gf0710p1008orb

スピード·コントロールの機能

種別 gf · トピック 07.10 · バージョン 0100 · 2014-06-26

適用: エンジン 626 モデル 205'

位置付け

機能グループ 1 エンジン › 07 混合気生成 › 07.10 エレクトロニック・エンジン・タイミング/エンジン・コントロール — シリーズ 205

エンジン/トランスミッションにも適用: 626 ***

GF07.10-P-1008ORB

スピード·コントロールの機能

12.6.14

エンジン

626 モデル 205

スピード・コントロールの機能前提条件の概要

• ターミナル 87 (エンジン・マネージメント「オン」)

• エンジン作動

スピード・コントロールの概要

スピード・コントロールはアイドル・スピードを安定させ、エンジンおよびドライブ・トレインを保護するためにエンジン回転数を制限します。クランクシャフト・スピード・センサ (B70) からのシグナルにより、CDI コントロール・ユニット (N3/9) はエンジン回転数を検知します。

CDI コントロール・ユニットは、回転数制限のために以下のセンサおよびシグナルを読み込みます :

• クランクシャフト・スピード・センサ、エンジン回転数

• 高圧フューエル・プレッシャ・センサ (B4/6)

• 完全一体型トランスミッション・コントロール・ユニット (Y3/8n4)、ドライブ CAN (CAN C1) 経由でギヤ・レンジ

• エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニット (N30/4)、シャーシ FlexRay (Flex E) 経由でドライブ・トレイン・コントロール・ユニット (N127) へ、またさらにドライブ CAN 経由で CDI コントロール・ユニットへ車両スピード

エンジン回転数は、CDI コントロール・ユニットによって以下の措置により制限されます :

• フューエル・インジェクタ (Y76) の非制御 (回転数制限時)

• フューエル・インジェクタのインジェクション・タイムの適合 (アイドル・スピード・コントロール時)

• ボリューム・コントロール・バルブ (Y94) の制御 (レール・プレッシャ・コントロール)

スピード・コントロールの機能順序

エンジン回転数の制御は、以下の項目で説明されています :

• トルク・コンバータ保護の機能順序

• 回転数制限の機能順序

• アイドル・スピード・コントロールの機能順序

トルク・コンバータ保護の機能順序

セレクタ・レバー・ポジション「P」および「N」 (動力伝達されない) のときにトルク・コンバータのスタティック・インターナル・プレッシャの上昇を防止するために、エンジンの回転数は約 4,200 rpm に制限されます。CDI コントロール・ユニットは、現在のセレクタ・レバー・ポジションに関するインフォメーションを完全一体型トランスミッション・コントロール・ユニットからドライブ CAN 経由で受信します。

回転数制限の機能順序

許容範囲を超える高いエンジン回転数によって受ける影響から走行中のエンジンを保護するために、スピードが 0 km/h を超えているとき、エンジン最高回転数は約 4,500 rpm に制限されます。

CDI コントロール・ユニットは、ESP® コントロール・ユニットからシャーシ FlexRay 経由でドライブ・トレイン・コントロール・ユニットへ送信される CAN シグナル「車両スピード」から走行モードを検知します。

アイドル・スピード・コントロールの機能順序

CDI コントロール・ユニットはアクセル・ペダルが操作されないとき、作動条件およびエンジン負荷にしたがい、アイドル・スピードを制御し、安定させます。

CDI コントロール・ユニットは、アイドル・スピード・コントロールのために以下のセンサおよびシグナルを読み込みます :

• ブースト・エア・プレッシャ温度センサ (B4/32)、エンジン負荷

• 水温センサ (B11/4)

• ブースト・エア温度センサ (B17/8)

• 車内 CAN (CAN B) 経由、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット (N73)、シャーシ FlexRay 経由、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットへ、およびドライブ CAN 経由で外気温度。

• クライメート・コントロール・コントロール・ユニット (N22/1)、車内 CAN 経由、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット、シャーシ FlexRay 経由、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットへ、およびドライブ CAN でエアコン・ステータス。

CDI コントロール・ユニットはボリューム・コントロール・バルブによってレール内のフューエル・プレッシャを、またフューエル・インジェクタの制御によってインジェクション・タイムを制御します。

レールのフューエル・プレッシャとフューエル・インジェクタのインジェクション・タイムから、燃料噴射量が明らかになります。

環境気圧と周辺温度にしたがい、アイドル・スピードは時間的に制限され約 1,600 rpm に上昇されます。

CDI コントロール・ユニットは以下の作動条件およびエンジン負荷の場合に、アイドル・スピードを制御します :

• ギヤ・レンジ「D」または「R」への切換え

• エアコン・オン

• 電装品用バッテリ (G1) の電圧不足

ギヤ・レンジ「D」または「R」への切換え

ギヤ・レンジ「D」または「R」のとき、車両のクリーピング傾向を抑制するために、より低いアイドル・スピードに制御されます。そのために CDI コントロール・ユニットは、完全一体型トランスミッション・コントロール・ユニットからの CAN シグナル「シフトされたギヤ・レンジ」を評価します。

エアコン・オン

アイドリング時にエアコンがオンになった場合にエンジン回転数が低下しないよう、オンになる前にクライメート・コントロール・ユニットが CDI コントロール・ユニットにステータス・シグナルを伝送します。その後、CDI コントロール・ユニットはそれにしたがい、アイドル・スピードを適合します。

ダイアグノシス

アイドル・スピードの基本設定は、XENTRY Diagnostics で読み出し、制御することができます。

電装品用バッテリの電圧不足

CDI コントロール・ユニットは、「ターミナル 30」を介して電装品用バッテリの電圧不足を検知し、エンジンが停止するまで約 100 rpm 分アイドル・スピードを上昇させます。

スピード・コントロールの電気システムの機能説明図

PE07.10-P-2708-97FBF

コモン·レール·ディーゼル·インジェクション (CDI) システム構成部品の一覧表

GF07.16-P-9997ORB

参照文書