モデル213、257、図はモデル213 |
N118 | フューエルポンプコントロールユニット |
P47.40-2146-04
配置
フューエルポンプコントロールユニットは、後席ベンチシートの右下に取り付けられています。
モデル238 |
N118 | フューエルポンプコントロールユニット |
P47.40-2142-11
配置
フューエルポンプコントロールユニットは、右後席サイドウォールのカバー裏に取り付けられています。
役割
フューエルポンプコントロールユニットは、 フューエルポンプ (M3) の吐出量を制御します。そのために、フューエルポンプコントロールユニットは各種のインプットシグナルを評価します。
直接ライン経由のインプットシグナル
フューエルポンプコントロールユニットは直接ラインを介して以下のシグナルを読み取ります:
• 「フューエルポンプオン」のシグナル
• フューエルタンク左燃料計充填レベルセンサ (B4/1) のセンサシグナル
• フューエルタンク右燃料計充填レベルセンサ (B4/2) のセンサシグナル
• フューエルプレッシャセンサ (B4/7) のセンサシグナル
CAN経由のインプットシグナル
フューエルポンプコントロールユニットは特に以下のシグナルをドライブCAN (CANC1) 経由で受信します:
• ターミナル15のターミナルステータス
• フューエルポンプ「オン」
• 燃料基準圧力
• エンジン作動中
• エンジントルク
• 車両電源回路の状態
• アクセルペダル位置
フューエルポンプコントロールユニットは、該当のすべてのインプットシグナルを評価して、3つの位相の異なる交流電圧シグナルでフューエルポンプを駆動します:
• 交流電圧、位相U
• 交流電圧、位相V
• 交流電圧、位相W
CAN経由のアウトプットシグナル
フューエルポンプコントロールユニットは主としてドライブCAN経由で以下のシグナルを伝送します:
• フューエルプレッシャ
• フューエルポンプステータス
• フューエルタンク充填レベル
• フューエルシステムステータス
• ダイアグノシスデータ
フューエルポンプコントロールユニットを交換した後は、バリエーションコード入力を実行する必要があります。
フューエルポンプのクローズドループ制御
シグナル「フューエルポンプ、オン」を、フューエルポンプコントロールユニットから受信すると、フューエルポンプがオンになります。このシグナルは、MEコントロールユニットからドライブCAN経由でCANシグナルとして、また直接グラウンドシグナルとして、予備的に伝送されます。
フューエルポンプコントロールユニットは、フューエルプレッシャセンサからの電圧シグナルによって現在のフューエルプレッシャを検出し、そのインフォメーションをドライブCAN経由でMEコントロールユニットに伝送します。
フューエルポンプを制御するために、MEコントロールユニットはフューエルプレッシャおよび負荷要求を評価します。要求フューエルプレッシャは、内蔵コントローラを介してフューエルポンプを駆動することによって調整されます。
低燃料圧は、燃料温度およびエンジン回転数に応じて約4~最高6.7 barで制御されます。
リンプホームモード
フューエルポンプコントロールユニットには、ドライブCANおよびフューエルプレッシャセンサ機能停止用エマージェンシオペレーション機能が保存されています:
• ドライブCANが機能停止すると、シグナル「フューエルポンプオン」と「ターミナル15」が、予備セーフティとしてMEコントロールユニットの直接ライン経由でフューエルポンプコントロールユニットに送信されます。フューエルポンプはその際、圧力をフューエルポンプコントロールユニットに保存された代替値で制御します。
• フューエルプレッシャセンサが機能停止した場合、フューエルポンプはフューエルポンプコントロールユニットに保存されたエマージェンシ特性曲線によって制御されます。
• ドライブCANもフューエルプレッシャセンサも機能停止した場合、フューエルポンプはフューエルポンプコントロールユニットに記憶されている電圧で駆動されます。
フューエルタンク充填レベル
フューエルポンプコントロールユニットは、電圧測定によって燃料計フューエルタンク充填レベルセンサの現在抵抗および燃料の充填レベルを算出します。
算出された電圧値は、フューエルポンプコントロールユニットに保存されているフューエルタンクに応じた特性曲線と比較されます。これによりフューエルポンプコントロールユニットはフューエルタンクの中身を算出し、これを現在のエンジン燃費と比較して妥当性テストを実行します。
妥当性テストの値は、CAN接続経由でリッタおよびパーセント単位でインストルメントクラスタ (A1) に送信されます。残量に達した場合、シグナルはインストルメントクラスタに伝送され、その後警告メッセージを出力します。
ドレンサービス
フューエルタンクは、フューエルポンプコントロールユニットによりエンジンを作動させずに排出できます。
このためにダイアグノシステスタでドレンサービスを呼び出し、以下のパラメータを入力する必要があります:
• 「フューエルポンプオン」用のパラメータ01
• 時間:0 ~ 99.999 秒
• 燃料基準圧力5.5 bar
ドレン中はイグニッションを必ずオンのままにします。