触媒内での多量の排気ガス浄化を達成するために、フューエル·インジェクションは可能な限り λ=1 に近づくよう制御されます。
O2 センサ (左 O2 センサ (触媒の中) (G3/17)、右 O2 センサ (触媒の中) (G3/18)、左 O2 センサ (触媒の前) (G8/3)、右 O2 センサ (触媒の前) (G8/4)) は、排気ガス中の酸素濃度を検知し、それに応じたシグナルを ME コントロール·ユニット (N3/23) に伝送します。 ME コントロール·ユニットは、フューエル·インジェクションをあらゆるエンジン作動状態において望ましいラムダ (多くの場合で λ=1) に調整されるよう変化させます。
このプロセスは常に繰り返されており (制御回路)、制御速度は負荷と回転数によって変わります。
ラムダ·コントロールは、以下の作動条件で機能します(コントロール·モード):
- 水温 > 約 –10 °C
- エンジン始動後の制限時間が終了
- 左右 O2 センサ (触媒の前) が作動温度に達している
P49.10-0306-01
A 三元触媒中の排気ガス浄化率
B λ=1 (触媒ウインドウ) 付近の制御範囲
ラムダ制御回路
O2 センサ電圧が低下する
- O2 センサ電圧、電圧パルス λ = 1 のとき
ME コントロール·ユニット: 混合気「リッチにする」
- 噴射時間延長
混合気「リッチ」
- 排気ガス中の酸素濃度: 低
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センサ電圧が上昇する
- センサ電圧、電圧パルス λ = 1 のとき
ME コントロール·ユニット: 混合気「リーンにする」
- 噴射時間短縮
混合気 「リーン」
- 排気ガス中の酸素濃度: 高
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ラムダ制御回路の例
以下では、混合気がリーンの傾向にあると想定します。 それにより O2 センサ電圧が低下し、ME コントロール·ユニットは適切なリッチ化によりリーン傾向を調整します。 するとフューエル·インジェクションがほぼ λ=1 になります。 ラムダ制御係数の表示は、スター·ダイアグノシスで + 25% の方向に変化します。
ラムダ制御係数が + 25% の方向にさらに動くと、混合気はさらにリーンになり、ME コントロール·ユニットにより一層リッチ化が行われます。
参照文書
- gf0703d6010h インジェクション·バルブの構成部品の説明
- gf0704d6040h クーラント温度センサの構成部品の説明
- gf0704d6100h O2 センサの構成部品の説明
- gf0704d6100hw O2 センサの構成部品の説明
- gf0704d6220h クランクシャフト·スピード·センサの構成部品の説明
- gf0707d6000h ホット·フィルム·エア·マス·センサの構成部品の説明
- gf0761d6000h ME コントロール·ユニットの構成部品の説明
- gf3020d2010h アクセル·ペダル·センサの構成部品の説明
- gf4910d2010h 三元触媒の構成部品の説明