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• 概要
• 機能前提条件
• 機能
概要
補助ヒータにより、車両停車時でも車内の暖房または換気を行えます。補助ヒータのメイン部品はヒータです。ヒータはエンジンのクーラント回路に接続されており、STHコントロールユニットを含む、熱生成に必要なすべての部品を備えています。
機能前提条件
• 補助ヒータがオン
• フューエルレベルがコード入力された値を上回っている
• 過電圧または電圧不足なし
• 車内温度と外気温が測定済み。
機能
フューエルポンプはヒータに必要な燃料を供給します。燃料は燃焼室で燃焼することにより、クーラントを加熱します。循環ポンプは加熱されたクーラントをクーラント回路に供給します。ブロワには、車内を換気する役割があります。
補助ヒータはSTHコントロールユニットにより制御されます。ただし、ヒータモードの要求はクライメートコントロール制御ユニットが行います。このユニットはすべての変数を評価し、STHコントロールユニットと通信します。
基本設定では、最大暖房/換気時間は約50分に設定されています。 基本設定は、ダイアグノシステスタにより5分刻みで10 ~ 60分の間で変更することができます。
ベンチレーション/ヒータモードは、ただちに作動させるか、または出発時刻を入力することであらかじめプログラミングすることができます。以下の操作エレメントが使用できます:
• 補助ヒータ・ボタン
• マルチメディアシステム(プリプログラミング用のみ)
• ワイヤレスリモコン(装備に応じて異なる)
• リモートテレマチックサービス(装備に応じて異なる)
車両モデルに応じて、補助ヒータは走行中もオンにできます(補助ヒータモード)。
機能を終了するには、以下の方法があります:
• プログラミングされた出発時刻に達してから約5分で自動的に終了(エンジンが始動していない場合)
• エンジンの冷却水温度と補助ヒータ排出部の冷却水温度の差が約5 °C以内の場合、自動的に終了(エンジンが始動している場合)。
• ヒータのオーバーヒートの場合、自動的に終了
• 電圧不足の場合、自動的に終了
• クラッシュシグナル検知の場合、自動的に終了
• 補助ヒータボタン、ワイヤレスリモコンまたはリモートテレマチックサービスにより手動で終了
STHコントロールユニットは、継続的に補助ヒータの作動状態に関するインフォメーションをワイヤレスリモコン受信機に送信します。インフォメーションは同受信機に保存され、ワイヤレスリモコン送信機を介して照会できます。これらのインフォメーションは、ワイヤレス・リモコン送信機からの要求の場合にのみ供給されます。
事故の際にSRSシステムがクラッシュシグナルをSTHコントロールユニットに送信すると、同ユニットはヒータをオフにします。これにより、火災の危険が減少します。
ベンチレーションモード
ベンチレーションモードでは、クライメートコントロール制御ユニットがブロワレギュレータを制御します。ブロワレギュレータは、ブロワモータのモータ回転数を制御します。
ヒータモード
装備に応じて、STHコントロールユニットまたはエアコン操作ユニットは循環ポンプを直接制御します。ヒータモード中、循環ポンプはクーラントを常時循環させます。クーラントはヒータ内で加熱されます。水温が約50 °C以上になると、STHコントロールユニットはブロワモータをオンにします。クーラントは熱交換器を介して熱を車内に放出します。
出発時刻入力後のベンチレーション/ヒータモードの作動
クライメートコントロール制御ユニットは、入力された出発時刻を、車両に応じてインストルメントクラスタ制御ユニットまたはエレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットに送信します。入力された出発時刻の約60分前になると、インストルメントクラスタ制御ユニットまたはエレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットは設定された基準温度にするために必要な換気/暖房時間をクライメートコントロール制御ユニットに照会します。 クライメートコントロール制御ユニットは、これを受けて必要な換気/暖房時間を外気温に基づいて算出します。
クライメートコントロール制御ユニットは、作動時刻の計算用に算出した換気/暖房時間を、車両に応じてインストルメントクラスタ制御ユニットまたはエレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットに送信します。作動時刻に達すると、インストルメントクラスタ制御ユニットまたはエレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットは作動要求をクライメートコントロール制御ユニットに送信します。
点検
ヒータモードを開始する前に、STHコントロールユニットはヒータモードに関与するすべての構成部品の状態を点検します。同ユニットは故障を確認すると、ヒータモードを開始しません。ベンチレーションモードはテスト結果とは無関係にヒータがオンにします。
ヒータは確認された故障をセルフテストで検証します。ステータスはセルフテストの結果により更新されます。結果に応じて、ヒータは次回のオン動作の際に必要に応じて再度ヒータモードを開始できます。
STHコントロールユニットは、開始の際およびヒータモード中に特に以下の構成部品を点検します:
• 温度センサ
• 温度ヒューズ
• 燃焼エア・ブロワ
• グロー・プラグ / フレイム・モニタ・ユニット
• スイッチオーバ・バルブ
• フューエル・ポンプ
スイッチオーババルブの故障により、ヒータモードまたはスタートが中断されることはありません。それは、この構成部品が補助ヒータの安全な作動にとって重要ではないためです。能力の低下のみが生じます。
希望する車内温度と実際の車内温度に応じて、エアコン操作ユニットは換気または暖房機能をオンにします。
機能説明図 | |||
補助ヒータ制御の機能説明図 | モデル 118, 177, 247 コード 228 装備 (補助ヒ一タ) | ||
モデル 167 コード 228 装備 (補助ヒ一タ) | |||
モデル 223 コード 228 装備 (補助ヒ一タ) | |||
モデル 213, 238, 257, 290 モデル・イヤー 2021 以降 コード 228 装備 (補助ヒ一タ) | |||
その他の基本機能 | |||
アンテナシステムの基本機能 | |||
マルチメディアシステムの基本機能 | |||
テレマチックサービスの基本機能 | モデル すべて (乗用車) | ||
部品 | |||
エアコン操作ユニットの基本機能 | |||
循環ポンプの基本機能 | |||
補助ヒータのヒータデバイスの基本機能 |
参照文書
- gf8262p9901a
- gf8262p9901a アンテナシステムの基本機能
- gf8285p9900a
- gf8285p9900a マルチメディアシステムの基本機能
- gf8285p9902a テレマチックサービスの基本機能
- gf8285p9902a
- gf8340p2016a エアコン操作ユニットの基本機能
- gf8340p2020a 循環ポンプの基本機能
- gf8370p2013a 補助ヒータのヒータデバイスの基本機能