図はモデル 176 |
N118 | フューエル・ポンプ・コントロール・ユニット |
P47.40-2112-06
配置
フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットは、リヤ・ベンチ・シートのクロス・メンバに取り付けられています。
役割
フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットは、必要に応じてフューエル・ポンプ (M3) を制御し、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット (N127) に、またドライブ・トレイン CAN (CAN T) を介して CDI コントロール・ユニット (N3/9) に、現在のフューエル・プレッシャに関するインフォメーションを送信します。
インプットおよびアウトプット・シグナル
フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットは以下のインプット・シグナルを評価し、該当するアウトプット・シグナルを出力します :
• ダイレクト・インプット・シグナル
• ダイレクト・アウトプット・シグナル
• CAN インプット・シグナル
• CAN アウトプット・シグナル
ダイレクト・インプット・シグナル
• ターミナル 15
• ターミナル 30
• ターミナル 31
• CDI コントロール・ユニットからの「フューエル・ポンプ・オン」のグラウンド・シグナル
• フューエル・プレッシャ・センサ (B4/7) のセンサ・シグナル
ダイレクト・アウトプット・シグナル
• フューエル・プレッシャ・センサ (5 V) の電源供給
• フューエル・プレッシャ・センサのアース接続
• フューエル・ポンプ (電圧シグナル U、V、W)
• フューエル・ポンプ (アース接続)
CAN インプット・シグナル
• フューエル・ポンプ「オン」
• 燃料基準圧力
CAN アウトプット・シグナル
• フューエル・プレッシャ
• ダイアグノシス・データ
ボディ
フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットは、2 個のプラグ・コネクタと、内部測定・制御エレクトロニクス付きのプラスチック・ハウジングで構成されています。
機能
この機能説明は以下の項目に区分されます :
• フューエル・ポンプの制御
• フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットのエマージェンシ・オペレーション
• ダイアグノシス
• ドレン・サービス
フューエル・ポンプの制御
シグナル「フューエル・ポンプ、オン」をフューエル・ポンプ・コントロール・ユニットから受信すると、フューエル・ポンプがオンになります。このシグナルは、CDI コントロール・ユニットからグラウンド・シグナルとして予備的に送信され、ドライブ・トレイン CAN を介してドライブ・トレイン・コントロール・ユニットに、そしてそこからドライブ CAN (CAN C) を介して伝送されます。
さらにフューエル・ポンプ・コントロール・ユニットは CDI コントロール・ユニットからドライブ・トレイン・コントロール・ユニットを介して CAN シグナル「燃料要求」を受信します。
フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットはフューエル・プレッシャ・センサからの電圧シグナルによって現在のフューエル・プレッシャを検知し、そのインフォメーションをドライブ CAN を介して ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットに送信し、さらにドライブ・トレイン CAN を介して CDI コントロール・ユニットに送信します。
フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットは現在のフューエル・プレッシャ (実測圧力) を評価して、この値を燃料基準圧力に調整し、実測圧力が基準圧力と一致するようにフューエル・ポンプを制御します。
フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットのエマージェンシ・オペレーション
• シグナル「燃料要求」がこないときは、フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットにより代替値が算出され、これに応じてフューエル・ポンプが制御されます。
• 両方のシグナル「フューエル・ポンプ・オン」がない場合は、フューエル・ポンプは「ターミナル 15」を検知したときに制御されます。
• 様々なエマージェンシ・オペレーション機能は、内部制御機能停止の場合 (コンピュータの機能停止など) も燃料供給が確保されるようにします。
ダイアグノシス
フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットは、セルフ・テストとコンポーネント・テストを実行します。
検知された故障は、フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットによって保存され、ドライブ CAN を介してドライブ・トレイン・コントロール・ユニットに、またシャーシ CAN (CAN E) (バリエーション 1) またはシャーシ CAN 1 (バリエーション 2) を介してエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット (N73) に伝送されます。その後でこれはダイアグノシス CAN (CAN-D) を介して接続されている XENTRY Diagnostics で読み出すことができます。
ドレン・サービス
フューエル・タンクはフューエル・ポンプ・コントロール・ユニットによりエンジンを作動させずに排出できます。
このために XENTRY Diagnostics でドレン・サービスを呼び出し、以下のパラメータを入力する必要があります :
• 「フューエル・ポンプ・オン」用のパラメータ 01
• 時間「0-99.999」秒
排出中は XENTRY Diagnostics を接続したままで、イグニッションをオンのままにしてください。
バリエーション
車両およびエンジン・バリエーションは、フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットにすでにメモリされています。フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットの交換後は、必ずバリエーション・コードを入力します。