gf0710s1007d

スタート、アフタ·スタートおよびウォームアップ·エンリッチメントの機能

種別 gf · トピック 07.10 · バージョン 0101 · 2015-09-17

適用: エンジン 200.7 モデル 415'

位置付け

機能グループ 1 エンジン › 07 混合気生成 › 07.10 エレクトロニック・エンジン・タイミング/エンジン・コントロール — シリーズ 415

エンジン/トランスミッションにも適用: 200 7**

GF07.10-S-1007D

スタート、アフタ·スタートおよびウォームアップ·エンリッチメントの機能

4.9.15

エンジン

200.7 モデル 415

スタート、アフタ・スタートおよびウォームアップ・エンリッチメントの機能前提条件概要

• ターミナル 87 (エンジン・マネージメント「オン」)

• エンジン作動

スタート、アフタ・スタートおよびウォームアップ・エンリッチメントの概要

冷間始動時に安定した静かなエンジンの作動を得るために、ME コントロール・ユニット (N3/10) は混合気をリッチにします。

スタート、アフタ・スタートおよびウォームアップ・エンリッチメントの機能順序

機能順序は以下のサブ機能に分けられます :

• スタート・エンリッチメントの機能順序

• アフタ・スタート・エンリッチメントの機能順序

• ウォームアップ・エンリッチメントの機能順序

スタート・エンリッチメントの機能順序

エンジン冷間始動を軽減するために、エンジン始動中にさらに多くの燃料が噴射されます。

ME コントロール・ユニット (N3/10) は、スタート・エンリッチメントのインジェクション・タイムを以下のセンサのシグナルに基いて算出します :

• 水温センサ (B11/4)、水温

• クランクシャフト・スピード・センサ (B70)、エンジン回転数

• イグニッション・ロック・スイッチ (S2)、「ターミナル 50 シグナル」をヒューズ・リレー・モジュール (SRM) コントロール・ユニット (N50) に車内 CAN (CAN I) 経由で

ME コントロール・ユニット (N3/10) は、イグニッション・ロック・スイッチ (S2) から「ターミナル 50 シグナル」を受信すると、フューエル・インジェクタ (Y76) のインジェクション・タイムを延長します。

スタート・エンリッチメントは、水温と関連するエンジン回転数を超過するまで、作動し続けます。

水温が上昇すると、それに伴い ME コントロール・ユニット (N3/10) が算出するインジェクション・タイムは短くなります。

バッテリ電圧が約 7 V 以下になるとエンジンは始動できません。

アフタ・スタート・エンリッチメントの機能順序

冷間始動後、混合気は引き続きエンリッチされます。

冷えたシリンダ摺動面に凝結した燃料により混合気がリーンになると、アフタ・スタート・エンリッチメントにより補正されます。

ME コントロール・ユニット (N3/10) は、アフタ・スタート・エンリッチメントのためのフューエル・インジェクタ (Y76) のインジェクション・タイムを、スタート時の水温とスタート以降の燃焼周期回数に基いて算出します。

特性曲線に応じて、ME コントロール・ユニット (N3/10) によってエンジンに追加のフューエル・ボリュームが割り当てられます。

ウォームアップ・エンリッチメントの機能順序

スタートおよびアフタ・スタート・エンリッチメントの後、すぐに暖機運転に達するように、ウォームアップ・エンリッチメントによって混合気がさらにリッチにされます。

ME コントロール・ユニット (N3/10) は、ウォームアップ・エンリッチメントのためのフューエル・インジェクタ (Y76) のインジェクション・タイムを以下のセンサのシグナルに基いて算出します :

• インテーク・カムシャフト・スピード・センサ (B6/15)、インテーク・カムシャフト・ポジション

• エグゾースト・カムシャフト・スピード・センサ (B6/16)、エグゾースト・カムシャフト・ポジション

• 水温センサ (B11/4)、水温

• 温度センサ (インタークーラの後ろ) (B17/8)、ブースト・エア温度

• インテーク・マニホールド・プレッシャ・センサ (B28/15)、エンジン負荷

• クランクシャフト・スピード・センサ (B70)、エンジン回転数

• XENTRY Diagnostics による修正プログラム入力

エンジンには特性マップに従ってその時々に割り当てられたフューエル・ボリュームが噴射されます。ME コントロール・ユニット (N3/10) はそのために、フューエル・インジェクタ (Y76) のインジェクション・タイムを延長します。この場合、必要に応じて予定の修正プログラミングも考慮します。

イグニッション・コイル (シリンダ 1 ~ 4) (T1/1 ~ T1/4) のイグニッション・アングルは、暖機運転時に専用の特性マップによって決定されます。

さらに ME コントロール・ユニット (N3/10) はインテーク・カムシャフト・アクチュエータ (Y49/4) およびエグゾースト・カムシャフト・アクチュエータ (Y49/5) を介してバルブ・オーバラップによって内側 EGR を決定します。その際、高温の排気ガスが燃焼室を加熱するため、燃料の蒸気が上昇し、燃料のエンリッチメントは減少します。

アイドリングに近い範囲では、インジェクション・タイムは主として水温に左右され、部分負荷および全負荷の場合は負荷要求が重要となります。

ラムダ・コントロールは作動するとすぐに、インジェクション・タイムをモニタします。

スタート、アフタ・スタートおよびウォームアップ・エンリッチメントの電気システムの機能説明図

PE07.10-S-2707-97D

直接噴射型ガソリン·インジェクションおよびイグニッション·システムのシステム構成部品の一覧

GF07.70-S-9998D

参照文書