gf1400s3000ca

排気ガス浄化機能

種別 gf · トピック 14.00 · バージョン 0101 · 2015-08-12

適用: エンジン 607 モデル 415'

位置付け

機能グループ 1 エンジン › 14 エグゾースト・マニホールド、排気ブレーキ、排気ガス・クリーニング・システム › 14.00 一般 — シリーズ 415

エンジン/トランスミッションにも適用: 607 ***

GF14.00-S-3000CA

排気ガス浄化機能

24.7.15

エンジン

607 モデル 415

排気ガス浄化の機能前提条件の概要

• エンジン作動

• パティキュレート・フィルタ (DPF) 再燃焼のためのクーラント温度および排気ガス温度に達している

排気ガス浄化の概要

排気ガス・エミッションを削減する役割があります:

• 窒素酸化物 (NOx)

• 炭化水素 (HC)

• 一酸化炭素 (CO)

• カーボン粒子

以下の部分機能が排気ガス浄化をサポートします:

• パティキュレート・フィルタ

• EGR

CDI コントロール・ユニット (N3/9) によって行われるパティキュレート・フィルタ再燃焼は、特に以下のセンサのシグナルに応じて制御されます:

• 水温センサ (B11/4)

• EGR 温度センサ (B16/14)

• 温度センサ (触媒の前) (B19/7) (欧州公害規制「ユーロ 6、グループ 1」対応低公害車両 (コード MB6))

• パティキュレート・フィルタの前の温度センサ (B19/9)

• パティキュレート・フィルタ差圧センサ (B28/8)

• O2 センサ (触媒の前) (G3/2)

• O2 センサ (触媒の後) (G3/1) (欧州公害規制「ユーロ 6、グループ 1」対応低公害車両 (コード MB6))

排気ガス浄化の機能順序

排気ガス浄化について、以下の点を説明します:

• 酸化触媒の機能順序

• ヒータの機能順序

• パティキュレート・フィルタの機能順序

酸化触媒の機能順序

酸化触媒は、炭化水素 (HC) および一酸化炭素 (CO) を削減し、さらに DPF の再燃焼段階に必要な熱エネルギを後燃焼から発生させます。

ヒータの機能順序

CDI コントロール・ユニット (N3/9) はインジェクタ・ヒータ・モジュール (N33/2) を介して、クーラント回路内にあるクーラント・プレヒーティング・ヒータ・エレメント 1 (R10)、クーラント・プレヒーティング・ヒータ・エレメント 2 (R11)、クーラント・プレヒーティング・ヒータ・エレメント 3 (R12) およびクーラント・プレヒーティング・ヒータ・エレメント 4 (R13) の制御を行います。オルタネータ (G2) によりエンジン負荷が上昇し、クーラント回路にはこれによってさらに熱が加わります。

パティキュレート・フィルタの機能順序

パティキュレート・フィルタはプラチナ被膜の炭化珪素製セラミック・ハニカム・フィルタ・ボディです。パティキュレート・フィルタの前後のダクトは交互に開き、ハニカム・フィルタ・ボディの多孔性フィルタ・ウォールに隔てられています。

濾過前の排気ガスが酸化触媒を通過して、パティキュレート・フィルタの前側のダクトに流れ込み、ハニカム・フィルタ・ボディの多孔性フィルタ・ウォールを通して濾過され、後ろ側のダクトから出て行きます。浄化と濾過を終えた排気ガスは、エグゾースト・システムを通って排出されます。カーボン粒子はパティキュレート・フィルタのハニカム・フィルタ・ボディ内に蓄積されます。

CDI コントロール・ユニット (N3/9) は、差圧センサ (B28/8) によりパティキュレート・フィルタのカーボン粒子堆積状態を検知します。カーボン粒子堆積量が特性マップの基準値を超え、再燃焼の前提条件が満たされると、CDI コントロール・ユニット (N3/9) が再燃焼を開始します。そのためにフューエル・インジェクタ (Y76) の追加のアフタ・インジェクションおよびクーラント・プレヒーティング・ヒータ・エレメントの制御が行われます。温度センサ (パティキュレート・フィルタの前) (B19/9) は排気ガス温度をモニタします。

排気ガス温度が上昇すると、パティキュレート・フィルタに堆積しているカーボン粒子の大部分が燃焼されて二酸化炭素 (CO2) になります。

パティキュレート・フィルタ差圧センサ (B28/8) がパティキュレート・フィルタ前後のエグゾースト・プレッシャ・ラインを介してパティキュレート・フィルタ前後の排気ガス・プレッシャ差圧を測定します。差圧および CDI コントロール・ユニット (N3/9) が算出した排気ガス量をもとに、特性マップを介して、DPF 中のカーボン粒子堆積量が検知されます。

短距離走行によって中断された再燃焼は、複数の走行サイクルに分割されます。これにより、再燃焼に必要な温度まで上がる加熱モードに頻繁に切り換わるようになります。再燃焼は、バックグラウンドで行われるため、気づかないうちに進行します。
パティキュレート・フィルタに残る灰は、エンジン・オイルの燃焼残留物によって生じます。したがって、必ずロー・スラッジ・エンジン・オイルを使用します。

コモン·レール·ディーゼル·インジェクション (CDI) システム構成部品の一覧表

GF07.16-S-9997C

参照文書