SI00.00-W-0108A | サービス·インフォメーション: NOx センサ / OBD NOx コントロール導入による点検およびリペア作業時の変更 | 25.5.07 |
エンジン 457.9、541.9、542.9、900.9、902.9、924.9、926.9
法的な変更事項
ヨーロッパの法律では、すべての車両の新規登録には 2007 年 10 月 1 日以降、排気ガス内の窒素酸化物 (NOx) 含有量の常時監視を定めています。 このため、2007 年 6 月以降、BLUETEC 車両には段階的に NOx センサが取り付けられます。
車両には以下が装備されます:
• オンボード·ダイアグノシス (OBD) 1 (コード KE8)、NOxコントロール付き
あるいは
• オンボード·ダイアグノシス (OBD) 2 (コード KE9)、NOxコントロール付き
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NOx値をわずかに超過すると、インストルメント·パネルのインジケータ·ランプ (マルチファンクション·インジケータ·ランプ [MIL]) が点滅します。 一定の限界値以上に NOx値が超過すると、エンジンのトルクが制限されます。
これはすべての自動車メーカが遵守しなければならない法規です。
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点検およびリペア作業時の変更
NOx センサの導入により、点検およびリペア作業時に以下のように変更が行われます:
1. 新しいテスト·ツール/方法
2. 現在の OBD NOx コントロールに関連した MR 故障コードまたはトルク制限のリセットは FDOK を介してのみ
3. ドライブ·コントロール (FR) ユニット交換後、正しいトルク制限の設定
1. 新しいテスト·ツール/方法
NOx値の超過を車両の電子システムが検知すると、故障コードがエンジン·コントロール·ユニット (MR) に保存されます。 ガイドされた故障診断を実施するために、たとえば、AdBlue 液の尿素濃度またはメタリング装置の配分量を測定できるテスト·ツールが必要です。
該当する点検用ツール·キャリングケースは、GOTIS
http://gotis.aftersales.mercedes-benz.com
ワークショップ装置 - 章 D - グループ 09/14/49 - テーマ 01.0 で確認できます。
さらに、点検用ツールとして使用するいくつかの標準部品は GLC ガーマースハイムを通して注文することができます。
テスト·ツールの使用は、点検および修理説明に記載され、翌月以降 WIS に公表されます。
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点検用ツール·キャリングケース M102000 に含まれる点検用ツール:
• 尿素の含有量を測定するための屈折計
• フルード·リフタ
• シリコン·ホース、外径: 9 mm、内径:6 mm、長さ約 3.50 m
• スクリュ·キャップ付きビン 1000 ml
• メス·シリンダ 500 ml
点検用ツール·キャリングケースは直ちに注文してください。
GLC ガーマースハイムを介して注文できる部品:
• A 541 140 08 55 テスト·インジェクション·ライン
エンジン·モデル 500 および 900 搭載車用
• A 457 140 11 55 テスト·インジェクション·ライン
エンジン·モデル 457 搭載車用
• A 000 140 03 68 テスタ·インジェクション·ノズル
インジェクション·ノズルおよびインジェクション·ラインはカット·リング·プラグのところで摩耗するため、適宜、新品部品と交換する必要があります。
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2. 現在の OBD NOx コントロールに関連した MR 故障コードまたはトルク制限のリセット
現在の OBD NOx コントロールに関連した MR 故障コードまたはトルク制限のリセットは FDOK を介してのみ行うことができます。
車両の修理実施後、その車両の MR コントロール·ユニットに窒素酸化物の超過が現在メモリされている場合は、故障コードをスター·ダイアグノシスで直接リセットすることはできません。
FDOK (画面 1801) によって、プロセス「キーの認識」と同時に暗号化されたランダム値を確認してください。 暗号化されたランダム値をスター·ダイアグノシスに入力した後、故障コードまたはそれに関連したトルク制限がリセットされます。 これはすべての自動車メーカが遵守しなければならない法規です。
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FDOK にアクセスしない場合、現在の故障コードのリセットのために、修理実施後、必要に応じて数時間継続的なテスト走行を行う必要があります。 その際、MIL ランプは点滅から常時点灯に切り換わるか、消灯します。
現在の故障コードが「メモリされて」リセットされた後、これをスター·ダイアグノシスによって消去することができます。
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3. ドライブ·コントロール (FR) ユニット交換後、正しいトルク制限の設定
商用車の場合、以下のトルク制限は法的規定にしたがい、生産工場から設定されています:
車両総重量 16 t 超過の車両:
• 最大トルクの 60 %
車両総重量 16 t 未満の車両:
• 最大トルクの 75 %
高度の任務を担っているために特別権を有する車両 (連邦国防軍、連邦警察、消防車、救助隊、災害救助隊、税関など)
• トルク制限なし
特別任務車はコード ZD1 (高度の任務を担う車両) で識別されます。
GLC ガーマースハイムから出荷される FR コントロール·ユニットは、常に最大エンジン·トルクの 60 % にパラメータ設定されたトルク制限付きで供給されます。 したがって車両総重量 16 t 以下または特別任務車の場合、コントロール·ユニットの交換後、パラメータを手動で適合させる必要があります。
FR コントロール·ユニットのパラメータはスター·ダイアグノシスにより適合させることができるため、2 章で説明したように、暗号化されたランダム値を FDOK で確認します。
参照文書
- ar0715w3100a エンジン·コントロール·ユニット (MR) の現在の OBD NOx コントロール故障コードおよびトルク制限のリセット
- ar3035w1200a ドライブ·コントロール (FR) コントロール·ユニットの OBD NOx コントロール·トルク制限用パラメータの変更