危険! | 高温のクーラントが高圧で噴出して、皮フおよび目に火傷を負う危険があります。クーラントを誤飲すると、中毒になる危険があります。 | 冷却システムは、必ずクーラント温度が 90 °C以下になってから開きます。キャップをゆっくりと開き、過圧を逃がします。クーラントは飲料容器に入れてはいけません。 | |
危険! | エンジン作動中に車両がひとりでに動き出す危険があります。 スタート時または作動中のエンジンに接触すると、巻き込まれて負傷をする、または火傷をする危険があります。 | 不意に発進しないように車両を固定します。身体にフィットした作業着を着用します。熱を持った部分や作動している部分に触れないようにしてください。 | |
| クーラントについての注意事項 | ||
脱脂 | |||
1 | エンジンを始動し、暖機します。 | ||
2 | エンジンを停止し、約 30 分間冷却させます。 | これにより、油分をエクスパンション・タンクに沈殿させることができます。 | |
3 | エクスパンション・タンク内に油分があるかどうか点検します。 | エクスパンション・タンク内に油分がある場合 : | |
↓ | |||
エクスパンション・タンクから油分を吸引します。 | |||
4 | クーラントを完全に抜き取ります。 | ||
| コード KMKL (ラジエタ補助) 以外 | ||
| コード KMKL (ラジエタ補助) 付き | ||
5 | エクスパンション・タンクを取り外します。 | エクスパンション・タンク内に油分がある場合のみ | |
6 | 弱アルカリ性クリーナを水で希釈した 3 % クリーナ溶液で、エクスパンション・タンクを洗浄します。 | エクスパンション・タンク内に油分がある場合のみ | |
混合比: 水 1 リッタに対しクリーナ 30 ml クリーナ溶液は環境法にしたがい、廃棄処分します。 | |||
オイル注入時のエンジンおよび冷却システム用クリーナ、10 リッタ | |||
7 | エクスパンション・タンクを取り付けます。 | エクスパンション・タンク内に油分が入っていた場合のみ | |
8 | ヒータのフィード・ホースおよびリターン・ホースを外し、ヒータを水で洗浄します。 | できれば熱湯または温水を使用します。洗浄に使用した水は、環境法に従って廃棄処分します。 | |
9 | ヒータのフィード・ホースおよびリターン・ホースを取り付けます。 | ||
10 | クーラント・ホースを、エンジン、ラジエタおよびリターダ間の接続箇所から外します。 | ||
11 | エンジン、ラジエタおよびリターダを水で洗浄します。 | できれば熱湯または温水を使用します。洗浄に使用した水は、環境法に従って廃棄処分します。 | |
12 | クーラント・ホースを、エンジン、ラジエタおよびリターダ間の接続箇所に取り付けます。 | ||
13 | エンジン冷却システムに、弱アルカリ性のクリーニング剤を水で希釈した 3 % クリーニング液を注入します。 | | |
混合比 : | |||
オイル注入時のエンジンおよび冷却システム用クリーナ、10 リッタ | |||
14 | ヒータを、最大ヒータ出力に設定します。 | ||
15 | エンジンを始動し、クーラント温度約 80 °Cまで中回転域で暖機運転し、このクーラント温度を約 5 分間維持します。 | 必要に応じて、ラジエタの前側をマスキングします。 | |
16 | エンジンを停止し、クーラント温度を約 50 °Cまで冷却します。 | ||
17 | クリーニング液をエンジン冷却システムから完全に排出します。 | クリーナ溶液は環境法にしたがい、廃棄処分します。 | |
18 | ヒータを洗浄します。 | 作業ステップ 8 および 9 を実行します。 | |
19 | エンジン、ラジエタおよびリターダを洗浄します。 | 作業ステップ 10 および 12 を実行します。 | |
20 | エンジン冷却システムを水で 2 回洗浄します。そのためには洗浄のたびに 5 分間エンジンを回転させます。 | | |
洗浄に使用した水は、フラッシングのたびに完全に排出させ、環境法に従って廃棄処分します。 | |||
21 | 洗浄に使用した水に汚れがないか点検します。 | 2 度目の洗浄プロセスに使用した水が、まだ油で汚れている場合 : | |
↓ | |||
脱脂プロセスを再び繰り返します。 | |||
22 | 洗浄に使用した水の pH 値を調べます。 | エンジン冷却システムの石灰分の除去を行わない場合のみ | |
このための試験紙は、GLC を通じて入手可能です。 | |||
最後の洗浄プロセスに使用した水の pH 値が中性にならない場合 : | |||
↓ | |||
もう一度洗浄プロセスを実行します。 | |||
石灰分の除去 | |||
23 | クエン酸、酒石酸またはシュウ酸を水で希釈した 10 % のクリーニング液をエンジン冷却システムに注入します。 | | |
見えなくても油脂分が付着している場合があるため、必ず石灰分の除去前にエンジン冷却システムから油脂を除去してください。 | |||
24 | エンジンを始動し、クーラント温度約 80 °Cまで中回転域で暖機運転し、このクーラント温度を約 10 分間維持します。 | 必要に応じて、ラジエタの前側をマスキングします。 | |
25 | エンジンを停止し、クーラント温度を約 50 °Cまで冷却します。 | ||
26 | クリーナ溶液を冷却システムから完全に排出します。 | クリーナ溶液は環境法にしたがい、廃棄処分します。 | |
27 | エンジン冷却システムを水で少なくとも 3 回洗浄します。そのためには洗浄のたびに 5 分間エンジンを回転させます。 | | |
洗浄に使用した水は、フラッシングのたびに完全に排出させ、環境法に従って廃棄処分します。 | |||
28 | 洗浄に使用した水の pH 値を調べます。 | このための試験紙は、GLC を通じて入手可能です。 | |
最後の洗浄プロセスに使用した水の pH 値が中性にならない場合 : | |||
↓ | |||
もう一度洗浄プロセスを実行します。 | |||
29 | クーラントを注入します。 | ||
| コード KMKL (ラジエタ補助) 以外 | ||
| コード KMKL (ラジエタ補助) 付き |
参照文書
- ah2000n208001a クーラントについての注意事項
- ap2000w2080a クーラントを交換します。
- ap2000w2080b クーラントを交換します。
- as0000z000501a エンジン作動中に車両がひとりでに動き出す危険があります。 スタート時または作動中のエンジンに接触すると、巻き込まれて負傷をする、または火傷をする危険があります。
- as2000z000101a 高温のクーラントが高圧で噴出して、皮フおよび目に火傷を負う危険があります。クーラントを誤飲すると、中毒になる危険があります。