以下には、ハイブリッドシステムの機能について説明します。
概要
駆動トルクの生成には:
• 内燃エンジンのみ(標準型作動状況)、
• エレクトリックマシンのみ(エレクトリックモード)または
• 内燃エンジン(ハイブリッドモード)と組み合わせてエレクトリックマシンを利用します。
ハイブリッドモードのとき、エレクトリックマシンと内燃エンジンをドライブトレインに比較し、個々の駆動のトルクが加算されます。
エレクトリックマシンはモータトルクを生成するか、回生時にはオルタネータとして作動します。
ハイブリッドシステムの制御には、内燃エンジンおよびエレクトリックマシンとともにパワーエレクトロニクスコントロールユニットの制御が含まれています。その際、マスタコントロールユニットはドライブトレインコントロールユニット、ユニット調整システムに収録され、ハイブリッドシステムのすべてのトルクを調整します。制御の最大の目的は、最大限の燃費の低減です。
エネルギマネジメントは同様に、ドライブトレインコントロールユニットによって行われます。
ドライブトレインコントロールユニットは、関連する車両データからエレクトリックドライブの必要な出力を算出し、これをパワーエレクトロニクスコントロールユニットに要求します。パワーエレクトロニクスコントロールユニットは内蔵のインバータを介してエレクトリックマシンを3相交流電圧で制御し、エレクトリックマシンの温度と生成される駆動トルクをモニタします。エレクトリックマシンは、駆動トルクをドライブシャフトに直接伝送します。
エレクトリックマシンは、エンジンモードに必要なエネルギを高電圧バッテリの高電圧車両電源回路から受け取ります。エレクトリックマシンがオルタネータとして作動している場合、惰走モードでの走行中に高電圧バッテリの充電を行います。プラグインハイブリッドの場合、外部電流源への接続により固定充電が可能です。
エレクトリックドライブをオーバヒートから保護するため、パワーエレクトロニクスコントロールユニットは冷却されます。
運転者は、ドライブトレインのエネルギフローと高電圧バッテリの充電状態に関するインフォメーションをマルチファンクションディスプレイから受け取ります。
内燃エンジン、オートマチックトランスミッション、回生ブレーキシステム、12 V車両電源回路および高電圧車両電源回路の内部機能順序については、ここでは詳細には説明しません。
回生ブレーキでは、運転者から要求された全ブレーキトルクがエレクトリックマシンに配分され(回生)、フットブレーキによって変換されるブレーキトルクの配分に変換されます。
個別システム | |||
作動状況の基本機能 | モデル 167 | ||
惰走モードの基本機能 | モデル 167 | ||
ハイブリッドシステムエネルギーフローの基本機能 | |||
ハイブリッドシステム充電状態表示の基本機能 | |||
ハイブリッドシステム作動の基本機能 | |||
ハイブリッドシステム解除の基本機能 | |||
ハイブリッドシステムモニタの基本機能 | |||
走行中のバッテリの充電基本機能 | |||
固定バッテリの充電の基本機能 | |||
高電圧車両電源回路の基本機能 |
参照文書
- gf0800p1003b 作動状況の基本機能
- gf0800p1003b
- gf0800p1004b 惰走モードの基本機能
- gf0800p1004b
- gf0830p1006a ハイブリッドシステムエネルギーフローの基本機能
- gf0830p1007a ハイブリッドシステム充電状態表示の基本機能
- gf0830p1008a ハイブリッドシステム作動の基本機能
- gf0830p1009a ハイブリッドシステム解除の基本機能
- gf0830p1014a ハイブリッドシステムモニタの基本機能
- gf5410p1002a 走行中のバッテリの充電基本機能
- gf5410p1002a
- gf5410p1006a 固定バッテリの充電の基本機能
- gf5410p1006a
- gf5410p1016a 高電圧車両電源回路の基本機能