P09.40-A011-79
1 | ターボチャージャ | 4 | ブーストプレッシャアクチュエータ | |
2 | エグゾーストガスフラップスイッチオーババルブ | 5 | 可変タービンジオメトリ付ターボチャージャ | |
3 | EGRクーラバイパススイッチオーババルブ |
一覧
このドキュメントには以下に関するインフォメーションが含まれます:
• 構造
• 機能
構造
可変タービンジオメトリ付きターボチャージャ (5) は、コンプレッサホイールハウジングおよびタービンホイールハウジングで構成されています。コンプレッサホイールハウジングとタービンホイールハウジングは鋳鋼製です。
可変タービンジオメトリ付きターボチャージャ (5) はクーラント冷却され、エンジン冷却回路に内蔵されています。ターボチャージャをオイル回路に接続することによって、潤滑システムを確認します。
ブーストプレッシャの制御は、ブーストプレッシャアクチュエータ (4) によって行われます。
可変タービンジオメトリ付きターボチャージャ (5) は、内燃エンジン後ろのエグゾーストマニホールドアウトプット部に取り付けられています。
1. | リードベーンが「閉じている」とき |
2. | リードベーンが「開いている」とき |
A | コンプレッサエアインレット(外気) |
B | コンプレッサエアアウトレット(圧縮空気) |
C | タービンホイールへの排気ガス |
D | 排気ガスの漏れ |
a | タービンホイールハウジング |
b | タービンホイール |
c | コンプレッサホイールハウジング |
e | 制御ロッドガイドピン |
f | アジャストメントリング |
g | リードベーンガイドピン |
h | リードベーン |
i1 | リードベーンが「閉じている」ときのギャップ |
i2 | リードベーンが「開いている」ときのギャップ |
P09.40-2185-05
機能
可変タービンジオメトリ付ターボチャージャ
エンジンの排気ガスは、エグゾーストマニホールドを通ってタービンホイールハウジング (a) のタービンホイール (b) に導かれます。排気ガスの流体エネルギは、タービンホイール (b) で回転運動に変換されます。これにより、タービンアクスルでタービンホイール (b) と接続されているコンプレッサホイールが、同じ回転数で駆動されます。コンプレッサホイールが吸引したフレッシュエアは、圧縮されてエンジンに送られます。ブーストプレッシャはリードベーン (h) の調整によって、つまりタービンジオメトリの変化によって制御されます。 ブーストプレッシャアクチュエータの制御ロッドのガイドピンが、タービンホイールハウジング内のアジャストメントリングを回転させます。リードベーンのガイドピンも同様にアジャストメントリング (f) にかみ合うため、すべてのリードベーン (h) も同時に調整されます。
エンジン回転数が低いときはリードベーン (1) が閉じ、ギャップ (i1) が小さくなります。これによってタービンホイール (b) に当たる排気ガスの流速が高まり、ターボチャージャの回転数、ひいてはブーストプレッシャが上昇します。
エンジン回転数が高いときはリードベーンが徐々に開いていき (2)、ギャップ (i2) が大きくなります。これにより、タービンホイール (b) に当たる排気ガスの流速が低下します。こうしてターボチャージャの回転数が適合されるため、ブーストプレッシャが一定の基準値に保たれます。
タービンジオメトリの調整は電子アクチュエータで行われます。
二段過給
二段過給の場合は、サイズの異なる2つのターボチャージャが使用されます。可変タービンジオメトリ付きターボチャージャ (5) は、低い回転域でエンジンに外気を供給します。回転域が高い場合、エグゾーストガスフラップスイッチオーババルブ (2) は負荷要求に応じて、ターボチャージャ (1) への供給口を開きます。EGRクーラバイパススイッチオーババルブ (3) はバイパスを制御します。ブーストプレッシャアクチュエータ (4) はリードベーンを制御し、それによって可変タービンジオメトリ付きターボチャージャ (5) のギャップを制御します。
排気ガスバルブであるエグゾーストガスフラップスイッチオーババルブ (2) およびEGRクーラバイパススイッチオーババルブ (3) は、ニューマチックバキュームアクチュエータによって開閉されます。
ニューマチックバキュームアクチュエータは、内燃エンジンコントロールユニットによってプレッシャトランスデューサを介して制御されます。