P82.61-4168-79
図はモデル166、292 |
A1 | インストルメント・クラスタ | A90/4 | チューナ・ユニット (SIRIUS 衛星ラジオ (コード 536) 装備) | S111 | 右マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群 | ||
A2 | ラジオ (ラジオ Audio 20 (コード 522) 装備) | N30/4 | エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニット | CAN A | テレマチック CAN | ||
A2/5 | グローバル・ポジショニング・システム・アンテナ・スプリッタ (エマージェンシ・コール・システム / アシスタント・システム (コード 348) 装備) | N40/3 | サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニット (サウンド・システム (コード 810) 装備) | CAN B | 車内 CAN | ||
A2/52 | エマージェンシ・コール・システム・アンテナ (ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード B54) 装備またはライブ・トラフィック・インフォメーション (コード 367) 装備) | N73 | エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット | CAN E1 | シャーシ CAN 1 | ||
A2/128 | USB スプリッタ (ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード B54) 装備またはライブ・トラフィック・インフォメーション (コード 367) 装備) | N80 | ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット | CAN E2 | シャーシCAN 2 | ||
A28/11 | コンビ・アンテナ | N112/2 | テレマチックサービスコミュニケーションモジュール(ライブトラフィックインフォメーション(コードB54)装備)、2016年5月31日以前 | LIN E1 | ステアリング LIN | ||
A40/8 | オーディオ / COMAND ディスプレイ | N112/9 | HERMESコントロールユニット(ライブトラフィックインフォメーション(コード367)装備)、2016年6月1日以降 | LVDS | 低電圧ディファレンシャル・シグナル | ||
A40/9 | オーディオ / COMAND 操作部 | N135 | ステアリング・ホイール・エレクトロニクス | MOST | メディア志向型システム伝送 | ||
A67b1 | ハンズフリー・システム・マイク群 | S110 | 左マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群 |
デジタル・マップ・ナビゲーションの機能前提条件の概要
• ターミナル 30g オン
• 輸送モードが作動していない
• 最低4基のGPS衛星(グローバル・ナビゲーション・システム)からのシグナル
• ラジオがオンになっている
• スマートフォンがAndroid AutoまたはCarPlayを介して接続されていない
• デジタル・マップ・ナビゲーション (コード 357) 用の使用許可されたセキュア・デジタル (SD) カードがラジオの SD カード挿入口に挿入されている
SD カードはそれぞれのラジオに対して使用許可され、このラジオでナビゲーションに対してのみ使用できます。
デジタル・マップ・ナビゲーションの概要
デジタル・マップ・ナビゲーションの場合、ラジオは以下の車両コンポーネントによってサポートされています:
• SDカード
• GPS シグナル、コンビ・アンテナから、エマージェンシ・コール・システム / アシスタント・システム (コード 348) 装備ではグローバル・ポジショニング・システム・アンテナ・スプリッタを介して
• ラジオに内蔵されたジャイロ・センサ (2D) からのジャイロ・センサ・シグナル
• エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニットからのホイール・スピード・シグナル、CAN を介して
• エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットからのリバース・ギヤ・シグナル、車内 CAN を介して
• 左マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群および右マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群による操作
• オーディオ / COMAND 操作部を介した操作
• ハンズフリー・マイク群による操作
• フロント車両スピーカを介したオーディオ出力 (オーディオ音量ダウンを含む)、サウンド・システム (コード 810) 装備ではサウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニットにより制御
• オーディオ / COMAND 用ディスプレイ、補助的にインストルメント・クラスタでの画像出力およびマップ表示、画面とメニュー表示は SD デジタル・マップを使用してラジオから生成
• ラジオに内蔵されている FM ラジオ・チューナ (SIRIUS 衛星ラジオ (コード 536) 非装備およびライブ・トラフィック・インフォメーション (コード B54) 非装備およびリアル・タイム交通データ受信契約済み) を介したトラフィック・メッセージ・チャンネル (TMC) あるいは類似のラジオ交通情報
• 衛星デジタルオーディオラジオサービス (SDARS) のリアルタイム交通データ (RTTD)、MOSTを介してチューナユニット(SIRIUS衛星ラジオ(コード536)装備)から
• テレマチックサービスコミュニケーションモジュールおよびUSBスプリッタを介したリアルタイム交通データ(ライブトラフィックインフォメーション(コードB54)装備およびリアルタイム交通データ受信契約済み)、2016年5月31日以前
• HERMESコントロールユニットおよびUSBスプリッタを介したリアルタイム交通データ(ライブトラフィックインフォメーション(コード367)装備およびリアルタイム交通データ受信契約済み)、2016年6月1日以降
• インターネットに対応した PC の SD カードを介したデジタル・マップおよびナビゲーション・ソフトウェアのアップデート
デジタル・マップ・ナビゲーションの機能順序
ラジオが SD カードのデジタル・マップにアクセスします。
車内で SD カードを初めて使用するときに、ラジオのデータが SD カードのコンフィグレーション・ファイルに書き込まれます。
現在位置決定のためにラジオは GPS シグナルをコンビ・アンテナから受信し、エマージェンシ・コール・システム / アシスタント・システム (コード 348) 装備車の場合はグローバル・ポジショニング・システム・アンテナ・スプリッタを介して受信します。
GPSはギガヘルツ範囲で作動しますが、シグナルは弱いので、以下の条件では受信障害が起こる可能性があります:空電(悪天候、水蒸気、霧など)、シグナル反射による多重受信(建物の壁など)あるいはシグナルの遮断(屋根のある場所、トンネル内、高層ビルまたは高い木々の間など)。
GPS シグナルの機能停止時、ラジオが基本位置決定を参照します。基本位置決定のために、ラジオは内蔵のジャイロ・センサのデータ、ホイール・スピード・シグナルおよびリバース・ギヤ・シグナルを評価します。
ホイール・スピード・シグナルは、エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニットが以下の経路で送信します:
シャーシ CAN 1 →
エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット →
車内 CAN →
ラジオ
ラジオはリバース・ギヤ・シグナルを車内 CAN を介してエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットから受信します。
位置決定、「ターミナル 15 オフ」 (イグニッション・オフ) のときの後退あるいは車両の輸送時に位置測定エラーが起こると、基本位置決定が正しく行われません。誤差は、いずれの場合でも GPS データ受信時に自動的に修正されます。
左マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群および右マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群のコントロール・シグナルは、以下の経路で伝送されます:
ステアリング・ホイール・エレクトロニクス →
ステアリング LIN →
ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット →
シャーシ CAN 1 →
エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット →
シャーシCAN 2 →
インストルメント・クラスタ →
車内 CAN →
ラジオ
オーディオ / COMAND 操作部のコントロール・シグナルは、テレマチック CAN バスを介してラジオに伝送されます。
ハンズフリー・マイク群を介した音声入力を、ラジオが直接ケーブルを介して受信します。
サウンド・システム (コード 810) 非装備車の場合、ラジオが音声出力をスピーカ・システムに転送します。サウンド・システム (コード 810) 装備車の場合、ラジオは音声出力を MOST を介してサウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニットに送信します。サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニットはシグナルを増幅し、それをスピーカ・システムに転送します。
ラジオはオーディオ / COMAND 用ディスプレイをテレマチック CAN を介してオンにします。ラジオはピクチャ・シグナルを LVDS ケーブルを介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイに伝送します。ラジオはインストルメント・クラスタの表示用シグナルを車内 CAN を介してインストルメント・クラスタに送信します。
SIRIUS 衛星ラジオ (コード 536) 非装備車、ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード B54) 非装備車、ライブ・トラフィック・インフォメーション (コード 367) 非装備車またはリアル・タイム交通データの受信契約をしていない車両の場合、ラジオは TMC 交通情報を考慮します。TMC 交通情報はラジオ内で、内蔵 FM ラジオ・チューナからナビゲーション・コンピュータに伝送されます。
SIRIUS 衛星ラジオ (コード 536) 装備車の場合、チューナ・ユニットはリアル・タイム交通データ (RTTD) を直接ケーブルを介してコンビ・アンテナから受信し、これを MOST を介してラジオに供給します。
リアル・タイム交通データ (RTTD) には事故、渋滞および交通量のインフォメーションが含まれています。リアル・タイム交通データは米国の都市周辺で受信可能であり、約 5 分間隔で伝送されます。
ライブトラフィックインフォメーション(コードB54)装備車(2016年5月31日以前)でリアルタイム交通データの受信契約をしている場合は、交通データサービスが提供される地理的範囲内に車両がある間、テレマチックサービスコミュニケーションモジュールはリアルタイム交通データをサービスプロバイダからエマージェンシコールシステムアンテナを介して受信します。テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュールはリアル・タイム交通データを USB スプリッタを介してラジオに転送します。テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュールは USB スプリッタを介してラジオから周期的にポジション・データを受信します。テレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュールは、ポジション・データをラジオからエマージェンシ・コール・システム・アンテナを介してサービス・プロバイダに送信します。これによりテレマチック・サービス・コミュニケーション・モジュールは交通情報を収集する役割を果たすことになり、ひいてはデジタル・マップ・ナビゲーションのための情報を供給していることになります。
ライブトラフィックインフォメーション(コード367)装備車(2016年6月1日以降)でリアルタイム交通データの受信契約をしている場合、交通データサービスが提供される地理的範囲内に車両がある間、HERMESコントロールユニットはリアルタイム交通データをサービスプロバイダからエマージェンシコールシステムアンテナまたはコンビアンテナ(HERMES LTE(コード362)装備)を介して受信します。HERMES コントロール・ユニットはリアル・タイム交通データを USB スプリッタを介してラジオに転送します。HERMESコントロールユニットは、ポジションデータをラジオからエマージェンシコールシステムアンテナまたはコンビアンテナ(HERMES LTE(コード362)装備)を介してサービスプロバイダに送信します。これにより HERMES コントロール・ユニットは交通情報を収集する役割を果たすことになり、ひいては SD デジタル・マップ・ナビゲーションのための情報を供給していることになります。
SD カードへのアップデートのダウンロードは、インターネットに対応した外部の PC で行われ、これについては取扱説明書に記載されています。
参照文書
- gf8285p9999gn テレマチック·システム構成部品の一覧表