ターボ·カップリング (TK) コントロール·ユニット (A125) 内で設定された最高水温または油温を上回るのを防ぐため、ターボ·カップリング内で水温または油温が上昇しすぎたときは、車両冷却システムを保護するブレーキ·トルクがそれに応じて低下します。 このような制限は、プロポーショナル·バルブ (Y151) の調整圧力を限定することにより、それに伴いターボ·カップリングのワーキング·チャンバ内のオイル充填量を低減することにより行われます。
熱交換器へのオイル流は制限されず、熱エネルギがわずかになるため、ポンプ·ホイールとタービン·ホイールの間のワーキング·チャンバのオイル充填量が低減することにより、油温または水温が急激に低下します。
ブレーキ·トルクを制限するタイミングを検知するため、ターボ·カップリング (TK) コントロール·ユニット (A125) は油温センサ (B190) によって油温を、また水温センサ (B191) によって水温を、継続して検出します。
水温や油温が高すぎる場合、または油温が急激に上昇した場合は、リターダ機能が完全に停止するまで、ブレーキ·トルクが元に戻るよう制御されます。
ブレーキ·トルクが制限されるとただちに、作動理由に関するインフォメーションを含むメッセージが 車両 CAN バス (CAN 1) に送信されます。
発進トルクは、水温や油温が高すぎる場合、または油温が急激に上昇した場合、制限されないかあるいは低下します。 インストルメント (INS) (P2) のディスプレイのウォーニング·メッセージ、およびウォーニング·ブザーにより、運転者には熱による過負荷への注意が喚起されます。
この場合は、低いギヤで発進する必要があります。
参照文書
- gf2550w3001tk 油温によるブレーキ·トルク制限機能
- gf2550w3002tk 水温によるブレーキ·トルク制限機能