モデル | 930.2 |
コード AN9 装備 (油圧操舵式トレ一リング·アクスル) |
W46.80-1103-09
機能説明図 |
1 | ステアリング・ギヤ | A77 | スイッチ・モジュール 1 (ウエスト・レール) | Y76 | コントロール・バルブ (SP011) | ||
2 | パワー・ステアリング・ポンプ | B94 | センタリング回路プレッシャ・センサ (PSY) | Y77 | レリーズ・バルブ (SP051) | ||
3 | ステアリング・オイル・リザーバ | B95 | ステアリング回路プレッシャ・センサ (PSX) | Y78 | 集合バルブ (SP071) | ||
4 | フロー・コントロール | B96 | フロント・アクスル・ステアリング・アングル・センサ | Y97 | センタリング回路プレッシャ・コントロール・バルブ (SP041) | ||
5 | ハイドロリック・コントロール・ブロック | B97 | 補助ステアリング・アクスル・アングル・センサ | A | ASIC データ・バス | ||
6 | 油圧アキュムレータ | B131 | 補助ステアリング・アクスル (TSX) 温度センサ | B | 電気ケーブル | ||
7 | ステアリング・シリンダ | CAN 1 | 車両 CAN | C | ハイドロリック・ライン (ステアリング回路) | ||
A7 | ベーシック・モジュール (GM) | CAN 2 | 車内 CAN | D | ハイドロリック・ライン (リターン) | ||
A68 | スイッチ・モジュール 4 (マスタ) | S123 | アクスル・センタリング・ボタン | E | ハイドロリック・ライン (センタリング回路) | ||
A72 | エレクトロニック・ハイドロリック補助ステアリング (EHZ) コントロール・ユニット | X13 | ダイアグノシス・ソケット | KDiag | ダイアグノシス K ケーブル | ||
A76 | スイッチ・モジュール 2 (ウエスト・レール) | Y75 | チェック・バルブ (SP201) |
W46.80-1167-09
ハイドロリック配置図 |
1 | ステアリング・ギヤ | 7.4 | リヤ・センタリング・チェンバ | P2 | 接続 (フィード 二次回路) | ||
2 | パワー・ステアリング・ポンプ | 7.5 | フロント・センタリング・チェンバ | PKR | 一次回路 | ||
3 | ステアリング・オイル・リザーバ | B94 | センタリング回路プレッシャ・センサ (PSY) | PP | 接続 (フィード一次および二次回路) | ||
4 | フロー・コントロール | B95 | ステアリング回路プレッシャ・センサ (PSX) | PX | 接続 (二次回路) | ||
4.1 | オイル・フィルタ | B131 | 補助ステアリング・アクスル (TSX) 温度センサ | SKR | 二次回路 | ||
4.2 | フィード・フロー・コントロール・バルブ | Y75 | チェック・バルブ (SP201) | T | 接続 (リターン二次回路) | ||
4.3 | コントロール・バルブ | Y76 | コントロール・バルブ (SP011) | TC | 接続 (リターン二次回路) | ||
5 | ハイドロリック・コントロール・ブロック | Y77 | レリーズ・バルブ (SP051) | TX | 接続 (リターン二次回路) | ||
5.1 | オイル・フィルタ | Y78 | 集合バルブ (SP071) | X1 | 接続 (ステアリング回路) | ||
6 | 油圧アキュムレータ | Y97 | センタリング回路プレッシャ・コントロール・バルブ (SP041) | X2 | 接続 (ステアリング回路) | ||
7 | ステアリング・シリンダ | C1 | 接続 (ステアリング回路) | Y | 接続 (センタリング回路) | ||
7.1 | メイン・ピストン・ロッド | C2 | 接続 (ステアリング回路) | Y1 | 接続 (センタリング回路) | ||
7.2 | フローティング・ピストン | CVX | チェック・バルブ | Y2 | 接続 (センタリング回路) | ||
7.3 | ステアリング・シリンダ・ハウジング | P1 | 接続 (フィード一次回路) |
概要
ステアリング機能がオンになっている場合、補助ステアリング・アクスルはアクティブにステアリングし、ステアリングされたポジションを維持します。 ステアリング・ポイントがステアリング・ライン上で移動することによって曲率半径が小さくなり、とりわけ超低速走行モードで車両の機敏性が向上します。
ただし、これは車両スピードが 45 km/h 以下の場合にのみ可能です。 車両スピードが 45 km/h よりも大きい場合、補助ステアリング・アクスルの操舵により走行安定性は悪化します。
機能
エレクトロニック・ハイドロリック補助ステアリング (EHZ) コントロール・ユニット(A72) は、フロント・アクスル・ステアリング・アングル・センサ (B96) と補助ステアリング・アクスル・ステアリング・アングル・センサ (B97) のインプット・シグナルならびに車両スピードに関する CAN メッセージ (車両 CAN (CAN 1) との接続によるインフォメーションを利用します) を継続的に評価します。 これらのインフォメーションから、エレクトロニック・ハイドロリック補助ステアリング (EHZ) コントロール・ユニット(A72) は、補助ステアリング・アクスルのステアリング・アングルとステアリング方向の基準値を計算します。 車両スピードが 25 km/h 未満の場合、ステアリング・アングルはスピードにしたがいます。その際、フロント・アクスルのステアリング・アングルは 4° より大きくなければなりません。 車両スピードが 25 km/h ~ 45 km/h の場合、ステアリング・アングルは車両スピードにしたがって連続的に値「ゼロ」に向けて小さくなります。 車両スピードが 45 km/h を超えるとすぐに、ステアリング・アングルは基本的になくなります。
運転者がアクスル・センタリング・ボタン (S123) を操作すると、エレクトロニック・ハイドロリック補助ステアリング (EHZ) コントロール・ユニット (A72) は車両 CAN (CAN 1) との接続を介して CAN メッセージ を受信します。 この場合、ステアリング・アングルは不可能になります。
常にあらたに計算し直されるステアリング・アングル基準値にしたがって、エレクトロニック・ハイドロリック補助ステアリング (EHZ) コントロール・ユニット (A72) は、ハイドロリック・コントロール・ブロック (5) のバルブを制御して、ステアリング・シリンダ (7) がステアリング・プロセスの作動に必要な切換えポジションに移動するようにハイドロリック・システム内の流量を制御します。 その際、さまざまなバルブがさまざまな役割を果たします:
• チェック・バルブ (Y75) は、ステアリング回路内の圧力を制御するプロポーショナル・バルブです。
• コントロール・バルブ (Y76) は、ステアリング回路内の流量を制御するプロポーショナル・バルブです。
• レリーズ・バルブ (Y77) は、ふたつのハイドロリック・ステアリング回路を分離または接続します。
• センタリング回路プレッシャ・コントロール・バルブ (Y97) は、センタリング回路の圧力を制御します。
• 集合バルブ (Y78) は、センタリング回路の流量を制御します。
「右方向ステアリング・アングル」機能
補助ステアリング・アクスルのホイールを右方向へ向けるためには、ステアリング・シリンダ (7) のメイン・ピストン・ロッド (7.1) はポジション「メイン・ピストン・ロッド伸長」へと動かなければなりません。
エレクトロニック・ハイドロリック補助ステアリング (EHZ) コントロール・ユニット (A72) は、レリーズ・バルブ (Y77) を制御し、フロー・コントロール (4) からハイドロリック・コントロール・ブロック (5) との接続部 (PX) を通って流れる流量がチェック・バルブ (CVX) を経由してコントロール・バルブ (Y76) に流れるようにします。 ふたつのステアリング回路は、このとき、互いに分離されています。 同時に、エレクトロニック・ハイドロリック補助ステアリング (EHZ) コントロール・ユニット (A72) は、コントロール・バルブ (Y76) を制御し、これを切換えポジション 4 に切り換えます。 流量はこのとき、コントロール・バルブ (Y76) を経由して直接、ハイドロリック・コントロール・ブロック (5) との接続部 (X2) に達します。ここに、ステアリング・シリンダ (7) の接続部 (C2) が接続されています。 接続部 (C2) を通って、ハイドロリック・オイルがステアリング・シリンダ (7) に流れます。 これにより、メイン・ピストン・ロッド (7.1) はポジション「メイン・ピストン・ロッド伸長」の方向に動きます。 メイン・ピストン・ロッド (7.1) のピストンはフローティング・ピストン (7.2) を押し、これも一緒に動きます。
フローティング・ピストン (7.2) が押されることにより、フロント・センタリング・チェンバ (7.5) の容積が小さくなり、ハイドロリック・オイルは接続部 (Y1) を通ってセンタリング回路に達します。 流れ出るハイドロリック・オイルは、以下のように分配されます:
• メイン・ピストン・ロッド (7.1) がポジション「メイン・ピストン・ロッド伸長」の方向に動き、リヤ・センタリング・チャンバ (7.4) の容積が拡大している局面では、ハイドロリック・オイルは接続部 (Y2) を通ってリヤ・センタリング・チャンバ (7.4) に流れ込みます。
• リヤ・センタリング・チャンバ (7.4) の容積がこれ以上拡大できなくなると、ハイドロリック・オイルは制御された集合バルブ (Y78) を通ってハイドロ・プレッシャ・リザーバ (6) に流れます。
ステアリング・シリンダ (7) の接続部 (C1) を通って、ハイドロリック・オイルはステアリング・シリンダ (7) から出て、ハイドロリック・コントロール・ブロック (5) に戻ります。 そこで、ハイドロリック・オイルは制御されたコントロール・バルブ (Y76) を通ってハイドロリック・コントロール・ブロック (5) のリターン・ラインに達し、ステアリング・オイル・リザーバ (3) に戻ります。 ハイドロリック・オイルは接続部 (T) を通り、リターン・ラインを通ってステアリング・オイル・リザーバ (3) からステアリング・シリンダ (7) に吸い込まれます。
エレクトロニック・ハイドロリック補助ステアリング (EHZ) コントロール・ユニット (A72) は、センタリング回路プレッシャ・センサ (PSY) (B94) によりセンタリング回路内のハイドロリック・オイルの圧力を、ステアリング回路プレッシャ・センサ (PSX) (B95) によりステアリング回路内のハイドロリック・オイルの圧力を、補助ステアリング・アクスル温度センサ (TSX) (B131) によりハイドロリック・オイルの温度を検知します。
センタリング回路内の圧力を上昇または低下させる必要がある場合、センタリング回路プレッシャ・コントロール・バルブ (Y97) が制御されます。 圧力を上昇させる場合、センタリング回路はセンタリング回路プレッシャ・コントロール・バルブ (Y97) によって直接、接続部 (PX) にあるハイドロリック・オイルの供給を受けます。 圧力を低下させる場合、ハイドロリック・オイルはセンタリング回路プレッシャ・コントロール・バルブ (Y97) とチェック・バルブ (Y75) を通ってセンタリング回路から出て、接続部 (TX) とリターン・ラインを通ってステアリング・オイル・リザーバ (3) に達します。
「左方向ステアリング・アングル」機能
補助ステアリング・アクスルのホイールを左方向へ向けるためには、ステアリング・シリンダ (7) のメイン・ピストン・ロッド (7.1) はポジション「メイン・ピストン・ロッド収縮」へと動かなければなりません。
この機能は「右方向ステアリング・アングル」機能と同様です。
集合バルブ (Y76) が制御され、切換えポジション「2」に切り換えられます。 この切換えポジションでは、接続部 (X1、X2、C1 および C2) において「右方向ステアリング・アングル」機能とはちょうど逆の方向に流れるように、流量が制御されます。
ベ一シック·モジュ一ル (GM) の配置および役割 | A7 | ||
スイッチ·モジュ一ル 4 マスタの配置、役割および構造 | A68 | ||
エレクトロニック·ハイドロリック補助ステアリング (EHZ) コントロ一ル·ユニットの配置および役割 | A72 | ||
ウエスト·レ一ル·スイッチ·モジュ一ルの配置/役割および構造 | A76、 A77 | ||
センタリング回路プレッシャ·センサの配置および役割 | B94 | ||
ステアリング回路プレッシャ·センサの配置および役割 | B95 | ||
フロント·アクスル·ステアリング·アングル·センサの配置、役割および機能 | B96 | ||
補助ステアリング·アクスル·ステアリング·アングル·センサの配置、役割および機能 | B97 | ||
補助ステアリング·アクスル温度センサの配置および役割 | B131 | ||
コントロ一ル·バルブの配置および役割 | Y75 | ||
ガバナ·バルブの配置および役割 | Y76 | ||
リリ一ス·バルブの配置および役割 | Y77 | ||
コレクタ·バルブの配置および役割 | Y78 | ||
センタリング回路プレッシャ·コントロ一ル·バルブの配置および役割 | Y97 | ||
パワ一·ステアリング·ポンプの配置、役割および構造 | |||
ステアリング·シリンダの配置、役割および機能 | |||
ハイドロリック·アキュムレ一タの配置、役割および機能 | |||
ハイドロリック·コントロ一ル·ブロックの配置、役割および構造 | |||
デリバリ·コントロ一ル·バルブの配置および役割 | |||
フロ一·コントロ一ルの配置、役割、構造および機能 |
参照文書
- gf4630w2101a パワ一·ステアリング·ポンプの配置、役割および構造
- gf4680w2021mp ステアリング·シリンダの配置、役割および機能
- gf4680w2025mp フロント·アクスル·ステアリング·アングル·センサの配置、役割および機能
- gf4680w2026mp 補助ステアリング·アクスル·ステアリング·アングル·センサの配置、役割および機能
- gf4680w2103mp ハイドロリック·アキュムレ一タ 配置、役割および機能
- gf4680w2200mp ハイドロリック·コントロ一ル·ブロックの配置、役割および構造
- gf4680w2214mp コレクタ·バルブの配置および役割
- gf4680w2215mp デリバリ·コントロ一ル·バルブの配置および役割
- gf4680w2218mp ガバナ·バルブの配置および役割
- gf4680w2219mp リリ一ス·バルブの配置および役割
- gf4680w2220mp コントロ一ル·バルブの配置および役割
- gf4680w2222mp フロ一·コントロ一ルの配置、役割、構造および機能
- gf4680w2228mp 補助ステアリング·アクスル温度センサの配置および役割
- gf4680w2229mp ステアリング回路プレッシャ·センサの配置および役割
- gf4680w2230mp 中央回路プレッシャ·センサの配置および役割
- gf4680w2231mp センタリング回路プレッシャ·コントロ一ル·バルブの配置および役割
- gf4680w2232mp エレクトロニック·ハイドロリック補助ステアリング (EHZ) コントロ一ル·ユニットの配置および役割
- gf5421w4014mp ベ一シック·モジュ一ル (GM) の配置および役割
- gf5425w4104mp スイッチ·モジュ一ル 4 マスタの配置、役割および構造
- gf5425w4105mp ウエスト·レ一ル·スイッチ·モジュ一ルの配置/役割および構造