDS

低電圧ディファレンシャル・シグナル

A94/5

TV 1 および DAB バンド III アンテナ・アンプ (モデル 205.0 デジタル・ラジオ (DAB) (コード 537) 装備)

ナビゲ一ション·モ一ドの機能

P82.87-9490-79

図はモデル205.0/2/3、253(2016年5月31日以前)

A1

インストルメント・クラスタ

A94/5

TV 1 および DAB バンド III アンテナ・アンプ (モデル 205.0 デジタル・ラジオ (DAB) (コード 537) 装備)

A2/5

グローバル・ポジショニング・システム・アンテナ・スプリッタ (エマージェンシ・コール・システム / アシスタント・システム (コード 348) 装備)

A105

タッチパッド(2015年5月31日以前はCOMAND APS(コード531)装備、2015年6月1日以降はタッチパッド(コード448)装備、日本仕様(コード498)または米国仕様(コード494))

A2/18

アンテナ・アンプ (FM 1、AM、ZV およびキーレス・ゴー)

A105s1

ボタン「戻る」

A2/23

GPS アンテナ

N30/4

エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニット

A2/32

リヤ・ウインドウ・アンテナ

N40/3

サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニット (サウンド・システム (コード 810) 装備)

A2/37

道路交通情報通信システム (VICS) コントロール・ユニット (日本仕様 (コード 498)、ディーラ・オプション)

N72/1

アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニット

A2/51

リヤ・スポイラ・アンテナ (モデル 205.2、253)

N72/4

左アンダ・オペレーティング・フィールド

A2/94

DSRC アンテナ (日本仕様 (コード 498))

N72/4s7

音量調節ボタン(マニュアルトランスミッション)

A2/105

SDARS アンテナ (SIRIUS 衛星ラジオ (コード 536) 装備)

N72/5

右アンダ・オペレーティング・フィールド

A2/108

FM 2およびDABバンドIIIアンテナアンプ(モデル205.0)

N72/5s1

音量調整ボタン(オートマチックトランスミッション)

A2/118

フロント・ウインドウ・アンテナ (モデル 205.2、253 デジタル・ラジオ (DAB) (コード 537) 装備)

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

A2/123

TV 2 および DAB バンド III アンテナ・アンプ (モデル 205.2、253 デジタル・ラジオ (DAB) (コード 537) 装備)

N80

ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット

A2/124

TV および DAB アンテナ・スプリッタ (モデル 205.2、253 デジタル・ラジオ (DAB) (コード 537) および TV チューナ (コード 865) 装備)

N112/1

テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュール (ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード B54) 装備)

A2/125

コミュニケーション・モジュール / 補助ヒータ・アンテナ・スプリッタ (ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード B54) および補助ヒータ用リモコン (コード B24) 装備)

N135

ステアリング・ホイール・エレクトロニクス

A2/129

コミュニケーション・モジュール / 補助ヒータ・アンテナ (ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード B54) 装備)

S110

左マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群

A2/131

FM 2、DAB および TV 1 アンテナ・アンプ (モデル 205.2、253)

S111

右マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群

A26/17

ヘッド・ユニット

CAN A

テレマチック CAN

A40/8

オーディオ / COMAND ディスプレイ

CAN D

ダイアグノシス CAN

A40/9

オーディオ / COMAND 操作部

CAN HMI

ユーザ・インターフェース CAN

A40/9s2

ボタン「戻る」

Flex E

シャーシ FlexRay

A40/9s11

オーディオ / COMAND コントローラ

LIN A3

UBF-LIN

A50/6

専用狭域通信コントロール・ユニット (日本仕様 (コード 498))

LIN E1

ステアリング LIN

A67b1

ハンズフリー・マイク

MOST

メディア志向型システム伝送

A90/4

チューナ・ユニット (SIRIUS 衛星ラジオ (コード 536) 装備またはデジタル・ラジオ (DAB) (コード 537) 装備)

LVDS

低電圧ディファレンシャル・シグナル

A90/5

マルチメディア接続ユニット

ナビゲ一ション·モ一ドの機能

P82.89-2478-79

図はモデル205.4

A1

インストルメント・クラスタ

N30/4

エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニット

A2/18

アンテナ・アンプ (FM 1、AM、ZV およびキーレス・ゴー)

N40/3

サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニット (サウンド・システム (コード 810) 装備)

A2/23

GPS アンテナ

N72/1

アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニット

A2/37

道路交通情報通信システム (VICS) コントロール・ユニット (日本仕様 (コード 498)、ディーラ・オプション)

N72/4

左アンダ・オペレーティング・フィールド

A2/52

エマージェンシ・コール・システム・アンテナ (ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード 367) 装備)

N72/4s7

音量調節ボタン(マニュアルトランスミッション)

A2/94

DSRC アンテナ (日本仕様 (コード 498))

N72/5

右アンダ・オペレーティング・フィールド

A2/105

SDARS アンテナ (SIRIUS 衛星ラジオ (コード 536) 装備)

N72/5s1

音量調整ボタン(オートマチックトランスミッション)

A2/118

フロント・ウインドウ・アンテナ (デジタル・ラジオ (DAB) (コード 537) 装備)

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

A2/123

TV 2 および DAB バンド III アンテナ・アンプ (デジタル・ラジオ (DAB) (コード 537) 装備)

N80

ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット

A2/124

TV および DAB アンテナ・スプリッタ (デジタル・ラジオ (DAB) (コード 537) および TV チューナ (コード 865) 装備)

N112/9

HERMES コントロール・ユニット (ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード 367) 装備)

A2/131

アンテナ・アンプ FM 2、DAB および TV 1

N135

ステアリング・ホイール・エレクトロニクス

A26/17

ヘッド・ユニット

S110

左マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群

A40/8

オーディオ / COMAND ディスプレイ

S111

右マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群

A40/9

オーディオ / COMAND 操作部

CAN A

テレマチック CAN

A40/9s2

ボタン「戻る」

CAN D

ダイアグノシス CAN

A40/9s11

オーディオ / COMAND コントローラ

CAN HMI

ユーザ・インターフェース CAN

A50/6

専用狭域通信コントロール・ユニット (日本仕様 (コード 498))

Flex E

シャーシ FlexRay

A67b1

ハンズフリー・マイク

LIN A3

UBF-LIN

A90/4

チューナ・ユニット (SIRIUS 衛星ラジオ (コード 536) 装備またはデジタル・ラジオ (DAB) (コード 537) 装備)

LIN E1

ステアリング LIN

A90/5

マルチメディア接続ユニット

MOST

メディア志向型システム伝送

A105

タッチパッド (タッチパッド (コード 448) 装備、日本仕様 (コード 498) または米国仕様 (コード 494))

LVDS

低電圧ディファレンシャル・シグナル

A105s1

ボタン「戻る」

ナビゲーション・モードの機能前提条件の概要

• ターミナル 30g オンのステータス

• 輸送モードが作動していない

ナビゲーション・モードの概要

ナビゲーション・モジュールは、ヘッド・ユニットに内蔵されています。ナビゲーション・システムには以下の機能が備わっています:

• 位置測定

• 目的地の入力

• ルート算出

• ナビゲーション・マップの表示

• 交差点拡大表示

• ピクトグラム形式による視覚的な走行指示

• 音による走行指示

ナビゲーション・システムにより、車両の所在地および進行方向が継続的に確認されます。目的地の入力あるいは選択の後に、ルート算出が始まります。

ルート算出には、国別仕様に応じてさまざまなオプションを選択できます。例: 

• 「最速ルート」

• 「ダイナミック・ルート」

• 「エコ・ルート」

• 「最短ルート」

• 回避オプション (「エリアを回避」、「トンネルを回避」、「フェリーを回避」、「有料高速道路を回避」など) 

オプションの遵守が不可能な場合、該当する区間用に設定されたオプションは無視され、メッセージが表示され、さらに音声で案内されます。設定したオプションは、表示および変更が可能です。算出後、オーディオ / COMAND 用ディスプレイ上に矢印ピクトグラムでルートが表示され、さらに「ルートが算出されました」という音声によるインフォメーション出力が行われます。車両がルートから外れると、ルートが新たに算出されます。新たに算出された値がナビゲーション・システムにとって妥当性のある値であれば、変更後のルートが表示されます。

ダイナミック・ルート・ガイダンス (「ダイナミック・ルート」、「確認付きダイナミック・ルート」または「エコ・ルート」):ダイナミック・ルート・ガイダンスでは、算出されたルートにかなり長い渋滞または通行止めがある場合、別のルートが提案されます。

ナビゲーション・システムは、目的地として、あるいは最寄の通過点に選択可能な特別目的地 (レストラン、ガソリン・スタンド、駐車場、ショッピングなど) のリストおよびデジタル・マップも提供します。 

モデル 205
モデル・イヤー 2019 以前
コード 531 装備 (COMAND APS)
コード 498 非装備 (日本仕様)
モデル 253 (253.99 以外)
モデル・イヤー 2020 以前
コード 531 装備 (COMAND APS)
コード 498 非装備 (日本仕様)
ルートは、インターネットからメルセデス・ベンツ・ゲートウェイ・アプリケーションを介して車両に送信し、ナビゲーション・システムに取り込むことができます。

目的地入力または特別目的地は、サービス・センタからヘッド・ユニットのナビゲーション・モジュールに供給することができます。

ナビゲーション・システムは、以下の構成部品によって操作することができます:

• アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニット

アッパオペレーティングフィールドコントロールユニットは、コントロールシグナルをUBF-LIN、オーディオ/COMAND操作部およびテレマチックCANを介してヘッドユニットに送信します。

• オーディオ / COMAND 操作部

オーディオ/COMAND操作部は、コントロールシグナルをテレマチックCANを介してヘッドユニットに送信します。

• タッチパッド(2015年5月31日以前はCOMAND APS(コード531)装備、2015年6月1日以降はタッチパッド(コード448)装備、日本仕様(コード498)または米国仕様(コード494))

タッチパッドは、コントロールシグナルをテレマチックCANを介してヘッドユニットに送信します。

• 左マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群および右マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群

ステアリングホイールエレクトロニクスはマルチファンクションステアリングホイール左ボタン群およびマルチファンクションステアリングホイール右ボタン群のコントロールシグナルを直接読み取ります。ステアリングコラムチューブモジュールコントロールユニットは、この要求をステアリングLINを介して読み取り、シャーシFlexRay、エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットおよびユーザインタフェースCAN経由でインストルメントクラスタに送信します。インストルメントクラスタはマルチファンクションステアリングホイール左ボタン群およびマルチファンクションステアリングホイール右ボタン群のコントロールシグナルをユーザインタフェースCANを介してヘッドユニットに送信します。

• ボイス・オペレーティング・システム (SBS)

SBSによる操作の場合、音声入力はハンズフリーマイクを介して行われます。話された言葉は電気シグナルに変換され、ヘッド・ユニットに送られます。

ナビゲーションのSBS用、特に目的地入力用に、ナビゲーションシステムでは例えば以下のインフォメーションに関する追加名前リストが準備されます:データ記憶媒体で選ばれた都市の地名、すべての地域の道路名、地区の中心地および特別目的地。 

ナビゲーションモードの機能には、以下の部分機能があります:

• GPS 衛星からの電波による現在位置決定

• 基本現在位置決定

• ルート算出

• ルート・ガイダンス

• ダイナミックルートガイダンス(米国仕様(コード494)以外、日本仕様(コード498)以外、ライブトラフィックインフォメーション(コードB54)非装備およびライブトラフィックインフォメーション(コード367)非装備)

• FMマルチプレクサを介した道路交通情報通信システム (VICS)(日本仕様(コード498))

• VICSによるダイナミックルートガイダンス(日本仕様(コード498))

• リアルタイムトラフィックデータ (RTTD) を使用したダイナミックルートガイダンス(SIRIUS衛星ラジオ(コード536)装備)

• テレマチックサービスコミュニケーションモジュール(ライブトラフィックインフォメーション(コードB54)装備)またはHERMESコントロールユニット(ライブトラフィックインフォメーション(コード367)装備)を介した、リアルタイム交通データを使用したダイナミックルートガイダンス

• マップ機能

• ナビゲーションの拡張機能

ナビゲーション・システムは、特殊なインタフェースを介してデータを準備し、そのデータは車内のその他のシステムで使用されます。ヘッド・ユニットは、データをユーザ・インタフェース CAN を介して送信します。

GPS 衛星からの電波による現在位置決定

GPS は衛星による測位システムで、世界中で使用できます。車両輸送 (列車、フェリーおよび牽引走行など) の後には、GPS 位置測定が欠かせません。(衛星受信を中断した後の) GPS 位置測定の再計算には数分かかることがあります (運転開始時は最長 5 分)。位置測定の精度と実際の算出は、各衛星により同期送信されるシグナルの動作時間の測定を基盤としています。このとき、衛星の時計と受信機の時計が一致していることが重要な前提条件となります。同期を確実に行うために、受信機には自動時刻補正機能が装備されており、この機能も衛星シグナルを利用して行われます。

ヘッド・ユニットの GPS 受信機は、GPS シグナルを GPS アンテナから受信します。GPS シグナルから、ヘッド・ユニットが現在の車両ポジションを算出します。GPS によって算出された現在位置の連続データから、車両の進行方向が検出されます。

GPS はギガヘルツ (GHz) 範囲 (マイクロ波) で作動し、そのシグナルは弱いので、以下の条件では受信障害が起こる可能性があります:空電 (悪天候、水蒸気、霧など)、シグナル反射による多重受信 (建物の壁など) またはシグナルの遮断 (屋根のある場所、トンネル内、高層ビルまたは高い木々の間など)。   

基本現在位置決定

ルートガイダンス中にGPSシグナルが受信されない場合、基本位置決定によるナビゲーションを引き続き行うことはできません。そのため、GPSアンテナなどの故障は、すぐには識別できません。  基本現在位置決定は GPS 衛星からの電波による現在位置決定と並行して実行されます。

基本現在位置決定のために、ヘッド・ユニットは以下のインフォメーションを必要とします:

• エレクトロニックスタビリティプログラムコントロールユニットからのホイールスピードおよびホイール回転方向(前進または後退)

エレクトロニックスタビリティプログラムコントロールユニットは、ホイールスピードおよびホイール回転方向に関するインフォメーションをシャーシFlexRay、エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットおよびユーザインタフェースCANを介してヘッドユニットに送信します。

• ヘッドユニットのジャイロセンサからのターニングアングル速度

• ヘッドユニットの3 D Gセンサによる登り坂検知

ヘッドユニットは現在の車両ポジション(経度および緯度)を1秒につき約1回算出します。

現在位置決定時の位置測定エラー、ターミナル15「オフ」のときに後退した場合、または車両を輸送した場合、基本位置決定に誤りが生じます。ヘッド・ユニットに内蔵されたナビゲーション・コンピュータが GPS データを受信して、自動的に誤差を修正します。

キャリブレーション
タイヤ交換後のキャリブレーションは自動的に行われます。
タイヤはすり減っていくため、タイヤの径を常に再キャリブレーションする必要があります。この再キャリブレーションは、デジタル・マップによる現在位置決定で求められた、ある分岐点から次の分岐点までの走行距離の算出値と実際値の差を用いて自動的に行われます。

ルート算出

ルート算出は、設定されたオプションをできる限り遵守して行われます。オプションの遵守が不可能になった場合、そのオプションは一定距離の間、無視されます。さらに視覚的および聴覚的なメッセージが出力されます。設定したオプションは、いつでも変更が可能です。ルートの算出中はメッセージ「ルートが算出されます」が出力されます。ルートが算出されると、ルートが矢印ピクトグラムでオーディオ / COMAND 用ディスプレイに表示されます。車両が算出されたルートを外れて走行している場合は、改めてルートの算出が行われます。新たに算出された値がナビゲーション・システムにとって妥当性のある値であれば、変更後のルートが表示されます。

ルート・ガイダンス

内蔵ナビゲーション・コンピュータはルート算出データを常時現在位置決定のデータと比較し、その先のルート・ガイダンスのための対策を引き出します。ルート・ガイダンスは、表示と音声によるインフォメーションの出力によって行われ、以下の範囲に分けられます:

• マップによるルート・ガイダンス

• 走行車線推奨によるルート・ガイダンス

• 音声出力によるルート・ガイダンス

マップによるルート・ガイダンス

マップによるルートガイダンスはオーディオ/COMAND用ディスプレイに表示されます。

ヘッドユニットはオン要求をテレマチックCANを介してオーディオ/COMAND用ディスプレイに送信します。同時にヘッドユニットはルートガイダンス(デジタルマップナビゲーション)の視覚的表示用のシグナルを生成し、それをLVDSケーブルを介してオーディオ/COMAND用ディスプレイに送信します。

走行車線推奨によるルート・ガイダンス

複数車線の出口(インターチェンジなど)での特定の分岐状況では、フッタに走行車線のアドバイスが表示されます。  さらに、分岐のアドバイスでは、分岐点までの残距離が棒グラフで表示されます。走行車線には矢印が付けられ、どの車線が目的地に達するのか、または最適に到達できるのかを表します。

日中モードの場合、オーディオ/COMAND用ディスプレイの表示には以下の色が使用されます:

白:最良または推奨走行車線

ライト・グレー:正しい走行車線ですが、まもなく再度車線変更をする必要があります。

ダーク・グレー:この走行車線では目的地に到達しません。

インストルメントクラスタでは、白い矢印のみが表示されます。

音声出力によるルート・ガイダンス

音声出力によるルート・ガイダンスは、運転者が交通状況から注意をそらすことなく操作できる支援機能です。音声出力は、選択されたシステム言語で行われます。ナビゲーション・システムのルート・ガイダンスでは、以下の指示が音声出力されます:

• 方位の指示

• 次に右左折進入する通りの名前。

その他に、ルート算出開始時、通過点到達時または目的地到達時などの音声メッセージがあります。 

ダイナミック・ルート・ガイダンスの際には、交通情報によるルートの影響を基にして補足音声メッセージが出力されます。さらに多くの場合、特別な注意事項は音声出力されます。例: 

• 走行に制限が設けられている地域にある目的地

• フェリーを使うルート

ヘッド・ユニットのナビゲーション・コンピュータは、音声出力中、単語セグメントを結び付け、完全な指示あるいはインフォメーションにします。

音声メッセージの音量は音声出力作動時に調整可能です。

サウンド・システム (コード 810) 非装備車の場合、音声出力はヘッド・ユニットからスピーカ・システムに転送されます。

サウンド・システム (コード 810) 装備車の場合、ヘッド・ユニットは音声出力を MOST を介してサウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニットに送信します。サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニットはシグナルを増幅し、それをスピーカ・システムに転送します。

音声出力の音量は、音声出力中に右アンダオペレーティングフィールドの音量調整ボタン、左アンダオペレーティングフィールドの音量調整ボタンまたはマルチファンクションステアリングホイール右ボタン群により調整できます。

右アンダオペレーティングフィールドは音量調整ボタンのコントロールシグナルを、左アンダオペレーティングフィールドは音量調整ボタンのコントロールシグナルをUBF LIN、オーディオ/COMAND操作部およびテレマチックCANを介してヘッドユニットに送信します。

ステアリングホイールエレクトロニクスはマルチファンクションステアリングホイール左ボタン群およびマルチファンクションステアリングホイール右ボタン群のコントロールシグナルを直接読み取ります。ステアリングコラムチューブモジュールコントロールユニットは、この要求をステアリングLINを介して読み取り、シャーシFlexRay、エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットおよびユーザインタフェースCAN経由でインストルメントクラスタに送信します。インストルメントクラスタはマルチファンクションステアリングホイール左ボタン群およびマルチファンクションステアリングホイール右ボタン群のコントロールシグナルをユーザインタフェースCANを介してヘッドユニットに送信します。

ダイナミックルートガイダンス(米国仕様(コード494)以外、日本仕様(コード498)以外、ライブトラフィックインフォメーション(コードB54)非装備およびライブトラフィックインフォメーション(コード367)非装備)

ダイナミック・ルート・ガイダンスは、モード「ダイナミック・ルート」、「確認付きダイナミック・ルート」または「エコ・ルート」で行われます (日本仕様 (コード 498) 以外)。ダイナミック・ルート・ガイダンスでは、該当する交通データを受信した場合、最新の交通状況が考慮されます。交通情報データ・メモリは交通情報を解読し、照会に応じてそれらを内部でナビゲーション・コンピュータに転送します。そのルートを変更するかどうかの決定は、ナビゲーション・コンピュータが行います。

確認付きダイナミック・ルートでは、ルート変更した場合の走行距離および走行時間への影響がユーザーに通知されます。ユーザーがルート変更を決定した場合のみ、ルートが変更されます。

ルートが変更された場合は、スピーカ・システムを介して知らされます。

交通状況に関する受信インフォメーションは、その放送局を設定していれば、ラジオ・データ・システム / トラフィック・メッセージ・チャンネル (RDS/TMC) 機能により、FM ラジオまたはデジタル・ラジオ (DAB) (デジタル・ラジオ (DAB) (コード 537) 装備) を介して受信されます。

モデル 205, 253 (253.99 以外)
モデル・イヤー 2017 以前
コード 531 装備 (COMAND APS)
コード B54 装備 (ライブ交通情報)
モデル 205
モデル・イヤー 2017 以降 モデル・イヤー 2019 以前
コード 367 装備 (ライブ交通情報)
コード 531 装備 (COMAND APS)
ライブ・トラフィック・インフォメーションが受信されない場合 (例えば受信契約をしていない、または交通データ・サービスが提供される地理的範囲内に車両がない)、RDS/TMC を介したダイナミック・ルート・ガイダンスが行われます。 

モデル205.0/3の場合、ヘッドユニットは交通情報をリアウインドウアンテナ、FM1、AM、ZVおよびキーレスゴーアンテナアンプまたはFM 2およびDABバンドIIIアンテナアンプを介して受信します。

モデル205.4の場合、ヘッドユニットは交通情報をフロントウインドウアンテナ、FM1、AM、ZVおよびキーレスゴーアンテナアンプまたはFM 2、DABおよびTV 1アンテナアンプを介して受信します。

モデル205.2、253の場合、ヘッドユニットは交通情報をリアスポイラアンテナおよびFM1、AM、ZVおよびキーレスゴーアンテナアンプを介して受信します。

ヘッド・ユニットの FM 受信機は交通情報をヘッド・ユニット内の交通情報データ・メモリに転送します。

モデル205.0/3デジタルラジオ (DAB)(コード537)装備の場合、チューナユニットはDABバンドIIIシグナルをリアウインドウアンテナおよびFM 2およびDABバンドIIIアンテナアンプまたはTV 1およびDABバンドIIIアンテナアンプを介して受信します。

モデル205.4デジタルラジオ (DAB)(コード537)装備の場合、チューナユニットはDABバンドIIIシグナルをフロントウインドウアンテナ、TV 2およびDABバンドIIIアンテナアンプおよびTVおよびDABアンテナスプリッタまたはFM 2、DABおよびTV 1アンテナアンプを介して受信します。

モデル205.2、253デジタルラジオ (DAB)(コード537)装備の場合、チューナユニットはDABバンドIIIシグナルをリアウインドウアンテナおよびFM 2、DABおよびTV 1アンテナアンプ(最初のDABバンドIIIシグナル)およびTV 1およびDABバンドIIIアンテナアンプ(2番目のDABバンドIIIシグナル)を介して受信します。

チューナ・ユニットは、デジタル・ラジオの交通情報を MOST を介してヘッド・ユニットに転送します。交通メッセージは、ヘッド・ユニットの交通情報データ・メモリに保存され、内蔵ナビゲーション・コンピュータに供給されます。

FMマルチプレクサを介した道路交通情報通信システム (VICS)(日本仕様(コード498))

運転者は VICS により現在の交通状況についての重要な情報を受け取ります。交通障害および渋滞のある場所がマップに表示されますが、これらはダイナミック・ルート・ガイダンスには取り入れられません。VICS 情報は FM ラジオ・シグナルとして送信されます。

ヘッドユニットはFM-1シグナルをリアウインドウアンテナ(モデル205.0/3)またはリアスポイラアンテナ(モデル205.2、253)およびFM 1、AM、ZVおよびキーレスゴーアンテナアンプを介して受信します。

ヘッドユニットはFM-2シグナルをリアウインドウアンテナおよびFM 2およびDABバンドIIIアンテナアンプ(モデル205.0)またはFM 2、DABおよびTV 1アンテナアンプ(モデル205.2、253)を介して受信します。

ヘッド・ユニットでは、VICS インフォメーションが内蔵 FM マルチプレクサで処理されます。次に、ヘッドユニットはインフォメーションの表示用データをLVDSケーブルを介してオーディオ/COMAND用ディスプレイに送信します。

VICSによるダイナミックルートガイダンス(日本仕様(コード498))

ダイナミック・ルート・ガイダンスでは、道路交通情報通信システム (VICS) コントロール・ユニットおよび専用狭域通信コントロール・ユニットが必要です。道路交通情報通信システム (VICS) コントロール・ユニットには、受信機とアンテナが内蔵されています。アンテナは、路上に設置されている VICS ビーコン (送信マスト) と通信し、VICS ビーコンは受信範囲 2.5 ギガヘルツでマイクロ波シグナルまたは赤外線シグナルを送信します。受信したシグナルは、直接ヘッド・ユニットに伝送され、解読されます。専用狭域通信コントロール・ユニットは、DSRC アンテナを介して VICS シグナルを受信範囲 5.8 ギガヘルツで受信し、これをヘッド・ユニットに転送します。交通情報は、ヘッド・ユニットの交通情報データ・メモリにメモリされ、暗号解除され、照会があればナビゲーション・コンピュータに転送されます。

リアルタイムトラフィックデータ (RTTD) を使用したダイナミックルートガイダンス(SIRIUS衛星ラジオ(コード536)装備)

RTTD は衛星ラジオ・プロバイダ「Sirius」から送信されるリアル・タイム交通データで、これの受信および処理はチューナ・ユニットによって行われます。リアル・タイム交通データには交通事故、渋滞および交通量のインフォメーションが含まれています。リアル・タイムの交通データは米国の都市周辺で受信可能であり、約 5 分間隔で伝送されます。チューナ・ユニットは、リアル・タイム交通データを直接ケーブルを介して SDARS アンテナから受信し、これを MOST を介してヘッド・ユニットのナビゲーション・システムに供給可能にします。ヘッド・ユニットはこのデータを別ルートの算出に使用し、結果を LVDS ケーブルを介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイに表示します。

テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュール (ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード B54) 装備) または HERMES コントロール・ユニット (ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード 367) 装備) で受信したリアルタイム交通データを考慮したダイナミック・ルート・ガイダンスの追加機能前提条件

• リアル・タイム交通データの受信契約

• 交通データ・サービスが提供される地理的範囲内に車両がある。

受信契約期間の終了後または交通データサービスが提供される地理的範囲の外に出た場合は、ラジオ交通情報によるダイナミックルートガイダンスのみが使用できます。

テレマチックサービスコミュニケーションモジュール(ライブトラフィックインフォメーション(コードB54)装備)またはHERMESコントロールユニット(ライブトラフィックインフォメーション(コード367)装備)を介した、リアルタイム交通データを使用したダイナミックルートガイダンス

ライブトラフィックインフォメーション(コードB54)装備車の場合、テレマチックサービスコミュニケーションモジュールはリアルタイム交通データをコミュニケーションモジュール/補助ヒータアンテナおよびコミュニケーションモジュール/補助ヒータアンテナスプリッタを介して受信します。

ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード 367) 装備車の場合、HERMES コントロール・ユニットはリアル・タイム交通データをサービス・プロバイダからエマージェンシ・コール・システム・アンテナを介して受信します。

テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュールまたは HERMES コントロール・ユニットは、リアル・タイム交通データを直接ケーブル (ユニバーサル・シリアル・バス (USB)) を介してヘッド・ユニットに送信し、そこでこのデータが内蔵ナビゲーション・コンピュータにより使用されます。

テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュールまたは HERMES コントロール・ユニットは、直接ケーブル (USB) を介して周期的にポジション・データをヘッド・ユニットから受信します。ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード B54) 装備車の場合、テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュールはポジション・データをコミュニケーション・モジュール / 補助ヒータ・アンテナを介してサービス・プロバイダに送信します。ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード 367) 装備車の場合、HERMES コントロール・ユニットはポジション・データをエマージェンシ・コール・システム・アンテナを介してサービス・プロバイダに送信します。これにより、テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュールまたは HERMES コントロール・ユニットは交通情報を収集する役割を果たし、ひいてはダイナミック・ルート・ガイダンスのための情報を供給していることになります。

マップ機能

マップ表示は基本的にヘッド・ユニットにより制御されます。以下の表示機能がサポートされています:

• ルート・ガイダンス・マップ

• 位置マップ

• ルート・マップ

• スクロール・マップ

• 目的地入力マップ

ナビゲーションの拡張機能

以下の機能では、コンフォート、オーダーメイドおよびツーリスト・インフォメーションに関してナビゲーション・システムを拡張することができます:

• マルチメディア接続ユニットのセキュアデジタル (SD) カードおよびSDカード挿入口を介したエレクトロニックガイドブックの統合、目的地情報収集およびルートダウンロードの開始

• あいまい検索(例えば目的地、住所または特別目的地の一部のみを入力)も可能な特殊な検索エンジン。 

• 「ルート・フライト」 (予定されたルート上を上空からの視点で視覚的に魅力的に表示)

• 「ドライブ・ショー」 (現在のポジション、ルート、ルート沿いの交通情報、目的地の情報およびそれまでに走行した距離の高低推移を示すピクチャの連続表示)

• 「コンパス」 (現在のポジションの地理座標および現在の標高を含むコンパス画面表示)

• マルチメディア接続ユニットの SD カード・リーダを介したメルセデス・ベンツ「トラベル・ガイド」 (アクセサリ) へのアクセス

ヘッド・ユニットおよび SD カードのデータ交換は、ヘッド・ユニットとマルチメディア接続ユニットの間の USB 接続により行われます。

拡張ナビゲーション・モード機能は、ヘッド・ユニットの内部で変換され、必要に応じて LVDS ケーブルを介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイに表示されます。

ナビゲーション・モード (COMAND) の機能の電気システムの機能説明図

PE82.85-P-2063-97FBA

テレマチック·システム構成部品の一覧表

GF82.85-P-9999RF

参照文書