インタークーラの図 |
1 | インタークーラ |
2 | EGR クーラ (水冷式) |
M16/6 | スロットル・バルブ・アクチュエータ |
Y27/7 | 低圧 EGR アクチュエータ |
Y27/8 | 高圧 EGR アクチュエータ |
A | ブースト・エア (未冷却) |
B | ブースト・エア (冷却済) |
C | 排気ガス (パティキュレート・フィルタの後) |
D | 冷却された排気ガス |
P09.41-2749-76
過給器の機能前提条件概要
• ターミナル 87M 「オン」 (エンジン・マネージメント「オン」)
• エンジン作動
過給器の概要
過給器により、シリンダ充填効率が改善されます。それによって、エンジン・トルクと出力が上昇します。
過給の際、排気ガスの流体エネルギはターボチャージャの駆動のために利用されます。
ターボチャージャはコンプレッサ・エア・インレットのエア・クリーナを介して外気を吸入し、これをコンプレッサ・エア・アウトレットを介してインタークーラ前のブースト・エア・パイプに送ります。
タービンの回転数が上がり、空気の流量が増加して、ブースト・エア・パイプ内の空気が圧縮されます。
圧縮され、その結果加熱されたブースト・エアは、ブースト・エア・パイプを介してインタークーラへ流れます。これがブースト・エアを冷却し、このエアをブースト・エア・パイプを介してシリンダ・ヘッドへ送ります。
スーパーチャージャは、ブースト・プレッシャ・コントロールによって制御されます。ブースト・プレッシャは、CDI コントロール・ユニット (N3/9) によって以下の値およびそれに付属する構成部品に応じて制御されます :
• ブースト・エア・プレッシャ温度センサ (B4/32)
• ホット・フィルム・エア・マス・センサ (B2/5)
• 吸気温度センサ (B2/5b1)
• 水温センサ (B11/4)
• 温度センサ (ターボチャージャの前) (B19/11)
• クランクシャフト・スピード・センサ (B70)、エンジン回転数用
• 燃料噴射量は、フューエル・インジェクタ (Y76) のインジェクション・タイムとレール内のフューエル・プレッシャによって決定されます。レールのフューエル・プレッシャは高圧フューエル・プレッシャ・センサ (B4/6) によって検出されます。
• 排気ガス・プレッシャ・センサ (B60)、エグゾースト・システム内の排気ガス・プレッシャ用
• 大気圧センサ (CDI コントロール・ユニットに内蔵)、周辺空気圧の検知用
ブースト・プレッシャ・コントロールの機能順序
ブースト・プレッシャ・コントロールは、エレクトロ・ニューマチック方式でブースト・プレッシャ・コントロール・バキューム・トランスデューサ (Y31/5) によって行われます。
ブースト・プレッシャ・アクチュエータは特性マップと負荷に応じて CDI コントロール・ユニットからブースト・プレッシャ・コントロールへ制御を行います。
このために、CDI コントロール・ユニットは以下のセンサ・シグナルを評価します :
• 水温センサ
• ブースト・エア・プレッシャ温度センサ
• 排気ガス・プレッシャ・センサ
• 高圧フューエル・プレッシャ・センサ
• クランクシャフト・スピード・センサ
全負荷モードでは、最大のブースト・プレッシャが形成されます。
ブースト・プレッシャ・アクチュエータのコントロール・ロッドによって、ターボチャージャのリード・ベーンの位置が調整されます。
可動式リード・ベーンは、排気ガスをタービン・ホイールに送出するギャップを変化させます。
これによりリード・ベーンは、タービン・ホイールに生じるガス・プレッシャを、要求されているブースト・プレッシャに適合させます。
ターボチャージャの回転数により、過給された空気の量およびそのブースト・プレッシャが決まります。
ブースト・プレッシャはブースト・エア・プレッシャ温度センサによって常時モニタされ、CDI コントロール・ユニットに伝送されます。
ターボチャージャの過負荷から保護するため、排気ガス温度がターボチャージャ前の温度センサにより、また排気ガス・プレッシャが CDI コントロール・ユニットの排気ガス背圧センサによりモニタされます。
熱による過負荷または機械的な過負荷のおそれがある場合は、ブースト・プレッシャが低下されます。
参照文書
- gf0716p9997orb コモン·レール·ディーゼル·インジェクション (CDI) システム構成部品の一覧表