P77.39-2371-79
A1 | インストルメント・クラスタ | N10/2 | リヤ・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニット | |
A1h1 | ウォーニング・ブザー | N52 | バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニット | |
A1p13 | マルチファンクション・ディスプレイ | N69/1 | 左ドア・コントロール・ユニット | |
A7/5 | バリオ・ルーフ・コントロール・ハイドロリック・ユニット | N69/2 | 右ドア・コントロール・ユニット | |
A7/5b1 | ハイドロリック・オイル温度センサ | N73 | エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット | |
A7/5m1 | バリオ・ルーフ・コントロール・ハイドロリック・ユニット電気モータ | S69 | バリオ・ルーフ「閉」リミット・スイッチ (左ジャーナル) | |
A7/5y1 | バリオ・ルーフ・ソレノイド・バルブ | S69/4 | リヤ・シェルフ・リミット・スイッチ | |
B14 | 外気温度センサ | S69/5s1 | 左バリオ・ルーフ「ロック」リミット・スイッチ | |
M10/3 | 左フロント・パワー・ウインドウ・モータ | S69/5s2 | 右バリオ・ルーフ「ロック」リミット・スイッチ | |
M10/4 | 右フロント・パワー・ウインドウ・モータ | S69/11 | バリオ・ルーフ「格納」リミット・スイッチ | |
M10/5 | 左リヤ・パワー・ウインドウ・モータ | S69/20 | トランク・ルーム・セパレータ「閉」リミット・スイッチ | |
M10/6 | 右リヤ・パワー・ウインドウ・モータ | S84 | バリオ・ルーフ / パワー・ウインドウ・スイッチ群 | |
M14/7 | トランク・リッド・セントラル・ロッキング・モータ | S84s1 | バリオ・ルーフ操作スイッチ | |
M14/7s1 | トランク・リッド・ロータリ・スイッチ | S118 | チューブラ・フレーム「ロック」リミット・スイッチ | |
M24/11 | トランク・ルーム・セパレータ・モータ (2016 年 3 月 1 日以降) | S119 | チューブラ・フレーム「上昇」リミット・スイッチ | |
M28/18 | リヤ・シェルフ・ドライブ電気モータ | CAN B | 車内 CAN | |
N10/1 | フロント・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニット |
機能前提条件の概要
• 輸送モードがオンになっていない (2012 年 6 月 1 日以降)
• 過電圧または電圧不足はなし
• エンジン始動していない (ターミナル 50 オフ)
• バリオ・ルーフのポジションが検知されている
• 車両スピードが 5 km/h 未満
• トランク・リッドが閉じている
• トランク・ルーム・セパレータが閉じられている (2016 年 2 月 29 日以前)
輸送モードを起動すると、閉めたバリオ・ルーフが開けなくなります。工場出荷時に車両積載前に輸送モードを起動し、納車輸送中はオンのままで、ユーザーに納車する前にディーラが再びオフにします。
輸送モードを起動すると、マルチファンクション・ディスプレイにメッセージ「輸送モード」および電装品用バッテリ (G1) の充電状態がビーム・ダイヤグラムに 40 段階で表示されます。
エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットは、ターミナル 50 のステータスを車内 CAN を介してバリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。
インストルメント・クラスタが、車両スピードを車内 CAN を介してバリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。
バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットは、トランク・ルーム・セパレータ「閉」リミット・スイッチのステータスおよびトランク・リッド・セントラル・ロッキング・モータのトランク・リッド・ロータリ・スイッチのステータスを直接読み取ります。
機能前提条件は、バリオ・ルーフの開閉プロセス全般にわたって点検されます。これらの機能前提条件の 1 つが満たされていない場合あるいは車内 CAN メッセージが 50 ミリ秒以上供給されない場合、バリオ・ルーフの開 / 閉プロセスがただちに中断されます。
バリオ・ルーフの概要
バリオ・ルーフはハイドロリック・シリンダの制御によってエレクトロ・ハイドロリックにより駆動されます。
バリオ・ルーフ・コントロール・ハイドロリック・ユニットのモータがハイドロリック・ポンプを駆動させ、このポンプでバリオ・ルーフを開閉するのに必要なオペレーティング・プレッシャを生成します。
ハイドロリック・シリンダはバリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットにより、バリオ・ルーフ・コントロール・ハイドロリック・ユニットのソレノイド・バルブを介して制御されます。
バリオ・ルーフのそれぞれのポジションは、バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットによりさまざまなリミット・スイッチを介して検知されます。
操作ポジション:
• バリオ・ルーフ操作スイッチ
• リモコン・キー (A8/1) (コンフォート・オープン / クローズ機能)
バリオ・ルーフの開閉時には、アクチュエータが高い最低制御電流で制御されます。それでも (電圧不足によるカットオフなしに) 正常にバリオ・ルーフが動作するように、バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットがこれらのアクチュエータを時間をずらしながら (80 ミリ秒) 作動させます。
エマージェンシ・オープン:
機能障害が生じた場合には、エマージェンシ・オープン・バルブが開いてからバリオ・ルーフを手動で操作できます。
バリオ・ルーフ・コントロールには以下の部分機能があります:
• バリオ・ルーフ開 / 閉の機能順序
• バリオ・ルーフ後ロックの機能順序
• バリオ・ルーフ・ストップ・モードの機能順序
• 過負荷保護の機能順序
• バリオ・ルーフのコントロール / ウォーニング・メッセージの機能順序
バリオ・ルーフ開 / 閉の機能順序
バリオ・ルーフは手動または自動で開閉します。
ターミナル 15 オンで車両スピード 5 km/h 未満であれば、手動で開閉できます。エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットはターミナル 15 のステータスを送信し、インストルメント・クラスタは車両スピードを車内 CAN を介してバリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。バリオ・ルーフ操作スイッチを操作すると、要求がある間、バリオ・ルーフを手動で開閉できます。バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットは、バリオ・ルーフ操作スイッチのステータスを直接読み取ります。
「リモコン・キーによるコンフォート・オープン / クローズ」機能が作動すると、バリオ・ルーフは自動で開閉します。左ドア・コントロール・ユニットがインフォメーション「コンフォート・オペレーション・モード」および「コンフォート・オペレーション方向」を、車内 CAN を介してバリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。
バリオ・ルーフを開閉する前に、バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットがその時のバリオ・ルーフのポジション (開、閉または有効な中間位置) を特定します (ポジション・サーチ)。ポジション・サーチは、操作要求が読み取られると始まります。その時のバリオ・ルーフのポジションを定義するため、バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットがすべてのリミット・スイッチのシグナルを評価します。妥当なポジションが検知されない場合、バリオ・ルーフのオープン / クローズは開始されません。
トランク・ルーム・セパレータ (2016 年 3 月 1 日以降):
トランク・ルーム・セパレータは、開いたバリオ・ルーフ用のラゲッジ・ルームと残りのトランク・ルームを分離します。トランク・ルーム・セパレータはプラスチック・フードで構成されています。このフードは手動で開けられ、バリオ・ルーフが開くと自動的に閉じられます。プラスチック・フードが閉じられる場合、プラスチック・フードがトランク・ルーム・セパレータ・モータにより後方にデッド・センタを超えて動かされ、その後スプリング力により下部エンド・ポジションに移動します。
トランク・ルーム・セパレータのポジションはトランク・ルーム・セパレータ「閉」リミット・スイッチにより検知されます。バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットはトランク・ルーム・セパレータ「閉」リミット・スイッチのステータスを直接読み取り、これを評価します。バリオ・ルーフを開ける場合は、バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットがトランク・ルーム・セパレータのクローズ要求を車内 CAN を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。トランク・ルーム・セパレータが起こされた (開かれた) 場合、これは下部エンド・ポジション (閉じられた状態) まで移動します。このためにリヤ SAM コントロール・ユニットはトランク・ルーム・セパレータ・モータを直接制御します。
定義された時間後にトランク・ルーム・セパレータが閉じられた状態として検知されない場合は (例えば荷物が挟まれている場合など)、インストルメント・クラスタのマルチファンクション・ディスプレイに該当するメッセージが表示されます。
以下の図は、バリオ・ルーフの「開」プロセスを示したものです:
P77.39-2285-09
図の位置 | バリオ・ルーフ・ポジション | リヤ・シェルフ・ポジション | チューブラ・フレーム・ポジション | リミット・スイッチ | |||||||
A | B (下部) | B (上部) | C | D | E | F | g | ||||
1 | 閉 | 上部 | 閉 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 |
2 | 閉 | 上部 | 中間ポジション | 1 | 0 | 1 | X | X | 0 | 0 | 0 |
3 | 閉 | 上部 | 開 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
4 | 中間ポジション | 上部 | 開 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
5 | 開 | 上部 | 開 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
6 | 開 | 中間ポジション | 開 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
7 | 開 | 下部 | 開 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
8 | 開 | 下部 | 中間ポジション | 0 | 1 | 0 | X | X | 1 | 0 | 0 |
9 | 開 | 下部 | 閉 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 |
• A:バリオ・ルーフ「閉」リミット・スイッチ (左ジャーナル) (S69)
• B:リヤ・シェルフ・リミット・スイッチ (S69/4)
• C:左バリオ・ルーフ「ロック」リミット・スイッチ (S69/5s1)
• D:右バリオ・ルーフ「ロック」リミット・スイッチ (S69/5s2)
• E:バリオ・ルーフ「格納」リミット・スイッチ (S69/11)
• F:チューブラ・フレーム「ロック」リミット・スイッチ (S118)
• G:チューブラ・フレーム「上昇」リミット・スイッチ (S119)
スイッチ・ポジション:
• 1:スイッチが操作されている
• 0:スイッチが操作されていない
• X:中間位置のスイッチ (対応する中間ステップのリミット・スイッチ基準値は関係なし)
バリオ・ルーフを開く場合、まずフロント・サイド・ウインドウがショート・アップ・ポジションまで下降し、その後でリヤ・サイド・ウインドウが完全に下降します。次に、フロント・ウインドウ上方のクロス・メンバ部分でバリオ・ルーフがロック解除されます。
モデル 172.4
コード 494 装備 (米国仕様)
4 枚のサイド・ウインドウがすべて完全に下降します。
バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットは、「ショート・アップ・ポジションに移動」要求を車内 CAN を介してドア・コントロール・ユニットに送信します。ドア・コントロール・ユニットはそれを受けて、フロント・パワー・ウインドウ・モータを作動させます。バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットが、リヤ・パワー・ウインドウ・モータを直接作動させます。パワー・ウインドウ・モータにはスピード・センサが内蔵されており、このセンサのシグナルを介してサイド・ウインドウのポジションが検知されます。ドア・コントロール・ユニットは、インフォメーション「ショート・アップ・ポジションに移動」を車内 CAN を介してバリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。リヤ・パワー・ウインドウ・モータに内蔵されているスピード・センサのシグナルの評価は、バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットそのものが行います。
閉じる場合は、まずフロント・サイド・ウインドウがショート・アップ・ポジションまで下降し、その後でリヤ・サイド・ウインドウが完全に下降します。バリオ・ルーフが完全に閉じられると、全 4 枚のサイド・ウインドウは再び閉まります (米国仕様 (コード 494) 車の場合以外)。米国仕様 (コード 494) 車の場合、サイド・ウインドウは自動的には閉まりません。
次に、バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットがバリオ・ルーフ・コントロール・ハイドロリック・ユニット・モータを制御します。モータで駆動するハイドロリック・ポンプが、それ以降のバリオ・ルーフの動作に必要なオペレーティング・プレッシャを生成します。これにより、バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットがソレノイド・バルブを制御します。ハイドロリック・シリンダを介してチューブラ・フレームが作動し、それによってトランク・リッドが後方へ開いて跳ね上がります。この作動制御は、チューブラ・フレーム「ロック」リミット・スイッチを操作するまで続きます。
引き続きバリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットはソレノイド・バルブを制御します。バリオ・ルーフ・ハイドロリック・シリンダを介して、バリオ・ルーフをパッセンジャ・コンパートメント上方で後方へたたみ、それに続いてトランク・ルームに格納します。開動作中にはリヤ・シェルフが繰り出されます。このためにバリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットはリヤ・シェルフ・ドライブ・モータを直接制御します。この制御は、リヤ・シェルフ・リミット・スイッチが操作するまで継続されます。
バリオ・ルーフが折りたたまれてトランク・ルームに格納されると (バリオ・ルーフ「格納」リミット・スイッチにより検知)、バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットがソレノイド・バルブを制御します。ハイドロリック・シリンダを介してチューブラ・フレームが作動し、それによってトランク・リッドが前方へ閉まります。この作動制御は、チューブラ・フレーム・リミット・スイッチを操作するまで続きます。
動作プロセス全体にわたって、インストルメント・クラスタのマルチファンクション・ディスプレイにメッセージ「バリオ・ルーフ作動中」が表示されます。バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットは、このメッセージの出力要求を車内 CAN を介してインストルメント・クラスタに送信します。
閉じるときには、バリオ・ルーフの動作プロセスが逆方向に行われます。
バリオ・ルーフ後ロックの追加機能前提条件
• ターミナル 15 オン
エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットは、ターミナル 15 のステータスを車内 CAN を介してバリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。
バリオ・ルーフ後ロックの機能順序
バリオ・ルーフを開いた後、または閉めた後に正しくロックできなかった場合には、後でバリオ・ルーフ操作スイッチを何回か操作してロックできます。バリオ・ルーフは、完全に閉じるまで、あるいは要求がある間、動作を続けます。通常の開閉プロセスとは異なり、パワー・ウインドウ・モータは作動しません。
通常の開閉プロセスに適用される以下の機能前提条件は、バリオ・ルーフ後ロック機能には関係ありません:
• パワー・ウインドウの故障 / パワー・ウインドウのポジション
• スピード・シグナル
先に手動でサイド・ウインドウを閉めた場合、サイド・ウインドウはショート・アップ・ポジションまでのみ動きます。バリオ・ルーフが閉じてから、サイド・ウインドウも完全に閉まります。
バリオ・ルーフ・ストップ・モードの追加機能前提条件
• バリオ・ルーフがエンド・ポジションでロックされていない
バリオ・ルーフ・ストップ・モードの機能順序
作動要求が出されたときに、インプット値がないか正しくないためにバリオ・ルーフの「開」または「閉」プロセスが中断されると、ストップ・モードが作動します。
ストップ・モード中にソレノイド・バルブが制御されると、バリオ・ルーフが固定されます。バリオ・ルーフの「開」または「閉」プロセスが再び許可され、あらためて作動要求が出されると、「開」または「閉」プロセスは再び開始または続行されます。
ストップ・モード作動中は、バリオ・ルーフが次のように固定されます:
• ターミナル 15 オンで 7 分間
• ターミナル 15 オフで 15 分間
ただし、バリオ・ルーフの「開」または「閉」プロセスがまだバリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットによって許可されていない場合は、あらためて作動要求を受信したときに再びストップ・モードが作動します。以下の場合、停止時間は自動的に延長されます:
• ターミナル 15 オンで 7 分間
• ターミナル 15 オフで 15 分間
ソレノイド・バルブが故障している場合、ストップ・モードは開始されません。バリオ・ルーフ・ポジション・サーチが正常に行われた後、特定されたポジションから開閉プロセスが続行されます。
過負荷保護の機能順序
ロックされていないバリオ・ルーフの開閉は、ハイドロリック・オイル温度が 85 °C を超えるまで両方向に可能です。ハイドロリック・オイル温度はハイドロリック・オイル温度センサにより検出されます。バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットはハイドロリック・オイル温度センサのシグナルを直接読み取り、ハイドロリック・オイル温度を算出します。バリオ・ルーフ・コントロール・ハイドロリック・ユニット・モータに熱的過負荷が生じた場合、バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットは過負荷保護を作動させます。
ハイドロリック・オイル温度の算出には外気温度も考慮されます。外気温度は外気温度センサによって検知されます。フロント SAM コントロール・ユニットは外気温度センサのシグナルを直接読み取り、外気温度を算出し、この値を車内 CAN を介してバリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。
閉じた静止位置からバリオ・ルーフを開く:
• 85 °C 未満のときに作動 OK
• 90 °C 以上にときに停止 / 中断
バリオ・ルーフを閉める、またはアフタ・ロック:
• 90 °C 未満のときに作動 OK
• 98 °C 以上のときに停止 / 中断
外気温度が -15 °C 未満のときのバリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットの故障分析:
• ハイドロリック・オイル温度センサに故障がない
• タイムアウト・エラー時にインストルメント・クラスタに表示がない
• タイムアウト・エラーが保存されない
外気温度が -15 °C 以上のときのバリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットの故障分析:
• 故障を保存する
• インストルメント・クラスタに表示する
バリオ・ルーフのコントロール / ウォーニング・メッセージの機能順序
バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットは、バリオ・ルーフの機能を連続的に評価します。誤作動および不具合は、マルチファンクション・ディスプレイに表示されます。このために、バリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットは該当するインフォメーションを車内 CAN を介してインストルメント・クラスタに送信します。
メッセージはターミナル 15 のステータスに関係なく表示されます。これは、コンフォート・オープン / クローズによるバリオ・ルーフの作動時にもこれらのメッセージが出力されるためです。
車両スピード 8 km/h 以上で走行中にバリオ・ルーフ・コントロール・コントロール・ユニットが、バリオ・ルーフがロックされていないことを検出すると、音による警告の出力要求を車内 CAN を介してインストルメント・クラスタに送信します。インストルメント・クラスタはそれを受けて、ウォーニング・ブザーを最長 10 秒間鳴らします。
その後ウォーニング・ブザーによる警告出力がロックされ、以下のイベントのいずれかが生じると再度出力が許可されます:
• ターミナル 15 オフからターミナル 15 オンに切換え
• バリオ・ルーフ・ポジションの変化
• バリオ・ルーフ操作スイッチをアフタ・ロックの逆に操作
• アフタ・ロックの操作 (バリオ・ルーフ操作スイッチを「操作」から「操作なし」に切り換えた後)
ターミナル 15 のステータスに関係なくウォーニング・ブザーが鳴ります。これは、コンフォート・オープン / クローズによるバリオ・ルーフの作動時にも警告が出力されるためです。
ストップ・モードがカットオフされると、インストルメント・クラスタがウォーニング・ブザーを 20 秒間鳴らします。この制御は、ストップ・モードのカットオフの 15 秒前に始まります。
以下の表は、出力される可能性のあるコントロール・メッセージおよびウォーニング・メッセージをプライオリティ順に並べ替えたものです。
優先 | 故障 / 機能不良 | マルチファンクション・ディスプレイ内のアイコン | マルチファンクション・ディスプレイの表示テキスト | ウォーニング・ブザー |
1 | バリオ・ルーフがロックされておらず、速度が 8 km/h 以上 | バリオ・ルーフ | カンゼン ニ ロック シテクダサイ (白あるいは赤) | 「はい」 |
2 | ストップ・モードが作動 (ターミナル 15 に無関係) あるいはバリオ・ルーフ・モード (制御が作動、バリオ・ルーフがロックされていない) | バリオ・ルーフ | バリオ・ルーフ サドウチュウ (白) | 「いいえ」 |
3 | バリオ・ルーフが作動できない (走行中、速度 5 km/h 以上) | バリオ・ルーフ | 速度低下 | 「はい」 |
4 | バリオ・ルーフが作動できない (トランク・ルーム・セパレータが開いている) | 閉じたトランク・リッドを指す矢印 | トランク・ルーム・セパレータ ヲ シメテクダサイ! (白) | 「はい」 |
5 | バリオ・ルーフが作動できない (トランク・リッドが開いている) | トランク・リッド | トランク・リッド ヲ シメテクダサイ! (白) | 「はい」 |
6 | バリオ・ルーフが作動できない (バリオ・ルーフ・コントロール・ハイドロリック・ユニットの過熱あるいはエンジン作動時の電圧不足) | バリオ・ルーフ | ソフト・トップ ガ カコウシマス (白) | 「はい」 |
7 | バリオ・ルーフが作動できない (エンジン・オフ時の電圧不足) | バリオ・ルーフ | モータ ヲ シドウシテクダサイ (白) | 「はい」 |
参照文書
- gf7730p9996rd バリオ·ルーフ (VD) システム構成部品の一覧