P20.10-2544-79
機械式クーラントポンプの図例 |
1 | クーラントポンプ |
一覧
このドキュメントには以下に関するインフォメーションが含まれます:
• 概要
• 機能
概要
クーラントポンプはクーラントをクーラント回路内で循環させます。エンジンおよび装備に応じて、さまざまな種類のクーラントポンプが駆動されます。通常の駆動方式は以下の通りです:
• ベルトドライブ(例えば、タイミングベルトによる)
• チェーンドライブ(例えば、タイミングチェーンによる)
• 電動、48 V車両電源回路装着エンジンの場合
機能
機械式クーラントポンプ
機械式クーラントポンプは、駆動のためにクランクシャフトの回転動作を利用します。この回転動作は、歯付ベルト/Vベルトまたはタイミングチェーンによってクーラントポンプのドライブギアに伝達されます。
ドライブギアは、クーラントをクーラント回路に供給するポンプインペラに接続されています。
機械式クーラントポンプの欠点は、エンジン回転数でのカップリングが固定されていることです。このことは、高速道の走行など ではクーラント流量は多いですが、市内走行やストップアンドゴー走行で必要な場合に流量が少ないことを意味します。
P20.10-A062-79
電動クーラントポンプの図例 |
2 | 電動クーラントポンプ |
電動クーラントポンプ
電動式クーラントポンプは、エンジン回転数にかかわらず作動します。冷却能力は冷却需要に調整されます。このようにして早く作動温度に達し、一定に保持されます。
使用している電動クーラントポンプは、ブラシレスモータによって駆動するロータリポンプです。電動クーラントポンプはエレクトロニック制御により、要求に応じて作動します。
効率が改善され、電動クーラントポンプはさらに燃料節減に寄与します。
電動クーラントポンプは内燃エンジンコントロールユニットにより制御されます。その際、以下のシグナルの評価後に制御されます:
• 冷却水温度
• ヒータ要求
• エンジン回転数
• エンジントルク
電動クーラントポンプからの要求がある場合を除き、冷却水温度が75 °C未満の時、電動クーラントポンプは作動解除されています。
電動クーラントポンプの作動温度は、-40 °C ~ 150 °Cの周辺温度(最大30 分)で、連続作動では120 °Cです。クーラント温度は-10 °C ~ 最大125 °Cの範囲です。
電動クーラントポンプが交信できない場合、内蔵されているリンプホームモードが不具合時にも十分なエンジン冷却を確実に行います。
参照文書
- gf2010p2003a クーラントポンプスイッチオーババルブの基本機能
- gf2010p2503a クーラントポンプの詳細インフォメーション