一覧
このドキュメントには以下に関するインフォメーションが含まれます:
• 概要
• 機能の前提
• 車両のロック解除によるプリエントリクライメートコントロール
• 発車時刻でのプリエントリクライメートコントロール
• プリエントリクライメートコントロールボタンによるプリエントリクライメートコントロール
• 評価
• 換気モード
• 暖房モード
• エアクオリティの向上(装備に応じて異なる)
概要
必要に応じて、停止車両の車内が走行開始前に予備暖房または予備冷房され、装備に応じてエアクオリティが向上します。
プリエントリクライメートコントロールは、ただちに作動させるか、または出発時刻を入力することであらかじめプログラミングすることができます。利用できる操作方法は以下の通りです:
• プリエントリクライメートコントロールボタン
• マルチメディアシステム(プリプログラミング用のみ)
• ハイブリッド車両/電気自動車用テレマチックサービス(装備に応じて異なる)
機能の前提
• 高電圧バッテリの過電圧または電圧不足がない
• 高電圧バッテリの充電状態が最低充電状態を上回っている
• ターミナル 15C オフ
• プリエントリクライメートコントロールが事前設定されている
• エアクオリティの向上(装備に応じて異なる)はマルチメディア制御によって設定する必要がある。
車両のロック解除によるプリエントリクライメートコントロール
この目的は、乗車時に運転席側の座席範囲で短時間予備暖房または予備ベンチレーションを行うこと、およびベンチレーションノズルからのエアを予備冷却することです。
最大60秒後、またはエンジン始動時にクーリングモードが終了します。 最大120秒後、またはエンジン始動時に暖房モードが終了します。
高電圧バッテリが十分に充電されている場合、再度エンジンを作動させずにプリエントリクライメートコントロールを最大2回まで作動させることができます。
発車時刻でのプリエントリクライメートコントロール
プリエントリクライメートコントロールの目的は、出発前に車内を予備暖房または予備冷房しておくことです。
出発時刻は、マルチメディア制御またはハイブリッド車両/電気自動車用テレマチックサービス(装備に応じて異なる)から設定、選択およびスタンバイできます。出発時刻は3件まで設定することができます。出発時刻がスタンバイされると、プリエントリクライメートコントロールボタンのLEDが黄色に点灯します。
車内は、設定した出発時刻の希望温度に達するまで冷房または暖房されます。このために、プリエントリクライメートコントロールは事前に最大50分間作動します。 出発が遅れると、さらに 5 分間、車内を温度調整します。
車両が電源供給装置に接続されている場合、決められた最低充電状態への高電圧バッテリの充電が優先されます。その後はじめて、出発時刻でのプリエントリクライメートコントロールが作動します。
車両が電源供給装置に接続されておらず、高電圧バッテリが満充電状態でない場合、プリエントリクライメートコントロールのオペレーティングタイムが減少することがあります。
車両が始動するか、選択した出発時刻から5分が経過すると、プリエントリクライメートコントロールは終了します。
プリエントリクライメートコントロールボタンによるプリエントリクライメートコントロール
プリエントリクライメートコントロールは、すでに希望の車内温度に達している場合でもオンにすることができます。このため、車内は、例えば途中停車中でも、さらに最大 50 分間クライメート・コントロールされ、車内温度が一定に保たれます。プリエントリクライメートコントロールのオンまたはオフは、エアコン操作ユニットのプリエントリクライメートコントロールボタンで行います。プリエントリクライメートコントロールボタンのインジケータランプにより、プリエントリクライメートコントロールの現在の作動状態が表示されます:
• インジケータ・ランプが赤色で点灯、ヒータがオンになっている
• インジケータ・ランプが青色で点灯、クーラがオンになっている
• インジケータ・ランプが黄色で点灯、出発時刻がプレ・セレクトされている
評価
出発時刻に合わせてプリエントリクライメートコントロールを作動させるため、クライメートコントロール制御が以下のインフォメーションを評価します:
• 車内温度:
• ヘッドルーム
• インストルメントパネル付近
• クライメートコントロール制御での基準温度
• 外気温度
• 日光
車内温度が設定した基準温度を4 °C以上上回るか、最低基準温度が設定されている場合は、冷房機能がオンになります。 車内温度が設定した基準温度を4 °C以上上回るか、最高基準温度が設定されている場合は、暖房機能がオンになります。
換気モード
評価の結果、車内を予備冷房する必要性が認められると、クライメートコントロール制御が以下の機能を起動させます:
• エアコン・ユニットおよびエア・ダクト・プレベンチレーション (エレクトリック・エアコン・コンプレッサおよびブロワがオン)
• 運転席シートベンチレーション(装備に応じて異なる)
シート・ベンチレーションはエンジン始動後もオンのままです。
暖房モード
評価の結果、車内を暖房する必要性が認められると、クライメートコントロール制御が以下の機能を起動させます:
• 高電圧 PTC ヒータによる加熱
クライメートコントロール制御は高電圧PTCヒータを制御します。高電圧 PTC ヒータはクーラントを加熱します。高電圧PTCヒータの水温は、高電圧PTCヒータ温度センサによって検出され、クライメートコントロール制御によって読み取られます。クーラントが35 °Cに達すると、クライメートコントロール制御はクーラント循環ポンプを直接制御して、ブロワモータのオン要求をブロワレギュレータに送信し、同レギュレータがブロワモータを直接制御します。 クーラント循環ポンプはクーラントを高電圧 PTC ヒータからヒータ・コアへ供給し、それによって車内の暖房を行えるようにします。
• 運転席シートヒータ(装備に応じて異なる)
• リアウインドウデフォッガ(外気温度5 °C未満)
シート・ヒータおよびリヤ・ウインドウ・デフォッガは、出発時刻に達する前に最大 15 分間制御されます。
エアクオリティの向上(装備に応じて異なる)
車両のエアクオリティ向上のために、さらにプリエントリクライメートコントロールの始動時にイオン化機能がスタートします。
関連データの評価により、冷房も暖房も行われない場合でも、この機能がスタートし、 60 秒後に作動停止します。
イオン化はエンジン始動後もオンのままです。
機能説明図 | |||
プリエントリクライメートコントロールの機能説明図 | モデル 177, 247 コード ME08 装備 (ハイブリッドドライブ75-84 KWバリエーション(プラグインを含む)) | ||
モデル 167 コード ME05 装備 (ハイブリッドドライブ85 kW ~ 94 kW - バリエーション(プラグインを含む)) | |||
モデル 293 コード ME01 装備 (モータ) | |||
モデル 213 モデル・イヤー 2021 以降 コード ME05 装備 (ハイブリッドドライブ85 kW ~ 94 kW - バリエーション(プラグインを含む))モデル 213 モデル・イヤー 2021 以降 コード ME06 装備 (ハイブリッド・ドライブ 60 KW バリエーション (プラグインを含む))モデル 213 モデル・イヤー 2021 以降 コード ME08 装備 (ハイブリッドドライブ75-84 KWバリエーション(プラグインを含む)) | |||
その他の基本機能 | |||
ユーザインタフェースの基本機能 | |||
ハイブリッド車両/電気自動車用テレマチックサービスの 基本機能 | モデル すべて (乗用車) | ||
クライメートコントロール制御の基本機能 | |||
空気清浄機能の基本機能 | モデル すべて (乗用車) | ||
シートクライメートコントロールの基本機能 | シートヒータ装備のハイブリッド車両/電気自動車 | ||
構成部品 | |||
エアコン操作ユニットの基本機能 | |||
循環ポンプの基本機能 | |||
電動冷媒コンプレッサの基本機能 | |||
高電圧PTCヒータの基本機能 | モデル すべて (乗用車) |
参照文書
- gf8200p9901a ユーザインタフェースの基本機能
- gf8200p9901a
- gf8285p9909a
- gf8285p9909a ハイブリッド車両/電気自動車用テレマチックサービスの 基本機能
- gf8300p9901a クライメートコントロール制御の基本機能
- gf8340p2016a エアコン操作ユニットの基本機能
- gf8340p2020a 循環ポンプの基本機能
- gf8355p2000a 電動冷媒コンプレッサの基本機能
- gf8370p2014a 高電圧PTCヒータの基本機能
- gf8380p9901a
- gf8380p9901a 空気清浄機能の基本機能
- gf9130p9902a シートクライメートコントロールの基本機能
- gf9130p9902a