gf3232p0002rd

アダプティブ·ダンピング·システムの機能

種別 gf · トピック 32.32 · バージョン 0101 · 2015-12-04

適用: モデル 172.4 モデル・イヤー 2017 以前 コード 483 装備 (アドバンスド·アジリティ·パッケージ)'

位置付け

機能グループ 2 シャーシ › 32 サスペンション › 32.32 ADS付きレベル・コントロール — シリーズ 172(モデル 4**)

GF32.32-P-0002RD

アダプティブ·ダンピング·システムの機能

20.11.15

モデル

172.4

モデル・イヤー 2017 以前

コード 483 装備 (アドバンスド·アジリティ·パッケージ)

アダプティブ·ダンピング·システムの機能

P32.32-2213-79

ブロック・ダイアグラム

A1

インストルメント・クラスタ

L6/2

右フロント・アクスル・スピード・センサ

N72/1s23

ドライブ・ダイナミック・ボタン

B22/7

左リヤ・レベル・センサ

L6/3

左リヤ・アクスル・スピード・センサ

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

B22/8

左フロント・レベル・センサ

L6/4

右リヤ・アクスル・スピード・センサ

N80

ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット

B22/9

右フロント・レベル・センサ

N3/9

CDI コントロール・ユニット (ディーゼル・エンジンの場合)

Y51

左フロント・アクスル・ダンパ・バルブ・ユニット

B22/10

右リヤ・レベル・センサ

N3/10

ME コントロール・ユニット (ガソリン・エンジンの場合)

Y52

右フロント・アクスル・ダンパ・バルブ・ユニット

B24/3

左フロント・ボディ G センサ

N10/1

フロント・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニット

Y53

左リヤ・アクスル・ダンパ・バルブ・ユニット

B24/4

右フロント・ボディ G センサ

N30/4

エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニット

Y54

右リヤ・アクスル・ダンパ・バルブ・ユニット

B24/6

右リヤ・ボディ G センサ

N49

ステアリング・ホイール・アングル・センサ

CAN E

シャーシ CAN

B24/15

ヨー・レート、横および縦 G センサ (ディストロニック・プラス (コード 233) 装備)

N51/5

アダプティブ・ダンピング・システム・コントロール・ユニット

CAN H

ドライブ・ダイナミック CAN

L6/1

左フロント・アクスル・スピード・センサ

N72/1

アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニット

LIN 1

インストルメント・パネル LIN

機能前提条件の概要

• ターミナル 15 オン

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットはターミナル・ステータスをシャーシ CAN に伝送します。

アダプティブ・ダンピング・システム概要

ADS とは、スチール・サスペンションと連続ダンパ調整機能を組み合わせたものです。

選択されたダンパ・モードに応じて、ダンパ特性がロード・コンディションおよび運転の仕方にホイール選択式で適合されます。

ダンパ・モードは運転者がボタン操作で選択することができます。その際、最後に選択された設定が次の走行サイクルまで維持されます。

ADS は、以下のサブ機能から構成されています :

• 走行レベル検出の機能順序

• ダンパ・モード選択の機能順序

• ダンパ設定の機能順序

走行レベル検出の追加機能前提条件

• ターミナル 61 「オン」

「ターミナル 61 オン」ステータスは、CDI コントロール・ユニット (ディーゼル・エンジンの場合) あるいは ME コントロール・ユニット (ガソリン・エンジンの場合) からシャーシ CAN に伝送されます。

アダプティブ・ブレーキ・プレミアム・システムの場合は、ヨー・レート、横および縦 G センサ (ディストロニック・プラス (コード 233) 装備) のデータが、エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニットによってドライブ・ダイナミック CAN 経由で読み取られます。

アダプティブ・ブレーキ・ベーシック・システム (ディストロニック・プラス (コード 233) 非装備) の場合、ヨー・レート、横および縦 G センサはエレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニットに内蔵されているため、CAN と外部ヨー・レート、横および縦 G センサの接続は廃止されます。したがって、ヨー・レート、横および縦 G センサのデータはエレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニットにより直接検出され、評価されます。

走行レベル検出の機能順序

走行レベルは、以下の変数により決定されます :

• 車両レベルおよびダンパ・スピード

• ボディ加速度 (ボディの動き)

• 車両の前後および横 G

車両レベルおよびダンパ・スピードは、以下の構成部品によって検知されます :

• 左フロント・レベル・センサ

• 右フロント・レベル・センサ

• 左リヤ・レベル・センサ

• 右リヤ・レベル・センサ

ボディの加速度は、以下の構成部品によって検知されます :

• 左フロント・ボディ G センサ

• 右フロント・ボディ G センサ

• 右リヤ・ボディ G センサ

アダプティブ・ダンピング・システム・コントロール・ユニットは、記載された構成部品のシグナルを直接読み取ります。車両の縦 G および横 G は、ヨー・レート、横および縦 G センサ (アダプティブ・ブレーキ・プレミアム・システムの場合) によってドライブ・ダイナミック CAN 経由で、またはエレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニットによって直接 (ABR ベーシック・システムの場合) 検知されます。データはエレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニットからアダプティブ・ダンピング・システム・コントロール・ユニットにシャーシ CAN 経由で伝送されます。さらにエレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニットは、ホイール・スピード、ブレーキ・ステータスおよびブレーキ・トルクに関するインフォメーションをシャーシ CAN を介してアダプティブ・ダンピング・システム・コントロール・ユニットに送信します。これらのインフォメーションは、車両スピードおよび推定されるボディの動きの算出のために考慮されます。

さらに、アダプティブ・ダンピング・システム・コントロール・ユニットは、以下のインフォメーションをシャーシ CAN を介して受信して、それがそれぞれのショック・アブソーバでの適切なダンピング・ステージあるいはダンピング・フォースの算出に算入されます。

• ステアリング・アングルおよびステアリング・アングル・スピードはステアリング・ホイール・アングル・センサにより検出され、ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニットから伝送

• キックダウン要求 (オートマチック・トランスミッションの場合)、CDI コントロール・ユニット (ディーゼル・エンジンの場合) または ME コントロール・ユニット (ガソリン・エンジンの場合) から

• 代替値としての車両スピード、インストルメント・クラスタから

ダンパ・モード選択の機能順序

アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニットのドライブ・ダイナミック・ボタンの操作により、シャーシをスポーツまたはコンフォートのいずれかの設定に選択することができます。

フロント・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニットは、ドライブ・ダイナミック・ボタンのステータスをインストルメント・パネル LIN を介して読み取り、それをシャーシ CAN を介してアダプティブ・ダンピング・システム・コントロール・ユニットに送信します。アダプティブ・ダンピング・システム・コントロール・ユニットは、該当する要求を受信して、アクチュエータに必要な制御シグナルを発生させます。スポーツ・モードが選択されている間は、ドライブ・ダイナミック・ボタンに内蔵されている LED が点灯します。アダプティブ・ダンピング・システム・コントロール・ユニットは、この LED を点灯するための要求を シャーシ CAN を介してフロント・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニットに送信します。フロント・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニットは、インストルメント・パネル LIN を介してドライブ・ダイナミック・ボタンの LED を点灯します。ドライブ・ダイナミック・ボタンをもう一度操作して「コンフォート・モード」を選択すると、ドライブ・ダイナミック・ボタンの LED は消えます。

ダンパ設定追加機能の前提条件

• ターミナル 61 「オン」

ダンパ設定の機能順序

インプット・シグナルに基づいて、アダプティブ・ダンピング・システム・コントロール・ユニットは、その時々の適切なダンピング・ステージを決定し、それに応じて以下の構成部品を直接制御します:

• 左フロント・アクスル・ダンパ・バルブ・ユニット

• 右フロント・アクスル・ダンパ・バルブ・ユニット

• 左リヤ・アクスル・ダンパ・バルブ・ユニット

• 右リヤ・アクスル・ダンパ・バルブ・ユニット

無段階のダンパ調整はダブル・チューブ・ガス・ショック・アブソーバによって行われます。ダンパ・バルブ・ユニットはダブル・チューブ・ガス・ショック・アブソーバの下側側面に取り付けられています。

メイン・ピストンとダブル・チューブ・ガス・ショック・アブソーバのボトム・バルブに、チェック・バルブは内蔵されています。これらのチェック・バルブによって、リバウンド・ステージでもプレッシャ・ステージでも常にダンパ・バルブ・ユニットによる同じ流れの方向が支配します。この構造により、ショック・アブソーバのダンパ・バルブ・ユニットは、制御されたプロポーショナル・バルブからのみ構成されることが可能になります。

ダンパ・バルブ・ユニットのフロー断面は、このプロポーショナル・バルブの制御によって無段階で設定可能です。設定された断面に応じて、ダンパ・バルブ・ユニットを通して流れるオイルの量が増えたり減ったりします。ダンパ・レスポンスはこれに応じてよりソフトに、またはハードになります。

アドバンスド・アジリティ・パッケージ電気システムの機能説明図

PE32.22-P-2051-97TAA

アダプティブ·ダンピング·システム (ADS) のシステム構成部品の一覧

GF32.32-P-9997RD

参照文書