ノーマル・モード
この場合は、制御モードを必要とする走行状態ではありません。
アンチロック・ブレーキング・システム (ABS)
エレクトロニック・スタビリティ・プログラム (ESP) コントロール・ユニット (N30/4) は、ホイール・スピード・シグナルに基づいて、ABS コントロールを作動させる基準が満たされていることを検知します。これを受けて、トラクション・システム・ハイドロリック・ユニットの該当するコントロール・バルブが個別に制御されます。
アクセレレーション・スキッド・コントロール (ASR)
ドライブ・ホイールのどれかひとつが空転しそうになると、ESP® コントロール・ユニットが、トラクション・システム・ハイドロリック・ユニットの該当するコントロール・バルブを制御します。
エンジン・フリクション・トルク制御 (MSR)
MSR は、ASR を補助して、アクセル・ペダル解除時のドライブ・ギヤのスリップを最適化します。適切な出力増加により、過度のブレーキ・スリップを防ぎます。さらに MSR は滑りやすい路面でドライブ・ギヤがスリップするのを防ぎます。
エレクトロニック・ブレーキ・プロポーショニング (EBV)
EBV はフロント、ならびにリヤ・アクスルの各ホイールの回転数の違いから、リヤ・ホイール・ブレーキのために最大許容ブレーキ・プレッシャを算出します。積載状態に応じて、EBV はリヤ・アクスルのブレーキ・プレッシャをコントロールして、オーバブレーキを防ぎます。EBV は、圧力または負荷に応じた従来のブレーキ・フォース・レギュレータに代わるものです。
ブレーキ・アシスト・システム(BAS)
ブレーキ・ペダルの踏み込みの速度から、ESP® コントロール・ユニットは、それが緊急ブレーキであることを検知し、BAS モードを開始します。
エレクトロニック・スタビリティ・プログラム (ESP®)
ESP® コントロール・ユニットは、ホイール・スピード、ステアリング・アングル、車両のヨー・レートと横および縦 G、そしてブレーキ・プレッシャのシグナルを検知し、処理します。インプット・シグナルの評価後、トラクション・システム・ハイドロリック・ユニット該当するコントロール・バルブが制御され、ブレーキ・プレッシャが制御されます。
ESP® を解除した際のコントロール・モード
ESP® オフ・ボタン (S76/6) を操作すると、ASR は作動停止しますが、ESP® は引き続き作動しています。スピードが 50 km/h を上回るか、車両が不安定な走行状況におちいると、ASR は自動的に再びオンになります。
参照文書
- gf4210s4000c ブレーキ·ランプ·スイッチの配置、役割および機能
- gf4245s4501c ESP(R)/BASコントロールユニット配置/タスク
- gf4245s4550c ホイ一ル·スピ一ド·センサの配置、役割、構造および機能
- gf4245s4801c ヨ一/横 G センサの配置、役割、構造および機能
- gf4245s4900c ESP(R)ブレーキプレッシャセンサ配置 /タスク/機能
- gf4250s4010c トラクション·システム·ハイドロリック·ユニットの配置および役割