P77.30-2593-79
A1 | インストルメント・クラスタ | N72/1 | アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニット | |
A1p13 | マルチファンクション・ディスプレイ | N72/1s4 | リヤ・ヘッドレスト・ボタン (2013 年 5 月 31 日以前、2013 年 6 月 1 日以降、トランスミッション 711、716 搭載) | |
A7/5 | ソフトトップ制御ハイドロリック・ユニット | N72/4 | 左アンダ・オペレーティング・フィールド (2013 年 6 月 1 日以降、トランスミッション 722.9、725 搭載) | |
A7/5b1 | 温度センサ | N72/4s18 | リヤ・ヘッドレスト・ボタン (2013 年 6 月 1 日以降、トランスミッション 722.9、716 搭載) | |
A7/5m1 | ソフト・トップ・コントロール・ハイドロリック・ユニット電気モータ | N73 | エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット | |
A7/5y1 | ソレノイド・バルブ 1 | S12 | パーキング・ブレーキ・コントロール・スイッチ | |
A7/5y2 | ソレノイド・バルブ 2 | S52/8 | 左ヘッドレスト「下降」リミット・スイッチ | |
A7/5y3 | ソレノイド・バルブ 3 | S52/9 | 右ヘッドレスト「下降」リミット・スイッチ | |
A7/5y4 | ソレノイド・バルブ 4 | S84 | ソフトトップ制御スイッチ | |
B14 | 外気温度センサ | S84s4 | ウインド・バイザおよびウインド・ディフレクタ・ボタン | |
M10/3 | 左フロント・ドア・パワー・ウインドウ・モータ | S84s5 | メイン・オペレーティング・パワー・ウインドウ・スイッチ | |
M10/4 | 右フロント・ドア・パワー・ウインドウ・モータ | S84/3 | ソフト・トップ「開」リミット・スイッチ | |
M10/5 | 左リヤ・パワー・ウインドウ・モータ | S84/9 | 調整式ソフト・トップ・コンパートメント・リミット・スイッチ | |
M10/6 | 右リヤ・パワー・ウインドウ・モータ | S84/11 | 左ソフト・トップ「ロック」リミット・スイッチ | |
M14/7 | トランク・リッド・セントラル・ロッキング・モータ | S84/13 | ソフト・トップ・コンパートメント・カバー・オープン / クローズ・スイッチ群 | |
M14/7s1 | トランク・リッド・ロータリ・スイッチ | S84/15 | ソフト・トップ・フレーム「下降 / 上昇」リミット・スイッチ | |
M28/14 | リヤ・ヘッドレスト・ドライブ・アクチュエータ | S84/18 | ソフト・トップ「キャッチ・ポジション」リミット・スイッチ | |
M96/2 | ウインド・ディフレクタ・アクチュエータ (エアキャップ (コード 288) 装備) | S84/19 | ソフト・トップ・フレーム「ロック」リミット・スイッチ | |
N10/1 | フロント・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニット | S84/22 | ソフト・トップ・コンパートメント・カバー「キャッチ・ポジション」リミット・スイッチ | |
N10/2 | リヤ・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニット | S84/23 | ソフト・トップ・コンパートメント・カバー「ロック」リミット・スイッチ | |
N22/6 | リヤ・コントロール・ユニット | CAN B | 車内 CAN | |
N69/1 | 左フロント・ドア・コントロール・ユニット | LIN 1 | インストルメント・パネル LIN | |
N69/2 | 右フロント・ドア・コントロール・ユニット |
機能前提条件の概要
• 輸送モードを起動していないこと (2012 年 6 月 1 日以降)
• 過電圧または電圧不足はなし
輸送モードをオンにした場合、閉じられたソフト・トップを開くことができなくなります。
エレクトロ・ハイドロリック・ソフト・トップの概要
ソフト・トップはエレクトロ・ハイドロリックによって開閉されます。
ソフト・トップ・コントロール・ハイドロリック・ユニットのモータがハイドロリック・ポンプを駆動させ、このポンプでソフト・トップの開閉に必要なオペレーティング・プレッシャを生成します。制御はリヤ・コントロール・ユニットによって行われます。
ソフト・トップはソフト・トップ・コントロール・スイッチで、あるいは赤外線によるコンフォート・オープン / クローズで操作することができます。
リヤ・コントロール・ユニットは要求を読み取って、リミット・スイッチのインプット・シグナルをすべて評価し、それに応じてソフト・トップ・コントロール・ハイドロリック・ユニットのモータおよびソレノイド・バルブを作動させます。そしてハイドロリック・シリンダを介して、ソフト・トップを開閉します。
ソフト・トップの開閉時には、構成部品が高い最低制御電流で制御されます。それでも (電圧不足によるカットオフなしに) 正常にソフト・トップが動作するように、リヤ・コントロール・ユニットがこれらの構成部品を時間をずらしながら (80 ミリ秒) 作動させます。
エマージェンシ・オペレーション:
ソフト・トップが自動的に閉まらない場合 (例えばロール・バーが伸長している場合) には、ソフト・トップを後で手動で閉めてロックします。
そのためには以下の条件が満たされていなければなりません:
• サイド・ウインドウが開いていること
• リヤ・ヘッドレストが下降していること
• ソフト・トップ・コントロール・ハイドロリック・ユニットをヘキサゴン・ソケット・レンチ (取扱説明書ファイル内にあります) で圧力がかからない状態にしていること
• ソフト・トップ・ボックス・ヒンジが傾いており、バンド (車載ツールに含まれています) が引き抜かれていること
• トランク・リッドが閉じていること
ソフト・トップを手で開く:
• ソフト・トップ・コンパートメント・カバーのバンドを、垂直方向に後方へこれ以上引けなくなるところまで引きます。
• ソフト・トップをソフト・トップ・コンパートメントから引き出し、フロント・ウインドウ・フレームに設置します。
• ルーフ・ライニングのヘキサゴン・ソケットのカバー・キャップを取り外します。
• ヘキサゴン・ソケット・レンチを使用してバルブを時計回りにストッパまで回し、次に反時計回りにストッパまで回します。
• ソフト・トップ・フレームを垂直に立て、ソフト・トップ・コンパートメント・カバーを下ろします。
• ソフト・トップ・フレームをカチッというまで押し下げます。
ソフト・トップ・コントロールには以下の部分機能があります:
• ソフト・トップ・オープン / クローズの機能順序
• ソフト・トップ・ストップ・モードの機能順序
• 過負荷保護の機能順序
• サイド・ウインドウ・セントラル・クローズの機能順序
• ソフト・トップのコントロール / ウォーニング・メッセージの機能順序
• コンフォート・オープン走行の機能順序 (エアキャップ (コード 288) 装備)
P77.30-2489-80
ソフト・トップ・オープン / クローズの追加機能前提条件
• エンジン始動していないこと (ターミナル 50 オフ)
• ソフト・トップ・ステータスが検知されていること
• トランク・ルーム・セパレータが閉じていること
• トランク・リッドが閉じていること
• スピードが 40 km/h 未満
• リヤ・ヘッドレストが下降していること
• ロール・バーが作動していないこと (リヤ・ヘッドレストのポジションで決まる)
エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットはターミナル 50 のターミナル・ステータスを車内 CAN を介してリヤ・コントロール・ユニットに送信します。
ソフト・トップのポジションは、すべてのリミット・スイッチのステータスを評価することにより検知されます。リヤ・コントロール・ユニットがすべてのリミット・スイッチのステータスを直接読み取ります。
トランク・ルーム・セパレータのステータス (開 / 閉) は可変ソフト・トップ・コンパートメントのリミット・スイッチにより検知されます。リヤ・コントロール・ユニットが可変ソフト・トップ・コンパートメントのリミット・スイッチのステータスを直接読み取ります。
トランク・リッドのステータス (開 / 閉) はトランク・リッド・セントラル・ロッキング・モータのトランク・リッド・ロータリ・スイッチによって検知されます。リヤ SAM コントロール・ユニットがトランク・リッド・ロータリ・スイッチのステータスを直接読み取り、車内 CAN を介してリヤ・コントロール・ユニットに送信します。
インストルメント・クラスタが車両スピードに関するインフォメーションを、車内 CAN を介してリヤ・コントロール・ユニットに送信します。
リヤ・ヘッドレストのポジション (下降 / 上昇) はヘッドレスト「下降」リミット・スイッチによって定義されます。リヤ・コントロール・ユニットがヘッドレスト「下降」リミット・スイッチのステータスを直接読み取ります。
ソフト・トップ・オープン / クローズの機能順序
ソフト・トップ・コントロール・スイッチを操作してソフト・トップを開閉するには、ターミナル 15 がオンでなければなりません。
エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットはターミナル 15 のターミナル・ステータスを車内 CAN を介してリヤ・コントロール・ユニットに送信します。ソフト・トップ・コントロール・スイッチを操作すると、要求がある間、ソフト・トップが開 / 閉されます。リヤ・コントロール・ユニットがソフト・トップ・コントロール・スイッチのステータスを直接読み取ります。
赤外線によるコンフォート・オープン / クローズ機能が作動すると、要求がある間、ソフト・トップが開 / 閉されます。左フロント・ドア・コントロール・ユニットがインフォメーション「コンフォート・オペレーション・モード」および「コンフォート・オペレーション方向」を、車内 CAN を介してリヤ・コントロール・ユニットに送信します。
ソフト・トップを開 / 閉する前に、リヤ・コントロール・ユニットが現在のソフト・トップのポジション (開、閉あるいは有効な中間位置) を特定します (ポジション・サーチ)。ポジション・サーチは、操作要求が読み取られると始まります。現在のソフト・トップのポジションを定義するため、リヤ・コントロール・ユニットがすべてのリミット・スイッチのシグナルを評価します。妥当性のあるポジションが検知されなければ、ソフト・トップ動作が中断します (つまり、アクティブな要求が実行されません)。
ソフト・トップを開く場合、まずフロント・サイド・ウインドウがショート・アップ・ポジションまで下降し、その後でリヤ・サイド・ウインドウが完全に下降します。次に、フロント・ウインドウ上方のクロス・メンバ部分でソフト・トップがロック解除されます。
リヤ・コントロール・ユニットは、「ショート・アップ・ポジションに移動」要求を車内 CAN を介してフロント・ドア・コントロール・ユニットに送信します。フロント・ドア・コントロール・ユニットはそれを受けて、フロント・ドア・パワー・ウインドウ・モータを制御します。リヤ・パワー・ウインドウ・モータはリヤ・コントロール・ユニットにより直接制御されます。パワー・ウインドウ・モータにはスピード・センサが内蔵されており、このセンサのシグナルを介してサイド・ウインドウのポジションが検知されます。フロント・ドア・コントロール・ユニットは、インフォメーション「ショート・アップ・ポジションに移動」を車内 CAN を介してリヤ・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。リヤ・パワー・ウインドウ・モータに内蔵されているホール・センサのシグナルの評価は、リヤ・コントロール・ユニットそのものが行います。
モデル 207.4
コード 494 装備 (米国仕様)
4 枚のサイド・ウインドウがすべて完全に下降します。
サイド・ウインドウが下降すると、リヤ・コントロール・ユニットがソフト・トップ・コントロール・ハイドロリック・ユニットのモータを制御します。モータで駆動するハイドロリック・ポンプが、それ以降のソフト・トップの動作に必要なオペレーティング・プレッシャを生成します。これによりリヤ・コントロール・ユニットがソフト・トップ・コントロール・ハイドロリック・ユニットのソレノイド・バルブを直接制御し、ソレノイド・バルブが個別のハイドロリック・シリンダへのオイル量を調整します。合計で 7 個のハイドロリック・シリンダが取り付けられています。それぞれ 2 個ずつのソフト・トップ・フレーム・ハイドロリック・シリンダ (上昇 / 下降)、ソフト・トップ・コンパートメント・カバー・ハイドロリック・シリンダ (開 / 閉)、ソフト・トップ操作ハイドロリック・シリンダおよび 1 個のソフト・トップ・ロック・ハイドロリック・シリンダ。
ソフト・トップ・コンパートメント・カバーが後方へ移動し、それによってソフト・トップ後部 (ソフト・トップ・フレーム) がロック解除されます。次に、ソフト・トップ後部がリヤ・ウインドウとともに持ち上がり、ソフト・トップ・コンパートメント・カバーが開きます。その後、リヤ・ウインドウは再び降ろされて、ソフト・トップがフロント・ウインドウの上部フレームでロック解除されます。それに続いて、ソフト・トップがパッセンジャ・コンパートメント上を後方に向かって移動しながら折り畳まれ、リヤ部分に収納されます。最後にソフト・トップ・コンパートメント・カバーが再び閉じられます。
ソフト・トップの動作中、インストルメント・クラスタのマルチファンクション・ディスプレイにメッセージ「ソフト・トップ サドウチュウ」が表示されます。オープン動作時に走行速度が 40 km/h を超えると、リヤ・コントロール・ユニットが動作プロセスを中止します。インストルメント・クラスタのマルチファンクション・ディスプレイにメッセージ「ソフト・トップ ヲ カンゼンニ ヒライテクダサイ / トジテクダサイ」が表示されます。
クローズ時には動作プロセスが逆になります。フロント・サイド・ウインドウがショート・アップ・ポジションまで下降し、その後でリヤ・サイド・ウインドウが完全に下降します。次に、ソフト・トップ・コンパートメント・カバーが開き、ソフト・トップがリヤから前方に繰り出され、パッセンジャ・コンパートメント上に展開され、フロント・ウインドウの上部フレームにロックされます。続いてソフト・トップのリヤ部分がリヤ・ウインドウとともに持ち上がり、ソフト・トップ・コンパートメント・カバーが閉じます。ソフト・トップ・コンパートメント・カバーが閉じた後、ソフト・トップのリヤ部分が再び後方に旋回します。ソフト・トップ・コンパートメント・カバーが前方に移動し、ソフト・トップ後部 (ソフト・トップ・フレーム) をロックします。最後にサイド・ウインドウが閉まります (米国仕様 (コード 494) 車の場合以外)。
ソフト・トップが完全に閉じられると、全 4 枚のサイド・ウインドウは再び閉まります (米国仕様 (コード 494) 車以外)。米国仕様 (コード 494) 車の場合、サイド・ウインドウは自動的には閉まりません。
動作プロセスは、リヤ・コントロール・ユニットがリミット・スイッチのシグナルを評価することでモニタされます。停車時にソフト・トップが正しくかみ合っていない場合、インストルメント・クラスタがウォーニング・メッセージを出力します。走行中にこの状態が生じると、警告音が鳴ります。
それぞれのエンド・ポジションに達した後でも (リミット・スイッチのシグナルによって定義される)、リミット・スイッチの切換えポイントの許容誤差を修正するために、該当するハイドロリック・シリンダがさらに短時間制御されます。
リヤ・コントロール・ユニットがソフト・トップの動作の流れをモニタします。このためにリヤ・コントロール・ユニットは、リミット・スイッチの予期されるインプット・シグナルを受信するまで、個別の動作 (ストップ・モード時以外) に対するソレノイド・バルブの制御時間を点検します。保存されている時間を超えると、制御が中断され、リヤ・コントロール・ユニットに故障が保存されます。
ソフト・トップが完全にロックされなかった場合は、新たに操作要求を行うことで後からロックすることができます。この場合、サイド・ウインドウは完全には閉まりません。
先に手動でサイド・ウインドウを閉めた場合、サイド・ウインドウはショート・アップ・ポジションまでのみ動きます。ソフト・トップが閉じた後でのみ、サイド・ウインドウも閉めることができます。
ソフト・トップ・ストップ・モードの追加機能前提条件
• ソフト・トップがエンド・ポジションでロックされていない
ソフト・トップ・ストップ・モードの機能順序
インプット値がないため、あるいはインプット値が正しくないためにソフト・トップの開閉プロセスが中断されると、リヤ・コントロール・ユニットがストップ・モードを作動させます。ストップ・モードの間、ソフト・トップ・コントロール・ハイドロリック・ユニットのソレノイド・バルブは、ソフト・トップがこれ以上動かないように制御されます。ソフト・トップは固定されます。ソフト・トップの開閉プロセスが再び承認され、再度要求が出されると、開閉プロセスが再開します。
ストップ・モードがオンになると、インストルメント・クラスタのマルチファンクション・ディスプレイにメッセージ (「ソフト・トップ ヲ カンゼンニ ヒライテクダサイ / トジテクダサイ」) が表示されます。
ストップ・モードの間、ソフト・トップは以下の時間固定されます:
• ターミナル 15 オンで 7 分間
• ターミナル 15 オフで 15 秒間
それでもまだソフト・トップの開閉プロセスが承認されなければ、新しい要求を受信するとストップ・モードが再び起動します。
ストップ・モードが中断された場合、最初のソレノイド・バルブがオフになる 15 秒前に、リヤ・コントロール・ユニットが警告出力の要求を車内 CAN を介してインストルメント・クラスタに送信します。インストルメント・クラスタのマルチファンクション・ディスプレイに、メッセージ「ソフト・トップ ガ カコウシマス」が表示されます。このほかにウォーニング音が発せられます。5 秒後にすべてのソレノイド・バルブが停止すると、リヤ・コントロール・ユニットが警告音を出力する要求を撤回します。
新たな要求が検知され、リヤ・コントロール・ユニットのポジション・サーチが要求された場合は、すべてのソレノイド・バルブがオフにされ、ソフト・トップの動作が固定ポジション以降で再開されます。車両スピードが 40 km/h を超えると、空気抵抗でソフト・トップを損傷しないように、ソフト・トップの開閉プロセスが中断されます。
ストップ・モードに使用されるソレノイド・バルブが故障している場合、ストップ・モードは起動しません。
過負荷保護の機能順序
ソフト・トップのオープン / クローズは、ハイドロリック・オイル温度が 85 °C を超えるまでは両方向に可能です。ハイドロリック・ユニット・モータの温度センサは、ソフト・トップ・コントロール・ハイドロリック・ユニット・モータの熱的過負荷が生じると、過負荷保護を作動させます。リヤ・コントロール・ユニットが温度センサのシグナルを直接読み取り、ハイドロリック・オイル温度を算出します。
ハイドロリック・オイル温度センサ (°C):
閉じた静止位置からソフト・トップを開く:
• 75 °C 未満で作動 OK
• 85 °C 以上で停止 / 中断
ソフト・トップを閉じる:
• 85 °C 未満で作動 OK
• 90 °C 以上で停止 / 中断
ハイドロリック・オイル温度の算出には外気温度も考慮されます。外気温度は外気温度センサによって検知されます。フロント SAM コントロール・ユニットは外気温度センサのシグナルを直接読み取り、外気温度を算出します。次に、フロント SAM コントロール・ユニットは、外気温度の値を車内 CAN を介してリヤ・コントロール・ユニットに送信します。
外気温度が -15 °C 未満のときのリヤ・コントロール・ユニットの故障分析:
• ソフト・トップ・コントロール・ハイドロリック・ユニット温度センサに故障なし
• タイム・アウト・エラー時にインストルメント・クラスタに表示がない
• タイム・アウト・エラーが保存されない
外気温度が -15 °C 以上のときのリヤ・コントロール・ユニットの故障分析:
• 故障を保存する
• インストルメント・クラスタに表示する
サイド・ウインドウのセントラル・クローズの追加機能前提条件
• ターミナル 15R オン
エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットはターミナル 15 のターミナル・ステータスを車内 CAN を介してリヤ・コントロール・ユニットに送信します。
サイド・ウインドウ・セントラル・クローズの機能順序
パワー・ウインドウ・メイン操作スイッチにより、1 つの操作箇所からすべてのサイド・ウインドウを閉めることができます。
パワー・ウインドウ・メイン操作スイッチが最初のラッチまで操作されると、スイッチが操作されている間パワー・ウインドウ・モータが作動します。サイド・ウインドウが閉じます。パワー・ウインドウ・メイン操作スイッチが最初のラッチを越えて操作されると、サイド・ウインドウが完全に閉まるまでパワー・ウインドウ・モータが作動します。
リヤ・コントロール・ユニットはパワー・ウインドウ・メイン操作スイッチのステータスを直接読み取り、インフォメーション「コンフォート・オペレーション・モード」および「コンフォート・オペレーション方向」を車内 CAN を介してフロント・ドア・コントロール・ユニットに送信します。フロント・ドア・コントロール・ユニットはそれを受けて、フロント・ドア・パワー・ウインドウ・モータを制御します。リヤ・パワー・ウインドウ・モータはリヤ・コントロール・ユニットを直接制御します。
ソフト・トップのコントロール / ウォーニング・メッセージの機能順序
リヤ・コントロール・ユニットは常時、ソフト・トップ・コントロールの機能を評価します。
誤作動および不具合は、マルチファンクション・ディスプレイに表示されます。これにあたり、リヤ・コントロール・ユニットが表示するインフォメーションを車内 CAN を介してインストルメント・クラスタに送信します。
メッセージの表示は、ターミナル 15 のステータスには依存しません。したがって、ソフト・トップのコンフォート・オープン / クローズ中もメッセージが表示されます。
個々のメッセージは他のメッセージと同時に送信できます。同時に送信しない場合、リヤ・コントロール・ユニットはメッセージを必ず 1 件ずつ、そのプライオリティとともにインストルメント・クラスタに送信します。ソフト・トップの動作の流れに基づき、優先順位が同じ複数のメッセージが送信されることはありません。
優先 | 故障 / 機能不良 | マルチファンクション・ディスプレイ内のアイコン | マルチファンクション・ディスプレイの表示テキスト | 警告音 |
1 | ソフト・トップがロックされておらず、車両スピードが 8 km/h 以上 | ソフト・トップ | ソフト・トップ ヲ ロックスル (赤) | 「はい」 |
2 | ソフト・トップ・コントロール・スイッチにより開閉プロセス作動中 (ソフト・トップがロックされ、ハイドロリック・ポンプがオフになるまで) | ソフト・トップ | ソフト・トップ サドウチュウ (白) | 「いいえ」 |
2 | ストップ・モード作動中 | ソフト・トップ | ソフト・トップ ヲ カンゼンニ ヒライテクダサイ / トジテクダサイ (白) | 「いいえ」 |
2 | ストップ・モード作動中で、15 秒後にオフになる | ソフト・トップ | ソフト・トップ ガ カコウシマス (白) | 警告音が自律的に 20 秒間鳴る |
3 | 車両スピード 40 km/h 以上で走行中のため、ソフト・トップを作動できない | ソフト・トップ | スピード ヲ 40 km/h ニ オトシテクダサイ (白) | 「はい」 |
4 | トランク・ルーム・セパレータが閉まっていないため、ソフト・トップが作動不可能 | 閉じたトランク・リッドを指す矢印 | トランク・ルーム・ローラ・シャッタ ヲ シメテクダサイ (白) | 「はい」 |
5 | トランク・リッドが閉まっていないため、ソフト・トップを作動できない | トランク・リッドが開いた車両 | アイコンのみでテキストなし (白) | 「はい」 |
6 | ソフト・トップ・コントロール・ハイドロリック・ユニットの温度が高すぎるか、エンジン作動時の電圧不足のため、ソフト・トップを作動できない | ソフト・トップ | ソフト・トップ ノ サドウ ヲ マッテクダサイ (白) | 「はい」 |
7 | エンジン作動時の電圧不足のため、ソフト・トップを作動できない | ソフト・トップ | モータ ヲ シドウシテクダサイ (白) | 「はい」 |
8 | リヤ・コントロール・ユニットまたは付属品の故障 (ソフト・トップ作動を妨げるすべての故障) のため、ソフト・トップを作動できない | ソフト・トップ | ソフト・トップ シテイ ノ コウジョウ デ テンケン (白) | 「はい」 |
ソフト・トップがロックされていない場合に走行速度が 8 km/h を超えると、ウォーニング・メッセージ「ソフト・トップ ヲ ロックスル」 (赤) の表示に加えて警告音が鳴ります。この警告の出力は 10 秒に制限されています。この時間が経過すると警告音の出力がロックされ、以下の場合にのみ再度出力が許可されます:
• ターミナル 15 オフからターミナル 15 オンに切換え
• ソフト・トップのポジションの変化
• ソフト・トップ・コントロール・スイッチをアフタ・ロックの逆向きに操作
• アフタ・ロック (ソフト・トップ操作スイッチを「操作」から「未操作」に切り換えた後)
警告音は、ストップ・モードが解除された場合でも 20 秒間制御されます。この作動制御は、ストップ・モード解除の 15 秒前に始まります。
コンフォート・オープン走行の追加機能前提条件 (エアキャップ (コード 288) 装備)
• ターミナル 15 オン
• ソフト・トップが全開になっていること
• 車両スピード 160 km/h 未満 (操作の際)
フロント・ウインドウ上のウインド・ディフレクタとリヤ・ヘッドレストの間のウインド・バイザの収納 / 伸長は、車両スピードが 160 km/h になるまで可能です。車両スピードがそれ以上になると、ウインド・ディフレクタおよびウインド・バイザはそれまでのポジションに留まります。
エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットはターミナル 15 のターミナル・ステータスを車内 CAN を介してリヤ・コントロール・ユニットに送信します。
インストルメント・クラスタが車両スピードに関するインフォメーションを、車内 CAN を介してリヤ・コントロール・ユニットに送信します。
コンフォート・オープン走行の機能順序 (エアキャップ (コード 288) 装備)
ウインド・ディフレクタおよびウインド・バイザを使用すると、車内の気流 (風通し) が減少します。
ウインド・ディフレクタおよびウインド・バイザを格納または伸長するには、ソフト・トップ・コントロール・スイッチのウインド・バイザおよびウインド・ディフレクタ・ボタンを操作します。
2013 年 5 月 31 日以前:
リヤ・コントロール・ユニットはウインド・バイザおよびウインド・ディフレクタ・ボタンのステータスを直接読み取り、ウインド・ディフレクタ・アクチュエータおよびリヤ・ヘッドレスト・ドライブ・アクチュエータを制御します。
2013 年 6 月 1 日以降:
リヤ・コントロール・ユニットはウインド・バイザおよびウインド・ディフレクタ・ボタンのステータスを直接読み取り、リヤ・ヘッドレスト・ドライブ・アクチュエータを制御します。車両スピードが 40 km/h を超えると、さらにフロント・ウインドウ上のウインド・ディフレクタが伸長されます。車両スピードが 15 km/h を下回ると、ウインド・ディフレクタは自動的に再び収納されます。リヤ・コントロール・ユニットはウインド・ディフレクタ・アクチュエータを適切に制御します。
ウインド・ディフレクタおよびウインド・バイザのステータス (伸長 / 収納) は、ウインド・バイザおよびウインド・ディフレクタ・ボタンの 2 個のステータス LED (リヤ・コントロール・ユニットにより直接制御される) を介して運転者にフィードバックされます。
リヤ・ヘッドレスト・ボタンを操作することにより、ウインド・バイザをリヤ・ヘッドレストとともに引出し / 収納することができます。アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニット (トランスミッション 711、716 搭載) または左アンダ・オペレーティング・フィールド (トランスミッション 722.9、725 搭載) はリヤ・ヘッドレスト・ボタンのステータスをインストルメント・パネル LIN、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してリヤ・コントロール・ユニットに送信します。リヤ・コントロール・ユニットはそれを受けて、リヤ・ヘッドレスト・ドライブ・アクチュエータを作動させます。
ウインド・ディフレクタおよびウインド・バイザが伸長していて、その後ターミナル 15C がオフになると、ウインド・ディフレクタおよびウインド・バイザは収納されます (コンポーネント保護)。ターミナル 15 がオンになると、ウインド・ディフレクタおよびウインド・バイザは再び伸長します。ターミナル 15C をオフにした直後にウインド・バイザおよびウインド・ディフレクタ・ボタンを押すと、ウインド・ディフレクタおよびウインド・バイザが再び伸長します。
クリーニングの際には、ソフト・トップを閉じた状態でウインド・ディフレクタを伸長させることができます。このためにはパーキング・ブレーキを操作している必要があります。それからウインド・ディフレクタ・ネットを清掃します。
パーキング・ブレーキのステータスは、パーキング・ブレーキ・インジケータ・スイッチにより検出されます。フロント SAM コントロール・ユニットがパーキング・ブレーキ・コントロール・スイッチのステータスを直接読み取り、車内 CAN を介してリヤ・コントロール・ユニットに送信します。
リヤでシートベルトが装着されていると、リヤ・ヘッドレストおよびウインド・バイザは一番上のポジションに入ります。
参照文書
- gf7730p9997ca ソフト·トップ·システム構成部品の説明の一覧表