gf8285s2012p

ナビゲ一ション·モ一ドの機能

種別 gf · トピック 82.85 · バージョン 0100 · 2017-09-01

適用: モデル 470, 471 コード EJ9 装備 (COMAND オンライン)'

位置付け

機能グループ 3 ボディ › 82 電気システム、ボディ › 82.85 ナビゲーション通信システム — シリーズ 470 · シリーズ 471

GF82.85-S-2012P

ナビゲ一ション·モ一ドの機能

22.08.2017

モデル

470, 471

コード EJ9 装備 (COMAND オンライン)

ナビゲ一ション·モ一ドの機能

S82.85-4601-79

ナビゲーションモードブロックダイアグラム

A1/1

インストルメント・クラスタ (KI) コントロール・ユニット

N70

ルーフ・オペレーティング・コントロール・ユニット (DBE)

A2/18

アンテナ・アンプ (FM、AM)

N72/2

アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニット (OBF)

A2/19

アンテナ・アンプ (FM 2、DAB)

N72/2s1

「NAVI」ボタン

A2/47

GPS アンテナ

N80

ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット (MRM)

A2/51

アンテナ (FM、AM)

N87/6

ラジオ (オーディオ/COMAND)

A2/52

FM アンテナ

N93

メイン・ゲートウェイ (ZGW)

A2/91

Bluetooth® アンテナ

N112/9

HERMES コントロール・ユニット

A2/163

アンテナ (GSM HERMES)

N135

ステアリング・ホイール・エレクトロニクス

A36

マルチメディア接続ユニット

N160

DAB コントロール・ユニット (デジタル・ラジオ (コード E1D) 装備)

A40

オーディオ / COMAND 操作部

S110

左マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群

A40/2

右アンダ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニット (UBFR)

S111

右マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群

A40/2s1

音量調節ボタン

X11

ダイアグノシス・ソケット

A40/5

タッチパッド・コントロール・ユニット

CAN A

テレマチック CAN

A40/8

オーディオ・コントロール・ユニット / COMAND システム・ディスプレイ

CAN D

ダイアグノシス CAN

B25/17

ハンズフリー・マイク

CAN E

シャーシ CAN

H4/7

左リヤ・スピーカ

CAN HMI

ユーザ・インターフェース CAN

H4/8

右リヤ・スピーカ

CAN V

車両 CAN

H4/9

左フロント・スピーカ

ETHERNET

イーサネット

H4/10

右フロント・スピーカ

LIN A2

自動車電話ボタン LIN

H4/27

インストルメント・パネル中央スピーカ

LIN E1

ステアリング LIN

H4/33

左フロント・ツイータ・スピーカ

LVDS

低電圧ディファレンシャル・シグナル

H4/34

右フロント・ツイータ・スピーカ

MOST

メディア志向型システム伝送(バスシステム)

H4/44

左リヤ・ツイータ・スピーカ

A

メルセデス・ベンツ

H4/45

右リヤ・ツイータ・スピーカ

B

日産

N10/1

シグナル検知制御モジュール・コントロール・ユニット (SAM)

C

標準

N30/4

エレクトロニック・スタビリティ・プログラム (ESP) コントロール・ユニット

D

オプション

ナビゲーション・モードの機能前提条件の概要

• ターミナル 30g オンのステータス

• 輸送モードが作動していない

ナビゲーション・モードの概要

ナビゲーション・モジュールは、ラジオ (オーディオ / COMAND) に内蔵されています。ナビゲーション・システムには以下の機能が備わっています:

• 位置測定

• 目的地の入力

• ルート算出

• ナビゲーション・マップの表示

• 交差点拡大表示

• ピクトグラム形式による視覚的な走行指示

• 音による走行指示

• ルートタイプ:

• 「最速ルート」

• 「ダイナミック・ルート」

• 「エコ・ルート」

• 「最短ルート」

• ルートオプション、例: 

• 「有料道路を利用」

• 「有料高速道路を利用」

• 「回避オプション」

• 「高速道路を回避」

• 「トンネルを回避」

• 「フェリーを回避」

ナビゲーション・システムは、アッパ・オペレーティング・フィールド (OBF) コントロール・ユニットの「NAVI」ボタンでオンにすることができます。アッパ・オペレーティング・フィールド (OBF) コントロール・ユニットは、コントロール・シグナルを以下の経路でラジオ (オーディオ / COMAND) に転送します:

• 自動車電話ボタン LIN

• オーディオ / COMAND 操作部

• テレマチック CAN

ナビゲーションシステムは、以下のように操作できます:

• オーディオ/COMAND操作部による操作。

コントロールシグナルは、オーディオ/COMAND操作部からテレマチックCANを介してラジオ(オーディオ/COMAND)に伝送されます。

• タッチパッドコントロールユニットによる操作。

コントロール・シグナルは、タッチパッド・コントロール・ユニットからテレマチック CAN を介してラジオ (オーディオ / COMAND) に伝送されます。

• ラジオ(オーディオ/COMAND)に内蔵されたボイスオペレーティングシステムを介した操作。

• 左マルチファンクションステアリングホイールボタン群および右マルチファンクションステアリングホイールボタン群の操作エレメントによる操作。

マルチファンクションステアリングホイールボタン群のコントロールシグナルは、以下の経路でラジオ(オーディオ/COMAND)に転送されます:

• ステアリング・ホイール・エレクトロニクス

• ステアリング LIN

• ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット (MRM)

• シャーシ CAN

• メイン・ゲートウェイ (ZGW)

• ユーザ・インターフェース CAN

説明:
セキュアデジタルカード = SD、グローバルポジショニングシステム = GPS、ユニバーサルシリアルバス = USB

ナビゲーション・モードの機能は、以下の部分機能で構成されています:

• GPS 衛星からの電波による現在位置決定

• 基本現在位置決定

• キャリブレーション

• 再キャリブレーション

• ルート算出

• ルート・ガイダンス

• ダイナミックルートガイダンス

• マップ機能

• ナビゲーションの拡張機能

• ボイス・コントロール・システム

GPS 衛星からの電波による現在位置決定の概要

車両輸送 (列車、フェリーおよび牽引走行など) の後には、GPS 位置測定が欠かせません。(衛星受信を中断した後の)GPS位置測定の再計算には数分かかることがあります(運転開始時には最長5分)。   

GPS 衛星からの電波による現在位置決定の追加機能前提条件

• 最低3基のGPS衛星からシグナルが届いている。

GPS 衛星からの電波による現在位置決定の機能順序

ラジオ (オーディオ / COMAND) 内の GPS 受信機は、GPS アンテナから GPS シグナルを受信します。GPS シグナルから、ラジオ (オーディオ / COMAND) は現在の車両ポジションを算出します。

GPSはギガヘルツ (GHz) 範囲で作動し、そのシグナルは弱いので、以下の条件では受信障害が起こる可能性があります:空電(悪天候、水蒸気、霧など)、シグナル反射による多重受信(建物の壁など)またはシグナルの遮断(屋根のある場所、トンネル内、高層ビルまたは高い木々の間など)。     

基本現在位置決定の概要

GPS シグナルがなければ、その後基本位置決定によるナビゲーションは行えません。そのため、GPSアンテナなどの故障は、すぐには識別できません。 

基本現在位置決定は GPS 衛星からの電波による現在位置決定と並行して実行されます。基本位置決定に、ラジオ (オーディオ / COMAND) は以下のインフォメーションを必要とします:

• ホイール・スピードおよびホイール回転方向 (前進または後退)

• ジャイロ・センサ (ターニング・アングル速度)

• 3 D G センサ (登り坂検知)

基本現在位置決定の機能順序

基本位置決定に、ラジオ (オーディオ / COMAND) は以下の構成部品からのシグナルを必要とします:

• エレクトロニック・スタビリティ・プログラム (ESP) コントロール・ユニット (進行方向を含むホイール・スピード・シグナル)

• ジャイロセンサ(ヨーレートセンサ)、ラジオ(オーディオ/COMAND)に内蔵。

• 3 D G センサ、ラジオ (オーディオ / COMAND) に内蔵

エレクトロニック・スタビリティ・プログラム (ESP) コントロール・ユニットからのデータを、ラジオ (オーディオ / COMAND) が以下の経路で受信します:

• 車両 CAN

• メイン・ゲートウェイ (ZGW)

• ユーザ・インターフェース CAN

ラジオ (オーディオ / COMAND) に内蔵されたセンサのデータは、ラジオ (オーディオ / COMAND) 内で転送されます。

現在位置決定、「ターミナル15オフ」(イグニッションオフ)のときの後退あるいは車両の輸送時に位置測定エラーが起こると、基本位置決定が正しく行われません。   ラジオ(オーディオ/COMAND)に内蔵されたナビゲーションコンピュータがGPSデータを受信して、自動的に誤差を修正します。

キャリブレーション

タイヤ交換後のキャリブレーションは自動的に行われます。

再キャリブレーション

タイヤはすり減っていくため、タイヤの径を常に再キャリブレーションする必要があります。

ルート算出

ルート算出は、設定されたオプションをできる限り遵守して行われます。オプションの遵守が不可能な場合は、該当する区間用に設定されたオプションは無視され、その旨を知らせるメッセージが表示され、音声でも出力されます。

ルート・ガイダンスの機能順序

内蔵ナビゲーション・コンピュータはルート算出データを常時現在位置決定のデータと比較し、その先のルート・ガイダンスのための対策を引き出します。ルートガイダンスは以下の範囲に分けられます:

• マップによるルート・ガイダンス

• 走行車線推奨によるルート・ガイダンス

• 音声出力によるルート・ガイダンス

マップによるルート・ガイダンス

ルート・ガイダンス (デジタル・マップ・ナビゲーション) の視覚的表示のためのシグナルは、ラジオ (オーディオ / COMAND) によって生成され、LVDS ケーブルを介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイ・コントロール・ユニットに送信されます。オーディオ / COMAND 用ディスプレイ・コントロール・ユニットは、テレマチック CAN を介してラジオ (オーディオ / COMAND) によりオンにされます。

走行車線推奨によるルート・ガイダンス

複数車線の出口(インターチェンジなど)での特定の分岐状況では、フッタに走行車線のアドバイスが表示されます。 

オーディオ / COMAND 用ディスプレイ・コントロール・ユニットの表示には、以下の色が使用されます:

• 白:最良または推奨走行車線を表しています。

• ライト・グレー:正しい走行車線ですが、まもなく再度車線変更をする必要があります。

• ダーク・グレー:この走行車線では目的地に到達しません。

インストルメント・クラスタ (KI) コントロール・ユニットでは、白い矢印のみが表示されます。

音声出力によるルート・ガイダンス

ナビゲーション・システムのルート・ガイダンスでは、以下の指示が音声出力されます:

• 方位の指示

• 次に右左折進入する通りの名前。

その他には、例えばルート算出開始時、通過点到達時または目的地到達時の音声メッセージがあります。 

さらに多くの場合、特別な注意事項は音声出力されます。例: 

• 走行に制限が設けられている地域にある目的地

• フェリーを使うルート

ラジオ (オーディオ / COMAND) のナビゲーション・コンピュータは、音声出力中、単語セグメントを結び付け、完全な指示あるいはインフォメーションにします。

音声出力はラジオ(オーディオ/COMAND)からスピーカシステムに転送されます。

音声出力の音量は、音声出力中は右アンダ・オペレーティング・フィールド (UBFR) コントロール・ユニットの音量調節ボタンで調整することができます。ラジオ (オーディオ / COMAND) は、コントロール・シグナルを右アンダ・オペレーティング・フィールド (UBFR) コントロール・ユニットから以下の経路で受信します:

• 自動車電話ボタン LIN

• オーディオ / COMAND 操作部

• テレマチック CAN

ダイナミック・ルート・ガイダンスの概要

ダイナミックルートガイダンスはさまざまな方法で行われます:

• 「ダイナミック・ルート」

• 「確認付ダイナミックルートガイダンス」

• 「エコ・ルート」

ダイナミック・ルート・ガイダンスでは、該当する交通データを受信した場合、最新の交通状況が考慮されます。

確認付きダイナミック・ルートでは、ルート変更した場合の走行距離および走行時間への影響がユーザーに通知されます。ユーザーがルート変更を決定した場合のみ、ルートが変更されます。

ダイナミックルートガイダンスには、以下のバリエーションがあります:

• 有効なリアルタイム交通データの定期購入を利用しないダイナミックルートガイダンス

• リアルタイム交通データを利用したダイナミックルートガイダンス

有効なリアルタイム交通データの定期購入を利用しないダイナミックルートガイダンスの機能順序

詳細な交通状況に関する情報は、ラジオ・データ・システム (RDS) 機能 / トラフィック・メッセージ・チャンネル (TMC) 機能により FM ラジオで受信できます。

FM 1を介してラジオ(オーディオ/COMAND)内のFM受信機が、交通情報を以下の経路で受信し、これをラジオ(オーディオ/COMAND)の交通情報データメモリに転送します:

• アンテナ (FM、AM)

• アンテナ・アンプ (FM、AM)

FM 2を介してラジオ(オーディオ/COMAND)内のFM受信機が、交通情報を以下の経路で受信し、これをラジオ(オーディオ/COMAND)の交通情報データメモリに転送します:

• FM アンテナ

• FM 2、DABアンテナアンプ

デジタルラジオ(コードE1D)装備車の場合、詳細な交通状況に関する情報は、RDS/TMC機能によりデジタルラジオ (DAB) で受信できます。DABコントロールユニットはDABシグナルを以下の経路で受信します:

• FM (DAB 1) アンテナ

• FM 2、DAB (DAB 1) アンテナアンプ

DABコントロールユニットはシグナルをMOSTバスを介してラジオ(オーディオ/COMAND)に転送します。

リアルタイム交通データを利用したダイナミックルートガイダンスの追加機能前提条件

• ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード EY2) 装備

• リアル・タイム交通データの定期購入

定期購入の終了後、ダイナミック・ルート・ガイダンスは TMC メッセージにより RDS を介してのみ可能です。

リアルタイム交通データを利用したダイナミックルートガイダンスの機能順序

HERMESコントロールユニットはリアルタイム交通データを内蔵されたコミュニケーションインタフェースを介して受信し、これをUSB接続を介してラジオ(オーディオ/COMAND)に転送して、そこで内蔵されたナビゲーションコンピュータにより使用されます。

HERMESコントロールユニットは、USBケーブルを介して周期的にポジションデータをラジオ(オーディオ/COMAND)から受信します。HERMESコントロールユニットは、ポジションデータを内蔵されたコミュニケーションインタフェースを介してサービスプロバイダに送信します。これにより、HERMES コントロール・ユニットは交通情報を収集する役割を果たすことになり、ひいてはダイナミック・ルート・ガイダンスのための情報を供給していることになります。

マップ機能

マップ表示は基本的にラジオ (オーディオ / COMAND) によって制御されます。以下の表示機能がサポートされています:

• ルート・ガイダンス・マップ

• 位置マップ

• ルート・マップ

• スクロール・マップ

• 目的地入力マップ

ナビゲーションの拡張機能

以下の機能では、コンフォート、オーダーメイドおよびツーリスト・インフォメーションに関してナビゲーション・システムを拡張することができます:

• マルチメディア接続ユニットのSDカードおよびSDカード挿入口を介したエレクトロニックガイドブックの統合、目的地情報収集およびルートダウンロードの開始

• あいまい検索 (例えば目的地、住所または特別目的地の一部のみを入力) も可能な特殊な検索エンジン。 

• 「ルート・フライト」 (予定されたルート上を上空からの視点で視覚的に魅力的に表示)

• 「ドライブ・ショー」 (現在のポジション、ルート、ルート沿いの交通情報、目的地の情報およびそれまでに走行した距離の高低推移を示すピクチャの連続表示)

• 「コンパス」 (現在のポジションの地理座標および現在の標高を含むコンパス画面表示)

• マルチメディア接続ユニットの SD カード挿入口を介したメルセデス・ベンツ「トラベル・ガイド」 (アクセサリ) へのアクセス

ラジオ (オーディオ / COMAND) と SD カードの間のデータ交換は、ラジオ (オーディオ / COMAND) とマルチメディア接続ユニットの間の USB 接続により行われます。

ナビゲーションの拡張機能は、ラジオ (オーディオ / COMAND) の内部で実行され、必要に応じて LVDS ケーブルを介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイに表示されます。

ボイス・オペレーティング・システム概要

ボイス・オペレーティング・システム (SBS) により、ドライバ・インフォメーション・システムの機能を呼び出し、操作することができます。ボイス・オペレーティング・システムは、ラジオ (オーディオ / COMAND) に内蔵されています。音声コマンドでの入力は、1字ずつ言うか、あるいは単語全体として言うことができます。

ボイス・コントロール・システム

ハンズフリーマイクによる音声入力はルーフオペレーティング (DBE) コントロールユニットにより直接読み取られ、転送されます。

ボイス・オペレーティング・システムは、右マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群でオンになり、左マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群でオフになります。

マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群のコントロール・シグナルは、以下の経路でラジオ (オーディオ / COMAND) に転送されます:

• ステアリング・ホイール・エレクトロニクス

• ステアリング LIN

• ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット (MRM)

• シャーシ CAN

• メイン・ゲートウェイ (ZGW)

• ユーザ・インターフェース CAN

ラジオ(オーディオ/COMAND)は音声入力を以下の経路で受信します:

• SAM コントロール・ユニット

• 車両 CAN

• メイン・ゲートウェイ (ZGW)

• ユーザ・インターフェース CAN

音声出力はラジオ(オーディオ/COMAND)がスピーカシステムに転送します。

ボタンのコントロール・シグナルは、アンダ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニットから以下の経路でラジオ (オーディオ / COMAND) に転送されます。

• 自動車電話ボタン LIN

• オーディオ / COMAND 操作部

• テレマチック CAN

ナビゲーション・モード (COMAND) の機能の電気システムの機能説明図

PE82.85-S-2063-97P

テレマチック·システム構成部品の一覧表

GF82.85-S-9999P

参照文書