以下のインフォメーションは、イントロダクションブックおよびWISで公表している作業方法を補足するものです。
新型車両のさまざまな革新技術と注目点について説明します。修理作業とダイアグノシス作業には、これとは別に、それぞれ公表されているインフォメーション (WISおよび XENTRY Diagnostics) を利用してください。その他のインフォメーションはイントロダクションブックで取り上げています。
S00.00-4516-75
車両は市場に導入されてから以下の仕様で入手できます: |
ユニット一覧 | |||||
セールス名称 | 仕様 | モデル | モータ | マニュアルトランスミッション | オートマチックトランスミッション |
V 200 CDI | ロングデラックスステーションワゴン (A2) | 447.813 | 651.950 | 711.680 | 722.908 |
- | |||||
V 200 CDI | マルコポーロ | 447.813 | 651.950 | 711.680 | 722.908 |
- | |||||
機能グループ (FG) 00車両全体
サブ機能グループ (FUG) 00概要
イノベーションおよび新規事項
Vクラス
新型Vクラスの特別イノベーションとして、新型テールゲートとセカンドデッキが挙げられます。Vクラスには、COMAND Online、アンビエントライト、360°カメラなど 、多数のオプションをつけることができます。またオプションですべてのランプ機能(バックライト以外)をLED技術で提供することもできます。インテリジェントライトシステム (ILS) 付左 (E1/1) 右 (E2/1) のLEDヘッドランプユニットは、まさに画期的なランプユニットであり、同時に安全性も向上します。
マルコポーロ
マルコポーロでは、中程度のボディ長のVクラスが左ハンドル車で提供されます。
マルコポーロの車両幅および車両長はVクラスの寸法と同じです。車両の高さだけは、標準仕様では手動、オプションでは電動ポップアップルーフによって、約10 cm高くなっています。
技術的なトレーニングまたは訓練
従業員は、それぞれ該当する従業員グループにより、以下のトレーニングを必ず受けなければなりません:
• メンテナンス人員
eトレーニング(必須トレーニング)
eトレーニングの目的は、車両全体の大まかな概要をつかむことです。ここでは、新規事項と、それによって得られる利点を説明紹介します。新規事項との関連で、例えばドライバアシスタントシステムなど、操作と機能の一部に言及することがあります。このeトレーニングは、サービスアドバイザ向けの1日市場導入トレーニングと、ワークショップスタッフ向けの2日市場導入トレーニングの訪問の前提条件です。
• サービスアドバイザ
市場導入トレーニング、1 日間(必須トレーニング)
続いて、市場導入トレーニングが、サービスアドバイザに実際に車両を見せて行われます。ここでは、重要な機能とその操作を直接、車両で実際に操作しながら説明します。同時に、このトレーニングでは、レトロフィット、アクセサリ、メンテナンス事項に関するインフォメーションも提供します。
• システム技術者
市場導入トレーニング、2 日間(必須トレーニング)
ワークショップ専門員のための市場導入トレーニングは、ダイアグノシス、修理、そしてメンテナンスの分野に重点を置いています。そのため、機能とその操作を説明し、よりよく理解できるように、さまざまな実践例を提供します。
サブ機能グループ01ユーザーインフォメーション
デジタル版取扱説明書 (DiBA)
新型Vクラスでは、初めてDiBAが利用できるようになりました。お客様はこれをオーディオ/COMAND操作ユニット (A40/9) のメニュー →車両 →取扱説明書で呼び出すことができます。しかし一部を省略した印刷版も、従来同様、各車両に添付しています。オーディオ/COMANDの作動開始時にDiBAがプログラミングされます。DiBAソフトウェアは、車両に合わせてEPCで同時注文してください。
サブ機能グループ19車両電気システム、トータルネットワーク
機能ダイアグノシス
機能ダイアグノシスが初めて利用できるようになりました。これは以下のシステムをカバーしています:
• エネルギマネジメント
• ECOスタートストップ機能
• CANバス
イーサネット - インターネットプロトコルを介したダイアグノスティクス (DoIP)
新型Vクラスでは、テレマティクスに大量のデータをインストールするために、初めてイーサネット車両インタフェースを装備しています。通信速度が速いため、DiBAやMOST構成部品(オーディオ/COMAND、サウンドシステム、およびDABチューナ)の機能ソフトウェアのコントロールユニットプログラミングが高速でできるようになりました。このほか、機能ソフトウェアのコントロールユニットプログラミングにはRegio DVDが必要です。これはXENTRY Diagnosisのアップデート(DVDまたはXENTRY Kit BD)と同時に配布しています。その際、マルチプレクサがサポートしているのはシステムナンバ40000 DoIP以降であることにご注意ください。機器の裏面に「SDConnect DolP」というラベルが付いています。XENTRY Connectの場合は、これを考慮する必要はありません。
ワークショップインフォメーションシステム (WIS) の電気配線図および画像
電気配線図は、市場導入時点ですべて完全に提供されます。機能説明図とこれに含まれるジャンプ機能、特に取付位置については、WISに公表されます。
サブ機能グループ20メンテナンス、メンテナンスシステム (FSS、ASSYST)
ダイアグノシスニュース
これによって、ワークショップにはモデル447のダイアグノシスに最新の変更事項が情報提供されます。
納車前点検およびメンテナンス
中型バンのためのメルセデス・ベンツの商用車メンテナンス戦略は、Vクラスにも適用されます。
• 開始走行距離が「40,000 km / 2 年」の「ASSYST」
(欧州仕様 (ECE) の場合。国別仕様によっては、走行距離によるインターバルが異なります)
• メンテナンスAおよびBを交互に。
• 作動オイルは、従来のメルセデス・ベンツ乗用車および商用車モデルの燃料油脂承認リストに基づきます。
• 現在有効なドキュメンテーションは、従来通りWISから入手できます。
Vクラスでは、お客様への引き渡し前に、納車前点検を行います。内容と作業の進め方については、ワークインストラクション (AP00.20-D-1100A) に記載しています。
サブ機能グループ40作動オイル
オートマチックトランスミッションオイル
必ず仕様236.15のオートマチックトランスミッションオイルを使用します。オイルの色が赤から青に変更されました。
青いオイルは旧仕様のトランスミッションでは使用できません。
詳細なインフォメーションはAP27.00-S-2702Eに収録しています。
機能グループ07フューエルインジェクション
サブ機能グループ16コモンレールディーゼルインジェクションシステム
インジェクタ
エンジンに使用可能なソレノイドバルブ制御のインジェクタだけが取り付けられています。
インジェクタをスペシャルツール(651 589 01 33 00取外用クロー)によって取り外します。
機能グループ27オートマチックトランスミッション
サブ機能グループ00概要
オートマチックトランスミッション、オイル交換およびオイルフィルタ交換
新型オートマチックトランスミッションへのオイル供給を最適化するため、オイルパンとオーバフローパイプを新たに設計しました。
そのため、オイル交換時にはオイルパンを取り外し、オーバフローパイプをスペシャルツール(722 589 03 15 00マンドレル)を用いて交換しなければなりません。このステップは、トランスミッションオイルをすべて確実に排出するために必要です。このために作られたワークインストラクション (AP27.00-S-2702E) を遵守してください。
サブ機能グループ60シフト、コントロール
アジリティセレクトスイッチ(コードFA8)装備車両の場合、オートマチックトランスミッションのシフト操作のアダプションは走行モード「E」および「C」でのみ行われることに注意してください。走行モード「M」または「S」でアダプションを行うと、アダプション値が保存されないか、または間違ったアダプション値が保存されます。
機能グループ40ホイール、ホイールアライメントチェック
サブ機能グループ00概要
ホイール交換、リフトアップ、リフトダウン
新型Vクラスでは、エレクトリックパーキングブレーキ (EFB) が利用できます。その際、市場で唯一、以下の特徴が組み合わされます:
• EFB、
• リアホイールドライブ、
• オートマチックトランスミッションまたはマニュアルトランスミッション、
• リアアクスルのセミトレーリングアーム設計。
車両をリフトアップした後、後輪を取り外したり、駆動装置(プロペラシャフトなど)で作業を行ったりする場合は、駆動装置にテンションがかからないように車両をリフトアップ(必要に応じてリフトダウン)してください。したがって、EFBを装備するすべての車両について、ワークショップで作業する場合に以下の注意事項を遵守してください:
• マニュアルトランスミッション装備車両の場合、リフトアップの際はニュートラルポジションにシフトしてください。
• オートマチックトランスミッション装備車両の場合、リフトアップの際は「N」レンジにシフトしてください。エンジンを停止し、続いて運転席ドアを開けると、その時にシフトされていたギアレンジとは無関係に自動的に「P」レンジにシフトされます。そのため、運転席ドアが開き、ブレーキペダルが操作され、同時にキーが差し込まれている時は、手動で「N」レンジにシフトしてください。しかし、続けてキーを引き抜いてはいけません。キーを引き抜くと、基本的に自動的に「P」レンジにシフトされるからです。
• 車両をリフトダウンし、引き続き「N」レンジまたはニュートラルポジションにシフトされている場合、まだ基準値で締め付けられていないホイールボルトは、追加の措置なしで締め付けることができます。
機能グループ42ブレーキのハイドロリックシステムおよびメカニズム
サブ機能グループ20パーキングブレーキ
EFB
ここでは必ず以下のインフォメーションに注意してください:
• 取付位置およびキャリブレーション
以下に記載する作業では、EFBを車両ダイアグノシスシステムを用いて取付位置に取り付けてください。作業終了後、取付位置を車両ダイアグノシスシステムで再び解除し、キャリブレーションを行ってください。イグニッションキーは、リペア作業中に引き抜いてはいけません。キーを引き抜くと、EFBが基本的に自動で作用してしまうからです。同様に、EFBのスイッチも操作しないでください。これを守らないと、取付位置の解除ができません。
• エレクトリックパーキングブレーキ (EFB) コントロールユニット (A13) の交換、
• リアアクスルのブレーキディスクの交換、
• パーキングブレーキのブレーキシューの交換、
• パーキングブレーキケーブルの調整または交換、
• リアアクスルセミトレーリングアームの脱着。
• リアアクスルのブレーキディスクまたはパーキングブレーキのブレーキシューを交換した後のブレーキライニングの慣らし
このためには、エレクトリックパーキングブレーキ (EFB) コントロールユニット (A13) をキャリブレーションしておかなければなりません。その後、引き続いてブレーキライニングの慣らしを、走行モードまたはダイナモメータモードで行うことができます。注意事項、テスト手順および車両ダイアグノシスシステムのメニュー項目を処理して、正規化を行ってください。
• 安全上についての注意事項
EFBにおけるいかなる作業においても、注意事項、警告、行動規定および危険防止対策を遵守してください。
これを守らないと、負傷および損傷が発生するおそれがあります。
パーキングブレーキケーブルをセパレーションポイントから外したり、アクチュエータを外したりしてはいけません。
これを守らないと、損傷が生ずるおそれがあります。
機能グループ49エグゾーストシステム
エグゾーストシステムには、エンジン近くに酸化触媒が、そのすぐ後にパティキュレートフィルタ (DPF) があります。有害物質グループに応じて、1個のメインマフラとリアマフラ、あるいは2個のSCR触媒コンバータと1個のリアマフラが取り付けられています。
機能グループ54電気システム、装備およびインストルメント
サブ機能グループ00概要
点検および修理作業では、車両電源回路に十分な電源が供給されていることを確認してください (AR54.10-S-1127E)。
S54.10-4625-78
F1 | プレヒューズボックス | G1/13 | バッテリ(緊急用P)(トランスミッション722.9搭載、ECOスタートストップ機能(コードMJ8)非装備) | |
G1 | 電装品用バッテリ | B95 | バッテリセンサ | |
G1/12 | バックアップバッテリ(ECOスタートストップ機能(コードMJ8)装備) |
サブ機能グループ10バッテリ、電源供給、トランス
電源供給
Vクラスの場合の電源供給
バッテリセンサ (B95) 付電装品用バッテリ (G1)、バックアップバッテリ (G1/12) またはバッテリ(緊急用P)(G1/13) は、助手席側シートベース内に取り付けられています。そのすぐ前にプレヒューズボックス (F1) があります。
バックアップバッテリ (G1/12) はスタート段階(数ミリ秒)にDC/DCコンバータの機能を果たし、エンジン再スタート時に車両電源電圧を一定にする(保護する)役割を果たします。バックアップバッテリ (G1/12) はシグナル検知制御モジュール (SAM) コントロールユニット (N10/1) によってモニタされ、リレーを介して充電されます。
トランスミッション722.9搭載、ECOスタートストップ機能(コードMJ8)非装備車両の場合、バックアップバッテリ (G1/12) のかわりにバッテリ(緊急用P)(G1/13) を装備しています。「シフトバイワイヤ」により、電装品用バッテリ (G1) が機能停止した場合でも、「P」レンジへのシフトを保証するためです。
Vクラスでは、改良型オルタネータマネジメントが標準仕様で投入されています。これは燃費とCO2排出の削減に貢献します。充電状態が十分高い場合、オルタネータの充電機能はオフになり、車両電源回路はバッテリから供給されます。バッテリの充電は、惰走モード時またはバッテリの充電状態に応じて行われ、常にモニタされています。
ヒューズ割り当て図は、印刷版の車両取扱説明書にあります。
マルコポーロの場合の電源供給
マルコ ポーロの標準仕様サブバッテリ12 V 80 Ahは、運転席シートの下に位置決めされ、後席の電装品に供給します。
230 Vの電源接続が確保されるとすぐに、サブバッテリへの電源供給が外部接続によって行われます。
サブバッテリの充電器は、クーラボックス下側のメンテナンスカバーの裏にあります。230 Vの電源接続が確保されるとすぐに、充電器は完全自動で作動します。さらにサブバッテリはエンジンのオルタネータによって充電されます。充電状態ならびに充電容量は、メインエレクトロニックインジケータユニット (N10/17) によって表示されます。さらに充電器は電装品用バッテリ (G1) をサポートします。この場合に行われるのは、補助的な充電です。電装品用バッテリ (G1) はフル充電されません。
サブ機能グループ15ヒューズリレーモジュール
以下の3つのヒューズリレーモジュールは車両に取り付けられています:
K40/10 | エンジンルームヒューズリレーモジュール |
S54.15-4571-81
K40/11 | バルクヘッドヒューズリレーモジュール |
S54.15-4572-81
K40/12 | ヒューズリレーモジュール、助手席レッグルーム |
S54.15-4573-81
サブ機能グループ21コントロールユニット/モジュール
タッチパッド
タッチパッドコントロールユニット (A40/5) は、メイン操作ユニット (ZBE) コントロールユニット (A40) に内蔵されています。タッチ面の背後に、3つのタッチセンサスイッチが取り付けられ、重要な機能をすぐに直接操作することができます(戻り機能、登録メニューへのジャンプ、オーディオクイックメニュー)。夜間でも分かりやすいように、操作面上のアイコンは照明されています。タッチパッドコントロールユニット (A40/5) により、オーディオ/COMAND操作ユニット (A40/9) のすべての機能を制御することができます。文字、数字、記号の入力は、手書き入力も可能です。その場合、特別な接触認識機能によって誤入力を防いでいます。このために、センサシグナルを評価して、手が端にタッチパッドに接触しただけなのか、それとも実際に入力を行っているのかを認識します。これにかえて、従来のスイッチを用いた入力も引き続き可能です。ユーザーは入力方法をいつでも自由に選択できます。
A40/5 | タッチパッドコントロールユニット |
S54.21-4624-82
マルコ ポーロのメインコントロールユニット
マルコポーロは標準仕様では1つの標準ラジオスロット付センタコンソール(コードFF2)装備で、新しいメインコントロールユニットが取り付けられています。左側の2つの補助矢印スイッチと右側の1つの回転押しボタンによって制御します。表示は大型ディスプレイで行われます。
メインエレクトロニックインジケータユニット (N10/17) により、キャンピングカー設備の以下のインフォメーションを呼び出して設定することができます:
• 時刻およびアラーム
• 外気温度
• サブバッテリの充電状態/電圧
• 飲料水および下水タンクの水量表示
• 温風補助ヒータの操作およびプログラミング
• クーラボックスの操作、温度表示
• 電動ポップアップルーフの操作(オプション)
N10/17 | メインエレクトロニック表示単位 |
S54.21-4690-71
マルチファンクションカメラコントロールユニット (MFK) (B84/8)
新型Vクラスに取り付けられているマルチファンクションカメラ (MFK) コントロールユニット (B84/8) は、さまざまな機能範囲をもつ2つのバリエーションで入手できます。
• エントリバージョン:ドライビングライトアシスト。
• ハイバージョン:ドライビングライトアシスト、レーンキーピングアシスト、交通標識検知。
マルチファンクションカメラ (MFK) コントロールユニット (B84/8) を交換する場合は、別のツールが必要です(WS82.00-P-0028Bを参照)。これに含まれているテンプレートを、ヘッドライト調整用ツールに固定します。続いて、調整および認識作業を車両ダイアグノシスシステムで実行してください。
ディストロニック (DTR) コントロールユニット (A89)
ディストロニック (DTR) コントロールユニット (A89) の取り付けと調整にはスペシャルツールが必要です。これについては注意事項および車両ダイアグノシスシステムのメニュー項目を遵守してください。
シグナル検知制御モジュール (SAM) コントロールユニット (N10/1)
シグナル検知制御モジュール (SAM) コントロールユニット (N10/1) は、Vクラスではさまざまな機能範囲をもつ2種類のバリエーションが提供されています。新型ヴィトーの市場導入にともなってさらに別のバリエーションが加わります。
アンビエントライト装備車両の場合、お客様はアンビエントライトの明るさと色(青と黄)をメイン操作ユニット (ZBE) コントロールユニット (A40) で選択することができます。
また、アンビエントライトはオーバヘッドコントロールパネル (DBE) コントロールユニット (N70) によりオフにすることもできます。お客様はさらに、これとは別に、メイン操作ユニット (ZBE) コントロールユニット (A40) により、アンビエントライトに関するすべての設定を行うことができます。この場合はヴィジュアルな操作ができないので、お客様の中には煩わしく感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、その場合はオーバヘッドコントロールパネル (DBE) コントロールユニット (N70) のスイッチを押せば大丈夫です。
シグナル検知制御モジュール (SAM) コントロールユニット (N10/1) が制御するのは、例えばエネルギマネジメント、左ヘッドランプユニット (E1) または右ヘッドランプユニット (E2) (ハロゲンランプ)、それにリレーです。
サブ機能グループ30インストルメントクラスタ/各種メータ/警告システム
インストルメントクラスタコントロールユニット (KI) (A1/1)
標準仕様のカラーディスプレイ装備インストルメントクラスタ (KI) コントロールユニット (A1/1) は、2つのアナログ円形インストルメントと1つのマルチファンクションディスプレイを備え、オンボードコンピュータのインフォメーションを表示します。左の円形メータには、現在のスピードと燃料残量、右の円形メータには回転数と冷却水温度が表示されます。スイッチを押すと、車両装備に応じて以下のメニューを呼び出すことができます:
• トリップコンピュータ
• ナビゲーション
• ラジオ/メディア
• 自動車電話
• アシスタント
• メンテナンスおよび車両調整
サブ機能グループ65パーキングアシストシステム
リアビューカメラ
リアビューカメラには、リアビューカメラ (RFK) コントロールユニット (B84/5) が内蔵されています。リアビューカメラは、駐車および超低速走行を視覚的にサポートします。後進時の後部周囲の撮影、動的/静的ガイドラインの作成、ピクチャシグナルのラジオディスプレイへの送信がその役割です。リアビューカメラによって撮影されたピクチャシグナルは、適切に処理され、ひずみが修正されます。車両寸法、走行速度およびステアリングアングルに基づいて、現在の走行方向が算出されます。
カメラカバーは、ラジオ(オーディオ/COMAND)(N87/6) の操作メニューにより、カメラレンズをクリーニングするために開けることができます。その際、画像は表示されません。ラジオ(オーディオ/COMAND)(N87/6) は、要求「サービスモード」をリアビューカメラに送信します。その他のシグナルフローはカメラカバーの自動オープンに応じて行われます。キャリブレーションプロセス中、カメラカバーは、リアビューカメラの解除後もキャリブレーションの間は開いたままになります。
リアビューカメラを交換した場合でも、キャリブレーションは必要ありません。キャリブレーションは走行中に自動的に行われるからです。
360°カメラ
システムの構成部品を交換した後は、キャリブレーションが必要です。
B84 | 360°カメラ、フロント |
B84/1 | 360°カメラ、左ドアミラー |
B84/2 | 360°カメラ、右ドアミラー |
B84/4 | 360°カメラ、リア |
S54.30-4541-06
機能グループ58ツール
新Vクラスのワークショップ装備に関する詳しいインフォメーション(スペシャルツールおよび工場設備)は以下の公開資料を参照してください。
• 市場インフォメーション(特殊なワークショップ装備用)
• イントロダクションブック
• ローンチレター
エレクトロニックパーツカタログ (EPC) のスペシャルツール
スペシャルツールデータベースGOTISは、2014年3月 以降は使用できません!
エレクトロニックパーツカタログ (EPC) のモード「スペシャルツール」でスペシャルツールを検索し、スペシャルツールラベルを印刷してください。
スペシャルツールの注文は、EPCで購入リストにまとめて、周知の部品注文プロセスによって行うことができます。
機能グループ60構造の概要
修理コストを下げるため、フロントダメージの場合のフレームサイドメンバの部分修理と、インテグラルサポートのクラッシュボックスが市場導入後に提供されます。フロントフレームサイドメンバのリペアシューと後部および下部のリアエプロンを寸法通りにはめこむため、溶接ジグと固定用ツール(447 589 00 23 00固定用ツール、447 589 01 23 00固定用ツール、447 589 02 23 00溶接ツール)が利用できます。上記スペシャルツールを使用すれば、車両を修正ベンチに固定する必要はありません。
左フロントフレームサイドメンバ(溶接および固定用ツール) |
S60.00-4584-71
機能グループ68車内装備
サブ機能グループ50カーテン、ローラブラインド、ラゲッジネット、カーゴアンカ
マルコ ポーロの遮光コンセプト
遮蔽コンセプトは全体が見直され、ルーフおよびサイドトリムと一体化した後席コンフォートローラブラインドが投入されました。これはサイドウインドウおよびリアウインドウのウインドウを上から下までカバーできます。ローラブラインドは、下部エンドポジションでは2個の固定用フックによってロックします。自動巻上げ機構により、ローラブラインドは再び簡単に開けることができます。後席の遮蔽のためには、サイドウインドウのサイドエッジを部分的に黒くコーティングしました。
機能グループ72ドア
サブ機能グループ10フロントドア
ドアモジュール
新型Vクラスでは、「ドアモジュール」がフロントドアに取り付けられています。「ドアモジュール」は、フロントドアに取り付けられているすべての構成部品のキャリアとなります。修理に必要なその他のインフォメーションはすべて、ワークインストラクション (AR72.10-S-0900E) に記載しています。
サブ機能グループ16スライドドア
メンテナンスモード
電動操作のスライドドア (2) で作業する場合、WISドキュメンテーションとは異なり、メンテナンスモードをオンにすることができます。これにより電動スライドドア (2) を任意のポジションに動かすことができます。これにより修理作業がしやすくなります。オンにするには、メンテナンスモードを車両ダイアグノシスシステムで設定し、続いてドアロック操作部 (1)(矢印)を手動で操作してください。
オートマチックリバース機能
スライドドア (2) のオートマチックリバース機能が約40 秒操作されると、スライドドア (2) の電気駆動装置が停止します。この場合は、スライドドア (2) を手動で開け、最低40 秒間、開けたままにします。スライドドア (2) を手動で閉じて、スライドドア (2) の電気駆動装置をオンにします。
スライドドアアクティブアレスタ
アクティブアレスタは、スライドドア (2) を開いたエンドポジションでロックします。これにより開いたスライドドア (2) は上昇した状態でもエンドポジションで停止します。閉じるには、スライドドア (2) をドアハンドルによりロック解除してください。アクティブアレスタは標準仕様で後部座席装備車両に取り付けられています。
正規化
これにより、スライドドア (2) のエンドポジションを確定します。
1 | ドアロック操作部 |
2 | スライドドア |
S72.16-4642-72
オープニングシグナルの使用許可確認のステータスの設定
これにより、左または右スライドドアをキーのスイッチ (7) で開けるかどうかを、車両ダイアグノシスシステムで確定することができます。
7 | スイッチ |
S80.30-4503-71
サブ機能グループ20テールゲート、リアドア
テールゲート (4) の手動ロック解除
テールゲート (4) は手動でロック解除することができます。そのためにカバー (3) を取り外し、続いてレバー (5) を操作します。
テールゲート
独立オープンリアウインドウ(コードW64)装備車両の場合、リアウインドウはテールゲートとは無関係に独立して開けることができます。
「開」プロセスは、イグニッションキーのスイッチか、テールゲートのリリースハンドルによって行います。ガレージの門などとの接触を避けるため、テールゲートは任意のポジションで停止することができます。
独立オープンリアウインドウ (W64) は、フレームとそれに取り付けるウインドウ、そして内部を通るケーブルハーネスと一緒にのみ注文することができます。これらの構成部品は外すことができません。
3 | カバー |
4 | テールゲート |
5 | レバー |
S72.20-4672-71
機能グループ77スライディングルーフ、ソフトトップ、トップ
サブ機能グループ70手動ポップアップルーフ
マルコ ポーロのルーフベッド(コードZK8)装備ポップアップルーフ(コードZK9)
マルコポーロでは、標準仕様でグラスファイバ強化プラスチック製でボディカラーと同色のポップアップルーフが装備されています。ポップアップルーフは2種類の仕様で提供されています。標準仕様では、マルコポーロには手動ポップアップルーフが装備されています。これはオプションで電動操作できるようになります。ルーフを起こすのはフロント側で行います。側面がそれぞれガスプレッシャスプリングで支えられ、エンドポジション(起こした状態)でロックされます。リアでは、ポップアップルーフはX字状アームでガイドされます。シザーリフト式に最適設計され、ポップアップルーフの後部のリフト高さは約100 mm高くなりました。これにより、ポップアップルーフを起こした状態で、ルーフベッドの後部のスペースが広がりました。
ポップアップルーフとボディの間の保護材は、新しく開発された通気性撥水性のある不透明なプラスチック素材で作られており、これにポップアップルーフを閉じる際に保護材をガイドするバーが挿入されています。保護材はボディとルーフシェルにしっかりと固定されています。
開閉時にはウインドウ(例えば 運転席ウインドウ)を開いた方がよいことにご注意ください。これを守らないとポップアップルーフの保護材がシザーリフトに挟まり、損傷するおそれがあるからです。
マルコポーロでは、右と左にルーフストリップと一体化した成形アルミニウムがあります。これはレインフローの機能を果たすほか、フロントの日除け(アクセサリ)を支持します。
ポップアップルーフには、ルーフラックを支持するための取付レールが内蔵されています。ルーフラックはWestfaliaのアクセサリ販売を通して入手できます。
閉じた状態では、ポップアップルーフは最大50 kgの負荷に耐えられます。車両全高は、ポップアップルーフが閉じた状態で1,980 mm、ポップアップルーフが開いた状態で2,839 mmです。ポップアップルーフを起こした場合、起こした高さは最大2,350 mmであり、ラゲッジルーム方向では1,330 mmまで下がります。
ポップアップルーフと一体化したルーフベッドは、手動で上げたり下げたりできます。ルーフベッドは、面荷重160 kgで設計されており、横になれるスペースは約2,000 mm x 1,100 mmです。ルーフベッドのマットレスは高級コールドフォーム製で、「Lattoflex」フレームの上に設置しています。このフレームは点弾力性のある特殊なスプリングエレメントで製造されており、寝心地がよい上に、通気性にもすぐれています。ルーフベッドからの転落防止のために、頭側にセーフティネットが標準仕様で装備されており、これをルーフベッドとルーフライニングの間に張り渡すことができます。またポップアップルーフの右と左にそれぞれLED読書灯が取り付けられています。
サブ機能グループ75電動ポップアップルーフ
マルコ ポーロのエレクトロハイドロリックポップアップルーフ「イージーアップ」(コードZK0)
エレクトロハイドロリックポップアップルーフ「イージーアップ」(コードZK0)の場合、開閉はリニアモータで行います。これにより、ポップアップルーフを約40 秒で開き、約35 秒で閉じることができます。ポップアップルーフを電動で閉じる場合、ルーフが1/3下がったときに中間ストップが行われます。中間ストップの後、あらためてプッシュスイッチを操作して「閉」プロセスを確定しなければなりません。
電動ポップアップルーフでは、「閉」プロセス時にルーフでは最大で50 kgの荷重に耐えられます。
電動ポップアップルーフが正しくロックされていないのにモータがスタートすると、警告音が鳴ります。
機能グループ80セントラルロッキングシステム、コンフォート操作、スタータロックアウトシステム
サブ機能グループ57スタータロックアウトシステム (FBS)
新型Vクラスでは、これまでのFBS3.に代えて、新型FBS4が投入されています。
FBS4コントロールユニット
• エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニット、3接続CAN、シフトバイワイヤなし (N73/2)
• エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニット、3接続CAN、シフトバイワイヤ付き (N73/3)
• CDIコントロールユニット (N3/33)
• ELVコントロールユニット (N26/5)(トランスミッション711.680搭載)
• ダイレクトセレクト (A80) 用インテリジェントサーボモジュール (ISM) コントロールユニット(トランスミッション722.9搭載)
• オートマチックトランスミッション
すべてのFBS4コントロールユニットとキーの作動開始は、車両ダイアグノシスシステムで行います。
作動開始を行うには、追加の訓練と権限が必要です。この訓練は、各国組織のトレーニングを通じて提供されます。XENTRY Flashの権限により、コントロールユニットの作動開始、キーラインのロック、事前プログラミングした補助キーの注文ができます。
スペシャルツールの調達は不要です。
機能グループ82電気システムの構造
サブ機能グループ10車外ライト
ILS
右LEDヘッドランプユニット (E2/1) または左LEDヘッドランプユニット (E1/1) を交換した後は、必ずコードデータの適合を行ってください。そのために、左ヘッドライトコントロールユニット (E1/1n9) または右ヘッドライトコントロールユニット (E2/1n9) および左フロントLED車外ライト制御モジュール (E1/1n7) または右フロントLED車外ライト制御モジュール (E2/1n7) を、スペシャルツール(000 589 08 63 00 2Dハンドスキャナ)およびデータマトリックスコード(6) のスキャンにより適合してください。
左ヘッドライトコントロールユニット (E1/1n9) または右ヘッドライトコントロールユニット (E2/1n9) または左フロントLED車外ライト制御モジュール (E1/1n7) または右フロントLED車外ライト制御モジュール (E2/1n7) を交換した場合は、運転時間測定カウンタをリセットしてください。
ヘッドライト光軸調整
車両ダイアグノシスシステムの以下のメニュー項目:
コントロールユニットの選択 →構成 → SG-LEDSW-L左ヘッドランプ (E1n9)(コード:LG2)またはSG-LEDSW-R右ヘッドランプ (E1n9)(コード:LG2) →適合 →認識作業 →キャリブレーションプロセス →ダイアグノシスによりヘッドライトの設定
ヘッドライト光軸調整を実行します。こうしてヘッドライト調整用ツールにより最適なヘッドライト光軸調整が保証されます。
6 | データマトリックスコード |
E2/1 | 右LEDヘッドランプユニット |
S82.10-4612-11
サブ機能グループ20ルームライト
マルコ ポーロの照明コンセプト
マルコ ポーロの照明コンセプトは、電力消費ならびに利便性の点で最適化されました。例えば従来技術による光源をLED技術に変更して、定常操作時のサブバッテリの負担を軽減しています。
暗い場合でも快適性と利便性を高めるために、複数の箇所に読書灯を設置しました。例えばルーフ収納ボックスの左右スイッチ付読書灯により、リアのベッドスペース利用時に最適な照明が可能になりました。さらに、ルーフ収納ボックスの前に別々に制御できる2つの読書スポットランプ付ライトが取り付けられています。このライトは、走行中に2つのシートを照らすことができます。
リビングスペースと調理ユニットを適切に照らすために、それぞれおよそ16 cm幅のライトが、キッチンブロックとスライドドアの中央に取り付けられています。制御は調光機能の付いた内蔵スイッチによって行います。
ポップアップルーフには、新デザインの首長のランプがあります。LED読書灯は、内蔵スイッチで別々にオン/オフし、調光することができます。
リビングスペースには、フロントレッグルーム用照明(コードLC7)と後席用BピラーのLEDライト2個が取り付けられています。さらに、フロントソケット部分のキッチンモジュールでは、マルコポーロキャビネットモジュールアンビエントライト(コードLC0)の場合、オプションで間接アンビエントライトを付けることができます。琥珀色のアンビエントライトは、機能ピラーのスイッチでオン/オフできます。
サブ機能グループ85ナビゲーションおよびコミュニケーションシステム
地図データ (COMAND) のアップデート
通常、車両ダイアグノシスシステムXENTRY KitのポータブルBlu-ray™プレーヤーを使用します。これはUSBを介して直接COMANDシステムと接続され、30 ~ 45 分のアップデート時間が可能となります。Blu-ray™プレイヤーが利用できない場合、USBメモリを使用することもできます。アップデート前に、VeDocで車両固有の暗証番号を作成しておかなければなりません。そのためには特別の権限が必要です。
機能グループ83クライメートコントロール
サブ機能グループ00概要
マルコ ポーロクライメートコントロール
ポップアップルーフにより、後席のクライメートコントロールはもっぱらメイン操作ユニット (ZBE) コントロールユニット (A40) またはフロントヒータ/エアコン操作ユニットスイッチ (S98/1) によって操作します。
サブ機能グループ70補助ヒータ、補助ヒータ、補助ヒータ
マルコ ポーロのタイマおよび温度制御付温風補助ヒータ(コードHZ1)
マルコ ポーロは温風補助ヒータを装備しています。これはエンジンとは独立して燃料で駆動される補助ヒータであり、温度コントロール付きで出力は3 kWです。エアは運転席シートフレームの内側で吸引され、リアシートベースの排出口から車内に供給されます。
操作は、マルコ ポーロのメインエレクトロニックインジケータユニット (N10/17) によって行い、補助ヒータのプログラミングが可能です。操作ユニットでは、補助ヒータのオン/オフ、ならびに作動時間と操作時間/操作方法の選択ができます。補助ヒータの最大オペレーティングタイムは、AUTOモードで65 分です。この場合、タイマ制御は測定された車内温度と選択されたヒータレベルに基づいて、ヒータの開始を自動的に計算します。手動モードでは、10 ~ 120 分の作動時間か、連続作動を選択できます。温風補助ヒータの車内温度センサは、右Bピラーに取り付けられています。
車両のスタートと運転を保証するため、フューエルボリュームが少ない場合( 15 l未満)、温風補助ヒータは利用できません。
機能グループ86エマージェンシツール、障害者用設備、衛生設備、キッチン
サブ機能グループ00概要
マルコ ポーロの外部接続
給水と230 V電源の外部接続はひとつの開口部にまとめられ、車両左側、リアホイールハウスの上部に位置しています。下水の排出とガスシステム用強制換気の排気口は、車両の下側にあります。
9 | 飲料水口 |
X58/23 | ソケット(電源、230 V) |
S86.00-0001-05
サブ機能グループ60キッチン
キッチンスペース
キッチンスペースの下部にはスライドドア付きの大型収納庫と大型トレイがあります。さらに調理器具用の幅広のトレイと食器用トレイがあります。すべてのトレイは、一体型テーブルの使用中にも利用できます。
機能ユニットの端部には、クロムメッキの流し台、2台のガスレンジ、1個の大型クーラボックスがあります。調理場のベースプレートは黒いガラス製で、右側に流し台が付いています。流し台の蛇口からは、飲料水タンクの水が出ます。
クーラボックスは、コンプレッサクーラボックスで、容量は40 リッタです。クーラボックスはもっぱらサブバッテリによって駆動され、外気温度に応じて-20 °Cまでの冷却機能があります。操作は運転席下側のメインエレクトロニックインジケータユニット (N10/17) によって行います。
S86.60-4608-76
オーナメントの下側には折りたたみテーブル用のガイドレールが取り付けられています。テーブルはベンチとキッチンスペースの間にコンパクトに位置しています。使用するには、テーブルを簡易キッチンのレールの上で前方へ押します。内蔵テーブルレッグを用いて、車内で使用することができます。
クーラボックスの下側には、機能ユニットと簡易キッチンの電装品のためのヒューズ、電動コンフォートベンチのためのコネクタが配置されています。そこにはさらに飲料水タンクと下水タンクも取り付けられています。飲料水タンクは容量が38 リッタ、下水タンクは容量が40 リッタです。飲料水は流し台の蛇口から取り、洗浄や調理に使うことができます。汚水は流し台から下水タンクに導かれます。下水を狙いどおりに流すため、簡易キッチンにはシャットオフコックが取り付けられています。
充填レベルは、メインエレクトロニックインジケータユニット (N10/17) のディスプレイに3段階で表示されます。
下水タンク用のドレンバルブはコンロ用のガスシャットオフバルブの隣にあり、簡易キッチンのフロント下部のスライドドアの付いた大型の小物入れから手が届きます。下水タンクの清掃を容易にするため、簡易キッチンの前方のトリムを取り除くことができます。
飲料水タンクからの水の排出は、簡易キッチンのテールゲート部分にあるバルブで制御できます。
飲料水タンクを洗浄するには、2分割ワードローブのカバーを外します。
簡易キッチンの前方には機能ピラーがあり、230 Vソケットのスペースとなっています。外部接続を使用する場合、230 Vソケットを市販電気機器の作動に使用します。USBインタフェースにより、携帯端末装置を快適に充電できます。さらに、オプションのアンビエントライト用のスイッチと、ソケット用異常電流保護スイッチが機能ピラーに配置されています。
簡易キッチンの後部にはさらに、アクセサリとして入手できる屋外シャワーのためのスイッチとコネクタがあります。
リアキャビネットモジュールは、上部に、実用的なスライドドア付きの2分割ワードローブを備えています。さらにクーラボックス上部のコーナーには、ワードローブにアクセスできるドアがあり、これには内蔵バニティミラーとトレイが付いています。ミラーに内蔵されている照明は、右側のワードローブを照らすことができます。
S86.60-4609-81
ワードローブ後部のはめ込みフロアの下側には、ガスボンベ (8) 用容器と、ガスボンベ (8) の接続に必要なコネクタがあります。ガスボンベ (8) はキャンピングガス「R907タイプ」で、最大充填量は2.75 kgです。
8 | ガスボンベ |
S86.60-4610-81
機能グループ88取付部品、アウタフラップ
サブ機能グループ85オーナメント
オーナメント
アバンギャルド(コードVQ1)車両の場合、オーナメントが使用されています。オーナメントはサイドパネルとウインドウのホルダに固定されています。これらのホルダは、サイドパネルとディスクに貼り付けてあります。
そのため、修理の際は既存のワークインストラクション(AR88.85-S-9845EおよびAR88.85-S-9845-01E)およびスペシャルツール(447 589 00 31 00テンプレート)を遵守してください。
これを守らないと、オーナメント、ホルダまたはペイントに損傷が生ずるおそれがあります。
FG91シート、リクライニングシート、乗員保護装置
サブ機能グループ00概要
キャンピングテーブルおよび2チェア(コードYF0)
マルコ ポーロは、キャンピングテーブルおよび2チェア(コードYF0)装備で戸外用の補助椅子/補助テーブルを収納するためのラゲッジルームを提供しています。
椅子はベッドエクステンション下部の布鞄の中に収納できます。布鞄が必要ない場合は、これをケーブルで吊り上げて、ベッドエクステンション下部のラゲッジルームを広くすることができます。
キャンピングテーブルは、車内のベッドエクステンションの下部に押し込んで運搬します。テーブルは4本脚で50 kgの荷重に耐えられます。テーブル寸法は530 x 810 mmです。
機能グループ99文献
イントロダクションブック
イントロダクションブックは、プリント版またはPDF版として配布されます。
部品注文の注意事項 |
部品番号 | 名称 | 個数 |
HLI 000 000 15 24 | イントロダクションブック、ドイツ語版 | n. B. |
HLI 000 000 15 25 | イントロダクションブック、英語版 | n. B. |
HLI 000 000 15 26 | イントロダクションブック、フランス語版 | n. B. |
HLI 000 000 15 27 | イントロダクションブック、スペイン語版 | n. B. |
HLI 000 000 15 28 | イントロダクションブック、イタリア語版 | n. B. |
HLI 000 000 15 29 | イントロダクションブック、ポルトガル語版 | n. B. |
HLI 000 000 15 30 | イントロダクションブック、ロシア語版 | n. B. |
HLI 000 000 15 31 | イントロダクションブック、日本語版 | n. B. |
HLI 000 000 18 66 | イントロダクションブック、ポーランド語版 | n. B. |
HLI 000 000 18 67 | イントロダクションブック、ギリシャ語版 | n. B. |
HLI 000 000 18 68 | イントロダクションブック、トルコ語版 | n. B. |
HLI 000 000 18 69 | イントロダクションブック、デンマーク語版 | n. B. |
HLI 000 000 18 70 | イントロダクションブック、スウェーデン語版 | n. B. |
HLI 000 000 18 71 | イントロダクションブック、チェコ語版 | n. B. |
参照文書
- ws8200p0028b 000 588 00 23 00 調整ゲージ