P32.32-2199-79
ブロックダイアグラム |
A1 | インストルメントクラスタ | N2/10 | 補助レストレインシステムコントロールユニット | Y3/8n4 | 完全一体型トランスミッションコントロールユニット | ||
A26/17 | ヘッドユニット | N3/9 | CDIコントロールユニット(ディーゼルエンジンの場合) | Y51 | 左フロントアクスルダンパバルブユニット | ||
A40/9 | オーディオ/COMAND操作ユニット | N3/10 | MEコントロールユニット(ガソリンエンジンの場合) | Y52 | 右フロントアクスルダンパバルブユニット | ||
B22/7 | 左リアレベルセンサ | N10/6 | フロントSAMコントロールユニット | Y53 | 左リアアクスルダンパバルブユニット | ||
B22/8 | 左フロントレベルセンサ | N30/4 | ESP®コントロールユニット | Y54 | 右リアアクスルダンパバルブユニット | ||
B22/9 | 右フロントレベルセンサ | N49 | ステアリングホイールアングルセンサ | CAN A | テレマチックCAN | ||
B22/10 | 右リアレベルセンサ | N51/5 | アダプティブダンピングシステムコントロールユニット | CAN C | エンジンCANバス | ||
B24/3 | 左フロントボディGセンサ | N72/4 | 左アンダコントロールパネル | CAN C1 | ドライブCAN | ||
B24/4 | 右フロントボディGセンサ | N72/4s11 | ダイナミックセレクトスイッチ | CAN D | ダイアグノシスCAN | ||
B24/5 | 左リアボディGセンサ | N72/4s13 | コンフォート/スポーツボタン | CAN H | ドライブダイナミックCAN | ||
L6/1 | 左フロントアクスルスピードセンサ | N73 | エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニット | CAN HMI | ユーザインタフェースCAN | ||
L6/2 | 右フロントアクスルスピードセンサ | N80 | ステアリングコラムチューブモジュールコントロールユニット | Flex E | FlexRayサスペンションシステム | ||
L6/3 | 左リアアクスルスピードセンサ | N127 | ドライブトレインコントロールユニット | LIN-A3 | LCP LIN | ||
L6/4 | 右リアアクスルスピードセンサ | X11/4 | ダイアグノシスソケット |
機能前提条件の概要
• ターミナル15 「オン」
エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットはターミナル15のステータスをFlexRayサスペンションシステムに伝送します。
ADS概要
ADSはスチールサスペンションと連続ダンパ調整を組み合せたもので、ロードコンディションおよび運転の仕方に応じてホイール単位でダンピングが適合されます。イグニッションオン後、最後に調整されたダンパステージが作動します。
ADSシステムは、以下のサブ機能で構成されます。
• 走行レベル検出の機能順序
• ダンパモード選択の機能順序
• ダンパ設定の機能順序
走行レベル検出の追加機能前提条件
• ドライブトレインがスタンバイ状態
走行レベル検出の機能順序
走行レベルは、以下の変数により決定されます:
• 車両レベルおよびダンパスピード
• ボディ加速度(ボディの動き)
• 車両の前後および横方向の加速度
車両レベルおよびダンパスピードは、以下のセンサによって検知されます:
• 左フロントレベルセンサ
• 右フロントレベルセンサ
• 左リアレベルセンサ
• 右リアレベルセンサ
ボディの加速度は、以下のセンサによって検知されます:
• 左フロントボディGセンサ
• 右フロントボディGセンサ
• 左リアボディGセンサ
アダプティブダンピングシステムコントロールユニットは、記載されたセンサのシグナルを直接読み取ります。
ヨーレート、横および縦方向の加速度のデータは補助レストレイントシステムコントロールユニットによって検出され、評価のためにドライブダイナミックCAN経由でESP®コントロールユニットに伝送されます。ヨーレート、横および縦方向の加速度のデータは、FlexRayサスペンションシステム経由でアダプティブダンピングシステムコントロールユニットに提供されます。さらにESP®コントロールユニットは、ホイールスピード、ブレーキステータスおよびブレーキトルクに関するインフォメーションをFlexRayサスペンションシステム経由でアダプティブダンピングシステムコントロールユニットに伝送します。これらのインフォメーションは、車両スピードおよび推定されるボディの動きの算出のために考慮されます。
さらに、アダプティブダンピングシステムコントロールユニットは、以下のインフォメーションをFlexRayサスペンションシステム経由で受信し、それをそれぞれのショックアブソーバの適切なダンパステージあるいはダンパフォースの算出に利用します:
• シャーシバリエーション、フロントSAMコントロールユニットから(テレマチックCAN、ヘッドユニット、ユーザインタフェースCANおよびエレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニット経由で)
• ステアリングアングルおよびステアリングアングルスピードはステアリングホイールアングルセンサにより検出され、ステアリングコラムチューブモジュールコントロールユニットから伝送
• キックダウン要求(完全一体型トランスミッションコントロールユニットからドライブCAN経由でCDIコントロールユニット(ディーゼルエンジンの場合)またはMEコントロールユニット(ガソリンエンジンの場合)に送信)および駆動方式はCDIコントロールユニット(ディーゼルエンジンの場合)またはMEコントロールユニット(ガソリンエンジンの場合)から、ドライブトレインコントロールユニットインタフェースに接続したエンジンCAN経由で
• 代替値としての車両スピード、インストルメントクラスタから
ホイールスピードは左フロントアクスルスピードセンサ、右フロントアクスルスピードセンサ、左リアアクスルスピードセンサ、および右リアアクスルスピードセンサによって算出され、ESP®コントロールユニットによって直接読み取られます。
ダンパモード選択の機能順序
左アンダコントロールパネルのダイナミックセレクトスイッチの操作によって、メニューのスポーツまたはコンフォートなサスペンション調整を選択できます。
ダイナミックセレクトスイッチの操作は左アンダコントロールパネルにより読み取られます。左アンダコントロールパネルは、シグナルをLCP LIN、オーディオ/COMAND操作ユニット、ヘッドユニット、ユーザインタフェースCAN、エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットおよびFlexRayサスペンションシステム経由でESP®コントロールユニットに伝送します。
ESP®コントロールユニットはインフォメーションをFlexRayサスペンションシステム経由でアダプティブダンピングシステムコントロールユニットに伝送します。アダプティブダンピングシステムコントロールユニットは、該当する要求を受信して、アクチュエータに必要な制御シグナルを発生させます。
さらに、運転者はコンフォート/スポーツボタンを使用してスポーツまたはコンフォートなサスペンション調整を選択することができます。コンフォート/スポーツボタンの操作は左アンダコントロールパネルによって読み取られます。左アンダコントロールパネルはシグナルをLCP LIN、オーディオ/COMAND操作ユニット、ヘッドユニット、ユーザインタフェースCAN、エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットおよびFlexRayサスペンションシステム経由でアダプティブダンピングシステムコントロールユニットに伝送します。
ダンパ設定追加機能の前提条件
• ドライブトレインがスタンバイ状態にある(CDIコントロールユニット (ディーゼルエンジンの場合)またはMEコントロールユニット (ガソリンエンジンの場合)によってFlexRayサスペンションシステム上でスタンバイ状態にある)
ダンパ設定の機能順序
インプットシグナルに基づいて、アダプティブダンピングシステムコントロールユニットは、その時々の適切なダンパステージを決定し、それに応じて以下の構成部品を直接制御します:
• 左フロントアクスルダンパバルブユニット
• 右フロントアクスルダンパバルブユニット
• 左リアアクスルダンパバルブユニット
• 右リアアクスルダンパバルブユニット
無段階のダンパ調整はシングルチューブガスプレッシャダンパによって行われます。ダンパバルブユニットはシングルチューブガスプレッシャダンパの下側側面に取り付けられています。
メインピストンとシングルチューブガスプレッシャダンパのボトムバルブに、チェックバルブは内蔵されています。これらのチェックバルブによって、リバウンドステージでもプレッシャステージでも常にダンパバルブユニットによる同じ流れの方向が支配します。この構造により、ショックアブソーバのダンパバルブユニットは、制御されたプロポーショナルバルブからのみ構成されることが可能になります。
ダンパバルブユニットのフロー断面は、このプロポーショナルバルブの制御によって無段階で設定可能です。設定された断面に応じて、ダンパバルブユニットを通して流れるオイルの量が増えたり減ったりします。ダンパレスポンスはこれに応じてよりソフトに、またはハードになります。
故障コードは故障メモリに保存されます。これらは、XENTRY Diagnosisで読み出すことができます。ダイアグノシスのステータスは、ダイアグノシスソケット (X11/4) がアダプティブダンパレスポンスシステムコントロールユニットからFlexRayサスペンションシステム、エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットおよびダイアグノシスCAN (CAN D) 経由で受信します。
参照文書
- gf3232p9998rf アダプティブ·ダンピング·システム構成部品の説明、システム構成部品の一覧