si4710s0004b

サービスインフォメーション: フューエルタンク誤補充の際の作業の進め方

種別 si · トピック 47.10 · バージョン 0200 · 2019-12-20

適用: エンジン 607, 608, 611, 612, 622, 642, 646, 647, 651, 654, 668, 699

位置付け

機能グループ 1 エンジン › 47 フューエルシステム、ドライブトレインパワーサプライ › 47.10 フューエル・タンク — シリーズ 611 · シリーズ 622 · シリーズ 646 · シリーズ 647 · シリーズ 651 · シリーズ 654 · シリーズ 668

EinPAS 16 エンジン燃料/パワーサプライ › 16.10 燃料供給システム › 16.10.40 フューエルタンク/オイルフィラツール — シリーズ 611 · シリーズ 622 · シリーズ 646 · シリーズ 647 · シリーズ 651 · シリーズ 654 · シリーズ 668

EinPAS 45 データ/インフォメーション › 45.20 インフォメーション/措置 › 45.20.20 サービスインフォメーション — シリーズ 611 · シリーズ 622 · シリーズ 646 · シリーズ 647 · シリーズ 651 · シリーズ 654 · シリーズ 668

エンジン/トランスミッションにも適用: 607 ***, 608 ***, 612 ***, 642 ***, 699 ***

SI47.10-S-0004B

サービスインフォメーション: フューエルタンク誤補充の際の作業の進め方

17.12.2019

エンジン

607, 608, 611, 612, 622, 642, 646, 647, 651, 654, 668, 699

変更事項

04.12.2019

エンジン608および654を拡張

以下の点にご注意ください:

ガソリンまたはAdBlue®を誤って給油した場合は、お客様の過失であり、保証を請求してはなりません。
コモンレールディーゼルインジェクションシステム装備車に対して、ガソリンまたはAdBlue®を誤って給油した場合は、以下の作業ステップを実施しなければなりません。

危険

燃料に引火して爆発する危険があります。 燃料が飛び散って、皮膚や眼が負傷する危険があります。

火気を危険範囲から取り除きます。
システムに圧力がかかっているときは、作業を行わないでください。

AS07.16-Z-0001-01A

危険

燃料が引火することによる爆発の危険、気化した燃料を誤って吸い込んだり、飲み込んだりすることによる中毒の危険、燃料が飛び散ることによる皮膚や眼の負傷の危険があります。

喫煙、裸電球、火花など、引火の原因になるものは厳禁です。燃料は、必ず専用の容器に注入し、品名を明記します。
燃料を取り扱う際は保護衣類を着用してください。

AS47.00-Z-0001-01A

コモン·レール·コンポーネントに関する注意事項

エンジン 607, 608 モデル 415
エンジン 622, 651, 654 モデル 447
エンジン 642 モデル 907
エンジン 642, 646, 651 モデル 639
エンジン 642, 646, 651 モデル 906
エンジン 642, 699 モデル 470, 471
エンジン 646, 651 モデル 636
エンジン 651 モデル 900
エンジン 651 モデル 907, 910

AH07.16-P-0002-01TX

点検

1

ガソリンまたはAdBlue®を誤って給油後、エンジンを始動したかどうかを点検します。

ガソリンまたはAdBlue®を誤って給油後、エンジンを始動しなかった場合、

↓

作業ステップ9へ進みます。

ガソリンまたはAdBlue®を誤って給油後、エンジンを始動した場合、

↓

作業ステップ2へ進みます。

エンジン 611, 612, 668

作業ステップ3へ進みます。

エンジン 642, 646, 647

作業ステップ4へ進みます。

エンジン 607, 608, 622, 651, 654, 699

2

レールの接続箇所に金属の粉塵がないか点検します。

エンジン 611, 612, 668
ガソリンまたはAdBlue®を誤って給油後、エンジンを始動した場合。

この際、高圧燃料ポンプのフューエルリターンの低圧接続部(プレッシャレギュレーティングバルブ部の燃料接続部)を開けて、点検後に閉めます。

コモンレールディーゼルインジェクションシステム内に金属の粉塵がない場合、

↓

作業ステップ9へ進みます。

コモンレールディーゼルインジェクションシステム内に金属の粉塵がある場合、

↓

作業ステップ12、13へ進みます。

取外し

3

Y型のディストリビュータをリターン部から外します。

エンジン 642, 646, 647
ガソリンまたはAdBlue®を誤って給油後、エンジンを始動した場合。

Y型のディストリビュータは、高圧燃料ポンプおよびレールへのリターンにあります。

4

レールからリターンラインを取り外します。

エンジン 607, 608, 622, 651, 654, 699
ガソリンまたはAdBlue®を誤って給油後、エンジンを始動した場合。

点検

5

燃料に金属の粉塵が含まれていないか点検します。

エンジン 607, 608, 622, 642, 646, 647, 651, 654, 699
ガソリンまたはAdBlue®を誤って給油後、エンジンを始動した場合。

そのためには、イグニッションをオンにします。

流れ出る燃料を清潔な容器に受けます。

コモンレールディーゼルインジェクションシステム内に金属の粉塵がない場合、

↓

作業ステップ9へ進みます。

コモンレールディーゼルインジェクションシステム内に金属の粉塵がある場合、

↓

作業ステップ12へ進みます。

6

パティキュレートフィルタまたは排気ガス後処理ユニットの損傷を点検します。

ガソリンまたはAdBlue®を誤って給油後、エンジンを始動した場合。

パティキュレートフィルタまたは排気ガス後処理ユニットに熱による損傷がないか目視点検します。

パティキュレートフィルタまたは排気ガス後処理ユニットが損傷している場合、

↓

パティキュレートフィルタまたは排気ガス後処理ユニットを交換します。

この際、該当するWISのドキュメントを必ず考慮します。

取付け

7

Y型のディストリビュータをリターン部で閉めます。

エンジン 642, 646, 647

8

レールにリターンラインを取り付けます。

エンジン 607, 608, 622, 651, 654, 699

清掃

9

フューエルタンクを完全に空にします。

この際、該当するWISのドキュメントを必ず考慮します。

エンジン 611, 612, 647
ガソリンまたはAdBlue®をフューエルタンクのフィラネックから抜き取ります。

10

すべての低圧ラインを清掃します。

コモンレールディーゼルインジェクションシステム内に金属の粉塵がない場合。

この作業では、適切なクリーナを使用して、低圧ラインをディーゼル燃料を使ってフラッシング洗浄します。

交換

11

フューエルフィルタを交換します。

ガソリンまたはAdBlue®を誤って給油後、エンジンを始動した場合。

この際、該当するWISのドキュメントを必ず考慮します。

12

フューエルシステムの部品を交換します。

コモンレールディーゼルインジェクションシステム内に金属の粉塵がある場合。

すべての低圧ラインを清掃しなければなりません。この作業では、適切なクリーナを使用して、低圧ラインをディーゼル燃料を使ってフラッシング洗浄します。

以下の構成部品を交換します:
高圧ポンプ
燃料と接触するフューエルプレウォーミングシステムのすべての構成部品(装備されている場合)
フューエルフィルタ(フューエルフィルタハウジングを含む)
ボディまたはエンジン側フューエルクーラ(装備されている場合)
フューエルタンク
フューエルデリバリモジュール
フューエルインジェクタ
レール(プレッシャレギュレーティングバルブおよびフューエルプレッシャセンサを含む)
すべての高圧ライン(レールとフューエルインジェクタ間、高圧ポンプとレール間)
すべてのオイルオーバフローライン
ボリュームコントロールバルブ(装備されている場合)

この際、該当するWISのドキュメントを必ず考慮します。

13

フューエルタンクにディーゼル燃料を給油します。

取扱説明書を参照。

参照文書