機能前提条件の概要
• ターミナル 30 「オン」
ミラー内蔵型タクシー・メータ / ミラー・オドメータの概要
ミラー内蔵型タクシーメータ (A50/1) は、タクシー運転手用の走行料金を算出する補助装置です。走行料金は、ルーム・ミラー (A67) に表示されます。
ミラー内蔵型タクシーメータ / ミラー・オドメータには、以下の部分機能があります:
• ミラー内蔵型タクシー・メータ / ミラー・オドメータ作動の機能順序
• 走行料金算出の機能順序
ミラー内蔵型タクシー・メータ / ミラー・オドメータ作動の追加機能前提条件
• 車両が停止している (0 km/h)
インストルメント・クラスタ (A1) はスピード・シグナルを車内 CAN (CAN B) を介して防弾仕様車用マルチファンクション・コントロール・ユニット (N26/9) に送信します。
ミラー内蔵型タクシー・メータ / ミラー・オドメータ作動の機能順序
ミラー内蔵型タクシー・メータは、タクシー・メータ・ボタン 1 (A67s4) によって手動で、または助手席着席が検知された場合は自動的に作動させることができます。ルーム・ミラーの左上部に走行料金が表示されます。同時に、防弾仕様車用マルチファンクション・コントロール・ユニットがルーフ・サイン・ランプ (E14/4) (タクシー用ルーフ・サイン・コネクタ (コード 342) の場合) をオフにします。このためにマルチファンクション・コントロール・ユニットはミラー内蔵型タクシーメータのシグナルをマルチファンクション CAN (CAN K) を介して読み取り、それに基づいてルーフ・サイン・ランプを作動解除します。ルーフ・サイン・ランプは、この機能があらかじめインストルメント・クラスタのメニュー「タクシー」、「ルーフ・サイン」でオンにされた場合のみ、自動的にオフあるいはオンになります。助手席の着席状態は、助手席着席検知 (B41/1) (オート・チャイルド・シート検知 (AKSE) (コード U18) 非装備) あるいは助手席着席検知および AKSE センサ (B48) (オート・チャイルド・シート検知 (AKSE) (コード U18) の場合) によって特定されます。
補助レストレイント・システム・コントロール・ユニット (N2/10) は着席検知のステータスを直接読み取り、助手席の着席が検知されると、該当するシグナルをシャーシ CAN (CAN E) (2013 年 2 月 28 日以前) あるいはシャーシ CAN 1 (CAN E1) (2013 年 3 月 1 日以降)、フロント・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニット (N10/1) および車内 CAN (CAN B) を介してマルチファンクション・コントロール・ユニットに送信します。
ミラー内蔵型タクシーメータ / ミラー・オドメータ機能は、インストルメント・クラスタのメニューでスイッチ・オフ時間が設定されていれば、自動的にオフになります。
走行料金算出の機能順序
ミラー内蔵型タクシー・メータは、走行距離に基づいて走行料金を算出します。走行距離は、左フロント・アクスル・スピード・センサ (L6/1) により検知されるホイール・スピードによって特定されます。エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニット (N30/4) (ディストロニック・プラス (コード 233) 非装備) あるいはプレミアム・エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニット (N30/7) (ディストロニック・プラス (コード 233) の場合) はスピード・センサのシグナルを直接読み取り、これをシャーシ CAN (2013 年 2 月 28 日以前) あるいはシャーシ CAN 1 (2013 年 3 月 1 日以降)、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してマルチファンクション・コントロール・ユニットに送信します。マルチファンクション・コントロール・ユニットは、マルチファンクション CAN を介してミラー内蔵型タクシーメータを制御します。
走行料金を算出するためのホイール・スピード・シグナルの使用は、度量衡法に従っています。タクシーが追加的にカード・リーダおよびプリンタ (A50/2) (アクセサリ) を装備している場合、支払われる走行料金をカードで精算し、領収書を印刷することができます。
走行料金の表示は、暗がり時にはタクシー・メータ・ボタン 4 (A67s7) の操作により精算モードに切り換わります。ミラー内蔵型タクシーメータはこの要求を、マルチファンクション CAN を介してマルチファンクション・コントロール・ユニットに送信します。これを受けてマルチファンクション・コントロール・ユニットはインテリア・イルミネーション (IBL) のオン要求を車内 CAN を介してフロント SAM コントロール・ユニットに送信します。ガラス・パワー・スライディング・チルト・ルーフ (コード 414) 装備車の場合、フロント SAM コントロール・ユニットは、この要求を車内 CAN を介してルーフ・オペレーティング・コントロール・ユニット (N70) に送信します。ガラス・パワー・スライディング・チルト・ルーフ (コード 414) 非装備車の場合、フロント SAM コントロール・ユニットはエレクトロニック・ルーフ・オペレーティング・ユニット (N70/3) を直接制御します。次に、レイン / ライト・センサ (B38/2) のデータに従って IBL がオンになります。レイン / ライト・センサのデータは、フロント SAM コントロール・ユニットにより、ワイパ / ルーム・ミラー LIN (LIN 2) を介して読み取られます。
IBL の個々の構成部品の制御に関する詳しいインフォメーションは、独立した機能説明「インテリア照明 (IBL) 機能」に掲載されています。
走行データのメモリ:
ミラー内蔵型タクシー・メータは、以下のデータを走行メモリに保存します:
• 走行インフォメーションおよび走行シフト
• 走行距離
• 仕事の進行
参照文書
- gf8225p9890fl タクシー / レンタカーのシステム構成部品の一覧表