gf8340p2012rf

クライメート·コントロール制御機能

種別 gf · トピック 83.40 · バージョン 0106 · 2019-04-25

適用: モデル 205, 253'

位置付け

機能グループ 3 ボディ › 83 クライメート・コントロール › 83.40 オートマチック・クライメート・コントロール — シリーズ 205 · シリーズ 253

GF83.40-P-2012RF

クライメート·コントロール制御機能

08.04.2019

モデル

205, 253

クライメート·コントロール制御機能

P83.40-5558-79

A1

インストルメント・クラスタ

N33/5

高電圧PTCヒータ(モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

A9

エアコンコンプレッサ(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99以外およびマグネットクラッチ付エアコンコンプレッサ(コードB09)非装備)

N33/5b1

高電圧PTCヒータ温度センサ(モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

A9y1

エアコンコンプレッサコントロールバルブ(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99以外およびマグネットクラッチ付エアコンコンプレッサ(コードB09)非装備)

N58/1

クライメート・コントロール操作ユニット

A9/5

エレクトリックエアコンコンプレッサ(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

N58/1s2

左温度セレクト・ボタン (エアコン (コード 580) 装備またはオートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

A9/5m1

エアコンコンプレッサモータ(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

N58/1s4

内気循環モード・ボタン

A9/5n1

エアコンコンプレッサコントロールユニットおよびパワーエレクトロニクス(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

N58/1s6

クライメート・コントロール・メニュー・ボタンおよび余熱ヒータ・オン / オフ・ボタン (補助ヒータ (コード 228) またはオートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

A9/7

マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 装備)

N58/1s10

右温度セレクト・ボタン (エアコン (コード 580) 装備またはオートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

A9/7y1

エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 装備)

N58/1s12

クライメートコントロールメニューボタン(1ゾーンエアコン(コード579)またはエアコン(コード580)装備および補助ヒータ(コード228)非装備)

A9/7y2

エアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 装備)

N58/1s14

左エア・ディストリビューション・ボタン (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

A26/17

ヘッド・ユニット

N58/1s15

「SYNC」ボタン (エアコン (コード 580) 装備および補助ヒータ (コード 228) 非装備)

A32m1

ブロワ・モータ

N58/1s16

「A/C」ボタン(1ゾーンエアコン(コード579)またはエアコン(コード580)またはオートマチッククライメートコントロール(コード581)装備および補助ヒータ(コード228)非装備)

A32n1

ブロワ・レギュレータ

N58/1s17

右エア・ディストリビューション・ボタン (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

A40/8

オーディオ / COMAND ディスプレイ

N58/1s19

フロント・ブロワ・ボタン

A40/9

オーディオ / COMAND 操作部 (タッチパッド・オンリー (コード 446) 非装備)

N58/1s20

フロント・オート・ボタン

A98n1

パノラミック・スライディング・ルーフ・コントロール・ユニット (パノラミック・スライディング・ルーフ (コード 413) 装備)

N58/1s21

デフロスタ・ボタン

A98/1

スライディング・ルーフ・コントロール・モジュール (スライディング・ルーフ (コード 414) 装備)

N58/1s22

エアディストリビューションボタン(1ゾーンエアコン(コード579)またはエアコン(コード580)装備)

A105

タッチパッド (タッチパッド・オンリー (コード 446) 装備)

N58/1s23

プリクライメートコントロールボタン(モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

B10/6

エバポレータ温度センサ

N58/1s24

温度選択ボタン(モデル205、1ゾーンエアコン(コード579)装備)

B10/8

リヤ・センタ・ノズル・エア吹出口温度センサ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

N59

芳香システム・ジェネレータ (エア・クオリティ・パッケージ (コード P21) 装備)

B10/31

エア吹出口温度センサ、左サイド・ノズル

N69/1

左フロント・ドア・コントロール・ユニット

B10/32

エア吹出口温度センサ、右サイド・ノズル

N69/2

右フロント・ドア・コントロール・ユニット

B10/35

エア吹出口温度センサ、左レッグ・ルーム・ノズル

N69/3

左リヤ・ドア・コントロール・ユニット (モデル 205.0/1/2、253)

B10/36

エア吹出口温度センサ、右レッグ・ルーム・ノズル

N69/4

右リヤ・ドア・コントロール・ユニット (モデル 205.0/1/2、253)

B11/4

水温センサ

N70

ルーフ・オペレーティング・コントロール・ ユニット

B12

冷媒プレッシャ・センサ

N70b1

ファン内蔵車内温度センサ

B14

外気温度センサ

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

B31

外気汚染度センサ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

N82/2

バッテリマネージメントシステムコントロールユニット(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

B38/2

補助機能付きレイン / ライト・センサ

N127

ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット

B38/2b3

湿度 / 温度センサ

R22/3

PTC 補助ヒータ (ディーゼル・エンジン)

B38/2b5

ソーラ・センサ

S17/9

グローブ・ボックス照明スイッチ

M2/8

左ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ

S24/1

セントラル・エア・ディストリビューション・ポジション検知マイクロスイッチ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 非装備)

M2/9

右ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ

Y3/8n4

フル・インテグレート・トランスミッション・コントロール・ユニット (トランスミッション 722.9、724、725)

M2/10

リヤ・ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

Y16/5

高電圧PTCヒータスイッチオーババルブ(モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

M2/11

左レッグ・ルーム / センタ・ノズル / サイド・ノズルおよびリヤ・ノズル・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

Y19/1

高電圧バッテリ冷却シャットオフ・バルブ (モデル 205.012/212)

M2/12

右レッグ・ルーム / センタ・ノズルおよびサイド・ノズル・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

Y19/3

フロントエバポレータシャットオフバルブ(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

M2/13

外気/ラム・エア/内気循環フラップ・アクチュエータ

Y110

高電圧バッテリ冷却エクスパンションバルブ(モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

M2/14

デフロスタ / レッグ・ルーム / センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータ

CAN A

テレマチック CAN

M2/15

デフロスタ・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

CAN B

車内 CAN

M4/7

ファン・モータ

CAN C

エンジン CAN バス

M13/5

クーラント循環ポンプ

CAN C1

ドライブ CAN

M16/11

左 A ピラー・エア・ディストリビューション・アクチュエータ

CAN HMI

ユーザ・インターフェース CAN

M16/12

右 A ピラー・エア・ディストリビューション・アクチュエータ

CAN L

HYBRID-CAN

M91/6

ヒータ回路循環ポンプ(モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

Flex E

シャーシ FlexRay

N2/10

補助レストレイン・システム・コントロール・ユニット

LIN B8-1

フロントエアコンLIN

N3/9

CDI コントロール・ユニット (ディーゼル・エンジン)

LIN B8-2

クライメート・コントロール LIN 2

N3/10

MEコントロールユニット(ガソリンエンジン)

LIN B8-3

エアコン操作 LIN

N10/6

フロント SAM コントロール・ユニット

LIN B13

LIN ルーフ

N18/9

イオン発生器(エアクオリティパッケージ(コードP21)装備)

LIN B16

レイン / ライト・センサ LIN

N22/1

クライメート・コントロール・ユニット

LVDS

低電圧ディファレンシャル・シグナル

N22/4

リヤ・エアコン操作ユニット (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

A

モデルイヤー2019年以前

N22/6

リヤ・コントロール・ユニット (モデル 205.4)

B

モデルイヤー2019年以降

N29/8

ブースタ・ブロワ・エレクトロニック・ブロワ・レギュレータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

モデル 205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253, 253.311/354/911/954/99
バッテリ・マネージメント・システム・コントロール・ユニットは、高電圧バッテリ・モジュール (A100) に内蔵されています。

機能前提条件の概要

クライメート・コントロールの制御の場合:

• ターミナル 15 オン:

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットがターミナル 15 のステータスを、車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。

• オートマチック・クライメート・コントロールがオンになっている

冷房モードの場合:

• エンジン作動(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99以外):

CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットは、シグナル「エンジン作動」をドライブ CAN、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット、シャーシ FlexRay、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。

• それぞれのエアコン・コンプレッサがオンになっていること

エバポレータ乾燥のため:

• 車両停止状態

余熱ヒータ利用のため(補助ヒータ(コード228)またはオートマチッククライメートコントロール(コード581)装備またはモデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99):

• ターミナル 15 オフあるいはターミナル 15C オフ

クライメート・コントロール制御の概要

エレクトロニックテンパラチャコントロールおよび車内のエアディストリビューションは、クライメートコントロール操作ユニット、リアエアコン操作ユニット(オートマチッククライメートコントロール(コード581)装備)、オーディオ/COMAND操作部(タッチパッドオンリー(コード446)非装備)またはタッチパッド(タッチパッドオンリー(コード446)装備)で選択した設定およびさまざまなセンサが検知した変数(車内温度、外気温度、水温、車両スピードなど)に応じて行われます。 これらの変数の算出については、この後で説明します。

クライメートコントロールコントロールユニットは車内CAN、フロントクライメートコントロールLIN、クライメートコントロールLIN 2およびエアコン操作LINを介して車両エレクトロニクスと相互に接続されています。このため、制御の質を改善し、エネルギ消費を低減するために、関連する影響値を考慮に入れることが可能です。

クライメート・コントロール制御機能には以下の部分機能が含まれています:

• 変数の検知および評価

• エアコン・コンポーネントの制御

• 切換点調整(トランスミッション722.9(722.930以外)、725およびモデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

• 外気モード

• 内気循環モード

• デフロスト機能

• エバポレータ乾燥

• 余熱ヒータ利用(補助ヒータ(コード228)またはオートマチッククライメートコントロール(コード581)装備またはモデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

• 事故発生後 (クラッシュ・シグナル送信後) のエアコン・カットオフ

変数の検知および評価

検知されて評価される変数は以下のとおりです:

• 外気温度

• ヘッド・ルームの車内温度

• 車内のエア吹出口の温度

• フロント・ウインドウの温度および湿度

• 水温

• エバポレータ温度

• 冷媒プレッシャ

• 日光

• エア・クオリティ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

• 車両スピード

• エンジン回転数(モデル253.99以外)

• ドア・ステイタス

• サイド・ウインドウ・ポジション

• スライディング・ルーフ (スライディング・ルーフ (コード 414) 装備) あるいはパノラミック・スライディング・ルーフ (パノラミック・スライディング・ルーフ (コード 413) 装備) のポジション

• ソフトトップのポジション(モデル205.4)

• クライメート・コントロール操作ユニットでの設定

• リヤ・エアコン操作ユニットでの設定 (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

• ヘッド・ユニットの設定

• ボイスオペレーティングシステム (SBS)(COMAND APS(コード531)装備、モデル253モデルイヤー2020年以降)

• SBSステータス(COMAND APS(コード531)装備、モデル253モデルイヤー2020年以降)

外気温度

外気温度センサは外気温度を検出します。フロント SAM コントロール・ユニットは、外気温度センサのシグナルを直接読み取り、外気温度を算出し、これを車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。クライメート・コントロール・コントロール・ユニットはこの値をもとにミックス・エア・フラップを調整して、希望の車内温度に調節します。

停車中は、温度の測定値と外気温度が大きく異なることがあります。車両が30秒以上30 km/h以上で走行しているときにのみ、外気温度が考慮されます。 車両スピードが30 km/h未満のとき、およびイグニッションをオフ/オンにするときは、最後に測定された温度値が使用されます。

ヘッド・ルームの車内温度

車内温度は乗員の頭部付近で、ルーフオペレーティングコントロールユニットに内蔵されているファン内蔵車内温度センサにより検知されます。内蔵されたファンは、温度測定のためにエアを車内から吸引します。

モデルイヤー2019年以前の車両の場合、ルーフオペレーティングコントロールユニットは車内温度をルーフLINを介してフロントSAMコントロールユニットに送信します。フロント SAM コントロール・ユニットは、これを車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。モデルイヤー2019年以降の車両の場合、ルーフオペレーティングコントロールユニットは車内温度を車内CANを介してクライメートコントロールコントロールユニットに送信します。

車内のエア吹出口の温度

車内のエア吹出口の温度は、エア吹出口温度センサによって検知されます。エア吹出口温度センサのシグナルは、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットにより直接読み取られます。クライメート・コントロール・コントロール・ユニットはエア吹出口の温度を制御します。

フロント・ウインドウの温度および湿度

補助機能付きレイン / ライト・センサに内蔵されている湿度 / 温度センサは、相対湿度および相対温度をフロント・ウインドウ内側で直接測定し、その測定値から露点温度を特定します。さらにフロント・ウインドウの表面温度を特定します。露点温度の比較により、(重大な) ウインドウのくもりが検知できます。補助機能付きレイン / ライト・センサの温度値は、フロント SAM コントロール・ユニットにより、レイン / ライト・センサ LIN を介して読み取られます。フロント SAM コントロール・ユニットは、車内 CAN を介してシグナルをクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。フロントウインドウがくもりそうなときは、エアコンコンプレッサをオンにするなどの適切な措置が講じられます。 

水温

クーラントの温度は水温センサによって検知されます。

モデル253.99以外:

CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットは、水温センサのシグナルを直接読み取り、水温に関するインフォメーションをドライブ CAN、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット、シャーシ FlexRay、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。

モデル253.99:

ドライブトレインコントロールユニットは水温センサのシグナルを直接読み取り、水温に関するインフォメーションをシャーシFlexRay、エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットおよび車内CANを介してクライメートコントロールコントロールユニットに送信します。

この値は、ミックス・エア・フラップ制御およびクーラント循環ポンプ制御に使用されます。

モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99の場合、さらに高電圧PTCヒータ温度センサによって高電圧PTCヒータ内の水温も検出されます。クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは、高電圧 PTC ヒータ温度センサのシグナルをクライメート・コントロール LIN 2 を介して読み取ります。この値は、ヒータ回路循環ポンプの制御に使用されます。

エバポレータ温度

エバポレータの氷結を防ぐため、その部分の温度をエバポレータ温度センサが検知します。クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは、エバポレータ温度センサのシグナルを直接読み取ります。エバポレータ温度が約2 °Cまで下がると、エアコンコンプレッサが作動停止するか、フロントエバポレータシャットオフバルブ(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)が閉じます。温度が2.5 °C以上になると、エアコンコンプレッサが再びオンになるか、フロントエバポレータシャットオフバルブ(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)が再び開きます。

2.5 °Cの温度は、イグニッションをオンにした後、最長20分間維持されます。 その後で、温度(必要な冷房出力に応じて)が3 ~ 8 °Cに制御されます。

冷媒プレッシャ

冷媒圧力は、冷媒プレッシャ・センサによって検知されます。冷媒プレッシャ・センサのシグナルは、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットにより直接読み取られます。この圧力は、保存されている温度圧力曲線と比較されます。冷媒圧力が0.8 bar未満の場合または28 bar以上の場合、エアコンコンプレッサまたはエレクトリックエアコンコンプレッサは作動停止されるか、またはオンになりません。

日光

補助機能付きレイン / ライト・センサ内に内蔵されているソーラ・センサは、車内に入射する日光の角度および強さを検知します。補助機能付きレイン / ライト・センサのシグナルは、フロント SAM コントロール・ユニットにより、レイン / ライト・センサ LIN を介して読み取られます。フロント SAM コントロール・ユニットは、車内 CAN を介してシグナルをクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。例えば日光が一方向だけから差し込んでくるときは、左右の標準基準温度の差が適切に設定されます。 

エア・クオリティ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

外気汚染度センサで、以下の有害ガスの濃度を検知します:

• 一酸化炭素 (CO)

• 窒素酸化物 (NOx)

これらの値は、クライメートコントロールコントロールユニットにより、フロントクライメートコントロールLINによって読み取られます。クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは読み取った値をもとに、自動内気循環制御を行います。

車両スピード

車両スピードは、インストルメント・クラスタからユーザ・インタフェース CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信されます。車両スピードは、ラム・エア機能の制御および外気温度の内部計算 (停止モード中など) に使用されます。

エンジン回転数(モデル253.99以外)

エンジン回転数は、CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットから、ドライブ CAN、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット、シャーシ FlexRay、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信されます。エンジン回転数は特に、エアコン・コンプレッサを制御するために使用されます。

ドア・ステイタス

各ドアのステータスを以下のコントロール・ユニットが検出し、車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します:

• 左フロント・ドア・コントロール・ユニット

• 右フロント・ドア・コントロール・ユニット

• 左リヤ・ドア・コントロール・ユニット (モデル 205.0/1/2、253)

• 右リヤ・ドア・コントロール・ユニット (モデル 205.0/1/2、253)

ドアが開くと、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは内気と外気の温度差が大きい場合に不要な再調整をしなくてもよいように、その時のブロワ・ステージを維持します。

サイド・ウインドウ・ポジション

それぞれのサイド・ウインドウ・ポジションを以下のコントロール・ユニットが検出し、車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します:

• 左フロント・ドア・コントロール・ユニット

• 右フロント・ドア・コントロール・ユニット

• 左リヤ・ドア・コントロール・ユニット (モデル 205.0/1/2、253)

• 右リヤ・ドア・コントロール・ユニット (モデル 205.0/1/2、253)

• リヤ・コントロール・ユニット (モデル 205.4)

クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは、サイド・ウインドウが開いている場合、内気と外気の温度差が大きいときに不要な再調整をしなくてもよいように、その時のブロワ・ステージを維持します。

スライディング・ルーフ (スライディング・ルーフ (コード 414) 装備) あるいはパノラミック・スライディング・ルーフ (パノラミック・スライディング・ルーフ (コード 413) 装備) のポジション

スライディング・ルーフのポジションは、スライディング・ルーフ・コントロール・モジュールにより、車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信されます。パノラミック・スライディング・ルーフのポジションは、パノラミック・スライディング・ルーフ・コントロール・ユニットから車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信されます。

クライメートコントロールコントロールユニットは、スライディングルーフまたはパノラミックスライディングルーフが開いている場合、内気と外気の温度差が大きいときに不要な再調整をしなくてもよいように、その時のブロワステージを維持します。

ソフトトップのポジション(モデル205.4)

ソフトトップのポジションは、リアコントロールユニットにより車内CANを介してクライメートコントロールコントロールユニットに送信されます。

クライメート・コントロール操作ユニットでの設定

運転席および助手席エリアのクライメートコントロールは、クライメートコントロール操作ユニットの以下のボタンで設定できます:

• 左温度セレクト・ボタン (エアコン (コード 580) 装備またはオートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

• 内気循環モード・ボタン

• クライメート・コントロール・メニュー・ボタンおよび余熱ヒータ・オン / オフ・ボタン (補助ヒータ (コード 228) またはオートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

• 右温度セレクト・ボタン (エアコン (コード 580) 装備またはオートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

• クライメートコントロールメニューボタン(1ゾーンエアコン(コード579)またはエアコン(コード580)装備および補助ヒータ(コード228)非装備)

• 左エア・ディストリビューション・ボタン (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

• 「SYNC」ボタン (エアコン (コード 580) 装備および補助ヒータ (コード 228) 非装備)

• 「A/C」ボタン(1ゾーンエアコン(コード579)またはエアコン(コード580)またはオートマチッククライメートコントロール(コード581)装備および補助ヒータ(コード228)非装備)

• 右エア・ディストリビューション・ボタン (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

• 「A/C」および余熱オン / オフ・ボタン

• フロント・ブロワ・ボタン

• フロント・オート・ボタン

• デフロスタ・ボタン

• エアディストリビューションボタン(1ゾーンエアコン(コード579)またはエアコン(コード580)装備)

• プリクライメートコントロールボタン(モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

• 温度選択ボタン(1ゾーンエアコン(コード579)装備)

これらの設定は、クライメート・コントロール操作ユニットによりエアコン操作 LIN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信され、そこで処理されます。このデータに基づいて、風量、エア・ディストリビューションおよび温度が制御されます。選択した設定はオーディオ / COMAND 用ディスプレイに表示されます。クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは、選択した設定を車内 CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよびユーザ・インタフェース CAN を介してヘッド・ユニットに送信します。ヘッド・ユニットは、該当する画像データを発生させ、オン要求をテレマチック CAN を介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイに送信します。画像データは、LVDS ケーブルを介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイに伝送されます。

機能フィードバックのために、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットはボタンの LED の点灯に関する要求をエアコン操作 LIN を介してクライメート・コントロール操作ユニットに送信します。

エアコンのオフまたはエアコン・コンプレッサのオフは、「A/C」ボタンまたは「A/C」ボタンおよび余熱ヒータ・オン / オフ・ボタンが取り付けられている場合に可能です。これらのボタンが取り付けられていない場合は、ヘッド・ユニットのメニューからオフにすることができます。

フロントエアディストリビューションの設定は、さらにオーディオ/COMAND操作部(タッチパッドオンリー(コード446)非装備)またはタッチパッド(タッチパッドオンリー(コード446)装備)でも可能で、オーディオ/COMAND用ディスプレイに表示されます。

モデル 205, 253
コード 580 装備 (エアコン)
同期化機能は「SYNC」ボタンあるいはヘッド・ユニットのメニューによりオンまたはオフにすることができます。運転席側の温度設定は助手席側用に受け継がれます。

モデル 205, 253
コード 228 装備 (補助ヒ一タ)
コード 580 装備 (エアコン)
同期化機能はヘッド・ユニットのメニューによりオンまたはオフにすることができます。運転席側の温度設定は助手席側用に受け継がれます。

モデル 205, 253
コード 581 装備 (オ一トマチック·クライメ一ト·コントロ一ル)
同期化機能はヘッド・ユニットのメニューによりオンまたはオフにすることができます。運転席側の温度設定は助手席側および車両後部用に受け継がれます。さらにフロント・エア・ディストリビューションの設定は車両後部用に受け継がれます。

リヤ・エアコン操作ユニットでの設定 (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備)

リヤ・コンパートメントのクライメート・コントロール機能は、リヤ・エアコン操作ユニットで設定できます。設定はリヤ・エアコン操作ユニットからエアコン操作 LIN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信され、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットによって処理されます。このデータに基づいて、リヤの風量および温度が制御されます。選択した設定内容は、リヤ・エアコン操作ユニットのディスプレイに表示されます。

ヘッド・ユニットの設定

ヘッドユニット内のメニューから、エアコンの作動停止またはクライメートコントロール機能の選択を行うことができます。

操作は、オーディオ/COMAND操作部(タッチパッドオンリー(コード446)非装備)またはタッチパッド(タッチパッドオンリー(コード446)装備)で行います。コントロール・シグナルは、ヘッド・ユニットにより、テレマチック CAN によって読み取られ、評価されます。引き続きヘッド・ユニットは、該当するシグナルをユーザ・インタフェース CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。

ヘッド・ユニットは、該当する画像データを発生させ、オン要求をテレマチック CAN を介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイに送信します。画像データは、LVDS ケーブルを介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイに伝送されます。

SBS(COMAND APS(コード531)装備、モデル253モデルイヤー2020年以降)

SBSにより、エアコンの以下の機能を音声入力で操作できます:

• エアコンのオンまたはオフあるいはエアコンコンプレッサのオン/オフ

• シンクロ機能のオンまたはオフ(エアコン(コード580)またはタクシー/レンタカー用取付準備部品(コード965)装備)

• イオン拡散機能のオンまたはオフ(エアクオリティパッケージ(コードP21)装備)

• 芳香システムのオンまたはオフおよび調整(エアクオリティパッケージ(コードP21)装備)

• デフロスト機能のオンまたはオフ

• オートマチッククライメートコントロールのオンまたはオフ

• 内気循環モードのオンまたはオフ

• エアコンスタイルの調整(オートマチッククライメートコントロール(コード581)装備)

• 車内温度の調整

• エアディストリビューションの調整

• 風量の調整

SBSはヘッドユニットに内蔵されています。ヘッド・ユニットは、該当するインフォメーションをユーザ・インタフェース CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。

SBSステータス(COMAND APS(コード531)装備、モデル253モデルイヤー2020年以降)

SBS 作動中、ブロワ・モータの出力はブロワ・レギュレータにより制限されます。ヘッド・ユニットは SBS のステータスを、ユーザ・インタフェース CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。

エアコンコンポーネントの制御

エアコンコンポーネントの制御には以下のサブ機能があります:

• ブロワ・モータの制御

• ブースタブロワエレクトロニックブロワレギュレータの制御(オートマチッククライメートコントロール(コード581)装備)

• エア・ガイド・フラップの制御

• エアコンコンプレッサの制御(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99以外)

• エレクトリックエアコンコンプレッサの制御(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

• ファン・モータ (エンジン・ファン) の制御

• PTC 補助ヒータの制御 (ディーゼル・エンジン)

• 高電圧PTCヒータの制御(モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

• 高電圧PTCヒータスイッチオーババルブの制御(モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

• フロントエバポレータシャットオフバルブの制御(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

• クーラント循環ポンプの制御

• ヒータ回路循環ポンプの制御(モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

• イオン発生器の制御(エアクオリティパッケージ(コードP21)装備)

• 芳香システム・ジェネレータの制御 (エア・クオリティ・パッケージ (コード P21) 装備)

• 高電圧バッテリ冷却シャットオフバルブの制御(モデル205.012/212)

• 高電圧バッテリ冷却エクスパンションバルブの制御(モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

ブロワ・モータの制御

通気はブロワ・モータによって行われます。クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは要求をクライメート・コントロール LIN 2 を介してブロワ・レギュレータに送信し、ブロワ・レギュレータがブロワ・モータを制御します。

ブロワ・モータは、内気を循環させたり、フレッシュ・エアを車内に供給したりするラジアル・ブロワを駆動します。これにより、ウインドウのくもりをなくし、同乗者に空気を供給して、車内を速やかに快適かつ均等な温度にします。クライメート・コントロール操作ユニットでの現在の設定に応じて、エアが車内のさまざまなエア・ダクトおよびエア吹出口を通って分配されます。

モデル 205
コード 531 装備 (COMAND APS)
モデル 253
モデル・イヤー 2020 以前
コード 531 装備 (COMAND APS)
モデル 253
モデル・イヤー 2020 以降
SBS がオンになっているとき、ブロワ・ステージは下がります。

事故が発生すると (クラッシュ・シグナル送信後)、ブロワ・モータはオフになります。

ブースタブロワエレクトロニックブロワレギュレータの制御(オートマチッククライメートコントロール(コード581)装備)

ブースタ・ブロワのエレクトロニック・ブロワ・レギュレータは、リヤ・コンパートメントのベンチレーションの向上に用いられます。フレッシュ・エアがフロントからブースタ・ブロワ・エレクトロニック・ブロワ・レギュレータに確実に流れ込むようにするため、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは、ブロワ・モータの制御要求を、クライメート・コントロール LIN 2 を介して、ブロワ・モータを直接制御するブロワ・レギュレータに送信します。ブロワ・モータがどれくらいの強さで制御されるかは、リヤ・エアコン操作ユニットでの設定に左右されます。リヤに流入する外気は、ブースタ・ブロワ・エレクトロニック・ブロワ・レギュレータによって増強されます。クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは、要求を、クライメート・コントロール LIN 2 を介してブースタ・ブロワ・エレクトロニック・ブロワ・レギュレータに送信し、ブロワ・レギュレータが希望のブロワ・ステージに応じてエア・フローを強めます。

ブースタ・ブロワ・エレクトロニック・ブロワ・レギュレータが作動している場合は、常にブロワ・モータも作動しています。

ブースタ・ブロワ・エレクトロニック・ブロワ・レギュレータは、事故後 (クラッシュ・シグナル送信後) 作動停止します。

エア・ガイド・フラップの制御

エアコン・ユニットのエア・ガイド・フラップを調整することにより、車内のエア・ディストリビューションが制御されます。以下の構成部品はクライメートコントロールコントロールユニットにより、フロントクライメートコントロールLINを介して制御されます:

1ゾーンエアコン(コード579)装備またはエアコン(コード580)装備の車両:

• デフロスタ / レッグ・ルーム / センタ・ノズル・フラップ (デフロスタ / レッグ・ルーム / センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 左ミックス・エア・フラップ (左ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

• 右ミックス・エア・フラップ (右ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

• 外気 / ラム・エア / 内気循環フラップ (外気 / ラム・エア / 内気循環フラップ・アクチュエータによる) (外気 / ラム・エア / 内気循環制御)

• 左 A ピラー・エア・ディストリビューション (左 A ピラー・エア・ディストリビューション・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 右 A ピラー・エア・ディストリビューション (右 A ピラー・エア・ディストリビューション・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

デフロスタ / レッグ・ルーム / センタ・ノズル・フラップのポジションは、セントラル・エア・ディストリビューション・ポジション検知マイクロスイッチによって検知されます。クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは、マイクロスイッチのステータスを直接読み取ります。正常でない位置が検知された場合、デフロスタ / レッグ・ルーム / センタ・ノズル・フラップのポジションは、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットによってデフロスタ / レッグ・ルーム / センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータによって再制御されます。

オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備車:

• 左レッグ・ルーム / センタ・ノズル / サイド・ノズルおよびリヤ・ノズル・フラップ (左レッグ・ルーム / センタ・ノズル / サイド・ノズルおよびリヤ・ノズル・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 右レッグ・ルーム / センタ・ノズルおよびサイド・ノズル・フラップ (右レッグ・ルーム / センタ・ノズルおよびサイド・ノズル・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• リヤ・ミックス・エア・フラップ (リヤ・ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

• 左ミックス・エア・フラップ (左ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

• 右ミックス・エア・フラップ (右ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

• デフロスタ・フラップ (デフロスタ・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 外気 / ラム・エア / 内気循環フラップ (外気 / ラム・エア / 内気循環フラップ・アクチュエータによる) (外気 / ラム・エア / 内気循環制御)

• 左 A ピラー・エア・ディストリビューション (左 A ピラー・エア・ディストリビューション・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 右 A ピラー・エア・ディストリビューション (右 A ピラー・エア・ディストリビューション・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

クライメートコントロールコントロールユニットはこれらアクチュエータをフロントクライメートコントロールLINを介して制御します。

事故発生後 (クラッシュ・シグナル送信後)、外気 / 内気循環フラップは閉じられます。

モデル 205, 253
コード 581 装備 (オ一トマチック·クライメ一ト·コントロ一ル)
ウインドウのくもりを防ぐため、デフロスタフラップはターミナル15のオフの2分後に閉じ、レッグルームフラップが開きます。 車両をスタートすると再び、すべての設定ができるようになります。

ターミナル15がオフの時にいずれかのドアを開けると、フレッシュエア/ラムエア/内気循環フラップアクチュエータが、フレッシュエア/ラムエア/内気循環フラップを全開時の50 %の開度に開きます。これにより、ドア・ロック・プレッシャが低下します。この機能は、ダイアグノシス・テスタで設定可能です。

クライメート·コントロール制御機能

運転席およびセンタ・コンソールのエア吹出口

P83.10-2868-76

エアコンコンプレッサの制御(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99以外)

エアコン・コンプレッサは、冷媒を吸引および圧縮する装置です。エアコン・コンプレッサの出力は、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットによりエアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブを介して無段階に 100 % まで制御されます。クライメート・コントロール・コントロール・ユニットはエアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブを直接制御します。

マグネットクラッチ付エアコンコンプレッサ(コードB09)装備

さらにマグネットクラッチが取り付けられています。これにより、エアコン・コンプレッサをベルト・ドライブ内の動力伝達から完全に切り離すことができます。したがって、さらなる燃料節約が可能となります。クライメート・コントロール・コントロール・ユニットはマグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサを直接制御します。

クライメート・コントロール・コントロール・ユニットはさらに、アイドル・スピード・アップの要求を車内 CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット、シャーシ FlexRay、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットおよびドライブ CAN を介して、CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットに送信します。このコントロール・ユニットは、エアコン・コンプレッサがオンになった時の追加負荷に応じてアイドル・スピードを引き上げます。

事故が発生すると (クラッシュ・シグナル送信後)、エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブまたはエアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 装備) を介してエアコン・コンプレッサをオフにします。

エレクトリックエアコンコンプレッサの制御(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

エレクトリック・エアコン・コンプレッサは、冷媒の吸引および圧縮を行います。クライメート・コントロール・コントロール・ユニットがクライメート・コントロール LIN 2 を介して、エレクトリック・エアコン・コンプレッサを作動させます。

事故が発生すると、高電圧構成部品はバッテリ・マネージメント・システム・コントロール・ユニットによってオフになります。

高電圧バッテリがオーバーヒートした場合、バッテリ・マネージメント・システム・コントロール・ユニットは、冷却要求を、ハイブリッド CAN、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット、シャーシ FlexRay、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットへ送信し、このユニットが、クライメート・コントロール LIN 2 を介して、エレクトリック・エアコン・コンプレッサを制御します。
クライメート・コントロール・コントロール・ユニットはこの逆の経路でバッテリ・マネージメント・システム・コントロール・ユニットにフィードバックを送信します。

ファン・モータ (エンジン・ファン) の制御

ファン・モータは、クーラントおよび冷媒を冷却します。クライメートコントロールコントロールユニットは冷媒圧力に応じてファンの基準回転数を算出します。

モデル253.99以外:

クライメートコントロールコントロールユニットは該当する要求を、車内CAN、エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニット、シャーシFlexRay、ドライブトレインコントロールユニットおよびエンジンCANバスを介してCDIコントロールユニットまたはMEコントロールユニットに送信します。CDIコントロールユニットまたはMEコントロールユニットは、エンジン温度に応じてファンの基準回転数を算出し、それを基にファンモータを制御します。

モデル253.99:

クライメートコントロールコントロールユニットは該当する要求を、車内CAN、エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットおよびシャーシFlexRayを介してドライブトレインコントロールユニットに送信します。ドライブトレインコントロールユニットはエンジン温度に応じてファンの基準回転数を算出し、ファンモータを適切に制御します。

PTC 補助ヒータの制御 (ディーゼル・エンジン)

PTC 補助ヒータは、必要に応じてクライメート・コントロール・コントロール・ユニットによりクライメート・コントロール LIN 2 を介してオンに切り換えられます。

事故が発生すると (クラッシュ・シグナル送信後)、PTC 補助ヒータはオフになります。

高電圧PTCヒータの制御(モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

高電圧 PTC ヒータは、必要に応じてクライメート・コントロール・コントロール・ユニットによりクライメート・コントロール LIN 2 を介してオンになります。高電圧 PTC ヒータを損傷から保護するため、このヒータは水温が 90 °C になると作動停止します。水温は、高電圧 PTC ヒータ温度センサに検知され、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットによってクライメート・コントロール LIN 2 に読み取られます。

事故が発生すると (クラッシュ・シグナル送信後)、高電圧 PTC ヒータは作動停止します。

事故が発生すると、高電圧構成部品はバッテリ・マネージメント・システム・コントロール・ユニットによってオフになります。

高電圧PTCヒータスイッチオーババルブの制御(モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

高電圧PTCヒータスイッチオーババルブはヒータコア(高電圧PTCヒータスイッチオーババルブ制御中)またはエンジン(モデル253.99以外)およびヒータコア(小または大クーラント回路)へのクーラントの流れを制御します。クライメートコントロールコントロールユニットは、高電圧PTCヒータスイッチオーババルブの制御要求をクライメートコントロールLIN 2を介して高電圧PTCヒータに送信します。高電圧 PTC ヒータは高電圧 PTC ヒータ・スイッチオーバ・バルブを直接制御します。

フロントエバポレータシャットオフバルブの制御(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

フロント・エバポレータ・シャットオフ・バルブは、機械式エクスパンション・バルブと、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットによって直接制御されるシャットオフ・バルブから構成されています。

フロント・エバポレータ・シャットオフ・バルブは、エバポレータへの冷媒の流れを制御します。制御は冷却要求に応じて行われます。

クーラント循環ポンプの制御

クーラント循環ポンプはクーラントをヒータコアに送り、このヒータコアが脇を流れるエアに熱を放出します。

エンジン回転数が低い場合には(モデル253.99以外)、補助的にクーラント循環ポンプが制御され、通過するエアを加熱するために必要な流量のクーラントが確保されます。クーラント循環ポンプは、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットによって直接制御されます。

制御は車両停止時または電気モード時(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)にも同様に行われます。

ヒータ回路循環ポンプの制御(モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

ヒータ回路循環ポンプは、クーラントを高電圧 PTC ヒータからヒータ・コアへ供給し、それによって車内の暖房を行えるようにします。ヒータ回路循環ポンプは高電圧PTCヒータによって直接制御され、その要求はクライメートコントロールコントロールユニットからクライメートコントロールLIN 2を介して高電圧PTCヒータに送信されます。

イオン発生器(エアクオリティパッケージ(コードP21)装備)の制御の追加機能前提条件

• イオン拡散機能が起動している

• ブロワがオンになっている

• 左サイド・ノズル・フラップが開いている

• オートマチック・クライメート・コントロールが作動している

イオン発生器の制御(エアクオリティパッケージ(コードP21)装備)

イオン発生器は、車内の空気をイオン化するために用いられます。イオン発生機能により、車内の空気を清浄します。

ヘッド・ユニットは、「イオン化オン」要求を、ユーザ・インタフェース CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。クライメートコントロールコントロールユニットはイオン発生器をクライメートコントロールLIN 2を介して制御します。

モデル 205 (205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253 以外)
コード 577 装備 (ヒータ・システムおよびベンチレーション・システムの遠隔起動)
モデル 205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253, 253.311/354/911/954/99
イオン発生器は、さらにプリクライメートコントロール機能によってオン/オフにすることができます。

イオン拡散機能はヘッド・ユニットの操作メニューからのみスタートできます。

内気へのイオン拡散そのものは無臭で、車内にイオンが広がっているとは直接には知覚できません。

芳香システム・ジェネレータ制御の追加機能前提条件 (エア・クオリティ・パッケージ (コード P21) 装備)

• 芳香システムがオンになっている

• グローブ・ボックス「閉」

• 香水瓶を使用している

• オートマチック・クライメート・コントロールが作動している

グローブ・ボックスのステータス (開または閉) は、グローブ・ボックス・ランプ・スイッチによって検知されます。
芳香システム・ジェネレータは、グローブ・ボックス・ランプ・スイッチのステータスを直接読み取ります。

芳香システム・ジェネレータの制御 (エア・クオリティ・パッケージ (コード P21) 装備)

芳香システム・ジェネレータは、車内のフレグランスに用いられます。アロマ・ジェネレータにはファンが取り付けられており、このファンが浄化された専用のエア・フローを発生させます。香水瓶が挿入されており、芳香システムがオンになっている場合、エア・フローは香水表面上を通り、香り分子を取り込みます。香りが付けられたこの空気は、ディフューザグリル(オーディオ/COMAND用ディスプレイの前)の開口部から直接車内に送られます。この芳香は周期的に行われます。すなわち、システムがオンになると、芳香が 5 分間作動し、次に 5 分間オフになります。この間欠機能は、同乗者が香りに慣れるのを防ぐために用いられます。これにより、香りに対する知覚能力が維持されます。

ヘッド・ユニットは、「芳香オン」要求および「芳香強さ」要求を、ユーザ・インタフェース CAN を介してエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットに送信し、車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは、芳香システム・ジェネレータをクライメート・コントロール LIN 2 を介して作動させます。

グローブ・ボックスが開けられると、グローブ・ボックス・ランプ・スイッチを介して、グラウンド・シグナルが直接芳香システム・ジェネレータに送信されます。これにより、このシグナルがアクティブな芳香を停止し、香水瓶照明をオンにします。さらに芳香システム・ジェネレータの香水瓶が作動ポジションから解除され、取出しポジションになります。

グローブ・ボックスが閉じられると、ターミナル 15 がオンの場合、挿入された香水瓶は芳香システム・ジェネレータによって作動ポジションに入ります。さらに芳香システム・ジェネレータにより香水瓶照明がオフになり、ヘッド・ユニットのエアコン・メニューで前回設定されていた香り濃度がオンになります。

モデル 205 (205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253 以外)
コード 577 装備 (ヒータ・システムおよびベンチレーション・システムの遠隔起動)
モデル 205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253, 253.311/354/911/954/99
芳香システム・ジェネレータは、さらにプリ・クライメート・コントロール機能によってオン / オフにすることができます。

芳香機能はヘッド・ユニットの操作メニューからのみオンにできます。レベルは3段階に調整可能です。

芳香システム・ジェネレータに香水瓶が挿入されていない場合は、オーディオ / COMAND 用ディスプレイにメッセージ「芳香カートリッジを挿入してください」が表示されます。
芳香システム・ジェネレータは内蔵モータの電流消費の測定により、香水瓶が挿入されたかを検知します。
香水瓶の代わりに他の物体を挿入すると、芳香システム・ジェネレータがその物体を間違って香水瓶と認識することがあります。

高電圧バッテリ冷却シャットオフバルブの制御(モデル205.012/212)

高電圧バッテリ冷却シャットオフ・バルブを介して、高電圧バッテリの内蔵エバポレータへの冷媒の流れが制御されます。これにより、高電圧バッテリから熱エネルギが取り去られ、過熱を防ぎます。バッテリ・マネージメント・システム・コントロール・ユニットは、その要求を、ハイブリッド CAN、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット、シャーシ FlexRay、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。

クライメート・コントロール・コントロール・ユニットはこの逆の経路でバッテリ・マネージメント・システム・コントロール・ユニットにフィードバックを送信します。高電圧バッテリ冷却シャットオフ・バルブの制御は、バッテリ・マネージメント・システムによって直接行われます。

高電圧バッテリ冷却エクスパンションバルブの制御(モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

高電圧バッテリ冷却エクスパンション・バルブは、機械式エクスパンション・バルブおよび、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットによって直接制御されるシャットオフ・バルブから構成されています。

ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットは、要求をシャーシ FlexRay、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。

ドライブトレインコントロールユニットはシャットオフバルブのステータス(開/閉)をシャーシFlexRay、エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットおよび車内CANを介してクライメートコントロールコントロールユニットに送信します。

切換点調整(トランスミッション722.9(722.930以外)、725およびモデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

高めの冷房出力または暖房出力が必要な場合には、完全一体型トランスミッション・コントロール・コントロール・ユニットが切換え点を調整します。

クライメート・コントロール・コントロール・ユニットが切換え点調整要求を車内 CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット、シャーシ FlexRay、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットおよびドライブ CAN を介して、完全一体型トランスミッション・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。

外気モード

外気 / ラム・エア / 内気循環フラップが開き、外気がエアコン・ユニットを介して車内に送られます。

内気循環モード

内気循環モードには以下のサブ機能があります:

• 内気循環モード (内気循環モード・ボタンを操作)

• 汚染物質感知内気循環モード(モデル253.99以外、オートマチッククライメートコントロール(コード581)装備)

• 自動内気循環モード

内気循環モード (内気循環モード・ボタンを操作)

クライメートコントロール操作ユニットの内気循環モードボタンを1.5秒以上操作すると、外気/ラムエア/内気循環フラップが閉じ、外からのエア流入を防ぎます。 エアは車内のみを循環し、外の不快な匂いや有害ガスを遮断します。内気循環モード中は内気循環モード・ボタンの LED が点灯します。

クライメートコントロールコントロールユニットは、内気循環モードボタンのステータスをエアコン操作LINを介して読み取り、外気/ラムエア/内気循環フラップアクチュエータをフロントクライメートコントロールLINを介して制御します。

米国仕様 (コード 494) 車以外:

内気循環モードボタンを1.5秒以上操作すると、サイドウインドウおよびスライディングルーフ(スライディングルーフ(コード414)装備)またはパノラミックスライディングルーフ(パノラミックスライディングルーフ(コード413)装備)が閉じます。 その後、内気循環モードボタンをもう一度1.5秒以上操作すると、サイドウインドウおよびスライディングルーフ(スライディングルーフ(コード414)装備)またはパノラミックスライディングルーフ(パノラミックスライディングルーフ(コード413)装備)が再びもとのポジションに調整されます(これらが内気循環モード中に手動で調整されなかった場合)。 

汚染物質感知内気循環モード(モデル253.99以外、オートマチッククライメートコントロール(コード581)装備)の追加機能前提条件

• エアコンコンプレッサがオンになっている(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99以外およびマグネットクラッチ付エアコンコンプレッサ(コードB09)非装備)

• エレクトリックエアコンコンプレッサがオンになっている(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

• マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサがオンになっていること (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 装備)

汚染物質感知内気循環モード(モデル253.99以外、オートマチッククライメートコントロール(コード581)装備)

外気汚染度センサは外気の汚染度をフロントクライメートコントロールLINを介してクライメートコントロールコントロールユニットに送信します。汚染度が特定の値を超えると、クライメートコントロールコントロールユニットがフレッシュエア/ラムエア/内気循環フラップアクチュエータをフロントクライメートコントロールLINを介して制御し、フレッシュエア/ラムエア/内気循環フラップが内気循環ポジションになります。外気は入ってこなくなり、内気循環のみが行われます。車両始動後に、汚染物質感知内気循環モードが作動する条件が整っていると、まず30秒間外気を取り込みます。 その後、汚染物質感知内気循環モードがまず80%で作動し、さらに10秒が経過すると必要に応じて汚染物質感知内気循環モードが100%で作動します。     

内気循環モード・ボタンの LED は、汚染物質感知内気循環モードの作動表示をしません。

汚染物質感知内気循環モードは最大で30分間作動します。 

自動内気循環モードのその他の機能前提条件

• オートマチック・クライメート・コントロールが作動している

• 外気温度が 5 °C 以上 (トンネル内での自動内気循環モード用)

自動内気循環モード

内気循環モードは以下の場合、自動的にオンになります:

• 外気温度が高い場合

外気温度センサは外気温度を検出します。フロント SAM コントロール・ユニットは、外気温度センサのシグナルを直接読み取り、外気温度を算出し、これを車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。

• トンネル内(デジタルマップナビゲーション(コード357)またはCOMAND APS(コード531)装備、モデル253ハードディスクナビゲーション(コード365)装備)

ヘッド・ユニットは、GPS データを車内 CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。

クライメートコントロールコントロールユニットは外気/ラムエア/内気循環フラップアクチュエータをフロントクライメートコントロールLINを介して制御し、外気/ラムエア/内気循環フラップが内気循環ポジションになります。

自動内気循環モードは内気循環モード・ボタンの LED により表示されません。

自動内気循環モードは最大で30分間作動します。 

デフロスト機能

デフロスタ・ボタンを操作すると、デフロスタ・フラップおよび外気 / ラム・エア / 内気循環フラップを除くすべてのエア・フラップが閉じます。デフロスタ・フラップおよび外気 / 内気循環フラップは完全に開いた状態になります。デフロスタ・フラップは、最大エア・フローがフロント・ウインドウおよびフロント・サイド・ウインドウに向かうように調整されます。ミックス・エア・フラップは、最も高い温度の送風に設定されます。クライメート・コントロール・コントロール・ユニットがクライメート・コントロール LIN 2 を介してブロワ・レギュレータを始動すると、ブロワ・レギュレータは吹き出す風の温度に応じてデフロスタ・モードが最適化されるようにブロワ・モータを作動させます。

吹出しエアを乾燥できるように、エアコン・コンプレッサがオンになります。エアを乾燥した後、最高温度まで加熱します。

エバポレータ乾燥の追加機能前提条件

• エアコンが前回のイグニッションサイクル中に最低1回作動している

• エバポレータ温度が 3 °C 以上

• 外気温度 20 °C 超過

• ドアが閉じている

• 総走行距離が 250 km 以上

エバポレータ乾燥

車内のエバポレータの異臭およびエアコン始動時のウインドウのくもりを防ぐため、エバポレータ乾燥が行われます。

車両停止後、インストルメントクラスタのタイムカウンタがオンになります。1 時間の待ち時間後に、インストルメント・クラスタはエバポレータ乾燥要求をユーザ・インタフェース CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信し、同ユニットはエバポレータ乾燥をスタートします。このためにブロワが 30 分間、最低ステージで作動します。

クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは、クライメート・コントロール LIN 2 を介して、この要求をブロワ・レギュレータに送信します。ブロワ・レギュレータは、最小ブロワ・ステージでブロワ・モータを制御します。送風により、エバポレータに残っている水分が減少します。

余熱ヒータ利用(補助ヒータ(コード228)またはオートマチッククライメートコントロール(コード581)装備またはモデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)

クライメート・コントロール操作ユニットのクライメート・コントロール・メニュー・ボタンおよび余熱ヒータ・オン / オフ・ボタン (補助ヒータ (コード 228) 装備またはオートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備) または「A/C」ボタンおよび余熱ヒータ・オン / オフ・ボタンを操作すると、機能がオンになります。クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは、クライメート・コントロール操作ユニットのコントロール・シグナルをエアコン操作 LIN を介して読み取り、クーラント循環ポンプを直接制御します。クーラント循環ポンプの働きにより、まだ温かいクーラント (余熱) がヒータ・コアを通ります。

このために、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは並行して通気要求をクライメート・コントロール LIN 2 を介してブロワ・レギュレータに送信し、同レギュレータが最小ステージでブロワ・モータの制御を行います。ブロワ・モータからの吸気はヒータ・コアに送られて、そこで加熱されます。この機能は、30 分後、またはバッテリ電圧が一定の値より下がった場合に終了します。

事故発生後 (クラッシュ・シグナル送信後) のエアコン・カットオフ

事故発生時に有害ガスが車内に侵入するのを防ぐため、クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは以下のように制御します:

• ブロワ・モータはそれ以上制御されません。車内でエアが循環しなくなります。

• 外気 / ラム・エア / 内気循環フラップが内気循環ポジションに調整されます。外気が車内に入り込まなくなります。

• エアコンコンプレッサコントロールバルブがオフになります(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99以外)。エアコン・コンプレッサは、以後冷媒を循環させません。

• エアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチが開きます (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 装備)。エアコン・コンプレッサが駆動しなくなります。

• エレクトリックエアコンコンプレッサに通電されなくなります(モデル205.012/013/047/053/054/147/212/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)。

• PTC 補助ヒータ (ディーゼル・エンジン) が作動停止します。

• 高電圧PTCヒータ(モデル205.013/047/053/054/147/213/247/253、モデル253.311/354/911/954/99)がオフになります。

補助レストレイント・システム・コントロール・ユニットがクラッシュ・シグナルを、ユーザ・インタフェース CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してクライメート・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。

エアコンの各構成部品の制御については、「エアコン・コンポーネントの制御」の章で詳細に説明しています。

クライメート・コントロール・インプット・シグナルの 電気システムの機能説明図

PE83.40-P-2056-97FBA

クライメート・コントロール制御の 電気システムの機能説明図

PE83.40-P-2057-97FBA

クライメート·コントロールのシステム構成部品の一覧表

GF83.40-P-9994RF

参照文書