gf8340p2012gn

クライメート·コントロール制御機能

種別 gf · トピック 83.40 · バージョン 0102 · 2016-01-18

適用: モデル 166 モデル・イヤー 2016 以降 モデル 292'

位置付け

機能グループ 3 ボディ › 83 クライメート・コントロール › 83.40 オートマチック・クライメート・コントロール — シリーズ 166 · シリーズ 292

GF83.40-P-2012GN

クライメート·コントロール制御機能

23.12.2015

モデル

166

モデル・イヤー 2016 以降

モデル

292

クライメート·コントロール制御機能

P83.40-5332-79

モデル 166 (モデル 166.063 以外)、292

A1

インストルメント・クラスタ

M2/13

右センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

A2

ラジオ (ラジオ 20 NTG5 (ナビゲーションなし) (コード 505) およびラジオ Audio 20 (コード 522) 装備)

M2/21

ロック機能付きリヤ・ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

A9

エアコン・コンプレッサ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 非装備)

M2/29

リヤ・エアコン・ブロワ・モータ (モデル 166.8 リヤ・エアコン (コード 582) 装備)

A9y1

エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 非装備)

M2/35

リヤ・エア・ディストリビューション・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

A9/7

マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 装備)

M4/7

ファン・モータ

A9/7y1

エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 装備)

M13/5

クーラント循環ポンプ

A9/7y2

エアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 装備)

M16/33

左 B ピラー・エア・ディストリビューション・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

A32m1

ブロワ・モータ

M16/34

右 B ピラー・エア・ディストリビューション・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

A32n1

ブロワ・レギュレータ

N2/10

補助レストレイント・システム・コントロール・ユニット

A40/3

COMAND ユニット (COMAND APS (コード 531) 装備)

N3/9

CDI コントロール・ユニット (ディーゼル・エンジン)

A40/8

オーディオ / COMAND 用ディスプレイ

N3/10

ME コントロール・ユニット (ガソリン・エンジン)

A40/9

オーディオ / COMAND 操作部

N10

SAM コントロール・ユニット

A98

パノラミック・スライディング・ルーフ・コントロール・モジュール (パノラミック・スライディング・ルーフ (コード 413) 装備)

N18/9

運転席サイド・ノズル・イオン発生器 (エア・クオリティ・パッケージ (コード P21) 装備)

A98n1

パノラミック・スライディング・ルーフ・コントロール・ユニット (パノラミック・スライディング・ルーフ (コード 413) 装備)

N22/7

KLA コントロール・ユニット

A98/1

スライディング・ルーフ・コントロール・モジュール (スライディング・ルーフ (コード 414) 装備)

N22/7b1

車内温度センサ

B10/6

エバポレータ温度センサ

N22/7s2

内気循環モード・ボタン

B10/7

リヤ・エア・ダクト・エア吹出口温度センサ

N29/2

リヤ・クライメート・コントロール・ブロワ・レギュレータ (モデル 166.8 リヤ・エアコン (コード 582) 装備)

B10/11

リヤ・エアコン・エバポレータ温度センサ (モデル 166.8 リヤ・エアコン (コード 582) 装備)

N29/8

ブースタ・ブロワ・エレクトロニック・ブロワ・レギュレータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

B10/31

左サイド・ノズル・エア吹出口温度センサ

N69/1

左フロント・ドア・コントロール・ユニット

B10/32

右サイド・ノズル・エア吹出口温度センサ

N69/2

右フロント・ドア・コントロール・ユニット

B10/35

左レッグ・ルーム・ノズル・エア吹出口温度センサ

N69/3

左リヤ・ドア・コントロール・ユニット

B10/36

右レッグ・ルーム・ノズル・エア吹出口温度センサ

N69/4

右リヤ・ドア・コントロール・ユニット

B10/37

リヤ・エアコン頭部温度センサ (モデル 166.8 リヤ・エアコン (コード 582) 装備)

N70

ルーフ・オペレーティング・コントロール・ユニット

B11/4

水温センサ

N70b1

ファン内蔵車内温度センサ

B12

冷媒プレッシャ・センサ

N72/2

HBF コントロール・ユニット (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

B14

外気温度センサ

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

B31

外気汚染度センサ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

R22/3

PTC 補助ヒータ (ディーゼル・エンジンの場合)

B32/3

ソーラ・センサ

Y3/8n4

フル・インテグレート・トランスミッション・コントロール・コントロール・ユニット

B38/2

補助機能付きレイン / ライト・センサ

Y19/3

フロント・エバポレータ・シャットオフ・バルブ (モデル 166.8 リヤ・エアコン (コード 582) 装備)

B38/2b3

湿度 / 温度センサ

Y19/9

リヤ・エアコン・エバポレータ・シャットオフ・バルブ (リヤ・エアコン (コード 582) 装備)

M2/1

リヤ・ブロワ・モータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

CAN A

テレマチック CAN

M2/5

外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータ

CAN B

車内 CAN

M2/6

左ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ

CAN C

ドライブ CAN

M2/7

右ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ

CAN E1

シャーシ CAN 1

M2/8

左デフロスタ・フラップ・アクチュエータ

LIN B8

クライメート・コントロール LIN

M2/9

右デフロスタ・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

LIN B8-1

エアコン制御 LIN 1

M2/10

左レッグ・ルーム・フラップ・アクチュエータ

LIN B8-2

エアコン制御 LIN 2

M2/11

右レッグ・ルーム・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

LIN B13

ルーフ LIN

M2/12

左センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータ

LVDS

低電圧ディファレンシャル・シグナル

クライメート·コントロール制御機能

P83.40-5333-79

モデル 166.063

A1

インストルメント・クラスタ

M2/35

リヤ・エア・ディストリビューション・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

A2

ラジオ (ラジオ 20 NTG5 (ナビゲーションなし) (コード 505) およびラジオ Audio 20 (コード 522) 装備)

M4/7

ファン・モータ

A9/5

エレクトリック・エアコン・コンプレッサ

M13/5

クーラント循環ポンプ

A32m1

ブロワ・モータ

M16/33

左 B ピラー・エア・ディストリビューション・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

A32n1

ブロワ・レギュレータ

M16/34

右 B ピラー・エア・ディストリビューション・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

A40/3

COMAND ユニット (COMAND APS (コード 531) 装備)

N2/10

補助レストレイント・システム・コントロール・ユニット

A40/8

オーディオ / COMAND 用ディスプレイ

N3/10

ME コントロール・ユニット (ガソリン・エンジン)

A40/9

オーディオ / COMAND 操作部

N10

SAM コントロール・ユニット

A98

パノラミック・スライディング・ルーフ・コントロール・モジュール (パノラミック・スライディング・ルーフ (コード 413) 装備)

N18/9

運転席サイド・ノズル・イオン発生器 (エア・クオリティ・パッケージ (コード P21) 装備)

A98n1

パノラミック・スライディング・ルーフ・コントロール・ユニット (パノラミック・スライディング・ルーフ (コード 413) 装備)

N22/7

KLA コントロール・ユニット

A98/1

スライディング・ルーフ・コントロール・モジュール (スライディング・ルーフ (コード 414) 装備)

N22/7b1

車内温度センサ

B10/6

エバポレータ温度センサ

N22/7s2

内気循環モード・ボタン

B10/7

リヤ・エア・ダクト・エア吹出口温度センサ

N29/8

ブースタ・ブロワ・エレクトロニック・ブロワ・レギュレータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

B10/31

左サイド・ノズル・エア吹出口温度センサ

N33/5

高電圧 PTC ヒータ

B10/32

右サイド・ノズル・エア吹出口温度センサ

N33/5b1

高電圧 PTC ヒータ温度センサ

B10/35

左レッグ・ルーム・ノズル・エア吹出口温度センサ

N69/1

左フロント・ドア・コントロール・ユニット

B10/36

右レッグ・ルーム・ノズル・エア吹出口温度センサ

N69/2

右フロント・ドア・コントロール・ユニット

B11/4

水温センサ

N69/3

左リヤ・ドア・コントロール・ユニット

B12

冷媒プレッシャ・センサ

N69/4

右リヤ・ドア・コントロール・ユニット

B14

外気温度センサ

N70

ルーフ・オペレーティング・コントロール・ユニット

B31

外気汚染度センサ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

N70b1

ファン内蔵車内温度センサ

B32/3

ソーラ・センサ

N72/2

HBF コントロール・ユニット (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

B38/2

補助機能付きレイン / ライト・センサ

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

B38/2b3

湿度 / 温度センサ

N127

ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット

M2/1

リヤ・ブロワ・モータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

Y19/3

フロント・エバポレータ・シャットオフ・バルブ

M2/5

外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータ

Y110

高電圧バッテリ冷却エクスパンション・バルブ

M2/6

左ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ

CAN A

テレマチック CAN

M2/7

右ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ

CAN B

車内 CAN

M2/8

左デフロスタ・フラップ・アクチュエータ

CAN C

ドライブ CAN

M2/9

右デフロスタ・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

CAN E1

シャーシ CAN 1

M2/10

左レッグ・ルーム・フラップ・アクチュエータ

LIN B8

クライメート・コントロール LIN

M2/11

右レッグ・ルーム・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

LIN B8-1

エアコン制御 LIN 1

M2/12

左センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータ

LIN B8-2

エアコン制御 LIN 2

M2/13

右センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

LIN B13

ルーフ LIN

M2/21

ロック機能付きリヤ・ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

LVDS

低電圧ディファレンシャル・シグナル

機能前提条件の概要

クライメート・コントロールの制御の場合:

• ターミナル 15 「オン」

• エアコンがオン

冷房モードの場合:

• エンジン作動 (モデル 166.063 以外)

• エアコン・コンプレッサ「オン」

エバポレータ乾燥の場合:

• エンジン「オフ」

余熱ヒータ利用の場合 (米国仕様 (コード 494) 以外):

• ターミナル 15 「オフ」あるいはターミナル 15C 「オフ」

ターミナル 15 のターミナル・ステータスは、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットが車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。
CDI コントロール・ユニットあるいは ME コントロール・ユニットはシグナル「エンジン作動」をシャーシ CAN 1、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。

モデル 166.063
モデル・イヤー 2016 以降
ME コントロール・ユニットはシグナル「エンジン作動」をドライブ CAN、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット、シャーシ CAN 1、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。

クライメート・コントロール制御の概要

車内のエレクトロニック・テンパラチャ・コントロールおよびエア・ディストリビューションは、KLA コントロール・ユニット、HBF コントロール・ユニット (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備) で選択された設定およびさまざまなセンサによって検知された変数 (例えば車内温度、外気温度、水温、車両スピード) に応じて行われます。

KLA コントロール・ユニットは車内 CAN、クライメート・コントロール LIN、エアコン制御 LIN 1 およびエアコン制御 LIN 2 を介して車両電装品と相互に連結されています。このため、制御の質を改善し、エネルギ消費を低減するために、関連する影響値を考慮に入れることが可能です。

オートマチック・クライメート・コントロール制御機能には以下の部分機能が含まれています:

• 変数の検知および評価の機能順序

• エアコン・コンポーネント制御の機能順序

• 切換え点調整の機能順序 (モデル 166.063 以外)

• 外気モードの機能順序

• 内気循環モードの機能順序

• デフロスタ機能の機能順序

• エバポレータ乾燥の機能順序

• 余熱ヒータ利用の機能順序

• 事故発生後 (クラッシュ・シグナル送信後) のエアコン・カットオフの機能順序

• 最大冷房能力の機能順序 (米国仕様 (コード 494))

変数の検知および評価の機能順序

検知されて評価される変数は以下のとおりです:

• 外気温度

• ヘッド・ルームの車内温度

• リヤ・ヘッド・ルームのエア吹出口温度 (モデル 166.8 リヤ・エアコン (コード 582) 装備)

• 車内のエア吹出口の温度

• フロント・ウインドウの温度および湿度

• 水温

• エバポレータ温度

• リヤ・エアコンのエバポレータの温度 (モデル 166.8 リヤ・エアコン (コード 582) 装備)

• 冷媒圧力

• 日光

• エア・クオリティ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

• 車両スピード

• エンジン回転数

• ドア・ステータス

• サイド・ウインドウ・ポジション

• スライディング・ルーフ (SD) (スライディング・ルーフ (コード 414) 装備) あるいはパノラミック・スライディング・ルーフ (パノラミック・スライディング・ルーフ (コード 413) 装備) のポジション

• HBF コントロール・ユニット (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備) での設定

• ラジオ (ラジオ 20 NTG5 (ナビゲーションなし) (コード 505) またはラジオ Audio 20 (コード 522) 装備) あるいは COMAND ユニット (COMAND APS (コード 531) 装備) での設定

• ボイス・オペレーティング・システム (SBS) ステータス (COMAND APS (コード 531) 装備)

外気温度

外気温度センサは外気温度を検出します。SAM コントロール・ユニットは、外気温度センサのシグナルを直接読み取り、外気温度を算出して、それを車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。KLA コントロール・ユニットはこの値を、ミックス・エア・フラップの開き量を調節して希望する車内温度に調節するために使用します。

停車中は、温度の測定値と外気温度が大きく異なることがあります。このため外気温度が温度制御に考慮されるのは、車両スピードが最低 20 秒間の一定時間に 20km/h を上回った場合です。速度が、20km/h 未満の場合ならびにイグニッションのオフ / オン時には、最後に測定された温度値が使用されます。

ヘッド・ルームの車内温度

車内温度は、ルーフ・オペレーティング・コントロール・ユニットのファン内蔵の車内温度センサによって検知されます。SAM コントロール・ユニットは、車内温度をルーフ LIN を介して読み取り、これを車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。

リヤ・ヘッド・ルームのエア吹出口温度 (モデル 166.8 リヤ・エアコン (コード 582) 装備)

リヤ・ヘッド・ルームのエア吹出口温度はリヤ・エアコン頭部温度センサにより検知されます。リヤ・エアコン頭部温度センサのシグナルは、KLA コントロール・ユニットが直接読み取ります。

車内のエア吹出口の温度

車内のエア吹出口の温度は、エア吹出口温度センサによって検知されます。KLA コントロール・ユニットは、エア吹出口温度センサのシグナルを直接読み取ります。KLA コントロール・ユニットは、各エア吹出口のエア吹出口温度を制御します。

フロント・ウインドウの温度および湿度

補助機能付きレイン / ライト・センサに内蔵されている湿度 / 温度センサは、相対湿度および相対温度をフロント・ウインドウ内側で直接測定し、その測定値から露点温度を特定します。さらにフロント・ウインドウの表面温度を特定します。露点温度の比較により、(重大な) ウインドウのくもりが検知できます。補助機能付きレイン / ライト・センサは湿度 / 温度センサのシグナルを直接読み取り、露点温度をルーフ LIN、SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。ウインドウにくもりが生じそうな場合は、エアコン・コンプレッサのオンなどの適切な対抗措置が講じられます。

水温

クーラントの温度は水温センサによって検知されます。CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットは直接読み取った水温センサのシグナルから水温を算出し、これをシャーシ CAN 1、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。モデル 166.063 の場合、ME コントロール・ユニットは水温をドライブ CAN、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット、シャーシ CAN 1、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。

モデル 166.063 の場合は、さらに高電圧 PTC ヒータ内の水温が高電圧 PTC ヒータ温度センサにより検出されます。KLA コントロール・ユニットは高電圧 PTC ヒータ温度センサのシグナルをエアコン制御 LIN 2 を介して読み取ります。

この値は、ミックス・エア・フラップの制御およびクーラント循環ポンプの制御に使用されます。

エバポレータ温度

エバポレータの氷結を防ぐため、その部分の温度をエバポレータ温度センサが検知します。KLA コントロール・ユニットが直接、エバポレータ温度センサのシグナルを読み取ります。エバポレータ温度が約 2 °C 以下に下がると、エアコン・コンプレッサまたはエレクトリック・エアコン・コンプレッサが作動停止されるか、シャットオフ・バルブが閉じられます。

リヤ・エアコンのエバポレータの温度 (モデル 166.8 リヤ・エアコン (コード 582) 装備)

リヤ・エアコン・エバポレータの氷結を防ぐため、同エバポレータ付近の温度をリヤ・エアコン・エバポレータ温度センサが検知します。リヤ・エアコン・エバポレータ温度センサのシグナルは KLA コントロール・ユニットにより直接読み取られます。エバポレータ温度が約 2 °C 以下に下がると、リヤ・エアコン・エバポレータ・シャットオフ・バルブが閉じられ、リヤ・エバポレータへの冷媒の流入が遮断されます。KLA コントロール・ユニットは、リヤ・エアコン・エバポレータ・シャットオフ・バルブを直接制御します。

冷媒圧力

冷媒圧力は、冷媒プレッシャ・センサによって検知されます。冷媒プレッシャ・センサのシグナルは KLA コントロール・ユニットにより直接読み取られます。この圧力は、KLA コントロール・ユニットに保存されている温度圧力曲線と比較されます。冷媒圧力が 1.7 bar 未満または 30 bar 以上になると、エアコン・コンプレッサは作動停止するか、オンになりません。

日光

ソーラ・センサは車内に入る日光の強さを検知します。KLA コントロール・ユニットはソーラ・センサのシグナルを直接読み取り、これに応じて車内温度およびブロワ出力を調整します。

エア・クオリティ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

外気汚染度センサは、以下の有害ガスの濃度を検出します:

• 一酸化炭素 (CO)

• 窒素酸化物 (NOx)

値は KLA コントロール・ユニットによりクライメート・コントロール LIN を介して読み取られます。KLA コントロール・ユニットは読み取った値に応じて自動内気循環制御を行います。

車両スピード

車両スピードはインストルメント・クラスタから車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信されます。車両スピードは、ラム・エア機能の制御および外気温度の内部算出 (停止モード中など) に使用されます。

エンジン回転数

エンジン回転数は CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットによって検知され、シャーシ CAN 1、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信されます。エンジン回転数は特に、各エアコン・コンプレッサを制御するために使用されます。モデル 166.063 の場合、ME コントロール・ユニットはエンジン回転数をドライブ CAN、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット、シャーシ CAN 1、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。

ドア・ステータス

各ドアのステータスは以下のコントロール・ユニットにより検出され、車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信されます:

• 左フロント・ドア・コントロール・ユニット

• 右フロント・ドア・コントロール・ユニット

• 左リヤ・ドア・コントロール・ユニット

• 右リヤ・ドア・コントロール・ユニット

ドアが開いている場合、車内温度と外気温度の差が大きいときの無駄な再調整を避けるために、KLA コントロール・ユニットは現在のブロワ出力を保持します。

サイド・ウインドウ・ポジション

サイド・ウインドウのポジションは以下のコントロール・ユニットにより検出され、車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信されます:

• 左フロント・ドア・コントロール・ユニット

• 右フロント・ドア・コントロール・ユニット

• 左リヤ・ドア・コントロール・ユニット

• 右リヤ・ドア・コントロール・ユニット

サイド・ウインドウが開いている場合、車内温度と外気温度の差が大きいときの無駄な再調整を避けるために、KLA コントロール・ユニットは現在のブロワ出力を保持します。

スライディング・ルーフ (SD) (スライディング・ルーフ (コード 414) 装備) あるいはパノラミック・スライディング・ルーフ (パノラミック・スライディング・ルーフ (コード 413) 装備) のポジション

スライディング・ルーフのポジションは、スライディング・ルーフ・コントロール・モジュールから車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信されます。パノラミック・スライディング・ルーフのポジションは、パノラミック・スライディング・ルーフ・コントロール・モジュールのパノラミック・スライディング・ルーフ・コントロール・ユニットから車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信されます。

パノラミック・スライディング・ルーフが開いている場合、車内温度と外気温度の差が大きいときの無駄な再調整を避けるために、KLA コントロール・ユニットは現在のブロワ出力を保持します。

HBF コントロール・ユニット (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備) での設定

リヤ・コンパートメントのクライメート・コントロールの設定は、後席乗員が HBF コントロール・ユニットで行うことができます。選択された設定は HBF コントロール・ユニットにより車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信され、処理されます。このデータに基づいて、リヤの風量、エア・ディストリビューションおよび温度が制御されます。選択した設定内容は、HBF コントロール・ユニットのディスプレイに表示されます。

ラジオ (ラジオ 20 NTG5 (ナビゲーションなし) (コード 505) またはラジオ Audio 20 (コード 522) 装備) あるいは COMAND ユニット (COMAND APS (コード 531) 装備) での設定

ラジオあるいは COMAND ユニットのメニューから、エアコンを作動停止したり、エアコン機能を選択したりできます。操作はオーディオ / COMAND 操作部により行います。コントロール・シグナルはラジオあるいは COMAND ユニットによりテレマチック CAN を介して読み取られ、車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信されます。

ラジオあるいは COMAND ユニットは、該当する画像データを発生させ、オン要求をテレマチック CAN を介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイに送信します。画像データは、LVDS ケーブルを介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイに伝送されます。

SBS ステータス (COMAND APS (コード 531) 装備)

SBS 作動中、ブロワ・モータの出力はブロワ・レギュレータにより制限されます。COMAND ユニットは、SBS のステータスを車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。

エアコン・コンポーネント制御の機能順序

エアコン・コンポーネント制御の機能順序には以下の部分機能があります:

• ブロワ・モータ制御の機能順序

• リヤ・ブロワ・モータ制御の機能順序 (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

• リヤ・エアコン・ブロワ・モータ制御の機能順序 (モデル 166.8 リヤ・エアコン (コード 582) 装備)

• エア・ガイド・フラップ制御の機能順序

• エアコン・コンプレッサ制御の機能順序 (モデル 166.063 以外)

• エレクトリック・エアコン・コンプレッサ制御の機能順序 (モデル 166.063)

• ファン・モータ制御の機能順序

• PTC 補助ヒータ制御の機能順序 (ディーゼル・エンジン)

• 高電圧 PTC ヒータ制御の機能順序 (モデル 166.063)

• フロント・エバポレータ・シャットオフ・バルブ制御の機能順序 (モデル 166.063 またはリヤ・エアコン (コード 582))

• リヤ・エアコン・エバポレータ・シャットオフ・バルブ制御の機能順序 (モデル 166.8 リヤ・エアコン (コード 582) 装備)

• クーラント循環ポンプ制御の機能順序

• 運転席サイド・ノズル・イオン発生器制御の機能順序 (エア・クオリティ・パッケージ (コード P21) 装備)

• 高電圧バッテリ冷却エクスパンション・バルブ制御の機能順序 (モデル 166.063)

ブロワ・モータ制御の機能順序

車内の通気はブロワ・モータによって行われます。KLA コントロール・ユニットが要求をエアコン制御 LIN 1 を介してブロワ・レギュレータに転送し、ブロワ・レギュレータが直接ブロワ・モータを制御します。

ブロワ・モータは、内気を循環させたり、フレッシュ・エアを車内に供給したりするラジアル・ブロワを駆動します。これにより、ウインドウのくもりをなくし、同乗者に空気を供給して、車内を速やかに快適かつ均等な温度にします。その時の KLA コントロール・ユニットの設定に応じて、空気がさまざまなエア・ダクトおよびエア吹出口を通じて車内全体に供給されます。

モデル 166
モデル・イヤー 2016 以降
コード 531 装備 (COMAND APS)
モデル 292
コード 531 装備 (COMAND APS)
SBS がオンになっているとき、ブロワ出力は制限されます。

事故が発生すると (クラッシュ・シグナル送信後)、ブロワ・モータはオフになります。

リヤ・ブロワ・モータ制御の機能順序 (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

リヤ・ブロワ・モータはリヤ・コンパートメントの通気を促進します。KLA コントロール・ユニットは、KLA コントロール・ユニットと HBF コントロール・ユニットの設定に応じて、要求を直接ブースタ・ブロワ・エレクトロニック・ブロワ・レギュレータに伝送し、このレギュレータがリヤ・ブロワ・モータを作動させます。

事故が発生すると (クラッシュ・シグナル送信後)、リヤ・ブロワ・モータはオフになります。

リヤ・エアコン・ブロワ・モータ制御の機能順序 (モデル 166.8 リヤ・エアコン (コード 582) 装備)

リヤ・エアコン・ブロワ・モータは、リヤ・コンパートメント内のリヤ・エアコン・ユニットが外気または内気を送るために使用されます。KLA コントロール・ユニットは、KLA コントロール・ユニットおよび HBF コントロール・ユニットの設定に応じて、要求をエアコン制御 LIN 1 を介してリヤ・クライメート・コントロール・ブロワ・レギュレータに伝送し、このレギュレータがリヤ・エアコン・ブロワ・モータの制御を行います。

事故が発生すると (クラッシュ・シグナル送信後)、リヤ・エアコン・ブロワ・モータはオフになります。

エア・ガイド・フラップ制御の機能順序

エアコン・ユニットのエア・ガイド・フラップを調整することにより、車内のエア・ディストリビューションが制御されます。

エアコン (コード 580) 装備車:

• 左右デフロスタ・フラップ (左デフロスタ・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 左右レッグ・ルーム・フラップ (左レッグ・ルーム・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 左右センタ・ノズル・フラップ (左センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 左ミックス・エア・フラップ (左ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

• 右ミックス・エア・フラップ (右ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

• 外気 / 内気循環フラップ (外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータによる) (外気 / 内気循環制御)

オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備車:

• 左デフロスタ・フラップ (左デフロスタ・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 右デフロスタ・フラップ (右デフロスタ・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 左レッグ・ルーム・フラップ (左レッグ・ルーム・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 右レッグ・ルーム・フラップ (右レッグ・ルーム・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 左センタ・ノズル・フラップ (左センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 右センタ・ノズル・フラップ (右センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• シャットオフ機能付きリヤ・ミックス・エア・フラップ (シャットオフ機能付きリヤ・ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 左 B ピラー・エア・ディストリビューション (左 B ピラー・エア・ディストリビューション・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 右 B ピラー・エア・ディストリビューション (右 B ピラー・エア・ディストリビューション・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 左ミックス・エア・フラップ (左ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

• 右ミックス・エア・フラップ (右ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

• リヤ・エア・ディストリビューション・フラップ (リヤ・エア・ディストリビューション・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 外気 / 内気循環フラップ (外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータによる) (外気 / 内気 / ラム・エア制御)

KLA コントロール・ユニットは、アクチュエータをクライメート・コントロール LIN を介して制御します。

事故発生後 (クラッシュ・シグナル送信後)、外気 / 内気循環フラップは閉じられます。

ウインドウのくもりを防ぐため、デフロスタ・フラップはターミナル 15 のオフ後 2 分で閉じ、レッグ・ルーム・フラップが開きます。エンジンを始動すると再び、すべての設定ができるようになります。

ターミナル 15 がオフのときにいずれかのドアが開かれると、外気 / 内気循環フラップが外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータによって 50 % に調整されます。これにより、ドア・ロック・プレッシャが低下します。この機能は、ダイアグノシス・テスタで設定可能です。

モデル 166
モデル・イヤー 2016 以降
コード 581 装備 (オ一トマチック·クライメ一ト·コントロ一ル)
モデル 292
コード 581 装備 (オ一トマチック·クライメ一ト·コントロ一ル)
レッグ・ルームおよび B ピラーのエア吹出口に十分なエアを確実に供給するために、リヤ・エア・ディストリビューション・フラップは常に 0 ~ 50 % の開度に維持されます。

モデル 166
モデル・イヤー 2016 以降
コード 581 装備 (オ一トマチック·クライメ一ト·コントロ一ル)
モデル 292
コード 581 装備 (オ一トマチック·クライメ一ト·コントロ一ル)
B ピラー・カバーに追加エア吹出口があります。

モデル 166.8
モデル・イヤー 2016 以降
リヤのルーフ・ライニングに追加エア吹出口があります。

クライメート·コントロール制御機能

運転席およびセンタ・コンソールのエア吹出口 (図はモデル 166 2015 年 9 月 1 日以前)

P83.10-2770-76

エアコン・コンプレッサ制御の機能順序 (モデル 166.063 以外)

エアコン・コンプレッサは、冷媒を吸引および圧縮する装置です。エアコン・コンプレッサの出力は KLA コントロール・ユニットによりコンプレッサ・コントロール・バルブを介して 100 % まで無段階に制御されます。KLA コントロール・ユニットはコンプレッサ・コントロール・バルブを直接制御します。

マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 装備では、さらに、マグネット・クラッチが取り付けられています。これにより、エアコン・コンプレッサをベルト・ドライブ内の動力伝達から完全に切り離すことができます。したがって、さらなる燃料節約が可能となります。KLA コントロール・ユニットは、マグネット・クラッチ付き冷媒コンプレッサを直接作動制御します。

さらに KLA コントロール・ユニットはアイドル・スピード・アップ要求を車内 CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよびシャーシ CAN 1 を介して ME コントロール・ユニットまたは CDI コントロール・ユニットに送信します。このコントロール・ユニットは、エアコン・コンプレッサがオンになった時の追加負荷に応じてアイドル・スピードを引き上げます。

エアコン・コンプレッサは、KLA コントロール・ユニットの「A/C」ボタンまたは「OFF」ボタン (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備) によってオンまたはオフにすることができます。

事故が発生すると (クラッシュ・シグナル送信後)、エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブまたはエアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 装備) を介してエアコン・コンプレッサをオフにします。

エレクトリック・エアコン・コンプレッサ制御の機能順序 (モデル 166.063)

エレクトリック・エアコン・コンプレッサは、冷媒の吸引および圧縮を行います。エレクトリック・エアコン・コンプレッサは、KLA コントロール・ユニットによりエアコン制御 LIN 2 を介して制御されます。

エレクトリック・エアコン・コンプレッサは、KLA コントロール・ユニットの「A/C」ボタンまたは「OFF」ボタン (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備) によってオンまたはオフにすることができます。

事故の場合、高電圧構成部品はバッテリ・マネージメント・システム・コントロール・ユニット (N82/2) によって作動停止されます。

ファン・モータ制御の機能順序

ファン・モータは、クーラントおよび冷媒を冷却します。KLA コントロール・ユニットは冷媒圧力に応じてファンの基準回転数を算出し、要求を車内 CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよびシャーシ CAN 1 を介して CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットに送信します。モデル 166.063 の場合、KLA コントロール・ユニットは要求を車内 CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット、シャーシ CAN 1、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットおよびドライブ CAN を介して ME コントロール・ユニットに送信します。

CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットは、エンジン温度に応じてファンの基準回転数を算出し、算出結果をエアコン作動要求と比較して、ファン・モータを直接制御します。

PTC 補助ヒータ制御の機能順序 (ディーゼル・エンジン)

PTC 補助ヒータにより、車内を素早く温めることができます。必要な場合、PTC 補助ヒータは KLA コントロール・ユニットによりクライメート・コントロール LIN を介してオン / オフされます。

事故が発生すると (クラッシュ・シグナル送信後)、PTC 補助ヒータはオフになります。

高電圧 PTC ヒータ制御の機能順序 (モデル 166.063)

必要な場合、高電圧 PTC ヒータは KLA コントロール・ユニットによりエアコン制御 LIN 2 を介してオンにされます。高電圧 PTC ヒータを損傷から保護するため、このヒータは水温が 90 °C 以上になると作動停止されます。この水温は高電圧 PTC ヒータ温度センサによって検出されます。

事故が発生すると (クラッシュ・シグナル送信後)、高電圧 PTC ヒータは作動停止します。

フロント・エバポレータ・シャットオフ・バルブ制御の機能順序 (モデル 166.063 またはリヤ・エアコン (コード 582))

フロント・エバポレータ・シャットオフ・バルブは、フロント・エバポレータへの冷媒の流れを制御します。制御は冷却要求に応じて行われます。KLA コントロール・ユニットは、フロント・エバポレータ・シャットオフ・バルブを直接制御します。

リヤ・エアコン・エバポレータ・シャットオフ・バルブ制御の機能順序 (モデル 166.8 リヤ・エアコン (コード 582) 装備)

リヤ・エアコン・エバポレータ・シャットオフ・バルブは、リヤ・エアコン・エバポレータへの冷媒の流れを制御します。制御は冷却要求に応じて行われます。KLA コントロール・ユニットは、リヤ・エアコン・エバポレータ・シャットオフ・バルブを直接制御します。

クーラント循環ポンプ制御の機能順序

クーラント循環ポンプにより、クーラントがエンジン冷却回路内を循環します。その際、エンジンの余熱を吸収します。加熱されたクーラントは、脇を流れるエアに熱を放出するヒータ・コアに送られます。

エンジン回転数が低い場合には、補助的にクーラント循環ポンプが制御され、通過するエアを加熱するために必要な量のクーラントが確保されます。クーラント循環ポンプは、KLA コントロール・ユニットによって直接制御されます。制御はエンジン・ストップ時と同じように行われます (ECO スタート・ストップ機能 (コード B03) 装備)。

運転席サイド・ノズル・イオン発生器制御の機能順序 (エア・クオリティ・パッケージ (コード P21) 装備)

運転席サイド・ノズル・イオン発生器は、車内の空気をイオン化するために用いられます。「イオン拡散」機能で車両の内気を浄化し、リフレッシュします。

ラジオあるいは COMAND ユニットは要求「イオン拡散オン」を車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。KLA コントロール・ユニットはエアコン制御 LIN 2 を介して運転席サイド・ノズル・イオン発生器を制御します。

イオン拡散機能は、ラジオあるいは COMAND ユニットのエアコン・メニューでのみオンにできます。

内気へのイオン拡散そのものは無臭で、車内にイオンが広がっているとは直接には知覚できません。

高電圧バッテリ冷却エクスパンション・バルブ制御の機能順序 (モデル 166.063)

高電圧バッテリ冷却エクスパンション・バルブは、機械式エクスパンション・バルブおよび、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットによって直接制御されるシャットオフ・バルブから構成されています。

シャットオフ・バルブのステータス (開 / 閉) は、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットがシャーシ CAN 1、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。

切換え点調整の機能順序 (モデル 166.063 以外)

高めの冷房出力または暖房出力が必要な場合には、フル・インテグレート・トランスミッション・コントロール・コントロール・ユニットが切換え点を調整します。

KLA コントロール・ユニットは、切換え点調整の要求を車内 CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット、シャーシ CAN 1、CDI コントロール・ユニットあるいは ME コントロール・ユニットおよびドライブ CAN を介してフル・インテグレート・トランスミッション・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。

外気モードの機能順序

外気 / 内気循環フラップが開き、エアコン・ユニットを通じて車内に外気が送られます。

内気循環モードの機能順序

内気循環モードの機能順序には以下の部分機能があります:

• 内気循環モード・ボタンによる内気循環の機能順序

• 汚染物質感知内気循環モードの機能順序 (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

内気循環モード・ボタンによる内気循環の機能順序

KLA コントロール・ユニットで内気循環モード・ボタンを 1.5 秒未満操作すると、外からのエア供給を阻止するために、外気 / 内気循環フラップが閉じられます。エアは車内のみを循環し、外の不快な匂いや有害ガスを遮断します。内気循環モード中は内気循環モード・ボタンの LED が点灯します。

KLA コントロール・ユニットは、内気循環モード・ボタンのステータスを直接読み取り、外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータをクライメート・コントロール LIN を介して制御します。

内気循環モード・ボタンを 1.5 秒以上操作すると、サイド・ウインドウおよびスライディング・ルーフまたはパノラミック・スライディング・ルーフが閉じます。

引き続き内気循環モード・ボタンを 1.5 秒以上操作すると、サイド・ウインドウ、スライディング・ルーフまたはパノラミック・スライディング・ルーフは再びもとのポジションに戻ります (これらのポジションを内気循環モード中に手動で変えていない場合)。

汚染物質感知内気循環モードの追加機能前提条件 (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

• エアコン・コンプレッサがオンになっている

汚染物質感知内気循環モードの機能順序 (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

外気汚染度センサが外気の汚染度をクライメート・コントロール LIN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。特定の汚染度以上になると、内気循環フラップが自動的に内気循環ポジションに入ります。KLA コントロール・ユニットは、外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータをクライメート・コントロール LIN を介して制御します。外気は入ってこなくなり、内気循環のみが行われます。エンジン始動後に、汚染物質感知内気循環モードが作動する条件が整っていると、まず外気を 30 秒間取り込みます。その後、汚染物質感知内気循環モードがまず 80 % で作動し、さらに 10 秒が経過すると必要に応じて汚染物質感知内気循環モードが 100 % で作動します。

汚染物質感知内気循環モードは、内気循環モード・ボタンの LED により表示されません。

デフロスタ機能の機能順序

デフロスタ・ボタンを操作すると、デフロスタ・フラップおよび外気 / 内気循環フラップを除くすべてのエア・フラップが閉じます。デフロスタ・フラップおよび外気 / 内気循環フラップは完全に開いた状態になります。フィードバックとして、デフロスタ・ボタンに内蔵されている LED が点灯します。デフロスタ・フラップは、最大エア・フローがフロント・ウインドウおよびフロント・サイド・ウインドウに向かうように調整されます。ミックス・エア・フラップは、最も高い温度の送風に設定されます。KLA コントロール・ユニットはエアコン制御 LIN 1 を介してブロワ・レギュレータを制御し、ブロワ・レギュレータは、吹出しエア温度に応じて適切なデフロスタ・モードが実行されるようにブロワ・モータを制御します。

吹出しエアを乾燥できるように、エアコン・コンプレッサがオンになります。

エアを乾燥した後、最高温度まで加熱します。

エバポレータ乾燥の追加機能前提条件

• エアコンが前回の走行サイクル中に最低一回作動していること

• 外気温度が 20 °C 以上

• ドアが閉じていること

• ドアが閉じていること

• 積算距離値 250 km 以上

エバポレータ乾燥の機能順序

車内のエバポレータの異臭およびエアコン始動時のウインドウのくもりを防ぐため、エバポレータ乾燥が行われます。

エンジン停止後、KLA コントロール・ユニットはエバポレータ乾燥のタイム・カウンタの作動用シグナルを車内 CAN を介してインストルメント・クラスタに送信します。CDI コントロール・ユニットあるいは ME コントロール・ユニットはシグナル「エンジン作動」をシャーシ CAN 1、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。モデル 166.063 の場合、ME コントロール・ユニットはシグナル「エンジン作動」をドライブ CAN、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット、シャーシ CAN 1、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。

1 時間の待ち時間後に、インストルメント・クラスタは、エバポレータ乾燥の要求を車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信し、このコントロール・ユニットがエバポレータ乾燥を開始します。このためにブロワが 30 分間、最小ステージで制御されます。

KLA コントロール・ユニットはこの要求をエアコン制御 LIN 1 を介してブロワ・レギュレータに送信します。ブロワ・レギュレータは、最小ブロワ・ステージでブロワ・モータを制御します。送風により、エバポレータに残っている水分が減少します。

余熱ヒータ利用の機能順序

KLA コントロール・ユニットの「REST」ボタンまたは「A/C REST」ボタンを操作すると、機能がオンになります。KLA コントロール・ユニットは、クーラント循環ポンプを直接制御します。クーラント循環ポンプの働きにより、まだ温かいクーラントがヒータ・コアを通ります。

KLA コントロール・ユニットは同時に要求「ファン」をエアコン制御 LIN 1 を介してブロワ・レギュレータに送信し、ブロワ・レギュレータはその後出力を抑えてブロワ・モータを制御します。

ブロワ・モータから取り込まれたエアは、ヒータ・コアに送られて温められます。この機能は、30 分後、またはバッテリ電圧が一定の値より下がった場合に終了します。

事故発生後 (クラッシュ・シグナル送信後) のエアコン・カットオフの機能順序

事故後に有害ガスが車内に入り込むのを防ぐために、KLA コントロール・ユニットは以下の操作を開始します:

• ブロワ・モータはそれ以上制御されません。車内でエアが循環しなくなります。

• 外気 / 内気循環フラップが内気循環ポジションに調整されます。外気が車内に入り込まなくなります。

• エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブが作動停止されます (モデル 166 (モデル 166.063 以外) およびモデル 292 マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 非装備)。エアコン・コンプレッサは、以後冷媒を循環させません。

• エアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチが開きます (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 装備)。エアコン・コンプレッサが駆動しなくなります。

• エレクトリック・エアコン・コンプレッサは通電されなくなります (モデル 166.063)。

• PTC 補助ヒータ (ディーゼル・エンジンの場合) が作動停止されます。

• 高電圧 PTC ヒータ (モデル 166.063 の場合) が作動停止されます。

補助レストレイント・システム・コントロール・ユニットは、クラッシュ・シグナルをシャーシ CAN 1、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。

エアコンの各構成部品の制御に関する詳細なインフォメーションは、「エアコン・コンポーネントの制御」の章に記載されています。

最大冷房能力の機能順序 (米国仕様 (コード 494))

KLA コントロール・ユニットの「MAX COOL」ボタンを操作すると、ブロワ出力が 100 % に上昇し、温度が「最大冷房」に調節されます。

オートマチック・クライメート・コントロール・インプット・シグナルの電気システムの機能説明図

PE83.40-P-2056-97NBA

オートマチック・クライメート・コントロール制御の電気システムの機能説明図

PE83.40-P-2057-97NBA

クライメート·コントロールのシステム構成部品の一覧表

GF83.40-P-9994GN

参照文書