オルタネータ・インタフェースの機能前提条件概要
• ターミナル 87 (エンジン・マネージメント「オン」)
• エンジン作動
オルタネータ・インタフェースの概要
オルタネータ・インタフェースにより、ドライブ LIN (LIN C1) を介してオルタネータ (G2) と CDI コントロール・ユニット (N3/9) 間でデータ・メッセージが交換され、オルタネータの制御特性がコントロールされます。そのために CDI コントロール・ユニットは以下のシグナルを読み取ります :
• クランクシャフト・スピード・センサ (B70)、エンジン回転数
• 「ターミナル 30」からの電装品用バッテリ (G1) 電圧
• オルタネータ、ステータス
オルタネータ・インタフェースの機能順序
CDI コントロール・ユニットは、例えば電装品用バッテリが十分に充電されている場合に充電電圧を低下させるため、オルタネータの制御特性を制御します。
これにより、エンジン負荷が減少し、燃料消費が低減され、排気ガス・エミッションが改善されます。
CDI コントロール・ユニットは、以下の機能を制御します :
• バッテリ電圧レベルおよびエンジン要求事項に基づいてオルタネータ・オン
• CDI コントロール・ユニットにメモリされた特性マップにしたがったオルタネータの制御。そのために充電電圧が CDI コントロール・ユニットによって設定されます。
• オルタネータを過熱から保護します。
• アイドリング時のオルタネータの負荷変化が激しい場合、充電電圧の適合を遅らせ、アイドル・スピードを一定にします。
• 故障が検されると、これは、該当する警告アイコンとディスプレイ・メッセージを制御するため、ドライブ CAN (CAN C1)、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット (N127)、シャーシ FlexRay (Flex E)、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット (N73) およびユーザ・インタフェース CAN (CAN HMI) 経由でインストルメント・クラスタ (A1) に伝送されます。
• 車両電圧は低い値を保ち、惰走時に電装品用バッテリの過給を強化 (燃料節約)。
• CAN シグナル (ターミナル 61) (オルタネータは機能している) が発生します。
オルタネータは常にセルフ・ダイアグノシスを行い、コマンドに応じた結果を CDI コントロール・ユニットに伝送します。このコントロール・ユニットはその結果を他のシグナル (エンジン回転数、電装品用バッテリ電圧、エンジン・スタート後の時間など) と比較し、ここからオルタネータの故障を検知します。
以下の故障が検知されます :
• オルタネータ・インタフェース・ケーブル (ドライブ LIN) 断線、または CDI コントロール・ユニットのインタフェース・ドライバの故障 (この場合はオルタネータが 14.3 V に制御される)。
– オルタネータの電気的故障
• 考えられる原因 : オルタネータ・コントローラまたはダイオードの故障、ステータの故障、またはフィールドの遮断
• 考えられる結果 : 充電電圧または充電電流が不十分、または高すぎる
オルタネータの機械的故障
• 考えられる原因 : V ベルトの破断またはゆるみ
• 考えられる結果 : 電装品用バッテリが充電されないか充電不足、バッテリ電圧供給がないか不足
ダイアグノシス
電装品用バッテリが完全に充電され、負荷がかかっていない場合は充電電圧が著しく低下することがあるため、充電電圧点検のために、電装品用バッテリにバッテリ・テスタで負荷をかけます。
ターミナル 61 シグナル
オルタネータ・インタフェース付きオルタネータでは、ケーブル「ターミナル 61」は廃止されました。CDI コントロール・ユニットがオルタネータ・インタフェース経由で受信したインフォメーションから、CDI コントロール・ユニットにターミナル 61 シグナルが発生し、CAN バス (インストルメント・クラスタ用など) 経由で出力されます。
参照文書
- gf0716p9997orb コモン·レール·ディーゼル·インジェクション (CDI) システム構成部品の一覧表