D07.61-1140-01
図はモデル 906
N3/23 ME コントロール·ユニット
配置
ME コントロール·ユニットはインテーク·マニホールド上に取り付けられています。
役割
インプット·シグナルに応じて以下の機能を制御します:
- イグニッション·システム、インジェクション·システム
- アクセル·ペダル·モジュール (B37/3) (モデル 639 の場合 (B37/4))、アイドル·スピード·コントロール
- ダイアグノシスおよび故障メモリ
- スタータ·ロックアウト·システム·ステージ 3 (FBS 3) およびイモビライザ
D07.61-1119-01
構造
1 コネクタ F (ボディ側)
2 コネクタ M (エンジン側)
N3/23 ME コントロール·ユニット
コンタクトは、エンジン側およびボディ側で、スライダでロックされた 2 個のコネクタを介して行われます。 上側の冷却フィンは必要な熱放射を行います。 ラバー·ホルダにより振動が抑えられます。
機能
インジェクション·システムの制御
ME コントロール·ユニットは、インプット·シグナルと ME コントロール·ユニットに保存されている特性曲線にしたがい、インジェクタ (フューエル·インジェクション·バルブ (シリンダ 1) (Y62/1)、フューエル·インジェクション·バルブ (シリンダ 2) (Y62/2)、フューエル·インジェクション·バルブ (シリンダ 3) (Y62/3)、フューエル·インジェクション·バルブ (シリンダ 4) (Y62/4)、フューエル·インジェクション·バルブ (シリンダ 5) (Y62/5) およびフューエル·インジェクション·バルブ (シリンダ 6) (Y62/6)) を点火順序に応じて (シーケンシャル) 個別に制御します。 ME コントロール·ユニットはインジェクタのオープニング·タイム (インジェクション·タイム) を算出します。
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イグニッション·システムの制御
ME コントロール·ユニットは、インプット·シグナルおよび ME コントロール·ユニットに保存された特性曲線にしたがい、イグニション·システムを制御します。 ME コントロール·ユニットはイグニッション·タイミングを算出し、アンチノック·センサ·ユニットをコントロールします。
アイドル·スピード·コントロールの制御
インプット·シグナルおよび ME コントロール·ユニットに保存された特性曲線にもとづき、スロットル·バルブ·アクチュエータ (M16/5) が制御されます。
ダイアグノシスおよび故障メモリ
MEコントロール·ユニットは自身のインプットおよびアウトプットの妥当性を点検し、発生する可能性のある故障を検知します。 以下の故障を判別することができます:
- 継続的な故障
- 走行中に生じる接触不良による故障
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これらの故障は、ターミナル 30 の遮断後、
ME コントロール·ユニット内で消去されます。
FBS 3 およびイモビライザ
ME コントロール·ユニットには常にスタータ·ロックアウトが装備されています。 車両ドアを閉じると、EZS コントロール·ユニット (N73) がコントロール·エリア·ネットワーク (データ·バス /CAN バス) (CAN) を介して ME コントロール·ユニットにインフォメーションを送信し、エンジン·コントロール (燃料噴射) を停止させます。
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認証されたキーによって車両のロックが解除され、EZS コントロール·ユニットが CAN を介してそのインフォメーションを ME コントロール·ユニットに送信した後、エンジンの始動は可能になります (スタート OK シグナル)。
ME コントロール·ユニットは、CAN および FBS 3 のみで機能します。
エンジン·スピード·シグナル
ME コントロール·ユニットはクランクシャフト·センサ (B70) のシグナルからショートしにくい「TNA」エンジン·スピード·シグナルを発生させ、他のコントロール·ユニットに対して出力します。
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スター·ダイアグノシスによる制御
診断のために、診断すべき機能を作動させます。 これらはメニューにリストアップされています。
バリエーション·コーディング
ME コントロール·ユニットは、さまざまな車両の仕様と車両の装備に適合させることができます。 このバリエーション·コード入力はスター·ダイアグノシスを使用して行います。 バリエーション·コード入力により、以下の車両の仕様および装備バリエーションなどのコーディングが可能です:
- 車両モデル
- 国別仕様
- トランスミッションの仕様
燃料消費量シグナル
インジェクション·タイムから燃料消費シグナルが算出され、CAN を介してインストルメント·クラスタ (A1) のトリップ·コンピュータに伝送されます。
スタートの検知
エンジン·スタート·プロセスが開始されると、CAN メッセージ「ターミナル 50 オン」によってME コントロール·ユニットにインフォメーションが送られます。 このことはスタート時の始動燃料噴射量制御、スタータ·コントロール、アフタ·スタート·エンリッチメント、およびイグニッション·タイミングの確定などのために必要です。
コンピュータによる計測が終了する
「ターミナル 15 オフ」のとき、MEコントロール·ユニットはコンピュータ·アフタ·ランを実行し、それによって特定のデータ·メモリ (故障メモリなど) を更新します。 アフタ·ランニング時間はエンジン暖機時に約 5 秒間ですが、様々な機能により数分間延長されることもあります。 故障メモリを消去した後、アフタ·ランニング時間になるのを待ってください。
各種のエンジン·オペレーティング·インフォメーションは、ME コントロール·ユニットから CAN を経由して、インストルメント·クラスタおよび CAN に接続されているそのほかのコントロール·ユニットに伝送されます。