gf8340p2004ca

オートマチック·クライメート·コントロールの機能

種別 gf · トピック 83.40 · バージョン 0107 · 2014-06-05

適用: モデル 207.3/4'

位置付け

機能グループ 3 ボディ › 83 クライメート・コントロール › 83.40 オートマチック・クライメート・コントロール — シリーズ 207(モデル 3**, 4**)

GF83.40-P-2004CA

オートマチック·クライメート·コントロールの機能

28.5.14

モデル

207.3/4

オートマチック·クライメート·コントロールの機能

P83.40-5032-79

I

アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 580) の場合)

M2/10

左レッグ・ルーム・フラップ・アクチュエータ (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

II

アクチュエータ (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

M2/11

右レッグ・ルーム・フラップ・アクチュエータ (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

A1

インストルメント・クラスタ

M2/12

左センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータ (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

A2/56

オート・パイロット・システム付きラジオ (MB ラジオ Audio 50 APS (コード 525) または Audio 50 APS (DVD チェンジャ内蔵) (コード 511) の場合)

M2/13

右センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータ (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

A9

エアコン・コンプレッサ (マグネット・クラッチ付き エアコン・コンプレッサ (コード B09) 非装備)

M2/16

デフロスタ・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 580) の場合)

A9y1

エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブ (マグネット・クラッチ付き エアコン・コンプレッサ (コード B09) 非装備)

M2/21

ディフューザ・フラップ・アクチュエータ (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

A9/7

マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (マグネット・クラッチ付き エアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合)

M2/34

ラム・エア・フラップ・アクチュエータ (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合、2010 年 5 月 31 日以前)

A9/7y1

エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブ (マグネット・クラッチ付き エアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合)

M2/35

リヤ・ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

A9/7y2

エアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチ (マグネット・クラッチ付き エアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合)

M4/7

コントロール装置付きエアコンおよびエンジン用ファン・モータ

A32m1

ブロワ・モータ

M13/5

クーラント循環ポンプ (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

A32n1

ブロワ・レギュレータ

M16/22

エア・ディストリビューション・フラップ・アクチュエータ (オートマチック・クライメート・コントロール (コード 580) の場合)

A40/3

COMAND ユニット (COMAND APS (DVD チェンジャ内蔵) (コード 512) あるいはシングル DVD ドライブ搭載 COMAND APS (ナビゲーション付き) (コード 527) あるいは COMAND システム (DVD チェンジャ内蔵) (コード 528) あるいは COMAND APS (コード 531) の場合)

N2/10

補助レストレイント・システム・コントロール・ユニット

A98n1

パノラミック・スライディング・ルーフ・コントロール・ユニット (アウタ・スライディング・ルーフ装備パノラミック・ガラス・ルーフ (コード 413) の場合)

N3/9

CDI コントロール・ユニット (ディーゼル・エンジンの場合)

B10/4

車内温度センサ

N3/10

ME コントロール・ユニット (ガソリン・エンジンの場合)

B10/6

エバポレータ温度センサ

N10/1

フロント・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニット

B10/31

左サイド・ノズル・エア吹出口温度センサ

N22/4

リヤ・オートマチック・クライメート・コントロール操作ユニット (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

B10/32

右サイド・ノズル・エア吹出口温度センサ

N22/6

リヤ・コントロール・ユニット

B10/35

左フロント・レッグ・ルーム・ノズル・エア吹出口温度センサ

N22/7

KLA コントロール・ユニット

B10/36

右フロント・レッグ・ルーム・ノズル・エア吹出口温度センサ

N22/7s2

内気循環モード・ボタン

B10/38

リヤ・レッグ・ルーム・ノズル・エア吹出口温度センサ (2011 年 5 月 31 日以前、 コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

N69/1

左フロント・ドア・コントロール・ユニット

B11/4

クーラント温度センサ

N69/2

右フロント・ドア・コントロール・ユニット

B11/12

露点センサ (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合、2010 年 5 月 31 日以前)

N70/3

エレクトロニック・ルーフ・オペレーティング・ユニット

B12

冷媒プレッシャ・センサ

N70/3b1

ファン内蔵車内温度センサ

B14

外気温度センサ

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

B31

汚染センサ (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

R22/3

PTC 補助ヒータ (ディーゼル・エンジンの場合)

B32/3

ソーラ・センサ

CAN B

車内 CAN

B82

車内湿度 / 温度センサ (ECO スタート・ストップ機能 (コード B03) の場合、モデル 207.3 (2009 年 12 月 1 日以降)、モデル 207.4)

CAN E

シャーシ CAN (2013 年 5 月 31 日以前)

M2/5

外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータ

CAN E1

シャーシ CAN 1 (2013 年 6 月 1 日以降)

M2/6

左ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ

CAN E2

シャーシ CAN 2 (2013 年 6 月 1 日以降)

M2/7

右ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ

LIN B8

クライメート・コントロール LIN

M2/8

左デフロスタ・フラップ・アクチュエータ (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

A

2013 年 5 月 31 日以前

M2/9

右デフロスタ・フラップ・アクチュエータ (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

B

2013 年 6 月 1 日以降

機能前提条件の概要

クライメート・コントロールの制御のため:

• ターミナル 15 「オン」

• オートマチック・クライメート・コントロールがオンになっている

冷房モードの場合

• エンジン作動

• エアコン・コンプレッサがオンになっている (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 非装備)

• マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサがオンになっている (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合)

エバポレータ乾燥のため:

• エンジン「オフ」

余熱ヒータ利用の場合:

• ターミナル 15 オフあるいはターミナル 15C オフ

ターミナル 15 のターミナル・ステータスは、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットが車内 CAN を介してエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットに送信します。CDI コントロール・ユニット (ディーゼル・エンジンの場合) あるいは ME コントロール・ユニット (ガソリン・エンジンの場合) はシグナル「エンジン作動」を、2013 年 5 月 31 日以前の車両の場合、シャーシ CAN、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。2013 年 6 月 1 日以降の車両の場合、CDI コントロール・ユニット (ディーゼル・エンジンの場合) あるいは ME コントロール・ユニット (ガソリン・エンジンの場合) はこのシグナルを、シャーシ CAN 1、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。

制御の概要

車内のエレクトロニック・テンパラチャ・コントロールおよびエア・ディストリビューションの制御は、KLA コントロール・ユニット、リヤ・オートマチック・クライメート・コントロール操作ユニット (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合) で選択した設定、およびさまざまなセンサで検出された変数 (例えば車内温度、外気温度、水温、車両スピード) に応じて行われます。これらの変数の算出については、この後で説明します。

KLA コントロール・ユニットは車内 CAN、クライメート・コントロール LIN および直接ケーブルを介して車両電装品と接続されています。このため、制御の質を改善し、エネルギ消費を低減するために、関連する影響値を考慮に入れることが可能です。

KLA コントロール・ユニットで温度、エア・ディストリビューションあるいは風量を変更する設定を行うと、変更した設定値が短時間、オーディオ / COMAND 用ディスプレイ (A40/8) に表示されます。

オートマチック・クライメート・コントロール制御機能には以下の部分機能が含まれています:

• 変数の検知および評価の機能順序

• エアコン・コンポーネントの制御の機能順序

• 外気モードの機能順序

• 内気循環モードの機能順序

• デフロスタ機能の機能順序

• エバポレータ乾燥の機能順序

• 余熱ヒータ利用の機能順序 (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

• 衝突時のエアコン・カットオフの機能順序 (2013 年 6 月 1 日以降)

• 最大冷房能力の機能順序 (米国仕様 (コード 494) の場合)

• ラム・エア・モードの機能順序

変数の検知および評価の機能順序

検知されて評価される変数は以下のとおりです:

• 外気温度

• 車内温度

• 車内のエア吹出口の温度

• フロント・ウインドウの温度および湿度 (ECO スタート・ストップ機能 (コード B03) の場合、モデル 207.3 (2009 年 12 月 1 日以降)、モデル 207.4)

• 露点温度 (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合、2010 年 5 月 31 日以前)

• 水温

• エバポレータ温度

• 冷媒圧力

• 太陽光線

• 外気汚染度 (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

• 車両スピード

• エンジン回転数

• ドア・ステータス

• サイド・ウインドウ・ポジション

• パノラミック・スライディング・ルーフ・ポジション (アウタ・スライディング・ルーフ装備パノラミック・ガラス・ルーフ (コード 413) の場合)

• リヤ・オートマチック・クライメート・コントロール操作ユニットの設定 (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

• ボイス・オペレーティング・システム (SBS) のステータス (MB ラジオ Audio 50 APS (コード 525) あるいは Audio 50 APS (DVD チェンジャ内蔵) (コード 511) あるいは COMAND APS (DVD チェンジャ内蔵) (コード 512) あるいはシングル DVD ドライブ搭載 COMAND APS (ナビゲーション付き) (コード 527) あるいは COMAND システム (DVD チェンジャ内蔵) (コード 528) あるいは COMAND APS (コード 531) の場合)

• ソフト・トップ (モデル 207.4) のステータス

外気温度

外気温度センサは外気温度を検知するセンサです。フロント SAM コントロール・ユニットは、外気温度センサのシグナルを直接読み取り、外気温度を算出して、それを車内 CAN を介して、KLA コントロール・ユニットに送信します。KLA コントロール・ユニットはこの値を、ミックス・エア・フラップの開き量を調節して希望する車内温度に調節するために使用します。停車中は、温度の測定値と外気温度が大きく異なることがあります。このため、外気温度が温度制御に考慮されるのは、車両スピードが 20 km/h 以上の場合のみです。イグニッションをオン / オフにするとき、および速度が 20 km/h 未満のときは、最後に測定された温度値に基づきます。

車内温度

頭部:

車内温度はエレクトロニック・ルーフ・オペレーティング・ユニット内のファン内蔵車内温度センサにより検知されます。車内温度センサのシグナルは、直接 KLA コントロール・ユニットに読み取られます。

インストルメント・パネル:

車内温度は、インストルメント・パネル付近で車内温度センサにより検知されます。車内温度センサのシグナルは、直接 KLA コントロール・ユニットによって読み取られます。

内気はファンによって常に循環しているため、高精度での温度測定ができます。これにより、車内のエアの流れ具合にほとんど左右されないテンパラチャ・コントロールが実現されます。

車内温度センサの測定値から平均値が出されます。この平均値は、外気温度センサの値と一緒に、KLA コントロール・ユニットにメモリされた読取り専用の特性マップに合わせて調整され、車内温度の調節に使用されます。

以下の場合、KLA コントロール・ユニットが車内温度の平均値を維持します:

• サイド・ウインドウ「開」

• ドア「開」

これにより、調整された基準温度を維持したままエアコン・システムを作動し続けることができます。

車内のエア吹出口の温度

車内のエア吹出口の温度は、エア吹出口温度センサによって検出されます。KLA コントロール・ユニットは各エア吹出口のエア吹出口温度を制御します。

エア吹出口温度センサのシグナルは直接 KLA コントロール・ユニットによって読み取られます。

2011 年 5 月 31 日以前のコンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合、さらにリヤのエア吹出口にリヤ・レッグ・ルーム・ノズル・エア吹出口温度センサが取り付けられています。

フロント・ウインドウの温度および湿度 (ECO スタート・ストップ機能 (コード B03) の場合、モデル 207.3 (2009 年 12 月 1 日以降)、モデル 207.4)

車内湿度 / 温度センサは相対湿度および相対温度をフロント・ウインドウ内側で直接測定し、測定値から露点温度を特定します。車内湿度 / 温度センサのシグナルは、クライメート・コントロール LIN を介して KLA コントロール・ユニットに送信されます。ウインドウにくもりが生じそうな場合、エアコン・コンプレッサのオンまたはエンジンの始動 (ECO スタート・ストップ機能 (コード B03) の場合) などの該当する対抗措置が講じられます。

露点温度 (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合、2010 年 5 月 31 日以前)

露点センサは周辺温度および湿度から露点を算出し、クライメート・コントロール LIN を介してこれを KLA コントロール・ユニットに送信します。露点温度に達すると、ウインドウおよびドア・ミラーのガラスがくもり始めます。これを防止するため、エアコン、ミラー・ヒータおよびリヤ・ウインドウ・デフォッガがオンになります。

水温

クーラントの温度は、水温センサによって検知されます。CDI コントロール・ユニットあるいは ME コントロール・ユニットは抵抗値を直接読み取り、そこから水温を算出し、2013 年 5 月 31 日以前の車両の場合、これをシャーシ CAN、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。2013 年 6 月 1 日以降の車両の場合、CDI コントロール・ユニットあるいは ME コントロール・ユニットはこのシグナルをシャーシ CAN 1、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。この値はミックス・エア・フラップの制御、PTC 補助ヒータ (ディーゼル・エンジンの場合) の制御およびクーラント循環ポンプ (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合) の制御に使用されます。

エバポレータ温度

エバポレータの氷結を防ぐため、その部分の温度をエバポレータ温度センサが検出します。 この値は、KLA コントロール・ユニットによって直接読み取られます。エバポレータ温度が約 2 °C にまで下がると、エアコン・コンプレッサがオフになります。

冷媒圧力

冷媒圧力は、冷媒プレッシャ・センサによって検知されます。フロント SAM コントロール・ユニットは、冷媒プレッシャ・センサのシグナルを直接読み取ります。フロント SAM コントロール・ユニットは、冷媒圧力の値を車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。この圧力は、保存されている温度圧力曲線と比較されます。冷媒圧力が 1.7 bar 未満または 30 bar 以上になると、エアコン・コンプレッサがオフになるか、あるいはオンになりません。

太陽光線

ソーラ・センサは、日光の車両に対する入射角度と強さを検知します。KLA コントロール・ユニットは、ソーラ・センサのシグナルを直接読み取ります。車内温度およびブロワ回転数が、測定された値に合うように調整されます。日光が一方向だけから差し込んでくる時は、左右の標準基準温度の差が適切に設定されます。

外気汚染度 (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

汚染センサは以下の環境関連値を検知します:

• 一酸化炭素 (CO)

• 窒素酸化物 (NOx)

• 露点外気温度

• 相対湿度

• 外気温度

KLA コントロール・ユニットがクライメート・コントロール LIN を介して汚染センサのシグナルを直接読み取ります。KLA コントロール・ユニットは、読み取った値に応じて自動的に内気循環制御を行います。

車両スピード

インストルメント・クラスタは、車両スピードを車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。車両スピードはラム・エア機能の制御および外気温度の内部計算に使用されます。

エンジン回転数

エンジン回転数は、CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットによって検出されます。CDI コントロール・ユニットあるいは ME コントロール・ユニットはこのシグナルを、2013 年 5 月 31 日以前の車両の場合、シャーシ CAN、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。2013 年 6 月 1 日以降の車両の場合、CDI コントロール・ユニットあるいは ME コントロール・ユニットはこのシグナルをシャーシ CAN 1、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。エンジン回転数は特に、エアコン・コンプレッサを制御するために使用されます。

ドア・ステータス

各ドアのステータスは以下のコントロール・ユニットにより検出され、車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信されます:

• 左フロント・ドア・コントロール・ユニット

• 右フロント・ドア・コントロール・ユニット

ドアが開いている場合、内気および外気の温度差が大きいときの無駄な再調整を避けるために、KLA コントロール・ユニットは現在のブロワ出力を保持します。

サイド・ウインドウ・ポジション

サイド・ウインドウのポジションは以下のコントロール・ユニットにより検出され、車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信されます:

• 左フロント・ドア・コントロール・ユニット

• 右フロント・ドア・コントロール・ユニット

• リヤ・コントロール・ユニット

パノラミック・スライディング・ルーフ・ポジション (アウタ・スライディング・ルーフ装備パノラミック・ガラス・ルーフ (コード 413) の場合)

パノラミック・スライディング・ルーフ・コントロール・ユニットがパノラミック・スライディング・ルーフのポジションを読み取り、車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。

リヤ・オートマチック・クライメート・コントロール操作ユニットの設定 (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

リヤ・コンパートメントのクライメート・コントロールは、後席乗員がリヤ・オートマチック・クライメート・コントロール操作ユニットで設定できます。リヤ・オートマチック・クライメート・コントロール操作ユニットの温度およびブロワ・ステージ用スイッチの操作は、クライメート・コントロール LIN を介して KLA コントロール・ユニットにより読み取られます。このデータを基にして、リヤ・ミックス・エア・フラップ・アクチュエータを使ってリヤの温度が制御されます。KLA コントロール・ユニットがクライメート・コントロール LIN を介して、同アクチュエーターを作動させます。

SBS のステータス (MB ラジオ Audio 50 APS (コード 525) あるいは Audio 50 APS (DVD チェンジャ内蔵) (コード 511) あるいは COMAND APS (DVD チェンジャ内蔵) (コード 512) あるいはシングル DVD ドライブ搭載 COMAND APS (ナビゲーション付き) (コード 527) あるいは COMAND システム (DVD チェンジャ内蔵) (コード 528) あるいは COMAND APS (コード 531) の場合)

SBS がオンになっているとき、ブロワ出力は制限されます。オート・パイロット・システム付きラジオまたは COMAND ユニットは、SBS のステータスを車内 CAN を介して、KLA コントロール・ユニットに送信します。

ソフト・トップ (モデル 207.4) のステータス

リヤ・コントロール・ユニットが、ソフト・トップのステータスを車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。

エアコン・コンポーネントの制御の機能順序

エアコン・コンポーネント制御の機能順序には以下のサブ機能が含まれています:

• ブロワ・モータ制御の機能順序

• エア・ガイド・フラップ制御の機能順序

• エアコン・コンプレッサ制御の機能順序

• コントロール装置付きエアコンおよびエンジン用ファン・モータ制御の機能順序

• PTC 補助ヒータ制御の機能順序 (ディーゼル・エンジンの場合)

• クーラント循環ポンプ制御の機能順序 (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

ブロワ・モータ制御の機能順序

通気は、ブロワ・モータの働きによって行われます。KLA コントロール・ユニットがその要求を直接ブロワ・レギュレータに転送すると、レギュレータはそれを受けてブロワ・モータを作動させます。

2013 年 6 月 1 日以降の車両の場合、エアバッグが作動した事故の後はブロワ・モータがカットオフされます。

SBS がオンになっているとき、ブロワ出力は制限されます。

ブロワ出力は、ECO スタート・ストップ機能 (コード B03) 装備車の場合、エンジン・ストップ時に KLA コントロール・ユニットによって制限されます。CDI コントロール・ユニットあるいは ME コントロール・ユニットはステータス「エンジン作動」を、2013 年 5 月 31 日以前の車両の場合、シャーシ CAN、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。2013 年 6 月 1 日以降の車両の場合、CDI コントロール・ユニットあるいは ME コントロール・ユニットはこのステータスをシャーシ CAN 1、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。

エア・ガイド・フラップ制御の機能順序

エアコン・ユニットのエア・ガイド・フラップを調整することにより、車内のエア・ディストリビューションが制御されます。以下の構成部品は KLA コントロール・ユニットによりクライメート・コントロール LIN を介して制御されます:

オートマチック・クライメート・コントロール (コード 580) 装備車:

• 外気 / 内気循環フラップ (外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータによる) (内気循環制御)

• 左ミックス・エア・フラップ (左ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

• 右ミックス・エア・フラップ (右ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

• デフロスタ・フラップ (デフロスタ・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• エア・ディストリビューション・フラップ (エア・ディストリビューション・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備車:

• 外気 / 内気循環フラップ (外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータによる) (内気循環制御)

• 左ミックス・エア・フラップ (左ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

• 右ミックス・エア・フラップ (右ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

• 左デフロスタ・フラップ (左デフロスタ・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 右デフロスタ・フラップ (右デフロスタ・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 左レッグ・ルーム・フラップ (左レッグ・ルーム・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 右レッグ・ルーム・フラップ (右レッグ・ルーム・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 左センタ・ノズル・フラップ (左センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• 右センタ・ノズル・フラップ (右センタ・ノズル・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• ディフューザ・フラップ (ディフューザ・フラップ・アクチュエータによる) (ベンチレーション・コントロール)

• ラム・エア・フラップ (ラム・エア・フラップ・アクチュエータによる) (2010 年 5 月 31 日以前) (ラム・エア制御)

• リヤ・ミックス・エア・フラップ (リヤ・ミックス・エア・フラップ・アクチュエータによる) (テンパラチャ・コントロール)

• 外気 / 内気循環フラップ (外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータによる) (2010 年 6 月 1 日以降) (ラム・エア制御)

2013 年 6 月 1 日以降の車両の場合、エアバッグが作動した事故の後は外気 / 内気循環フラップが閉じられます。

ウインドウのくもりを防ぐため、デフロスタ・フラップはターミナル 15 のオフ後 2 分で閉じます。エンジンが始動されても約 30 秒間、デフロスタ・フラップはこのポジションにあります。その後、再びあらゆる調整ができるようになります。

「ターミナル 15 オフ」時にいずれかのドアが開いている場合、外気 / 内気循環フラップが外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータにより、またラム・エア・フラップ (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合) がラム・エア・フラップ・アクチュエータにより (2010 年 5 月 31 日以前) あるいは外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータにより (2010 年 6 月 1 日以降) 部分内気循環位置に調整されます。これにより、ドア・ロック・プレッシャが低下します。この機能は、ダイアグノシス・テスタで設定可能です。

オートマチック·クライメート·コントロールの機能

エア吹出口 (図はモデル 207.3 コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備車)

P83.10-2666-76

エアコン・コンプレッサ制御の機能順序

エアコン・コンプレッサは、冷媒を吸引および圧縮する装置です。エアコン・コンプレッサの出力は、エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブを介して KLA コントロール・ユニットにより 100 % まで無段階に制御されます。KLA コントロール・ユニットは、スイッチ・オンの要求を車内 CAN を介してフロント SAM コントロール・ユニットへ送信します。このコントロール・ユニットが要求を受信して、エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブを作動させます。

マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合にはさらに、マグネット・クラッチが取り付けられています。これにより、エアコン・コンプレッサをベルト・ドライブの動力伝達から完全に切り離すことができます。したがって、さらなる燃料節約が可能となります。KLA コントロール・ユニットはこの要求を、車内 CAN を介してフロント SAM コントロール・ユニットに送信します。同コントロール・ユニットは、エアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチを制御します。

さらに KLA コントロール・ユニットはアイドル・スピード・アップ要求を、車内 CAN、フロント SAM コントロール・ユニットおよびシャーシ CAN (2013 年 5 月 31 日以前) あるいはシャーシ CAN 1 (2013 年 6 月 1 日以降) を介して ME コントロール・ユニットあるいは CDI コントロール・ユニットに送信します。このコントロール・ユニットは、エアコン・コンプレッサがオンになった時の追加負荷に応じてアイドル・スピードを引き上げます。

2013 年 6 月 1 日以降の車両の場合、エアバッグが作動した事故の後はエアコン・コンプレッサがエアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブあるいはエアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合) を介してカットオフされます。

コントロール装置付きエアコンおよびエンジン用ファン・モータ制御の機能順序

ファン・モータは、クーラントおよび冷媒を冷却します。

KLA コントロール・ユニットは冷媒圧力に応じてファンの基準回転数を計算し、要求を車内 CAN、フロント SAM コントロール・ユニットおよびシャーシ CAN (2013 年 5 月 31 日以前) あるいはシャーシ CAN 1 (2013 年 6 月 1 日以降) を介して CDI コントロール・ユニットあるいは ME コントロール・ユニットに送信します。CDI コントロール・ユニットあるいは ME コントロール・ユニットはエンジン温度に応じてファンの基準回転数を計算し、計算結果を KLA コントロール・ユニットからの要求と比較してファン・モータを作動制御します。

PTC 補助ヒータ制御の機能順序 (ディーゼル・エンジンの場合)

PTC 補助ヒータは必要に応じて KLA コントロール・ユニットによりクライメート・コントロール LIN を介してオンにされます。

2013 年 6 月 1 日以降の車両の場合、エアバッグが作動した事故の後は PTC 補助ヒータがカットオフされます。

クーラント循環ポンプ制御の機能順序 (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

クーラント循環ポンプは、例えばエンジン回転数が低い場合、エンジン・ストップ時 (ECO スタート・ストップ機能 (コード B03) の場合) あるいは余熱ヒータ利用機能を使用する場合にクーラント回路の支援を行います。

KLA コントロール・ユニットはクーラント循環ポンプ作動要求を車内 CAN を介してフロント SAM コントロール・ユニットに送信します。同ユニットはこの要求を受信し、クーラント循環ポンプを制御します。

外気モードの機能順序

外気 / 内気循環フラップが開き、エアコン・ユニットを通じて車内に外気が送られます。

内気循環モードの機能順序

内気循環モードの機能順序には以下のサブ機能が含まれています:

• 内気循環モード・ボタンによる内気循環の機能順序

• 汚染物質感知内気循環モードの機能順序 (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

内気循環モード・ボタンによる内気循環の機能順序

KLA コントロール・ユニットで内気循環モード・ボタンを 1.5 秒未満操作すると、外からのエア供給を阻止するために、外気 / 内気循環フラップが閉じられます。エアは車内のみを循環し、外の不快な匂いや有害ガスを遮断します。内気循環モード中は内気循環モード・ボタンの LED が点灯します。

KLA コントロール・ユニットは、内気循環モード・ボタンのステータスを直接読み取り、外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータをクライメート・コントロール LIN を介して制御します。

さらにサイド・ウインドウおよびパノラミック・スライディング・ルーフ (アウタ・スライディング・ルーフ装備パノラミック・ガラス・ルーフ (コード 413) の場合) が閉じます。それに続いて内気循環モード・ボタンを 1.5 秒未満だけ押すと、サイド・ウインドウおよびパノラミック・スライディング・ルーフ (アウタ・スライディング・ルーフ装備パノラミック・ガラス・ルーフ (コード 413) の場合) が再びもとのポジションに戻ります (これらウインドウおよびルーフを内気循環モード中に手動で開いた場合を除く)。

コンフォート・オペレーション機能の詳細については、独立した機能説明「コンフォート・オペレーション (KFB) 機能」で説明しています。

カナダ仕様 (コード 460) および米国仕様 (コード 494) の車両の場合は、内気循環用コンフォート・クローズを使用することができません。

汚染物質感知内気循環モードの追加機能前提条件 (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

• エアコン・コンプレッサ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 非装備) がオンになっている

• マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合) がオンになっている

• デフロスタ・モードが作動していない

汚染物質感知内気循環モードの機能順序 (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

汚染センサは外気の汚染物質値を検知します。KLA コントロール・ユニットがクライメート・コントロール LIN を介して汚染センサのシグナルを直接読み取ります。ある一定の汚染度以上になると、外気 / 内気循環フラップが自動的に内気循環ポジションに入ります。外気は入ってこなくなり、内気循環のみが行われます。エンジン始動後に、汚染物質感知内気循環モードが作動する条件が整っていると、まず外気を 30 秒間取り込みます。その後、汚染物質感知内気循環モードが 80 % 作動し、さらに 10 秒が経過すると 100 % 汚染物質感知内気循環モードになります。

汚染物質値に応じて制御される内気循環モードが作動しても、内気循環モード・ボタンの LED はそれを表示されません。

デフロスタ機能の機能順序

デフロスタ・ボタンを操作すると、デフロスタ・フラップおよび外気 / 内気循環フラップを除くエアコン・ユニットのすべてのエア・フラップが閉じます。デフロスタ・フラップおよび外気 / 内気循環フラップは完全に開いた状態になります。デフロスタ・フラップは、最大エア・フローがフロント・ウインドウおよびフロント・サイド・ウインドウに向かうように調整されます。ミックス・エア・フラップは、最も高い温度の送風に設定されます。ブロワ・モータは、吹出しエア温度に応じて最適なデフロスタ・モードが行えるように、KLA コントロール・ユニットによりブロワ・レギュレータを介して制御されます。吹出しエアを乾燥できるように、エアコン・コンプレッサがオンになります。エアを乾燥 (冷却) した後、最高温度まで加熱します。

コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合、運転席のデフロスタ・モードは左デフロスタ・フラップ・アクチュエータにより、また助手席のデフロスタ・モードは右デフロスタ・フラップ・アクチュエータにより別々に行われます。オートマチック・クライメート・コントロール (コード 580) の場合は、デフロスタ・フラップ・アクチュエータが運転席および助手席を同時に制御します。

エバポレータ乾燥の追加機能前提条件

• エアコンが前回のイグニッション・サイクル中に最低 1 回作動した

• エバポレータ温度 3 °C 以上

• 外気温度 20 °C 以上

• ドアは閉じている

• 総走行距離 250 km 以上

エバポレータ乾燥の機能順序

車内のエバポレータの異臭およびエアコン始動時のウインドウのくもりを防ぐため、エバポレータ乾燥が行われます。

「エンジン・オフ」になると、インストルメント・クラスタの中のタイム・カウンタが作動します。ステータス「エンジン作動」は、2013 年 5 月 31 日以前の場合、CDI コントロール・ユニットあるいは ME コントロール・ユニットによりシャーシ CAN を介してインストルメント・クラスタに送信されます。2013 年 6 月 1 日以降の場合、このステータスは CDI コントロール・ユニットあるいは ME コントロール・ユニットによりシャーシ CAN 1、フロント SAM コントロール・ユニットおよびシャーシ CAN 2 を介してインストルメント・クラスタに送信されます。

1 時間の待ち時間後に、インストルメント・クラスタは、エバポレータ乾燥の要求を車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信し、このコントロール・ユニットがエバポレータ乾燥を開始します。このためにブロワが 30 分間、最小ステージで作動します。

KLA コントロール・ユニットは、ブロワの要求を直接ブロワ・コントローラに送信します。ブロワ・レギュレータは、最小ステージでブロワ・モータを制御します。

余熱ヒータ利用の機能順序 (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)

KLA コントロール・ユニットの「REST」ボタンを操作すると (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) の場合)、機能がオンになります。KLA コントロール・ユニットは車内 CAN を介して要求をフロント SAM コントロール・ユニットに送信し、同ユニットがクーラント循環ポンプを直接制御します。クーラント循環ポンプの働きにより、まだ温かいクーラント (余熱) がヒータ用熱交換器をとおります。

KLA コントロール・ユニットはこれと並行してファン要求をブロワ・レギュレータに転送し、ブロワ・レギュレータがブロワ・モータの制御を、出力を下げて行います。ブロワ・モータからの吸気はヒータ・コアに送られて、そこで加熱されます。この機能は、30 分後、またはバッテリ電圧が一定の値より下がった場合に終了します。

衝突時のエアコン・カットオフの機能順序 (2013 年 6 月 1 日以降)

エアバッグが作動した事故の後に有害ガスが車内に侵入するのを防ぐため、KLA コントロール・ユニットが以下のアクションを起こします:

• ブロワ・モータがそれ以上制御されません。車内でエアが循環しなくなります。

• 外気 / 内気循環フラップが内気循環ポジションに調整されます。外気が車内に入り込まなくなります。

• エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブが作動停止されます (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) 非装備)。エアコン・コンプレッサが冷媒を循環させなくなります。

• エアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチが開きます (マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (コード B09) の場合)。エアコン・コンプレッサが稼動しなくなります。

• PTC 補助ヒータを作動停止する。

クラッシュ・シグナルは、補助レストレイント・システム・コントロール・ユニットによってシャーシ CAN 1、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信されます。

エアコンの個別のコンポーネントの制御については、部分機能「エアコン・コンポーネントの制御」に詳しい説明があります。

最大冷房能力の機能順序 (米国仕様 (コード 494) の場合)

「MAX COOL」ボタンを操作すると、ブロワ出力が 100 % に上昇し、温度が「最大冷房」に調節されます。

ラム・エア・モードの機能順序

スピードを上げたときに車内へのエアの流入が増えないように、ラム・エア・フラップはスピードに応じて調整されます。スピードが上がるほど、ラム・エア・フラップが閉じられます。

インストルメント・クラスタは、スピード・シグナルを車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。同コントロール・ユニットは、スピードに応じて外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータ (コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 非装備) を制御します。コンフォート・オートマチック・クライメート・コントロール (コード 581) 装備車の場合、ラム・エア・フラップ・アクチュエータ (2010 年 5 月 31 日以前) あるいは外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータ (2010 年 6 月 1 日以降) は車両スピードに応じて KLA コントロール・ユニットにより制御されます。

オートマチック・クライメート・コントロール・インプット・シグナルの 電気システムの機能説明図

PE83.40-P-2052-97EAA

オートマチック・クライメート・コントロール制御の 電気システムの機能説明図

PE83.40-P-2053-97EAA

オートマチック·クライメート·コントロールのシステム構成部品の一覧表

GF83.40-P-9995CA

参照文書