gf0710p1001ogs

スタートの機能

種別 gf · トピック 07.10 · バージョン 0102 · 2015-02-02

適用: エンジン 642.8 モデル 222'

位置付け

機能グループ 1 エンジン › 07 混合気生成 › 07.10 エレクトロニック・エンジン・タイミング/エンジン・コントロール — シリーズ 222

エンジン/トランスミッションにも適用: 642 8**

GF07.10-P-1001OGS

スタートの機能

14.1.15

エンジン

642.8 モデル 222

スタートの機能前提条件概要

• ターミナル 87 (エンジン・マネージメント「オン」)

• エンジン OFF

• スタータ・ロックアウト・システム・ステージ 4 スタート OK シグナル (FBS 4)

• シフト・ポジション「P」または「N」

スタートの概要

CDI コントロール・ユニット (N3/9) のスタータ・コントロールは、スタータ (M1) の制御およびカットオフを行います。

CDI コントロール・ユニットは始動のために以下のシグナルを読み取ります :

• エンジン・オイル温度センサ (B1)

• 高圧フューエル・プレッシャ・センサ (B4/6)

• 大気圧センサ、大気圧の検出のため

• クランクシャフト・スピード・センサ (B70)、エンジン回転数のため

• カムシャフト・スピード・センサ (B6/1)

• 水温センサ (B11/4)

• オルタネータ (G2)、ステータス

• ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット (N127)、「ターミナル 50 シグナル」をドライブ CAN (CAN C1) 経由でエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット (N73) から

• AdBlue® コントロール・ユニット (N118/5) (BLUETEC ディーゼル・エンジン排気ガス浄化 (SCR) (コード U77) 装備)、ドライブ・センサ CAN (CAN I) 経由でスタート OK シグナル

• 完全一体型トランスミッション・コントロール・ユニット (Y3/8n4) (7G-TRONIC (コード 427) 搭載) または (9G-TRONIC (コード 421) 搭載)、ギヤ・レンジをドライブ CAN 経由で

CDI コントロール・ユニットは、エンジンを始動させるために以下の構成部品を制御します :

• スタータ

• プレッシャ・レギュレータ・バルブ (Y74)

• フューエル・インジェクタ (Y76)

• ボリューム・コントロール・バルブ (Y94)

• ドライブ CAN およびフューエル・ポンプ・コントロール・ユニット (M3) 経由でフューエル・ポンプ (N118)

フューエル・ポンプの制御
フューエル・ポンプの制御は、フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットにより直接行われます。

CDI コントロール・ユニットの始動燃料噴射量制御は、エンジン始動時にアクセル・ペダル・センサ (B37) のポジションと無関係に特別な始動燃料噴射量を算出する役割があります。

始動の機能順序

機能順序を以下の項目に分けて説明します :

• 始動開始の機能順序

• 始動終了の機能順序

始動開始の機能順序

イグニッション・キー (リモコン・キー (A8/1)) をスタート・ポジションに操作すると ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットはシャーシ FlexRay 経由で「ターミナル 50 シグナル」をエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットから受信します。ドライブ CAN 経由で「ターミナル 50 シグナル」はドライブ・トレイン・コントロール・ユニットから CDI コントロール・ユニットへ伝送されます。

CDI コントロール・ユニットは、リレー (ターミナル 50、スタータ) (K40/8kH) をグラウンド・シグナルにより制御します。リレーのパワー・コンタクトは閉じ、スタータのマグネット・スイッチは「ターミナル 50」で「ターミナル 30」から電圧供給されます。

CDI コントロール・ユニットがクランクシャフト・スピード・センサおよびメッセージ「ターミナル 61 オン」によってエンジン作動を、メッセージ「ターミナル 50 オフ」によってエンジン・スタート・プロセス終了を検知すると、運転者はアクセル・ペダル・センサによって、燃料噴射量およびエンジン回転数を制御することができます。

AdBlue® タンクが空の場合に、AdBlue® タンクが空の状態で許可されているエンジン始動回数を上回ると、AdBlue® コントロール・ユニットからスタート OK シグナルは発信されません。

始動終了の機能順序

スタータ・コントロールは CDI コントロール・ユニットにより自動的に行われます (ティップ・スタート)。つまり、エンジン・スタート・プロセスが開始されると、「ターミナル 50」がオフになっても、エンジン・スタート・プロセスには影響しなくなります。

エンジン始動回転数が約 700 ~ 約 850 rpm に達するか、スタート時間が約 7~10 秒 (水温による) に達すると、CDI コントロール・ユニットはリレー (ターミナル 50 スタータ) へのアース制御を中断し、これによってスタート・プロセスが終了します。

エンジン・スタート・プロセスは、イグニッション・オフによってのみ中断されます。

再始動の場合は、エンジン・プロセス終了後 1.5 ~ 3 秒の制限時間が設定されています。待機時間は、スタータの回転するピニオンがエンジンのドライブ・プレートの歯に引き入れられるのを防止するためのものです (リング・ギヤの保護)。

スタート電気システムの機能説明図

PE07.10-P-2701-97SEB

コモン·レール·ディーゼル·インジェクション (CDI) システム構成部品の一覧表

GF07.16-P-9997OGS

参照文書