gf8340p2012rd

クライメート·コントロール制御機能

種別 gf · トピック 83.40 · バージョン 0104 · 2015-12-03

適用: モデル 172.4'

位置付け

機能グループ 3 ボディ › 83 クライメート・コントロール › 83.40 オートマチック・クライメート・コントロール — シリーズ 172(モデル 4**)

GF83.40-P-2012RD

クライメート·コントロール制御機能

23.11.15

モデル

172.4

クライメート·コントロール制御機能

P83.40-5268-79

図はモデル 172 2016 年 3 月 1 日以降

A1

インストルメント・クラスタ

M2/14

ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 非装備)

A9

エアコン・コンプレッサ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 非装備)

M2/16

デフロスタ・フラップ・アクチュエータ

A9y1

エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 非装備)

M2/22

センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータ

A9/7

マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合)

M4/7

コントロール装置付きエアコンおよびエンジン用ファン・モータ

A9/7y1

エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合)

M13/5

クーラント循環ポンプ

A9/7y2

エアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合)

N2/10

補助レストレイント・システム・コントロール・ユニット

A32m1

ブロワ・モータ

N3/9

CDI コントロール・ユニット (ディーゼル・エンジンの場合)

A32n1

ブロワ・レギュレータ

N3/10

ME コントロール・ユニット (ガソリン・エンジンの場合)

A40/3

COMAND ユニット (2016 年 3 月 1 日以降 COMAND APS (コード 531) の場合、2016 年 2 月 29 日以前 COMAND APS (DVD チェンジャ内蔵) (コード 512) またはシングル DVD ドライブ搭載 COMAND APS (ナビゲーション付き) (コード 527) の場合)

N10/1

フロント・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニット

B10/4

車内温度センサ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

N22/7

KLA コントロール・ユニット

B10/6

エバポレータ温度センサ

N22/7s2

内気循環モード・ボタン

B10/35

左レッグ・ルーム・ノズル・エア吹出口温度センサ

N52

バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニット

B10/36

右レッグ・ルーム・ノズル・エア吹出口温度センサ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

N69/1

左ドア・コントロール・ユニット

B11/4

水温センサ

N69/2

右ドア・コントロール・ユニット

B12

冷媒プレッシャ・センサ

N70

ルーフ・オペレーティング・コントロール・ユニット

B14

外気温度センサ

N70b1

ファン内蔵車内温度センサ

B31

外気汚染度センサ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

B32/3

ソーラ・センサ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

CAN B

車内 CAN

B82

車内湿度 / 温度センサ (ECO スタート・ストップ機能 (コード B03) の場合)

CAN E1

シャーシ CAN 1

M2/5

外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータ

LIN 2

ワイパ / ルーム・ミラー LIN

M2/6

左ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

LIN B8

クライメート・コントロール LIN

M2/7

右ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

クライメート·コントロール制御機能

P83.40-5268-79

図はモデル 172 2016 年 2 月 29 日以前

A1

インストルメント・クラスタ

M2/14

ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 非装備)

A9

エアコン・コンプレッサ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 非装備)

M2/16

デフロスタ・フラップ・アクチュエータ

A9y1

エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 非装備)

M2/22

センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータ

A9/7

マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合)

M4/7

コントロール装置付きエアコンおよびエンジン用ファン・モータ

A9/7y1

エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合)

M13/5

クーラント循環ポンプ

A9/7y2

エアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合)

N2/10

補助レストレイント・システム・コントロール・ユニット

A32m1

ブロワ・モータ

N3/9

CDI コントロール・ユニット (ディーゼル・エンジンの場合)

A32n1

ブロワ・レギュレータ

N3/10

ME コントロール・ユニット (ガソリン・エンジンの場合)

A40/3

COMAND ユニット (2016 年 3 月 1 日以降 COMAND APS (コード 531) の場合、2016 年 2 月 29 日以前 COMAND APS (DVD チェンジャ内蔵) (コード 512) またはシングル DVD ドライブ搭載 COMAND APS (ナビゲーション付き) (コード 527) の場合)

N10/1

フロント・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニット

B10/4

車内温度センサ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

N22/7

KLA コントロール・ユニット

B10/6

エバポレータ温度センサ

N22/7s2

内気循環モード・ボタン

B10/35

左レッグ・ルーム・ノズル・エア吹出口温度センサ

N52

バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニット

B10/36

右レッグ・ルーム・ノズル・エア吹出口温度センサ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

N69/1

左ドア・コントロール・ユニット

B11/4

水温センサ

N69/2

右ドア・コントロール・ユニット

B12

冷媒プレッシャ・センサ

N70

ルーフ・オペレーティング・コントロール・ユニット

B14

外気温度センサ

N70b1

ファン内蔵車内温度センサ

B31

外気汚染度センサ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

B32/3

ソーラ・センサ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

CAN B

車内 CAN

B82

車内湿度 / 温度センサ (ECO スタート・ストップ機能 (コード B03) の場合)

CAN E

シャーシ CAN

M2/5

外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータ

LIN 2

ワイパ / ルーム・ミラー LIN

M2/6

左ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

LIN B8

クライメート・コントロール LIN

M2/7

右ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

機能前提条件の概要

• ターミナル 15 「オン」

• オートマチック・クライメート・コントロールがオンになっていること

冷房モードの場合:

• エンジン作動

• エアコン・コンプレッサがオンになっていること (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 非装備)

• マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサがオンになっていること (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合)

ターミナル 15 のターミナル・ステータスは、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットが車内 CAN を介してエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットに送信します。CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットは、シグナル「エンジン作動」をシャーシ CAN 1 (2016 年 3 月 1 日以降) またはシャーシ CAN (2016 年 2 月 29 日以前)、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。

クライメート・コントロール制御の概要

車内の温度およびエア・ディストリビューションは、KLA コントロール・ユニットで選択した設定内容およびさまざまなセンサで検出された変数 (車内温度、外気温度、水温、車両スピードなど) に応じて、電子制御されます。

KLA コントロール・ユニットは、車内 CAN およびクライメート・コントロール LIN を介して車両電装品と相互に連結されています。このため、制御の質を改善し、エネルギ消費を低減するために、関連する影響値を考慮に入れることが可能です。

KLA コントロール・ユニットで温度、エア・ディストリビューションあるいは風量を変更する設定を行うと、変更した設定値が短時間、オーディオ / COMAND 用ディスプレイ (A40/8) に表示されます。

クライメート・コントロール制御機能には以下の部分機能が含まれています:

• 変数の検知および評価の機能順序

• エアコン・コンポーネント制御の機能順序

• 外気モードの機能順序

• 内気循環モードの機能順序

• デフロスタ機能の機能順序

• 最大冷房能力の機能順序 (米国仕様 (コード 494) の場合)

• エバポレータ乾燥の機能順序

• 余熱ヒータ利用の機能順序 (米国仕様 (コード 494) 以外)

• 事故発生後 (クラッシュ・シグナル送信後) のエアコン・カットオフの機能順序 (2013 年 6 月 1 日以降)

変数の検知および評価の機能順序

さらに KLA コントロール・ユニットで行われた設定のため、以下の変数が検知され、評価されます:

• 外気温度

• 車内温度

• 車内のエア吹出口付近の温度

• フロント・ウインドウの温度および湿度 (ECO スタート・ストップ機能 (コード B03) の場合)

• 水温

• エバポレータ温度

• 冷媒プレッシャ

• 日光の強さ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

• エア・クオリティ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

• 車両スピード

• エンジン回転数

• ドア・ステータス

• サイド・ウインドウ・ポジション

• バリオ・ルーフのポジション

• ボイス・オペレーティング・システム (SBS) のステータス (2016 年 3 月 1 日以降 COMAND APS (コード 531) の場合、2016 年 2 月 29 日以前 COMAND APS (DVD チェンジャ内蔵) (コード 512) またはシングル DVD ドライブ搭載 COMAND APS (ナビゲーション付き) (コード 527) の場合)

外気温度

外気温度センサは外気温度を検出します。フロント SAM コントロール・ユニットは、外気温度センサのシグナルを直接読み取り、外気温度を算出して、それを車内 CAN を介して、KLA コントロール・ユニットに送信します。KLA コントロール・ユニットはこの値を、ミックス・エア・フラップの開き量を調節して希望する車内温度に調節するために使用します。停車中は、温度の測定値と外気温度が大きく異なることがあります。このため、外気温度が温度制御に考慮されるのは、車両スピードが 20 km/h 以上の場合のみです。イグニッションをオン / オフにするとき、および速度が 20 km/h 未満のときは、最後に測定された温度値に基づきます。

車内温度

頭部:

車内温度は、ルーフ・オペレーティング・コントロール・ユニットのファン内蔵の車内温度センサによって検知されます。ルーフ・オペレーティング・コントロール・ユニットは車内温度を算出し、これをワイパ / ルーム・ミラー LIN、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。ファンは、温度を測定するために車内の空気を吸入します。

インストルメント・パネル (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合):

車内温度は、インストルメント・パネル付近で車内温度センサにより検知されます。車内温度センサのシグナルは KLA コントロール・ユニットにより直接読み取られます。車内温度センサに内蔵されているファンは、温度測定のために車内の空気を吸入します。

内気はファンによって常に循環しているため、高精度での温度測定ができます。これにより、車内のエアの流れ具合にほとんど左右されないテンパラチャ・コントロールが実現されます。車内温度センサの測定値から平均値が出されます。平均値は外気温度の値とともに、KLA コントロール・ユニットの不揮発性メモリに保存されている特性マップに合わせて調整され、車内温度の制御に使用されます。

以下の状況では、KLA コントロール・ユニットが調整された車内温度に維持します:

• サイド・ウインドウが開いていること

• ドアはオープン

これにより、すぐにエアコンが設定した基準温度で作動し続けることができます。

車内のエア吹出口付近の温度

オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 非装備:

左レッグ・ルームのエア吹出口の温度は、左レッグ・ルーム・ノズル・エア吹出口温度センサによって検知されます。KLA コントロール・ユニットはエア吹出口温度を制御します。KLA コントロール・ユニットが左レッグ・ルーム・ノズル・エア・アウトレット温度センサのシグナルを読み取ります。

オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合:

左右レッグ・ルームのエア吹出口の温度は、左レッグ・ルーム・ノズル・エア吹出口温度センサおよび右レッグ・ルーム・ノズル・エア吹出口温度センサによって検知されます。KLA コントロール・ユニットは、各エア吹出口のエア吹出口温度を制御します。エア吹出口温度センサのシグナルは KLA コントロール・ユニットによって直接読み取られます。

フロント・ウインドウの温度および湿度 (ECO スタート・ストップ機能 (コード B03) の場合)

車内湿度 / 温度センサは相対湿度および相対温度をフロント・ウインドウ内側で測定し、測定値から露点温度を特定します。

車内湿度 / 温度センサのシグナルは、フロント SAM コントロール・ユニットによりワイパ / ルーム・ミラー LIN を介して読み取られます。フロント SAM コントロール・ユニットはそのシグナルを車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。

ウインドウがくもりそうになると、エンジンを始動させたりエアコン・コンプレッサをオンに切り換えるなど、適切に対応します。

水温

クーラントの温度は水温センサによって検知されます。CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットはセンサの抵抗値を直接読み取り、この抵抗値から水温を算出して、これをシャーシ CAN 1 (2016 年 3 月 1 日以降) またはシャーシ CAN (2016 年 2 月 29 日以前)、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。この値はミックス・エア・フラップの制御あるいはクーラント循環ポンプの制御に使用されます。

オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合、運転席用の左ミックス・エア・フラップ・アクチュエータおよび助手席用の右ミックス・エア・フラップ・アクチュエータがエア・ガイド・フラップを別々に調整して、車内温度を変更します。
オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 非装備の場合、ミックス・エア・フラップ・アクチュエータが運転席および助手席のエア・ガイド・フラップを調整します。

エバポレータ温度

エバポレータの氷結を防ぐため、その部分の温度をエバポレータ温度センサが検知します。エバポレータ温度センサのシグナルは直接 KLA コントロール・ユニットにより読み取られます。

エバポレータ温度が約 2 °C に下がると、エアコン・コンプレッサがオフになります。

冷媒プレッシャ

冷媒圧力は、冷媒プレッシャ・センサによって検知されます。冷媒プレッシャ・センサのシグナルは、フロント SAM コントロール・ユニットに直接読み取られ、車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信されます。この圧力は、保存されている温度圧力曲線と比較されます。冷媒圧力が約 1.7 bar 未満のとき、および 30 bar 以上のとき、冷媒コンプレッサはオフにされるか、あるいはオンにされません。

日光の強さ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

ソーラ・センサは、日光の車両に対する入射角度と強さを検知します。KLA コントロール・ユニットは、ソーラ・センサのシグナルを直接読み取ります。値に応じて、車内温度およびブロワ回転数が調整されます。日光が一方向だけから差し込んでくるときは、左右の標準基準温度の差が適切に設定されます。

エア・クオリティ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

外気汚染度センサが検知する環境データは以下のとおりです:

• 一酸化炭素 (CO) の濃度

• 窒素酸化物 (NOx) の濃度

• 露点外気温度

• 相対湿度

• 外気温度

KLA コントロール・ユニットは、外気汚染度センサのシグナルをクライメート・コントロール LIN を介して読み取ります。KLA コントロール・ユニットは、読み取った値に応じて内気循環の自動制御を行います。

車両スピード

インストルメント・クラスタは、車両スピードを車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。車両スピードはラム・エア機能の制御および外気温度の内部計算に使用されます。

エンジン回転数

エンジン回転数は、CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットによって検出されます。CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットは、エンジン回転数をシャーシ CAN 1 (2016 年 3 月 1 日以降) またはシャーシ CAN (2016 年 2 月 29 日以前)、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。エンジン回転数は特に、エアコン・コンプレッサを制御するために使用されます。

ドア・ステータス

各ドアのステータス (開または閉) を以下のコントロール・ユニットが検出し、車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します:

• 左ドア・コントロール・ユニット

• 右ドア・コントロール・ユニット

ドアが開いている場合、車内温度と外気温度の温度差が大きいときの無駄な再調整を避けるために、KLA コントロール・ユニットは現在のブロワ出力を保持します。

サイド・ウインドウ・ポジション

サイド・ウインドウのポジションは以下のコントロール・ユニットにより検出され、車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信されます:

• 左ドア・コントロール・ユニット

• 右ドア・コントロール・ユニット

バリオ・ルーフのポジション

バリオ・ルーフ・コントロール・ユニットが、バリオ・ルーフのポジションを車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。

ボイス・オペレーティング・システム (SBS) のステータス (2016 年 3 月 1 日以降 COMAND APS (コード 531) の場合、2016 年 2 月 29 日以前 COMAND APS (DVD チェンジャ内蔵) (コード 512) またはシングル DVD ドライブ搭載 COMAND APS (ナビゲーション付き) (コード 527) の場合)

COMAND ユニットは、SBS のステータスを車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。SBS 作動中は、ブロワ・レギュレータの出力が制限されます。

エアコン・コンポーネント制御の機能順序

エアコン・コンポーネントの制御には以下のサブ機能があります:

• ブロワ・モータ制御の機能順序

• エア・ガイド・フラップ制御の機能順序

• エアコン・コンプレッサ制御の機能順序

• コントロール装置付きエアコンおよびエンジン用ファン・モータ制御の機能順序

• クーラント循環ポンプ制御の機能順序

ブロワ・モータ制御の機能順序

車内の換気はブロワ・モータの働きによって行われます。KLA コントロール・ユニットが要求をクライメート・コントロール LIN を介してブロワ・レギュレータに転送し、その後ブロワ・レギュレータはブロワ・モータを制御します。

ブロワ・モータは、内気を循環させたり、フレッシュ・エアを車内に供給したりするラジアル・ブロワを駆動します。これにより、ウインドウのくもりをなくし、同乗者に空気を供給して、車内を速やかに快適かつ均等な温度にします。その時の KLA コントロール・ユニットの設定に応じて、空気がさまざまなエア・ダクトおよびエア吹出口を通じて車内全体に供給されます。

SBS がオンになっているとき、ブロワ出力は制限されます。

2013 年 6 月 1 日以降の車両の場合、事故が発生すると (クラッシュ・シグナル送信後)、ブロワ・モータは作動停止します。

エア・ガイド・フラップ制御の機能順序

エアコン・ユニットのエア・ガイド・フラップを調整することにより、車内のエア・ディストリビューションが制御されます。以下の構成部品は KLA コントロール・ユニットによりクライメート・コントロール LIN を介して制御されます:

オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 非装備車:

• ミックス・エア・フラップ (ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

• デフロスタ・フラップ (デフロスタ・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• センタ・ノズル・フラップ (センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 外気 / 内気循環フラップ (外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータによる) (外気 / 内気 / ラム・エア制御)

オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備車:

• デフロスタ・フラップ (デフロスタ・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• センタ・ノズル・フラップ (センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 外気 / 内気循環フラップ (外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータによる) (外気 / 内気 / ラム・エア制御)

• 左ミックス・エア・フラップ (左ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

• 右ミックス・エア・フラップ (右ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

デフロスタ・フラップ・アクチュエータは、デフロスタ・フラップに加え、レッグ・ルーム・フラップを可動部品によって制御します。

2013 年 6 月 1 日以降の車両の場合、事故が発生すると (クラッシュ・シグナル送信後)、外気 / 内気循環フラップが閉じられます。

ウインドウのくもりを防ぐため、デフロスタ・フラップはターミナル 15 のオフ後 2 分間閉じます。デフロスタ・フラップは、エンジン始動後、さらに約 30 秒間、このポジションにあります。その後、再びあらゆる調整ができるようになります。

ターミナル 15 がオフのときにいずれかのドアが開かれると、外気 / 内気循環フラップが外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータによって部分循環ポジションに調整されます。これにより、ドア・ロック・プレッシャが低下します。この機能は、ダイアグノシス・テスタで設定可能です。

クライメート·コントロール制御機能

運転席のエア吹出口

P83.10-2763-75

エアコン・コンプレッサ制御の機能順序

エアコン・コンプレッサは、冷媒を吸引および圧縮する装置です。エアコン・コンプレッサの出力は、エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブを介して KLA コントロール・ユニットにより 100 % まで無段階に制御されます。KLA コントロール・ユニットは、エアコン・コンプレッサのオンに関する要求を車内 CAN を介してフロント SAM コントロール・ユニットに送信します。同コントロール・ユニットは要求を受信して、エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブを直接作動させます。

マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合にはさらに、マグネット・クラッチが取り付けられています。これにより、エアコン・コンプレッサをベルト・ドライブの動力伝達から完全に切り離すことができます。したがって、さらなる燃料節約が可能となります。KLA コントロール・ユニットはこの要求を、車内 CAN を介してフロント SAM コントロール・ユニットに送信します。同コントロール・ユニットは、エアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチを制御します。

さらに KLA コントロール・ユニットは、アイドル・スピード・アップに関する要求を車内 CAN、フロント SAM コントロール・ユニットおよびシャーシ CAN 1 (2016 年 3 月 1 日以降) またはシャーシ CAN (2016 年 2 月 29 日以前) を介して CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットに送信します。このコントロール・ユニットは、エアコン・コンプレッサがオンになった時の追加負荷に応じてアイドル・スピードを引き上げます。

2013 年 6 月 1 日以降の車両の場合、事故が発生すると (クラッシュ・シグナル送信後)、エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブまたはエアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合) を介してエアコン・コンプレッサが作動停止されます。

コントロール装置付きエアコンおよびエンジン用ファン・モータ制御の機能順序

ファン・モータは、クーラントおよび冷媒を冷却します。KLA コントロール・ユニットは冷媒圧力に応じてファンの基準回転数を算出し、要求を車内 CAN、フロント SAM コントロール・ユニットおよびシャーシ CAN 1 (2016 年 3 月 1 日以降) またはシャーシ CAN (2016 年 2 月 29 日以前) を介して CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットに送信します。CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットはそれを受けて、エンジン温度に応じたファンの適正回転数を計算し、計算結果を KLA コントロール・ユニットからの要求と比較して、ファン・モータを適切に作動させます。

クーラント循環ポンプ制御の機能順序

クーラント循環ポンプは、エンジン回転数が低い時または余熱ヒータ利用機能使用中などには、クーラント回路をサポートします。

KLA コントロール・ユニットはクーラント循環ポンプ作動要求を車内 CAN を介してフロント SAM コントロール・ユニットに送信します。そしてこのコントロール・ユニットがクーラント循環ポンプを直接制御します。

外気モードの機能順序

外気 / 内気循環フラップが開き、エアコン・ユニットを通じて車内に外気が送られます。

内気循環モードの機能順序

内気循環モード機能には以下の部分機能があります:

• 内気循環モード・ボタンによる内気循環の機能順序

• 汚染物質感知内気循環モードの機能順序 (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

内気循環モード・ボタンによる内気循環の機能順序

KLA コントロール・ユニットで内気循環モード・ボタンを 1.5 秒未満操作すると、外からのエア供給を阻止するために、外気 / 内気循環フラップが閉じられます。エアは車内のみを循環し、外の不快な匂いや有害ガスを遮断します。内気循環モード中は内気循環モード・ボタンの LED が点灯します。

KLA コントロール・ユニットは、内気循環モード・ボタンのステータスを直接読み取り、外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータをクライメート・コントロール LIN を介して制御します。

内気循環モード・ボタンを 1.5 秒以上操作すると、サイド・ウインドウが閉じます。このための要求は、KLA コントロール・ユニットが車内 CAN を介して以下のコントロール・ユニットに送信します:

• 左ドア・コントロール・ユニット

• 右ドア・コントロール・ユニット

次に、内気循環モード・ボタンを 1.5 秒以上操作すると、サイド・ウインドウが再びもとのポジションに戻ります (内気循環モード中にそのポジションを手動で変えていない場合)。

コンフォート・オペレーション機能に関する詳細なインフォメーションは、独立したドキュメントに記載されています。

汚染物質感知内気循環モードの追加機能前提条件 (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

• エアコン・コンプレッサ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 非装備) がオンになっている

• マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合) がオンになっている

• デフロスタ・モードが作動していない

汚染物質感知内気循環モードの機能順序 (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

外気汚染度センサは、外気の汚染物質値を検知します。KLA コントロール・ユニットは、外気汚染度センサのシグナルをクライメート・コントロール LIN を介して読み取ります。ある一定の汚染度以上になると、外気 / 内気循環フラップが自動的に内気循環ポジションに入ります。外気は入ってこなくなり、内気循環のみが行われます。エンジン始動後に、汚染物質感知内気循環モードが作動する条件が整っていると、まず外気を 30 秒間取り込みます。それから内気循環フラップがまず 80 % 閉じ、必要に応じてその後の 10 秒間に 100 % 閉まります。

汚染物質感知内気循環モードが作動しても、内気循環モード・ボタンの LED はそれを表示されません。

デフロスタ機能の機能順序

KLA コントロール・ユニットのデフロスタ・ボタンを操作すると、デフロスタ・フラップおよび外気 / 内気循環フラップを除くすべてのエア・ガイド・フラップが閉じます。デフロスタ・フラップおよび外気 / 内気循環フラップは完全に開いた状態になります。デフロスタ・フラップは、最大エア・フローがフロント・ウインドウおよびフロント・サイド・ウインドウに向くように調整されます。ミックス・エア・フラップは、最も高い温度の送風に設定されます。ブロワ・モータは、吹出しエア温度に応じて最適なデフロスタ・モードが行えるように、KLA コントロール・ユニットによりブロワ・レギュレータを介して制御されます。吹出しエアを乾燥できるように、エアコン・コンプレッサがオンになります。エアを乾燥した後、最高温度まで加熱します。

オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合、デフロスタ・モード時の温風供給は、運転席用の左ミックス・エア・フラップ・アクチュエータおよび助手席用の右ミックス・エア・フラップ・アクチュエータがエア・ガイド・フラップを別々に調整することにより行われます。オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 非装備の場合、ミックス・エア・フラップ・アクチュエータが運転席および助手席のエア・ガイド・フラップを調整します。

最大冷房能力の機能順序 (米国仕様 (コード 494) の場合)

KLA コントロール・ユニットの「MAX COOL」ボタンを押すと、ブロワ出力が 100 % に上昇します。基準温度値は「最大冷房」に調整されます。ディスプレイには、「MAX COOL」と表示されます。

エバポレータ乾燥の追加機能前提条件

• エアコンが前回のイグニッション・サイクル中に最低 1 回作動した

• 外気温度が 18 °C 以上

• エバポレータ温度 3 °C 以上

• エンジン「オフ」

• ドアが閉じていること

• 積算距離値 250 km 以上

エバポレータ乾燥の機能順序

車内のエバポレータの異臭およびエアコン始動時のすべてのウインドウのくもりを防ぐため、エバポレータ乾燥が行われます。エンジン停止後、インストルメント・クラスタのタイム・カウンタがオンになります。1 時間の待ち時間後に、インストルメント・クラスタは、エバポレータ乾燥の要求を車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信し、このコントロール・ユニットがエバポレータ乾燥を開始します。このために、ベンチレーションが最低ステージで 30 分間作動します。

KLA コントロール・ユニットは要求をクライメート・コントロール LIN を介してブロワ・レギュレータに送信します。ブロワ・レギュレータがブロワ・モータを直接制御します。

余熱ヒータ利用の機能順序 (米国仕様 (コード 494) 以外)

KLA コントロール・ユニットの「REST」ボタン (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 非装備) または「A/C REST」ボタン (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合) を押すと、機能がオンになります。KLA コントロール・ユニットは要求を車内 CAN を介してフロント SAM コントロール・ユニットに送信し、同ユニットはこれを受けてクーラント循環ポンプを制御します。クーラント循環ポンプの働きにより、まだ温かいクーラント (余熱) がヒータ・コアを通ります。KLA コントロール・ユニットはそれと同時にクライメート・コントロール LIN を介してブロワ・レギュレータを制御し、同レギュレータはブロワ・モータを低ステージで制御します。

ブロワ・モータから取り込まれたエアは、ヒータ・コアに送られて温められます。この機能は、30 分後、またはバッテリ電圧が一定の値より下がった場合に終了します。外気温度、バリオ・ルーフ・ステータスおよび暖房 / 冷房要求に応じて、空気は以下の開口部から車内に取り込まれます:

• デフロスタ・ノズル

• センタ・ノズル

• レッグ・ルーム・ノズル

この機能は夏の季節にベンチレーション機能としても使用できます。この場合 (冷房の場合)、クーラント循環ポンプは制御されません。車両は新鮮な外気で換気されます。

事故発生後 (クラッシュ・シグナル送信後) のエアコン・カットオフの機能順序 (2013 年 6 月 1 日以降)

故障後に有害ガスが車内に入り込むのを防ぐために、KLA コントロール・ユニットは以下の操作を開始します:

• ブロワ・モータがそれ以上制御されません。車内でエアが循環しなくなります。

• 外気 / 内気循環フラップが内気循環ポジションに調整されます。外気が車内に入り込まなくなります。

• エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 非装備) が作動停止されます。エアコン・コンプレッサが冷媒を循環させなくなります。

• エアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合) が開きます。エアコン・コンプレッサが稼動しなくなります。

クラッシュ・シグナルは、補助レストレイント・システム・コントロール・ユニットによりシャーシ CAN 1 (2016 年 3 月 1 日以降) またはシャーシ CAN (2016 年 2 月 29 日以前)、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信されます。

エアコンの各構成部品の制御に関する詳細なインフォメーションは、章「エアコン・コンポーネントの制御」に記載されています。

クライメート・コントロール・インプット・シグナルの電気システムの機能説明図

PE83.40-P-2057-97TAA

クライメート・コントロール制御の電気システムの機能説明図

PE83.40-P-2056-97TAA

クライメート·コントロールのシステム構成部品の一覧表

GF83.40-P-9994RD

参照文書