gf8057p0004rf

スタータ・ロックアウト・システム・ステージ 4 (FBS 4) の機能

種別 gf · トピック 80.57 · バージョン 0106 · 2019-04-19

適用: モデル 205 モデル・イヤー 2019 以前 モデル 253 (253.99 以外) モデル・イヤー 2020 以前'

位置付け

機能グループ 3 ボディ › 80 セントラル・ロッキング・システム、コンフォート・アクチュエーション、スタータ・ロックアウト・システム › 80.57 スタータ・ロックアウト・システム(FBS) — シリーズ 205 · シリーズ 253(モデル 14*, 18*, 30*, 31*, 32*, 34*, 35*, 36*, 38*, 90*, 91*, 92*, 94*, 95*, 96*, 98*)

GF80.57-P-0004RF

スタータ・ロックアウト・システム・ステージ 4 (FBS 4) の機能

12.04.2019

モデル

205

モデル・イヤー 2019 以前

モデル

253 (253.99 以外)

モデル・イヤー 2020 以前

スタータ・ロックアウト・システム・ステージ 4 (FBS 4) の機能

図はモデル 205 およびモデル 253

A1

インストルメント・クラスタ

A8/1

リモコン・キー

A79/1

エレクトリックマシン(ハイブリッド車両)

N3/9

CDIコントロールユニット(ディーゼルエンジン)

N3/10

ME コントロール・ユニット (ガソリン・エンジン)

N26/5

ELV コントロール・ユニット (トランスミッション 716)

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

N127

ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット

N129/1

パワーエレクトロニクスコントロールユニット(ハイブリッド車両)

Y3/8n4

完全一体型トランスミッション・コントロール・コントロール・ユニット (トランスミッション 722、724、725)

CAN C

エンジン CAN バス

CAN C1

ドライブ CAN

CAN HMI

ユーザ・インターフェース CAN

CAN L

ハイブリッドCAN(ハイブリッド車両)

Flex E

シャーシ FlexRay

P80.57-2327-81

以下に、リモコン・キーによるスタート OK シグナルについて説明します。

スタータ・ロックアウト・システム・ステージ 4 (FBS 4) の機能

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットでのリモコン・キーのポジション

A8/1

リモコン・キー

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

P80.57-2252-01

機能前提条件の概要

• ターミナル 30 オン

• 有効なリモコン・キー

スタータ・ロックアウト・システム・ステージ 4 (FBS 4) の概要

FBS 4 はイグニッションをオンにし、エンジンを始動させます。FBS 4 はドライブ・オーソリゼーション・コードの算出を独自に行い、照合するコントロール・ユニットの接続部分です。調整が有効な場合に、承認が行われます。

基本的に FBS 4 には以下のコントロール・ユニットが関与しています:

• エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

• CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニット

• ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット

• ELV コントロール・ユニット

• 完全一体型トランスミッション・コントロール・ユニット

• パワー・エレクトロニクス・コントロール・ユニット

• エレクトリック・マシン

FBS 4 には以下の部分機能があります:

• ターミナル 15C の切換えの機能順序 (リモコン・キーがポジション「A」 (リモコン・キーを差し込んだ状態))

• ターミナル 15R の切換えの機能順序 (リモコン・キーがポジション「B」 (ラジオ・ポジション))

• ターミナル 15 の切換えの機能順序 (リモコン・キーがポジション「C」 (イグニッション・オン))

• ターミナル 50 の切換えの機能順序 (リモコン・キーがポジション「D」 (エンジン始動))

• ターミナル作動解除の機能順序

ターミナル 15C の切換えの機能順序 (リモコン・キーがポジション「A」 (リモコン・キーを差し込んだ状態))

リモコン・キーをエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットに差し込むと、同ユニットはインダクティブ・エネルギ伝達 (リモコン・キーへの電源供給) をオンに切り換えます。リモコン・キーおよびエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットは、暗号化されたデータをリモコン・キーの識別のために相互に交換します。

この識別用コードは、リモコン・キーとエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットの間のダイアログで、ハッシュ法と呼ばれる方法で計算されます。

ハッシュ法は一方通行の暗号化法で、無効なリモコン・キーで車両を始動するのを防ぐためのものです。この方法では、ある数字の組合せから新しい数字の組合せが算出されます。いったん算出された数字の組合せを、再度の計算でもう一度生成することはできません。

通信終了後、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットはリモコン・キーへのエネルギ伝達をオフにします。

リモコン・キーが有効なキーとして識別されると、特に以下が行われます: 

• CAN とシャーシ FlexRay の起動

• ターミナル15Cの出力

それに続いて、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットはシグナル「ドライブ・オーソリゼーション照会」をシャーシ FlexRay、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットおよびエンジン CAN を介して CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットに送信し、トランスミッション 722、724、725 の場合は、シャーシ FlexRay、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットおよびドライブ CAN を介してフル・インテグレート・トランスミッション・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。

トランスミッション 716 の場合、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットは、シグナル「ドライブ・オーソリゼーション照会」を直接 ELV コントロール・ユニットに送信します。

ハイブリッド車両の場合は、エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットがシグナル「ドライブオーソリゼーションの照会」をシャーシFlexRay、ドライブトレインコントロールユニット、ハイブリッドCAN、パワーエレクトロニクスコントロールユニットおよび直接ケーブルを介してエレクトリックマシンに送信します。

点検、承認およびこれに続くフィードバックは、各コントロール・ユニットにより個別に行われます。エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットへのシグナルの流れは、逆の方向に行われます。

無効なリモコン・キーが識別された場合は、インストルメント・クラスタにメッセージが出力されます。エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットはこのメッセージの表示要求をユーザ・インタフェース CAN を介してインストルメント・クラスタに送信します。

リモコン・キーのバッテリが放電していても、車両を始動できます。
リモコン・キーがエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットに差し込まれている限り、リモコン・キーのボタンは作動しません。

ターミナル 15R の切換えの機能順序 (リモコン・キーがポジション「B」 (ラジオ・ポジション))

リモコンキーをポジション「B」に回すと、エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットはターミナル15Rのターミナルステータスを直接または間接的にすべてのCANバスおよびシャーシFlexRayを介して送信します。

リモコン・キーをポジション「B」以上で引き抜くことはもうできません。

ターミナル 15 の切換えの機能順序 (リモコン・キーがポジション「C」 (イグニッション・オン))

リモコン・キーをポジション「C」に回すと、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットはターミナル 15 のターミナル・ステータスおよびターミナル 15X のターミナル・ステータスを直接または間接的にすべての CAN バスおよびシャーシ FlexRay を介して、ならびに直接ケーブルを介して ELV コントロール・ユニット (トランスミッション 716) に送信します。

それと同時に、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットへの FBS 4 照会を暗号化して行います。

ターミナル・ステータス「ターミナル 15X」の送信により、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットは大電流負荷のオンを承認します。

ターミナル 50 の切換えの機能順序 (リモコン・キーがポジション「D」 (エンジン始動))

リモコン・キーをポジション「D」に回すと、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットはターミナル 50 のターミナル・ステータスを直接または間接的にすべての CAN バスおよびシャーシ FlexRay を介して送信します。

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットがターミナル 50 のターミナル・ステータスを送信すると、ターミナル 15X のターミナル・ステータスはなくなります。

CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットはシャーシ FlexRay、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットおよびエンジン CAN を介してターミナル 50 のステータスを受信し、エンジンを始動します。

ターミナル・ステータス「ターミナル 15X」が欠如している場合、エンジン始動用に十分なエネルギを供給するために、大電流負荷の電装品がオフにされます。
リモコン・キーは手を放すと自動的に再びポジション「C」に戻ります。

ターミナル作動解除の機能順序

リモコン・キーを左に回すと、エンジンが停止します。エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットはターミナル・ステータスを撤回します:

• リモコン・キーがポジション「B」にある

• ターミナル 15 およびターミナル 15X 「オフ」

• トランスミッションがすでに自動的にポジション「P」へのシフトを試行する (トランスミッション 722、724、725)

• リモコン・キーがポジション「A」にある

• ターミナル 15R 「オフ」

• リモコン・キーを引き抜くことができ、トランスミッションが自動的にポジション「P」にシフトする (トランスミッション 722、724、725)

リモコン・キーを差し込んだ状態では、ターミナル 15C はオンのままになります。エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットは再始動の際、リモコン・キーを引き抜かなくても、リモコン・キーを識別するための新しい照会を要求します。

スタータ・ロックアウト・システム (FBS) の電気システムの機能説明図

PE80.57-P-2050-97FBA

盗難防止およびロックのシステム構成部品の一覧表

GF80.00-P-9999RF

参照文書