ad0761p400007a

ME システム の故障コ一ドの説明 O2 センサ (触媒の前) が劣化した場合

種別 ad · トピック 07.61 · バージョン 0105 · 2003-08-19

適用: エンジン 112.910、 112.911 (2000 年 5 月 31 日以前)、 112.920、 112.921 (2000 年 5 月 31 日以前)、 112.923、 112.940 /941 /942 (2000 年 5 月 31 日以前)、 112.943 エンジン 113.940 /942 /943 (2000 年 5 月 31 日以前)、 113.961 エンジン 112.945、113.962 (2000 年 11 月 30 日以前) モデル 463'

位置付け

機能グループ 1 エンジン › 07 混合気生成 › 07.61 ME — シリーズ 463

EinPAS 15 エンジン › 15.45 エンジンマネジメント › 15.45.1 基本情報 — シリーズ 463

エンジン/トランスミッションにも適用: 112 910, 112 911, 112 920, 112 921, 112 923, 112 940, 112 941, 112 942, 112 943, 112 945, 113 940, 113 942, 113 943, 113 961, 113 962

AD07.61-P-4000-07A

ME システム の故障コ一ドの説明 O2 センサ (触媒の前) が劣化した場合

1

故障コ一ド

右 (触媒の前)

左 (触媒の前)

2

故障メモリ

エンジン警告灯「EURO (ユ一ロ) 3/4」の点灯

またはCHECK ENGINE (MIL)

テスト実施後および故障発生後

故障がある状態で 2 回連続走行した後

3

テスト頻度

連続

4

テストされたシグナルまたは状態

O2 センサ (触媒の前) のシグナル

A. 補正量を上回っている

B. 周期が長すぎる

5

故障条件

A. 補正量の限界値

B. 周期の限界値

テスト時間

約 ±1.2 秒 (遅延時間)

> 5 秒間 (15 回の測定からの平均値)

190 s まで

6

テストの前提条件

- エンジン·スピ一ドは、約 1000 ∼ 2000 rpm

- 負荷は約 15 ∼ 50 %

- ク一ラント温度 > 80 °C

- 触媒温度 > 380 °C

- ラムダ·コントロ一ルは作動状態

- 触媒作用に故障がない

- O2 センサ·ヒ一タに故障または劣化がない

- エア·プレッシャが約 780 hPa を越えると (つまり、標高が約 2500 m を超えると)、テストできません。

7

修理後のテストの実行/走行に関する注意事項

テスト 1 ∼ 4 ではエンジンを停止させず、必ず一度に連続して行なってください。

1. O2 センサ·ヒ一タのテスト

車両を停止させ、シフト·ポジションは P

ク一ラント温度 > 80 °C

エンジンを 2000 ∼ 2500 rpm で、約 2 分間作動させます。

次にエンジンを約 6 分間回転させます。

2. O2 センサ (触媒の前) の劣化を点検します。

車両を約 3 分間、約 70 km/h で平坦な道路をシフト·ポジション D で走行させます。

3. 触媒作用のテスト

車両を約 3 分間、80 ∼ 90 km/h の間の同じ速度で、平坦な道路をドライビング·ポジション D で走行させます。

4. 混合気生成の自動調整のテスト

車両を停止させ、シフト·ポジションは P

エンジンを約 3 分間、アイドリング作動させます。

各テストは実行されると HHT に以下のように表示されます:

テスト中に故障がなかった場合は、「-V-」 が背景に暗く点灯します (修理成功)。テスト中に故障があった場合は、「-F-」 が背景に暗く点灯します。イグニッション·オフ後には、テストはリセットされて元に戻ります (フィ一ルドが白くなります)。新たなテストの実行後、該当するフィ一ルドは暗転して元に戻ります。

新たなテストはイグニッション·オフから約 10 秒経過して後に行なってください。

8

- O2 センサ·シグナル (触媒の前) の周期が長すぎる: O2 センサ (触媒の後) の監視は継続されません。

- 修正量を超過している:O2 センサ (触媒の後) の監視が継続されます。

- O2 センサ (触媒の前および後) で同時に故障が検知された場合では、たいてい O2 センサ (触媒の後) のみが故障しています。

ツイン·センサ·コントロ一ルの図

エンジン

ラムダ·コントロ一ル

触媒

周期的モニタ

限界値モニタ

触媒の前の O2 センサ

触媒の後の O2 センサ

ラムダ·コントロ一ル

用修正値

基準値と実測値の比較

ME システム の故障コ一ドの説明 O2 センサ (触媒の前) が劣化した場合

P07.61-0383-06

1 触媒の前の O2 センサ信号

a リッチからリ一ンの移行 (b)

ないし

リ一ンからリッチの移行 (c) の

電圧限界値

2 ラムダ·コントロ一ル 修正値なし

3 ラムダ·コントロ一ル 修正値あり(d)リッチ方向 (+TV) へのタイム·ラグ

4 ラムダ·コントロ一ル 修正値あり (e)リ一ン方向 (-TV) へのタイム·ラグ

テスト経過

エンジン·コントロ一ル·ユニットは、触媒の後の O2 センサ信号からラムダの平均値を決定します。この値は、最適な排気ガスのために記憶された値と比較されます。

大きな誤差が頻繁に計測される場合は、ラムダ·コントロ一ル用の修正値 (タイム·ラグ ± TV) が決定されます。

修正値 (新しい O2 センサの場合、値はほぼ 0) で触媒の前の O2 センサの劣化が一定の限度で補正されます。修正値がその限界値を越えると、触媒の前のセンサ信号は交換が必要です。

さらに触媒の前のセンサ信号の周期に配慮します。センサの状態が変化しなければ、そのラムダ·センサは作動せず、したがってツイン·センサ·コントロ一ルもできません。

触媒の後の O2 センサ信号でも触媒作用がモニタされます。