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このドキュメントには以下に関するインフォメーションが含まれます:
• 概要
• 機能要件
• 機能
概要
温度管理は主に以下のシステムを制御および調整します:
• エンジン冷却
• トランスミッション冷却(オートマチックトランスミッションおよびデュアルクラッチトランスミッションの場合)
• ブーストエア冷却
• 車内の加熱
内燃エンジンコントロールユニットは、冷却水温度、排気ガス温度、およびエンジンのフューエルプレッシャを調整します。それにより、以下の長所が生じます:
• 速やかに適切な作動温度に到達
• 排気ガスエミッションの削減
• 燃料節約
• 暖房快適性の改善
• エンジン高負荷時の構成部品保護
温度管理制御のために、内燃エンジンコントロールユニットは主に以下のシグナルを読み取ります:
• エンジンオイル温度センサ
• ブーストエア温度
• 吸気温度
• ブーストプレッシャ
• 冷却水温度
• 温度センサ (パティキュレートフィルタまたはガソリンパティキュレートフィルタの前)
• DPF差圧センサまたはパティキュレートフィルタ差圧センサ
• アクセルペダル位置
• 燃料温度
• エンジン回転数
• 内燃エンジンコントロールユニットの温度
さらに、内燃エンジンコントロールユニットは以下の変数を評価します:
• 回転数調整およびトルク調整のためのエアコンのステータス
• 車両スピード
• ホイールスピード
• トランスミッションオイル温度(オートマチックトランスミッションおよびデュアルクラッチトランスミッションの場合)
• 外気温度
機能要件
• ターミナル87M(エンジンマネジメントオン)
• エンジン作動中
機能
温度管理の制御は、内燃エンジンコントロールユニットおよびドライブトレインコントロールユニットによって行われます。内燃エンジンコントロールユニットはエンジンの液体冷却を調整および制御します。ドライブトレインコントロールユニットはエンジンのエア冷却、および冷却する構成部品の低温回路および中温回路による冷却を制御および調整します。
温度管理機能は、以下のサブ機能を含みます:
• クーラントサーモスタットの加熱
• ファンコントロール
• 過熱保護
• ヒータシステムのオフ
• エアダンパー制御
クーラントサーモスタットの加熱
クーラントの温度はクーラントサーモスタットヒータにより可変的に制御されます。クーラントサーモスタットにはヒータエレメントが取り付けられており、これは必要に応じて内燃エンジンコントロールユニットによってグラウンドシグナルを使用して制御されます。
ファンコントロール
ドライブトレインコントロールユニットは、ファンモータを直接制御します。内燃エンジンコントロールユニットは、ファンの基準回転数をドライブトレインコントロールユニットに送信します。ドライブトレインコントロールユニットが有効なファン要請をクライメートコントロールユニットから受信しない場合、ファンモータは最高回転数で制御されます。ドライブトレインコントロールユニットのシグナルラインに不具合がある場合(周波数減衰)、ファンモータは自動的に最高回転数に切り換わります(ファンのリンプホームモード)。
クライメートコントロールコントロールユニットは、エアコンのステータスとファン要請を、エレクトロニックイグニッションスイッチとドライブトレインコントロールユニットに送信します。
ファンアフタランニング:
冷却水温度、内燃エンジンコントロールユニットの温度、またはエンジン負荷、冷却水温度、車両スピードおよび外気温から算出されたヒートインプットインテグラルが規定限界値を超えた場合、「イグニッションオフ」時にファンモータのアフタランニングが最大5分まで行われます。 その際、バッテリ電圧が下がりすぎると、ファンアフタランニングは作動されません。
ファンアフタランニングは、「イグニッションオン」では中断しません。ファンアフタランニング中にエンジンを始動させると、ノーマルモードのファンコントロールはファンアフタランニングが終了するまで作動しないようになります。
過熱保護
過熱保護は、熱による過負荷の場合、エンジン損傷と触媒コンバータの過熱による損傷を防止します。
このために内燃エンジンコントロールユニットは、水温センサおよびエンジンオイル温度センサからのシグナルを読み取ります。
エンジンの過熱を防止するために、以下の措置が取られます:
• 特性マップにしたがってイグニッションタイミング調整を「遅角」方向にする、エンジン負荷およびエンジン回転数に応じて
• 特性マップにしたがって燃料噴射量の削減
• 以下のクローズドループ制御による噴射時間のコントロール:
• ボリュームコントロールバルブ
• フューエルインジェクタ
• スロットルバルブアクチュエータの開口部の縮小、エンジン負荷およびエンジン回転数に応じて
• 内燃エンジンコントロールユニットによるクーラントサーモスタットヒータエレメントの制御
ヒータシステムのオフ
内燃エンジンをすばやく加熱するために、内燃エンジンコントロールユニットはヒータシステムのクーラント回路をヒータシステムシャットオフバルブによりオフにします。
エアダンパー制御
エンジンルームから流れるエアはエアダクト(パッシブダクト)を介してエンジンフードのシリンダバンク間に送られ、そこに取り付けられている部品(ターボチャージャ、触媒コンバータ、およびディーゼルパティキュレートフィルタ)に適宜流れるようにします。
特定の作動状態ではエアフラップのエアダクトが塞がれ、走行速度が低い場合のエンジンファン作動モードの場合などで、エアダクトを介したラジエターの換気の再循環を防ぎます。 エアフラップが断面を解放するか、塞ぎます。エアフラップの操作は、エンジン冷却エアフラップアクチュエータモータによって行われます。ドライブトレインコントロールユニットは、エンジン冷却エアフラップアクチュエータモータを制御します。
機能説明図 | |||
温度管理の機能説明図 | エンジン 608 モデル 118, 177, 247 | ||
エンジン 282 モデル 118, 177, 247 | |||
エンジン 260 モデル 118, 177, 247エンジン 264 モデル 167 | |||
エンジン 176, 177 モデル 167 | |||
エンジン 254, 264 モデル 213, 238, 257 モデル・イヤー 2021 以降エンジン 256 モデル 167エンジン 256 モデル 213, 238 モデル・イヤー 2021 以降 | |||
エンジン 139 モデル 118, 177 | |||
その他の基本機能 | |||
ブーストエア冷却の基礎機能 | エンジン すべて (乗用車) | ||
エンジン冷却の基礎機能 | エンジン すべて (乗用車) | ||
コントロールユニット | |||
内燃エンジンコントロールユニットの基本機能 | エンジン すべて (乗用車) | ||
ドライブトレインコントロールユニットの基本機能 | エンジン すべて (乗用車) |
参照文書
- gf0708p9890a
- gf0708p9890a 内燃エンジンコントロールユニットの基本機能
- gf0941p1000a ブーストエア冷却の基礎機能
- gf2000p1002a エンジン冷却の基礎機能
- gf5421p9894a ドライブトレインコントロールユニットの基本機能