P83.40-5366-79
図はモデル 166.063 |
A1 | インストルメント・クラスタ | N70 | ルーフ・オペレーティング・コントロール・ユニット | |
A2 | ラジオ (ラジオ 20 NTG5 (ナビゲーションなし) (コード 505) またはラジオ Audio 20 (コード 522) 装備) | N70b1 | ファン内蔵車内温度センサ | |
A2/18 | FM 1、AM、ZV およびキーレス・ゴー・アンテナ・アンプ | N72/1 | アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニット | |
A2/32 | リヤ・ウインドウ・アンテナ | N72/1s31 | プリ・クライメート・コントロール・ボタン | |
A2/52 | エマージェンシ・コール・システム・アンテナ | N73 | エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット | |
A8/1 | リモコン・キー | N112/2 | テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュール (バッテリ・ステータス KOM モジュール (コード B57) 装備) | |
A9/5 | エレクトリック・エアコン・コンプレッサ | N112/9 | HERMES コントロール・ユニット (HERMES UMTS (コード 360) 装備または HERMES LTE (コード 362) 装備) | |
A28/11 | コンビ・アンテナ (HERMES LTE (コード 362) 装備) | N123/4 | エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニット (エマージェンシ・コール・システム / アシスタント・システム (コード 348) 装備) | |
A32m1 | ブロワ・モータ | N127 | ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット | |
A32n1 | ブロワ・レギュレータ | R1 | リヤ・ウインドウ・デフォッガ | |
A40/3 | COMAND ユニット (COMAND APS (コード 531) 装備) | A | キーレス・ゴー (コード 889) 非装備およびキーレス・ゴー・スタート機能 (コード 893) 非装備車 | |
B14 | 外気温度センサ | B | キーレス・ゴー (コード 889) 装備またはキーレス・ゴー・スタート機能 (コード 893) 装備車 | |
B32/3 | ソーラ・センサ | CAN B | 車内 CAN | |
M13/5 | クーラント循環ポンプ | CAN D | ダイアグノシス CAN | |
N10 | SAM コントロール・ユニット | CAN E1 | シャーシ CAN 1 | |
N22/7 | KLA コントロール・ユニット | CAN L | ハイブリッド CAN | |
N22/7b1 | 車内温度センサ | LIN B8-1 | エアコン制御 LIN 1 | |
N33/5 | 高電圧 PTC ヒータ | LIN B8-2 | エアコン制御 LIN 2 | |
N33/5b1 | 高電圧 PTC ヒータ温度センサ | LIN B13 | ルーフ LIN | |
N69/5 | キーレス・ゴー・コントロール・ユニット (キーレス・ゴー (コード 889) の場合またはキーレス・ゴー・スタート機能 (コード 893) の場合) | LIN B15 | バッテリ・センサ LINl |
機能前提条件の概要
• 高電圧バッテリの過電圧または電圧不足がない (A100g1)
• 高電圧バッテリの充電状態が最低充電状態を上回っている
• ターミナル 15C 「オフ」:
ターミナル 15 のターミナル・ステータスは、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットが車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。
• プリ・クライメート・コントロールが事前設定されている:
ラジオまたは COMAND ユニットはプリ・クライメート・コントロールの設定要求を車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。
プリ・クライメート・コントロールの概要
必要に応じて、停止車両の車内が走行開始前に予備暖房または予備冷房され、エア・クオリティが向上します (エア・クオリティ・パッケージ (コード P21) 装備)。
プリ・クライメート・コントロールは以下の手順でオンにすることができます:
• 車両ロック解除による乗車時またはプリ・クライメート・コントロール・ボタンによってただちに
• ラジオまたは COMAND ユニットのメニューで、またはスマートフォン、タブレットまたは PC などを使用したブラウザからウェブベースで出発時刻をスタンバイすることによるプリプログラミング
プリ・クライメート・コントロールはスマートフォン、タブレットまたは PC などによりブラウザを介して操作できます。 プリ・クライメート・コントロールの現在の作動状態がそこに表示されます。
その際、KLA コントロール・ユニットは引き続きプリ・クライメート・コントロールの作動状態に関するインフォメーションを車内 CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよびダイアグノシス CAN を介してテレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュール (バッテリ・ステータス KOM モジュール (コード B57) 装備)、HERMES コントロール・ユニット (HERMES UMTS (コード 360) 装備または HERMES LTE (コード 362) 装備) またはエマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニット (エマージェンシ・コール・システム / アシスタント・システム (コード 348) 装備) に送信します。そこに保存されたインフォメーションはスマートフォン、タブレットまたは PC などで照会することができます。 これらのインフォメーションは、要求があった場合のみ供給されます。エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニット (エマージェンシ・コール・システム / アシスタント・システム (コード 348) 装備) はデータをコンビ・アンテナを介して送信します。受信状態が良くないまたはコンビ・アンテナが機能停止した場合、エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットはモバイル通信シグナルの受信および伝送にエマージェンシ・コール・システム・アンテナを自動的に使用します。テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュール (バッテリ・ステータス KOM モジュール (コード B57) 装備) はデータをエマージェンシ・コール・システム・アンテナを介して送信します。HERMES コントロール・ユニットは、データを HERMES UMTS (コード 360) の場合はエマージェンシ・コール・システム・アンテナを介して、HERMES LTE (コード 362) の場合はエマージェンシ・コール・システム・アンテナおよびさらにコンビ・アンテナを介して送信します。
プリ・クライメート・コントロールには以下の部分機能があります:
• 車両のロック解除によるプリ・クライメート・コントロールの機能順序
• 出発時刻でのプリ・クライメート・コントロールの機能順序
• プリ・クライメート・コントロール・ボタンによるプリ・クライメート・コントロールの機能順序
• エア・クオリティ向上の機能順序 (エア・クオリティ・パッケージ (コード P21) 装備)
車両のロック解除によるプリ・クライメート・コントロールの機能順序
この目的は、乗車時に運転席の範囲で短時間予備暖房または予備ベンチレーションを行うこと、およびベンチレーション・ノズルからのエアを予備冷却することです。
ワイヤレスによりセントラル・ロッキング・システムをロック解除すると、リモコン・キーはアクセス認証コードをリヤ・ウインドウ・アンテナと FM 1、AM、ZV およびキーレス・ゴー・アンテナ・アンプを介してエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットに送信します。
キーレス・ゴー (キーレス・ゴー (コード 889) 装備) によりセントラル・ロッキング・システムをロック解除すると、リモコン・キーはアクセス認証コードをリヤ・ウインドウ・アンテナと FM 1、AM、ZV およびキーレス・ゴー・アンテナ・アンプを介してキーレス・ゴー・コントロール・ユニットに送信します。キーレス・ゴー・コントロール・ユニットは、アクセス認証コードを車内 CAN を介してエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットに送信します。
アクセス認証コードが有効な場合、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットは ZV のステータスおよびプリ・クライメート・コントロールのスタート要求を車内 CAN を介して KLA コントロール・コントロール・ユニットに送信します。KLA コントロール・ユニットはこれを受けてプリ・クライメート・コントロールをスタートさせます。
プリ・クライメート・コントロールを作動させるため、KLA コントロール・ユニットは以下のインフォメーションを評価します:
• 車内温度:
• ヘッド・ルーム:
車内温度は、ルーフ・オペレーティング・コントロール・ユニットのファン内蔵の車内温度センサによって検知されます。SAM コントロール・ユニットは、車内温度をルーフ LIN を介して読み取り、これを車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。ファンは、温度を測定するために車内の空気を吸引します。
• インストルメント・パネル付近:
車内温度は KLA コントロール・ユニットで車内温度センサにより検出されます。車内温度センサのシグナルは KLA コントロール・ユニットにより直接読み取られます。車内温度センサに内蔵されているファンは、温度測定のために車内からエアを吸引します。
• KLA コントロール・ユニットでの基準温度
車内温度が設定された基準温度よりも 4 °C 以上高い場合は予備冷房機能が作動し、車内温度が設定された基準温度よりも 4 °C 以上低い場合は予備暖房機能が作動します。KLA コントロール・ユニットで最低基準温度「Lo」が設定されている場合は、常に予備冷房機能がオンになります。KLA コントロール・ユニットで最高基準温度「Hi」が設定されている場合は、常に予備暖房機能がオンになります。
評価の結果、車内を予備冷房する必要がある場合、KLA コントロール・ユニットは以下の機能をオンにします:
• エアコン・ユニットおよびエア・ダクト・プレベンチレーション (エレクトリック・エアコン・コンプレッサおよびブロワがオン)
KLA コントロール・ユニットはエレクトリック・エアコン・コンプレッサをエアコン制御 LIN 2 を介して制御し、ブロワ・モータのオン要求をエアコン制御 LIN 1 を介してブロワ・レギュレータに送信し、ブロワ・レギュレータがブロワ・モータを直接制御します。
• 運転席シート・ベンチレーション (運転席および助手席シート・クライメート・コントロール (コード 401) 装備)
KLA コントロール・ユニットは「プリ・クライメート・コントロール」要求を車内 CAN を介して SAM コントロール・ユニットに送信し、SAM コントロール・ユニットは車両装備に応じてその要求を転送します。
シート・ベンチレーションはエンジン始動後もオンのままです。
冷房モードがオンになっていた場合、予備冷房は最長で 60 秒間行われます。この時間の終了後、またはエンジンが始動すると、冷房モードは終了します。
評価の結果、車内を予備暖房する必要がある場合、KLA コントロール・ユニットは以下の機能をオンにします:
• 高電圧 PTC ヒータによる加熱
KLA コントロール・ユニットは高電圧 PTC ヒータをエアコン制御 LIN 2 を介して制御します。高電圧 PTC ヒータはクーラントを加熱します。高電圧 PTC ヒータの水温は高電圧 PTC ヒータ温度センサにより検知され、KLA コントロール・ユニットによりエアコン制御 LIN 2 を介して読み取られます。クーラントが 35 °C の温度に達したら、KLA コントロール・ユニットはクーラント循環ポンプを直接制御し、ブロワ・モータのオン要求をエアコン制御 LIN 1 を介してブロワ・レギュレータに送信し、ブロワ・レギュレータがブロワ・モータを直接制御します。クーラント循環ポンプはクーラントを高電圧 PTC ヒータからヒータ・コアへ供給し、それによって車内の暖房を行えるようにします。
• 運転席シート・ヒータ (運転席および助手席シート・クライメート・コントロール (コード 401) または運転席および助手席用シート・ヒータ (コード 873) 装備)
KLA コントロール・ユニットは「プリ・クライメート・コントロール」要求を車内 CAN を介して SAM コントロール・ユニットに送信し、SAM コントロール・ユニットは車両装備に応じてその要求を転送します。
シート・ヒータはエンジン始動後もオンのままです。
• リヤ・ウインドウ・デフォッガ (外気温度 5 °C 未満)
KLA コントロール・ユニットは、リヤ・ウインドウ・デフォッガを直接制御します。
暖房モードがオンになっていた場合、予備暖房が最長 120 秒行われます。この時間の終了後、またはエンジンが始動すると、暖房モードは終了します。
高電圧バッテリが十分に充電されている場合、再度エンジンを作動させずに「プリ・クライメート・コントロール」を最大 2 回まで作動させることができます。
出発時刻でのプリ・クライメート・コントロールの機能順序の追加機能前提条件
• ヘッド・ユニットのメニューでプリ・クライメート・コントロールが事前設定され、範囲 (運転席付近または車内) が選択されていること:
• プリ・クライメート・コントロールがスマートフォン、タブレットまたは PC などによって事前設定されていること
ヘッド・ユニットは、プリ・クライメート・コントロールの「設定要求」を車内 CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。
エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニット (エマージェンシ・コール・システム / アシスタント・システム (コード 348) 装備) は、ウェブベースのプリ・クライメート・コントロール・スタンバイ時にデータをコンビ・アンテナを介して受信します。受信状態が良くないまたはコンビ・アンテナが機能停止した場合、エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットはモバイル通信シグナルの受信および伝送にエマージェンシ・コール・システム・アンテナを自動的に使用します。テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュール (バッテリ・ステータス KOM モジュール (コード B57) 装備) はウェブベースで出発時刻にプリ・クライメート・コントロールをスタンバイする際にデータをエマージェンシ・コール・システム・アンテナを介して受信します。HERMES コントロール・ユニットは、データを HERMES UMTS (コード 360) の場合はエマージェンシ・コール・システム・アンテナを介して、HERMES LTE (コード 362) の場合はエマージェンシ・コール・システム・アンテナおよびさらにコンビ・アンテナを介して受信します。テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュール (バッテリ・ステータス KOM モジュール (コード B57) 装備)、HERMES コントロール・ユニット (HERMES UMTS (コード 360) 装備または HERMES LTE (コード 362) 装備) またはエマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニット (エマージェンシ・コール・システム / アシスタント・システム (コード 348) 装備) は、受信した要求をダイアグノシス CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。
出発時刻でのプリ・クライメート・コントロールの機能順序
プリ・クライメート・コントロールの目的は、出発前に車内を予備暖房または予備冷房しておくことです。
出発時刻の設定:
出発時刻はラジオまたは COMAND ユニットのメニューから、あるいはスマートフォン、タブレットまたは PC などによりウェブベースでブラウザで設定、選択およびスタンバイできます。 出発時刻を 3 件まで設定することができます。
• ラジオまたは COMAND ユニットのメニューで出発時刻をスタンバイする:
ラジオあるいは COMAND ユニットは、スタンバイされた出発時刻を車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。KLA コントロール・ユニットはプリ・クライメート・コントロールに必要な開始時刻を算出し、これを車内 CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよびシャーシ CAN 1 を介してドライブ・トレイン・コントロール・ユニットに送信します。開始時刻に達すると、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットはプリ・クライメート・コントロールに関する要求をシャーシ CAN 1、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。
• 出発時刻をスマートフォン、タブレットまたは PC などによりスタンバイする:
• エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニット (エマージェンシ・コール・システム / アシスタント・システム (コード 348) 装備) は、ウェブベースのプリ・クライメート・コントロール・スタンバイ時にデータをコンビ・アンテナを介して受信します。受信状態が良くないまたはコンビ・アンテナが機能停止した場合、エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットはモバイル通信シグナルの受信および伝送にエマージェンシ・コール・システム・アンテナを自動的に使用します。
• テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュール (バッテリ・ステータス KOM モジュール (コード B57) 装備) はウェブベースで出発時刻にプリ・クライメート・コントロールをスタンバイする際にデータをエマージェンシ・コール・システム・アンテナを介して受信します。
• HERMES コントロール・ユニットは、データを HERMES UMTS (コード 360) の場合はエマージェンシ・コール・システム・アンテナを介して、HERMES LTE (コード 362) の場合はエマージェンシ・コール・システム・アンテナおよびさらにコンビ・アンテナを介して受信します。
テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュール (バッテリ・ステータス KOM モジュール (コード B57) 装備)、HERMES コントロール・ユニット (HERMES UMTS (コード 360) 装備または HERMES LTE (コード 362) 装備) またはエマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニット (エマージェンシ・コール・システム / アシスタント・システム (コード 348) 装備) は、受信した要求をハイブリッド CAN を介してドライブ・トレイン・コントロール・ユニットに送信します。ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットは、引き続きスタンバイされた出発時刻をシャーシ CAN 1、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してインストルメント・クラスタに送信し、インストルメント・クラスタはこれを保存します。KLA コントロール・ユニットはプリ・クライメート・コントロールに必要な開始時刻を算出し、これを車内 CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよびシャーシ CAN 1 を介してドライブ・トレイン・コントロール・ユニットに送信します。開始時刻に達すると、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットはプリ・クライメート・コントロールに関する要求をシャーシ CAN 1、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。
出発時刻がスタンバイされると、プリ・クライメート・コントロール・ボタンの LED が黄色に点灯します。LED のオン要求は、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットがシャーシ CAN 1、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット、車内 CAN、SAM コントロール・ユニットおよびバッテリ・センサ LIN を介してアッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニットに送信します。フロント・アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニットはプリ・クライメート・コントロール・ボタンの LED を直接制御します。
出発時刻にプリ・クライメート・コントロールを作動させるため、KLA コントロール・ユニットは以下のインフォメーションを評価します:
• 車内温度:
• ヘッド・ルーム:
車内温度は、ルーフ・オペレーティング・コントロール・ユニットのファン内蔵の車内温度センサによって検知されます。SAM コントロール・ユニットは、車内温度をルーフ LIN を介して読み取り、これを車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。ファンは、温度を測定するために車内の空気を吸引します。
• インストルメント・パネル付近:
車内温度は KLA コントロール・ユニットで車内温度センサにより検出されます。車内温度センサのシグナルは KLA コントロール・ユニットにより直接読み取られます。車内温度センサに内蔵されているファンは、温度測定のために車内からエアを吸引します。
• KLA コントロール・ユニットでの基準温度
• 外気温度:
外気温度センサは外気温度を検出します。SAM コントロール・ユニットは、外気温度センサのシグナルを直接読み取り、外気温度を算出して、それを車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。
• 日光:
ソーラ・センサは車内に入る日光の強さを検知します。KLA コントロール・ユニットは、ソーラ・センサのシグナルを直接読み取ります。
外気温度および車内温度、ならびに KLA コントロール・ユニットで事前設定された基準温度に応じて、車内が冷房あるいは暖房されます。
車内温度が、設定した基準温度を 4 °C 以上上回ると、冷房機能がオンになります。車内温度が、設定した基準温度を 4 °C 以上下回ると、暖房機能がオンになります。KLA コントロール・ユニットで最低基準温度「Lo」が設定されている場合は、常に冷房機能がオンになります。KLA コントロール・ユニットで最高基準温度「Hi」が設定されている場合は、常に暖房機能がオンになります。
評価の結果、車内を冷房する必要がある場合、KLA コントロール・ユニットは以下の機能をオンにします:
• オートマチック・クライメート・コントロール
KLA コントロール・ユニットはエレクトリック・エアコン・コンプレッサをエアコン制御 LIN 2 を介して制御し、ブロワ・モータのオン要求をエアコン制御 LIN 1 を介してブロワ・レギュレータに送信し、ブロワ・レギュレータがブロワ・モータを直接制御します。
• 運転席シート・ベンチレーション (運転席および助手席シート・クライメート・コントロール (コード 401) 装備)
KLA コントロール・ユニットは「プリ・クライメート・コントロール」要求を車内 CAN を介して SAM コントロール・ユニットに送信し、SAM コントロール・ユニットは車両装備に応じてその要求を転送します。
シート・ベンチレーションはエンジン始動後もオンのままです。
評価の結果、車内を暖房する必要がある場合、KLA コントロール・ユニットは以下の機能をオンにします:
• オートマチック・クライメート・コントロール
KLA コントロール・ユニットはエレクトリック・エアコン・コンプレッサをエアコン制御 LIN 2 を介して制御し、ブロワ・モータのオン要求をエアコン制御 LIN 1 を介してブロワ・レギュレータに送信し、ブロワ・レギュレータがブロワ・モータを直接制御します。吹出しエアを確実に乾燥し、それによってウインドウのくもりを防止するために、エアコン・コンプレッサがオンになります。
KLA コントロール・ユニットは高電圧 PTC ヒータをエアコン制御 LIN 2 を介して制御します。高電圧 PTC ヒータはクーラントを加熱します。高電圧 PTC ヒータの水温は高電圧 PTC ヒータ温度センサにより検知され、KLA コントロール・ユニットによりエアコン制御 LIN 2 を介して読み取られます。クーラントが 35 °C の温度に達したら、KLA コントロール・ユニットはクーラント循環ポンプを直接制御し、ブロワ・モータのオン要求をエアコン制御 LIN 1 を介してブロワ・レギュレータに送信し、ブロワ・レギュレータがブロワ・モータを直接制御します。クーラント循環ポンプはクーラントを高電圧 PTC ヒータからヒータ・コアへ供給し、それによって車内の暖房を行えるようにします。
• 運転席シート・ヒータ (運転席および助手席シート・クライメート・コントロール (コード 401) または運転席および助手席用シート・ヒータ (コード 873) 装備)
KLA コントロール・ユニットがシート・ヒータのオン要求を車内 CAN を介して SAM コントロール・ユニットに送信し、SAM コントロール・ユニットが車両装備に応じてその要求を転送します。
シート・ヒータはエンジン始動後もオンのままです。
• リヤ・ウインドウ・デフォッガ (外気温度 5 °C 未満)
KLA コントロール・ユニットは、リヤ・ウインドウ・デフォッガを直接制御します。
シート・ヒータおよびリヤ・ウインドウ・デフォッガは、出発時刻に達する前に最大 15 分間制御されます。
車内は、設定した出発時刻の希望温度に達するまで冷房または暖房されます。このために、プリ・クライメート・コントロールは事前に最大 50 分間作動します。出発が遅れると、さらに 5 分間、車内を温度調整します。
車両が電源供給装置に接続されている場合、決められた最低充電状態への高電圧バッテリの充電が優先されます。その後はじめて、出発時刻でのプリ・クライメート・コントロールが作動します。
車両が電源供給装置に接続されておらず、高電圧バッテリが満充電状態でない場合、プリ・クライメート・コントロールのオペレーティング・タイムが減少することがあります。
車両が始動するか、選択した出発時刻から 5 分が経過すると、プリ・クライメート・コントロールは終了します。
プリ・クライメート・コントロール・ボタンによるプリ・クライメート・コントロールの機能順序
プリ・クライメート・コントロールは、すでに希望の車内温度に達している場合でもオンにすることができます。このため、車内は、例えば途中停車中でも、さらに最大 50 分間クライメート・コントロールされ、車内温度が一定に保たれます。
プリ・クライメート・コントロールのオン / オフはアッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニットのプリ・クライメート・コントロール・ボタンによって行います。アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニットはプリ・クライメート・コントロール・ボタンのステータスをバッテリ・センサ LIN、SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。
プリ・クライメート・コントロール・ボタンのインジケータ・ランプにより、プリ・クライメート・コントロールの現在の作動状態が表示されます:
• インジケータ・ランプが赤色で点灯、ヒータがオンになっている
• インジケータ・ランプが青色で点灯、クーラがオンになっている
• インジケータ・ランプが黄色で点灯、出発時刻がプレ・セレクトされている
インジケータ・ランプのオン要求は、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットがシャーシ CAN 1、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット、車内 CAN、SAM コントロール・ユニットおよびバッテリ・センサ LIN を介してアッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニットに送信します。アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニットはプリ・クライメート・コントロール・ボタンの LED を直接制御します。
プリ・クライメート・コントロール・ボタンによるプリ・クライメート・コントロールの作動のために、KLA コントロール・ユニットは以下のインフォメーションを評価します:
• 車内温度:
• ヘッド・ルーム:
車内温度は、ルーフ・オペレーティング・コントロール・ユニットのファン内蔵の車内温度センサによって検知されます。SAM コントロール・ユニットは、車内温度をルーフ LIN を介して読み取り、これを車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。ファンは、温度を測定するために車内の空気を吸引します。
• インストルメント・パネル付近:
車内温度は KLA コントロール・ユニットで車内温度センサにより検出されます。車内温度センサのシグナルは KLA コントロール・ユニットにより直接読み取られます。車内温度センサに内蔵されているファンは、温度測定のために車内からエアを吸引します。
• KLA コントロール・ユニットでの基準温度
• 外気温度:
外気温度センサは外気温度を検出します。SAM コントロール・ユニットは、外気温度センサのシグナルを直接読み取り、外気温度を算出して、それを車内 CAN を介して KLA コントロール・ユニットに送信します。
• 日光:
ソーラ・センサは車内に入る日光の強さを検知します。KLA コントロール・ユニットは、ソーラ・センサのシグナルを直接読み取ります。
評価の結果、車内を冷房する必要がある場合、KLA コントロール・ユニットは以下の機能をオンにします:
• オートマチック・クライメート・コントロール
KLA コントロール・ユニットはエレクトリック・エアコン・コンプレッサをエアコン制御 LIN 2 を介して制御し、ブロワ・モータのオン要求をエアコン制御 LIN 1 を介してブロワ・レギュレータに送信し、ブロワ・レギュレータがブロワ・モータを直接制御します。
• 運転席シート・ベンチレーション (運転席および助手席シート・クライメート・コントロール (コード 401) 装備)
KLA コントロール・ユニットは「プリ・クライメート・コントロール」要求を車内 CAN を介して SAM コントロール・ユニットに送信し、SAM コントロール・ユニットは車両装備に応じてその要求を転送します。
シート・ベンチレーションはエンジン始動後もオンのままです。
評価の結果、車内を暖房する必要がある場合、KLA コントロール・ユニットは以下の機能をオンにします:
• オートマチック・クライメート・コントロール
KLA コントロール・ユニットはエレクトリック・エアコン・コンプレッサをエアコン制御 LIN 2 を介して制御し、ブロワ・モータのオン要求をエアコン制御 LIN 1 を介してブロワ・レギュレータに送信し、ブロワ・レギュレータがブロワ・モータを直接制御します。吹出しエアを確実に乾燥し、それによってウインドウのくもりを防止するために、エアコン・コンプレッサがオンになります。
KLA コントロール・ユニットは高電圧 PTC ヒータをエアコン制御 LIN 2 を介して制御します。高電圧 PTC ヒータはクーラントを加熱します。高電圧 PTC ヒータの水温は高電圧 PTC ヒータ温度センサにより検知され、KLA コントロール・ユニットによりエアコン制御 LIN 2 を介して読み取られます。クーラントが 35 °C の温度に達したら、KLA コントロール・ユニットはクーラント循環ポンプを直接制御し、ブロワ・モータのオン要求をエアコン制御 LIN 1 を介してブロワ・レギュレータに送信し、ブロワ・レギュレータがブロワ・モータを直接制御します。クーラント循環ポンプはクーラントを高電圧 PTC ヒータからヒータ・コアへ供給し、それによって車内の暖房を行えるようにします。
• 運転席シート・ヒータ (運転席および助手席シート・クライメート・コントロール (コード 401) または運転席および助手席用シート・ヒータ (コード 873) 装備)
KLA コントロール・ユニットがシート・ヒータのオン要求を車内 CAN を介して SAM コントロール・ユニットに送信し、SAM コントロール・ユニットが車両装備に応じてその要求を転送します。
シート・ヒータはエンジン始動後もオンのままです。
• リヤ・ウインドウ・デフォッガ (外気温度 5 °C 未満)
KLA コントロール・ユニットは、リヤ・ウインドウ・デフォッガを直接制御します。
エア・クオリティ向上の機能順序の追加機能前提条件 (エア・クオリティ・パッケージ (コード P21) 装備)
• 機能がラジオまたは COMAND ユニットの操作メニューによって作動可能な状態となっている
エア・クオリティ向上の機能順序 (エア・クオリティ・パッケージ (コード P21) 装備)
車両のエア・クオリティ向上のために、さらにプリ・クライメート・コントロールの始動時にイオン化機能がスタートします。
関連データの評価により、冷房も暖房も行われない場合でも、この機能がスタートし、 60 秒後に作動停止します。
イオン化はエンジン始動後もオンのままです。
参照文書
- gf8340p9994gn クライメート·コントロールのシステム構成部品の一覧表