シートを再修理するケースが非常に多くなっているため、このサービス・インフォメーションを参考にして問題を抜本的に解決し、お客様の満足度を向上してください。
異音を低減させるための措置を説明します。再修理を防止するために、以下のように提案します:
• お客様がこの苦情のために初めてワークショップにお見えになられたとき、一連の予防策を講ずる
• シートの異音に関するヒント
お客様がこの苦情のために初めてワークショップにお見えになられたとき、一連の予防策を講ずる
新規の措置、および一部案内済の個々の措置は、一連の予防策にまとめられました。再修理を防止するために、お客様が初めてワークショップにお見えになられたときに、これを完全に実施してください。したがって、苦情を受けたシートで行われる諸措置には元々の苦情と関連のないものも含まれます。
お客様が初めてワークショップにお見えになられたときに、必ず公表された一連の予防策を完全実施してください。規定の一連の予防策は、グループ 91.10 の公表済みのドキュメントを参照してください。
シートの異音に関するヒント
シートの異音に関連する事項:
• お客様自身が設定したシート・ポジション (バックレストおよびクッション)
• お客様によって異なる乗車方法およびシートの使用の仕方
シート・ポジション
分析の際、お客様の元のシート・ポジション (クッションの傾斜およびシート・バックレスト調整) を再現します。そうすることによって、苦情となる異音を特定することができます。
できるかぎりメモリによってシート調整をメモリします。
異音分析
異音分析はお客様とともに行います。この分析のときに、お客様は最初の苦情のときと異音が違うと感じる場合もあります。
1. シート下部からの異音
多くの場合、異音は基礎の歪みによって発生します。部品 (シート・クッション、シート・アジャスタ) を修理する前に、まず各作業時においてシートの接続をゆるめ、シートを締付け直す前に一度全体のアジャストメント・レンジによりシートを調整します。固定箇所をゆるめ、再度締め直すことによって、不具合の大部分を取り除くことができます。
処置
基礎の歪みを取り除いた後にもまだ異音がある場合は、グループ 91.10 の公表されたドキュメントを参照してください。
必ずドキュメントに記載されたフェルトと潤滑剤のみを使用します。これが推奨する、長期的に有効な解決策です。たとえば異なるフェルトを使用するなど、規定の部品番号を使用しない場合は、さらに異音が発生したり、走行距離が増すにつれてフェルトが摩耗し、後に異音が発生することがあります。部品番号が記載されていない場合は、「異音トランク」(部品番号 A 000 580 03 50) に入っているツールを使用してください。
異音を突き止めた後に不具合が再度発生する場合は、TIPS 事例を用いて所轄の MPC にお問合せください。
取り外した状態で該当する構成部品がある場合は、すべての既知の措置を、再修理を防止し、お客様の満足度を向上するための異音除去および苦情処理のための作業として実施してください (フェルトの接着、潤滑剤の塗布など)。