gf8285p2012gr

ナビゲ一ション·モ一ドの機能

種別 gf · トピック 82.85 · バージョン 0104 · 2014-08-08

適用: モデル 166 モデル・イヤー 2016 以前 コード 512 装備 (COMAND APS(DVDチェンジャ内蔵)) モデル 166 モデル・イヤー 2016 以前 コード 527 装備 (シングル DVD プレ一ヤ付き COMAND APS (ナビゲ一ション付き))'

位置付け

機能グループ 3 ボディ › 82 電気システム、ボディ › 82.85 ナビゲーション通信システム — シリーズ 166

GF82.85-P-2012GR

ナビゲ一ション·モ一ドの機能

28.07.2014

モデル

166

モデル・イヤー 2016 以前

コード 512 装備 (COMAND APS(DVDチェンジャ内蔵))

モデル

166

モデル・イヤー 2016 以前

コード 527 装備 (シングル DVD プレ一ヤ付き COMAND APS (ナビゲ一ション付き))

ナビゲ一ション·モ一ドの機能

P82.87-9152-79

A1

インストルメント・クラスタ

A40/9

オーディオ / COMAND 操作部

S110

左マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群

A2/5

グローバル・ポジショニング・システム・アンテナ・スプリッタ (エマージェンシ・コール・システム / アシスタント・システム (コード 348) またはテレ・エイド・エマージェンシ・コール・システム (コード 359) 装備)

A50/6

専用狭域通信コントロール・ユニット (日本仕様 (コード 498)、 ディーラ・オプション、2012 年 7 月 5 日以降)

S111

右マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群

A2/18

アンテナ・アンプ (FM 1、AM、ZV およびキーレス・ゴー)

A67b1

ハンズフリー・マイク群

CAN A

テレマチック CAN

A2/19

アンテナ・アンプ FM 2、DAB および TV 1

N30/4

エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニット

CAN B

車内 CAN

A2/37

道路交通情報通信システム (VICS) コントロール・ユニット (日本仕様 (コード 498)、ディーラ・オプション)

N40/3

サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニット (サウンド・システム (コード 810) またはアドバンスド・サウンド・システム (コード 811) 装備)

CAN D

ダイアグノシス CAN

A2/51

リヤ・スポイラ・アンテナ

N49

ステアリング・ホイール・アングル・センサ

CAN E1

シャーシ CAN 1

A2/52

エマージェンシ・コール・システム・アンテナ (KOM モジュール (コード B54) 装備)

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

CAN E2

シャーシ CAN 2

A2/94

ETC / DSRC アンテナ (日本仕様 (コード 498)、 ディーラ・オプション)

N80

ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット

LIN E1

ステアリング LIN

A8/7

リモコン (SPLITVIEW (コード 867) 装備あるいはエンターテイメント・リモコン (コード 816) 装備)

N87/3

DAB コントロール・ユニット (デジタル・ラジオ (コード 537) 装備)

LVDS

低電圧ディファレンシャル・シグナル

A28/11

コンビ・アンテナ

N87/5

衛星デジタル・オーディオ・ラジオ (SDAR) コントロール・ユニット (SIRIUS 衛星ラジオ (コード 536) 装備)

MOST

メディア志向型システム伝送

A40/3

COMAND ユニット

N112/2

テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュール (KOM モジュール (コード B54) 装備)

A40/8

オーディオ / COMAND ディスプレイ

N135

ステアリング・ホイール・エレクトロニクス

機能前提条件の概要

• ターミナル 30g 「オン」のステータス

• 最低 3 つのグローバル・ポジショニング・システム (GPS) 衛星からのシグナルがある

• 輸送モードが作動していないこと

全体

ナビゲーション・モジュールは、COMAND ユニットに内蔵されています。ナビゲーション・システムには以下の機能が備わっています:

• 位置測定

• ルート計画、ルート算出およびルート・ガイダンス

• ピクトグラム形式による視覚的な走行指示

• 交差点拡大表示

• 音声によるルートの提案

• ナビゲーション・マップの表示

ナビゲーション・システムを使用して、車両の現在位置および方向と目的地までの距離が特定されます。

目的地を入力または呼び出すと、ルート算出が始まります。ルート算出には、国別仕様に応じてさまざまなオプションを選択できます。例:

• 「最速ルート」

• 「ダイナミック・ルート」

• 「エコ・ルート」

• 「最短ルート」

• 回避オプション (「エリアを回避」、「トンネルを回避」、「フェリーを回避」、「有料高速道路を回避」など)

オプションの遵守が不可能な場合、該当する区間用に設定されたオプションは無視され、メッセージが表示され、さらに音声で案内されます。設定したオプションは、表示および変更が可能です。算出後、オーディオ / COMAND 用ディスプレイ上に矢印ピクトグラムでルートが表示され、さらに「ルートが算出されました」という音声によるインフォメーション出力が行われます。

車両が事前に算出されたルートを外れて走行している場合は、改めてルートの算出が行われます。新たに算出された値がナビゲーション・システムにとって妥当性のある値であれば、変更後のルートが表示されます。

ダイナミック・ルート・ガイダンス (「ダイナミック・ルート」あるいは「エコ・ルート」の場合):ダイナミック・ルート・ガイダンスでは、算出されたルートに渋滞または通行止めがある場合、別のルートが提案されます。

ナビゲーション・システムは、目的地として、あるいは最寄の通過点に選択可能な特別目的地 (レストラン、ガソリン・スタンド、駐車場、ショッピングなど) のリストおよびデジタル・マップも提供します。

ルート (日本仕様 (コード 498) 以外) または目的地は、E メールでインターネットからメルセデス・ベンツ・アプリケーション・ゲートウェイを介して車両に送信し、ナビゲーション・システムに取り込むことができます。これについてはドキュメント「インターネット接続機能」を参照。

エマージェンシ・コール・システム / アシスタント・システム (コード 348) あるいはテレ・エイド・エマージェンシ・コール・システム (コード 359) 装備車の場合、目的地入力あるいは特別目的地をサービス・センタから COMAND ユニットのナビゲーション・モジュールに提供することができます。このデジタル・マップの伝送については、ドキュメント「その他のテレマチック・サービス機能」に記載されています。

ナビゲーション・システムは、以下の構成部品によって操作することができます:

• オーディオ / COMAND 操作部

• COMAND ユニットの操作パネル

• 左マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群および右マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群

• ボイス・オペレーティング・システム (SBS)

• リモコン (エンターテイメント・リモコン (コード 816) 装備あるいは SPLITVIEW (コード 867) 装備 (2013 年 7 月 15 日以降))

オーディオ / COMAND 操作部を介して入力すると、コントロール・シグナルはテレマチック CAN バスを介して COMAND ユニットへ送信されます。

COMAND ユニットの操作パネルを介して入力すると、コントロール・シグナルはユニット内で処理されます。

左マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群および右マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群の操作シグナルは、以下の経路で COMAND ユニットに伝送されます:

• 直接ケーブル

• ステアリング・ホイール・エレクトロニクス

• ステアリング LIN

• ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット

• シャーシ CAN 1

• エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

• シャーシ CAN 2

• インストルメント・クラスタ

• 車内 CAN

ボイス・オペレーティング・システムによる操作の場合、音声入力はハンズフリー・マイク群を介して行われます。

話された言葉は、ハンズフリー・マイク群を介して電気シグナルに変換され、直接ケーブルを介して COMAND ユニットへ送信されます。

リモコン (エンターテイメント・リモコン (コード 816) 装備あるいは SPLITVIEW (コード 867) 装備 (2013 年 7 月 15 日以降)) による操作の場合、リモコンの赤外線シグナルが直接 COMAND ユニットによって受信され、そこで処理されます。

ナビゲーション、特に目的地入力のボイス・オペレーティング・システム用に、システム内には追加名前リストが準備されています。例えば以下のインフォメーションに関する追加名前リストがあります:

• データ記憶媒体上で選択された都市の地名

• すべての地域用の道路名

• 地区の中心

ナビゲーション・モード機能は、以下の部分機能で構成されています:

• 現在位置決定およびルート・ガイダンス

• 音声出力によるルート・ガイダンス

現在位置決定およびルート・ガイダンス

現在位置決定およびルート・ガイダンスの機能は以下のように分けられています:

• GPS 衛星からの電波による現在位置決定の概要

• GPS 衛星からの電波による現在位置決定の機能順序

• 基本現在位置決定の概要

• 基本現在位置決定の機能順序

• キャリブレーション

• 再キャリブレーション

• ルート算出に関する概要

• 音声出力によるルート・ガイダンスの機能順序

• ダイナミック・ルート・ガイダンスの概要 (米国仕様 (コード 494) 以外)

• ダイナミック・ルート・ガイダンスの機能順序 (米国仕様 (コード 494) 以外、日本仕様 (コード 498) 以外および KOM モジュール (コード B54) 非装備)

• FM マルチプレクサを介した道路交通情報通信システム (VICS) の機能順序 (日本仕様 (コード 498))

• VICS ダイナミック・ルート・ガイダンスの機能順序 (日本仕様 (コード 498)、ディーラ・オプション)

• リアル・タイム・トラフィック・データ (RTTD) の機能順序 (米国仕様 (コード 494) および SIRIUS 衛星ラジオ (コード 536) 装備)

• テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュール (KOM モジュール (コード B54) 装備) を介したリアル・タイム交通データによるダイナミック・ルート・ガイダンスの機能順序

• 走行車線のアドバイスによるルート・ガイダンス

• マップ機能

• 音声出力によるルート・ガイダンス

GPS 衛星からの電波による現在位置決定の概要

GPS は衛星に支援されている位置決定システムです。これは世界中で使用できます。GPS 衛星は、時間データおよび位置データ (経度と緯度) を常に送り続けます。車両輸送 (列車、フェリーおよび牽引走行など) の後には、GPS 位置測定が欠かせません。(衛星受信を中断した後の) GPS 位置測定の再計算には数分かかることがあります (運転開始時には最長 20 分)。

位置測定の精度と実際の算出は、各衛星により同期送信されるシグナルの動作時間の測定を基盤とします。このとき、衛星の時計と受信機の時計が一致していることが重要な前提条件となります。そのために受信機には自動時刻補正機能が装備されており、この機能も衛星シグナルを利用して行われます。

GPS 衛星からの電波による現在位置決定の機能順序

GPS シグナルは、COMAND ユニットに内蔵されている GPS 受信機が直接コンビ・アンテナで受信し、エマージェンシ・コール・システム / アシスタント・システム (コード 348) またはテレ・エイド・エマージェンシ・コール・システム (コード 359) 装備車では、グローバル・ポジショニング・システム・アンテナ・スプリッタを介してコンビ・アンテナで受信します。COMAND ユニットは、GPS 電波から車両 (受信機) の現在位置を算出します。さらに GPS により算出された現在位置の連続データから、車両の進行方向が確定されます。

GPS がギガヘルツ (GHz) 範囲 (マイクロ波) で作動し、そのシグナルは弱いので、以下の条件では受信障害が起こる可能性があります:

• 空電 (悪天候、水蒸気、霧など)

• シグナル反射によるマルチパス受信 (建物の壁など)

• シグナルの遮断 (屋根のある場所、トンネル内、高層ビルまたは高い木々の間など)

基本現在位置決定の概要

GPS シグナルがなければ、その後基本現在位置決定によるナビゲーションは行えません。そのため、起こりうる故障 (コンビ・アンテナなど) は、すぐには識別できません。

基本現在位置決定は GPS 衛星からの電波による現在位置決定と平行して実行されます。COMAND ユニットが基本現在位置決定するにあたり、以下のインフォメーションが必要になります:

• ホイール・スピード・シグナル

• 走行距離データ

• 方位 (方向)

• 走行方向 (前進 / 後進) に関するデータ

基本現在位置決定の機能順序

COMAND ユニットが基本現在位置決定するにあたり、以下の構成部品のシグナルが必要になります:

• COMAND ユニットに内蔵されている、方位 (方角) 測定のためのヨー・センサ (ジャイロ・センサ)

• エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニット、進行方向を含むホイール・スピード・シグナル

• ステアリング・ホイール・アングル・センサ、ステアリング・ホイール・アングル・シグナル

• COMAND ユニットの内蔵ヨー・センサ (ジャイロ・センサ) のデータは、COMAND ユニット内で転送されます。

COMAND ユニットは、以下の経路でホイール・スピード・シグナルを受信します:

• 直接ケーブル

• エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニット

• シャーシ CAN 1

• エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

• 車内 CAN

ステアリング・ホイール・アングル・シグナルは、ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニットによって読み取られ、シャーシ CAN 1 を介してエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットに伝送され、そこから車内 CAN を介して COMAND ユニットに転送されます。

COMAND ユニット内で走行距離を基に、方位および進行方向を考慮しながら現在の車両ポジション (経度および緯度) が算出されます。

基本現在位置決定の算出は、1 秒におよそ 1 回行われます。

位置決定、「ターミナル 15 オフ」 (イグニッション・オフ) のときの後退あるいは車両の輸送時に位置測定エラーが起こると、基本現在位置決定が正しく行われません。このいずれの場合にも、COMAND ユニットの内蔵ナビゲーション・コンピュータが GPS データを受信して、自動的に誤差を修正します。

キャリブレーション

タイヤ交換後のキャリブレーションは自動的に行われます。

再キャリブレーション

タイヤはすり減っていくため、タイヤの径を常に再キャリブレーションする必要があります。この再キャリブレーションは、デジタル・マップによる現在位置決定で算出された、ある分岐点から次の分岐点までの走行距離の算出値と実際値の差を用いて自動的に行われます。

ルート算出に関する概要

ルート算出は、設定されたオプションをできる限り遵守して行われます。オプションの遵守が不可能な場合は、該当する区間用に設定されたオプションは無視され、その旨を知らせるメッセージが表示され、音声でも出力されます。

設定された判定基準およびオプションは、いつでも表示および変更が可能です。算出が正常に終了すると、ルートがマップ上に表示され、「ルートが算出されました」という音声によるインフォメーション出力が行われます。

音声出力によるルート・ガイダンスの機能順序

内蔵ナビゲーション・コンピュータが、ルート算出データを常時現在位置決定のデータと比較し、その先のルート・ガイダンスのための対策を引き出します。サウンド・システム (コード 810) あるいはアドバンスド・サウンド・システム (コード 811) 非装備車の場合、ルート・ガイダンスのための音声は COMAND ユニットによって直接ケーブルを介してスピーカ・システムに送られます。

サウンド・システム (コード 810) あるいはアドバンスド・サウンド・システム (コード 811) 装備車の場合、音声出力はメディア志向型システム伝送 (MOST) を介して送信され、その後サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニットで増幅され、スピーカ・システムに転送されます。

スピーカ・システムに関する詳細はドキュメント「スピーカ・アウトプット機能」を参照。

ルート・ガイダンスの視覚表示 (デジタル・マップ・ナビゲーション) 用のシグナルは、COMAND ユニットで生成され、低電圧ディファレンシャル・シグナル (LVDS) ケーブルを介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイに送信されます。オーディオ / COMAND 用ディスプレイの作動要求は、COMAND ユニットによりテレマチック CAN を介して行われます。

ダイナミック・ルート・ガイダンスの概要 (米国仕様 (コード 494) 以外)

ダイナミック・ルート・ガイダンス (「ダイナミック・ルート」あるいは「エコ・ルート」) では、現在の交通状況が考慮されます。入力される交通状況に関するインフォメーションは、ラジオ・データ・システム / 交通メッセージ・チャンネル (RDS / TMC) により、FM ラジオを介して受信されます。

最新の交通状況に関するインフォメーションは、専用の設備を備えた放送局から地域ごとに超短波 (UKW) を介して送信されます。そのため該当する UKW / RDS 放送局に合わせておく必要があります。交通情報データ・メモリは交通情報を解読し、照会に応じてそれらを内部でナビゲーション・コンピュータに転送します。

そのルートを変更するかどうかの決定は、ナビゲーション・コンピュータが行います。ルートが変更された場合は、スピーカ・システムを介して知らされます。

ダイナミック・ルート・ガイダンスの機能順序 (米国仕様 (コード 494) 以外、日本仕様 (コード 498) 以外および KOM モジュール (コード B54) 非装備)

COMAND ユニットの FM 受信機は以下のアンテナ・アンプから交通情報を受信し、それを COMAND ユニットの交通情報データ・メモリに転送します:

• アンテナ・アンプ (FM 1、AM、ZV およびキーレス・ゴー)

• アンテナ・アンプ FM 2、DAB および TV 1

交通メッセージは、COMAND ユニットの交通情報データ・メモリに保存され、内蔵ナビゲーション・コンピュータに供給されます。

FM マルチプレクサを介した道路交通情報通信システム (VICS) の機能順序 (日本仕様 (コード 498))

運転者は VICS により現在の交通状況についての重要な情報を受け取ります。交通障害および渋滞のある場所がマップに表示されますが、これらはダイナミック・ルート・ガイダンスには取り入れられません。ラジオ・アンテナ・シグナルは、以下の経路で COMAND ユニットに送信されます:

• リヤ・スポイラ・アンテナ

• 直接ケーブル

• アンテナ・アンプ (FM 1、AM、ZV およびキーレス・ゴー)

• 直接ケーブル

COMAND ユニットに内蔵されている FM マルチプレクサで、VICS インフォメーションが処理されます。その後 LVDS ケーブルによってオーディオ / COMAND ディスプレイにインフォメーションが表示さます。

VICS ダイナミック・ルート・ガイダンスの機能順序 (日本仕様 (コード 498)、ディーラ・オプション)

ダイナミック・ルート・ガイダンスでは、道路交通情報通信システム (VICS) コントロール・ユニットおよび専用狭域通信コントロール・ユニットが必要です。道路交通情報通信システム (VICS) コントロール・ユニットには、受信機とアンテナが内蔵されています。アンテナは、路上に設置されている VICS ビーコン (送信マスト) と通信します。VICS ビーコンは受信範囲 2.5 ギガヘルツでマイクロ波または赤外線シグナルを送信します。受信シグナルは直接、COMAND ユニットに伝送され、解読されます。専用狭域通信コントロール・ユニットは、ETC / DSRC アンテナを介して VICS シグナルを受信範囲 5.8 ギガヘルツで受信し、これを COMAND ユニットに転送します。交通情報は COMAND ユニットの交通情報データ・メモリに保存されます。交通情報データ・メモリは交通情報の暗号を解読し、照会に応じてそれをナビゲーション・コンピュータに転送します。そのルートを変更するかどうかの決定は、ナビゲーション・コンピュータが行います。ルートが変更された場合には、必要に応じてその旨が通知されます。

リアル・タイム・トラフィック・データ (RTTD) の機能順序 (米国仕様 (コード 494) および SIRIUS 衛星ラジオ (コード 536) 装備)

RTTD は衛星ラジオ・プロバイダ「Sirius」から送信されるリアル・タイムの交通データで、これの受信および処理は衛星デジタル・オーディオ・ラジオ (SDAR) コントロール・ユニットによって行われます。

これらのデータは米国全土で受信可能であり、5 分間隔で伝送されます。

このデータには交通事故、渋滞および交通量情報が含まれています。データは COMAND ユニットのナビゲーション・システムに MOST を介して提供され、別ルート算出のために内部で使用され、さらにオーディオ / COMAND 用ディスプレイに表示されます。

テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュール (KOM モジュール (コード B54) 装備) を介したリアル・タイム交通データによるダイナミック・ルート・ガイダンスの機能順序

テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュールは、リアル・タイム交通データを以下の経路で受信します:

• エマージェンシ・コール・システム・アンテナ

テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュールは、リアル・タイム交通データを直接ケーブル (ユニバーサル・シリアル・バス (USB)) を介して COMAND ユニットに送信します。COMAND ユニットは周期的にポジション・データを直接ケーブル (USB) を介してテレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュールに送信します。テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュールは、このポジション・データを、エマージェンシ・コール・システム・アンテナを介してサービス・プロバイダに送信します。これによりテレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュールは交通情報を収集する役割を果たすことになり、ひいてはダイナミック・ルート・ガイダンスのための情報を供給していることになります。マップ表示は、基本的に COMAND ユニットによって制御されます。

以下の表示機能がサポートされています:

• ルート・ガイダンス・マップ

• 位置マップ

• ルート・マップ

• スクロール・マップ

• 目的地入力マップ

走行車線のアドバイスによるルート・ガイダンス

複数車線の出口 (インターチェンジなど) での特定の分岐状況では、フッタに走行車線のアドバイスが表示されます。また、分岐のアドバイスでは、分岐点までの残距離が棒グラフで表示されます。走行車線には矢印が付けられ、どのトーが目的地に達するのか、または最適に到達できるのかを表します。

日中モードの場合、オーディオ / COMAND 用ディスプレイの表示には、以下の色が使用されます:

紺:最適または推奨走行車線。

ライト・ブルー:正しい走行車線ですが、まもなく再度車線変更をする必要があります。

グレー:目的地には不適切な走行車線。

インストルメント・クラスタでは、ダーク・ブルーの矢印のみが表示されます。

マップ機能

マップ表示は、基本的に COMAND ユニットによって制御されます。以下の表示機能がサポートされています:

• ルート・ガイダンス・マップ

• 位置マップ

• ルート・マップ

• スクロール・マップ

• 目的地入力マップ

音声出力によるルート・ガイダンス

音声出力によるルート・ガイダンスの機能は、運転者が交通状況から注意をそらすことなく操作できる支援機能です。音声出力は、選択されたシステム言語で行われます。

ナビゲーション・システムのルート・ガイダンスでは、以下の指示が音声出力されます:

• 方位の指示

• 次に右左折進入する通りの名前

その他に、ルート算出開始時、通過点到達時または目的地到達時などの音声メッセージがあります。ダイナミック・ルート・ガイダンスの際には、交通情報によるルートの影響を基にして補足音声メッセージが出力されます。

さらに多くの場合、特別な注意事項は音声出力されます。例:

• 走行に制限が設けられている地域にある目的地

• フェリーを使うルート

COMAND ユニットのナビゲーション・コンピュータは、音声出力中、単語セグメントを結び付け、完全な指示あるいはインフォメーションにします。

音声出力の作動中、アナウンスの音量を以下の構成部品で調整できます:

• COMAND ユニットのボリューム・コントローラ

• 右マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群の特殊機能 / ボリューム・コントロール調整ボタン「+ / –」 (S111s1)

• リモコン (エンターテイメント・リモコン (コード 816) 装備あるいは SPLITVIEW (コード 867) 装備 (2013 年 7 月 15 日以降))

ナビゲーション・モード (COMAND) 機能の電気システムの機能説明図

PE82.85-P-2063-97NAA

テレマチック·システム構成部品の一覧表

モデル 166
モデル・イヤー 2016 以前
コード 512 装備 (COMAND APS(DVDチェンジャ内蔵))
モデル 166
モデル・イヤー 2016 以前
コード 527 装備 (シングル DVD プレ一ヤ付き COMAND APS (ナビゲ一ション付き))

GF82.85-P-9999GR

参照文書