GF07.61-P-4012MIS | ME 温度管理の機能 | 23.6.09 |
エンジン 272.9 モデル 221.0 /1 モデル·イヤー 2009 年
/変更年 2008 年以降
エンジン 273.9 モデル 216.3、221.0 /1 モデル·イヤー 2009 年
/変更年 2008 年以降
温度管理の機能前提条件概要
• ターミナル 87M 「オン」(エンジン·コントロール「オン」)
• エンジン「作動」
温度管理の概要
ME コントロール·ユニット (N3/10) により制御された温度管理は、エンジンの水温をコントロールします。 それにより、以下の長所が生じます:
– 速やかな作動温度到達
– CO 値の削減
– 燃料節約 (最大約 4 %)
– 暖房快適性の改善
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温度管理の制御は、以下のセンサおよびシグナルにしたがいます:
– ホット·フィルム·エア·マス·センサ (B2/5)、エンジン負荷
– インテーク·エア温度センサ (B2/5b1)
– クーラント温度センサ (B11/4)
– アクセル·ペダル·センサ (B37)、負荷変化速度 (運転者タイプが静かな走行またはスポーティな走行指向)
– クランクシャフト·スピード·センサ (B70)、エンジン回転数
– KLA コントロール·ユニット (N22/1)、車内 CAN (CAN B) およびシャーシ CAN (CAN E) 経由で外気温度およびエアコン·ステータス
– ESP コントロール·ユニット (N47-5) または回生ブレーキ·システム·コントロール·ユニット (N30/6) (ハイブリッドの場合)、シャーシ CAN を介して車両スピード
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温度管理の機能順序
温度管理は以下の部分機能から構成されます:
• ヒータ·システムのスイッチ·オフ (エンジン 272 の場合)
• 3 ディスク·サーモスタットの加熱
• ファン·コントロールの制御
ヒータ·システムのスイッチ·オフ (エンジン 272 の場合)
エンジンをすばやく加熱するために、ME コントロール·ユニットはヒータ·システムのクーラント回路をヒータ·システム·シャットオフ·バルブ (Y16/2) によりオフにします。
シャットオフ·バルブは、必要に応じて ME コントロール·ユニットによりグラウンド·シグナルを介して制御されます。 内蔵されているスプリングが開いたことにより、シャットオフ·バルブは無通電状態になります。
ヒータがオン (KLA コントロール·ユニットのステータス「ヒータ」) の場合は、常にヒータ·システム·シャットオフ·バルブが開いています。
3 ディスク·サーモスタットの加熱
ME コントロール·ユニットは作動条件に応じて (特性マップに応じて)、3 ディスク·サーモスタット·バルブ (Y110) 内のヒータ·エレメントをグラウンド·シグナルで制御します。 電源は、「ターミナル 87 M2」を通じて供給されます。
加熱することにより、サーモスタット内の 3 ディスク·サーモスタット·バルブが開きます。 スイッチ·オンの時間中、水温は 80 ∼ 100 °C に制御されます。
3 ディスク·サーモスタットは 4 つのポジションを占めます:
• フル·スロットル
• バイパス·モード
• ミックス·モード
• クーラ·モード
P20.10-2226-74
3 ディスク·サーモスタットのポジション
1 エンジンからのクーラント
2 エンジンに戻るクーラント
3 ラジエタへのクーラント
A フル·スロットル·ポジション
B バイパス·モード·ポジション
C ミックス·モード·ポジション
D クーラ·モード·ポジション
フル·スロットル
冷間始動時、3 ディスク·サーモスタット·バルブは加熱されません。 さらに、車両ヒータがオフの場合、ヒータ回路はヒータ·システム·シャットオフ·バルブによってオフになります。
すると、滞留しているクーラントが非常に速く加熱されます。 エンジンの前の熱交換器により、エンジン·オイルが加熱されます。
ただし、3 ディスク·サーモスタット·バルブのクロージング·ヘッドは約 3,500 rpm 以上の圧力に応じて (クーラント·ポンプの回転により)
開きます (バイパス·モード)。
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バイパス·モード
外気温度 12 °C 以上かつ水温約 45 °C 以上の場合、または水温約 70 °C 以上の場合、バイパス·モードに移行します。
バイパス·モードでは、3 ディスク·サーモスタット·バルブはほとんど加熱されず、クーラントの一部がエンジン回路に再び戻ります。 バイパス·モードは絞り弁による調節が可能で、それによってヒータはすばやく反応します。
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ミックス·モード
始動後に水温が最初に約 98 °C に達すると、ミックス·モードが作動可能となります。
ミックス·モードの場合、クーラントがラジエタとエンジン回路を通って流れるように 3 ディスク·サーモスタット·バルブが加熱されます。
3 ディスク·サーモスタット·バルブは部分負荷時には水温を約 100 °C に上昇させて制御します。
水温が臨界温度に達するのを防ぐため、上昇した水温は以下の条件のときに低下します:
– 吸気温度 38 °C 以上
– エンジン回転数 3,000 rpm 以上
– エンジン負荷 30% 以上
– スポーティ走行指向の運転者
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この場合、水温は外気温度に応じて低下します。 外気温度が
12 °C を下回ると約 90 °C に低下、外気温度が 12 °C を上回ると 80 °C に低下します。
クーラ·モード
冷却モードでは 3 ディスク·サーモスタットは常時加熱されます。 クーラントはラジエタを通ってのみ流れます。
水温が約 110 °C を超えている場合、3 ディスク·サーモスタット·バルブは加熱とは無関係に常時全開状態になります (エマージェンシ·オペレーション機能)。
水温が高すぎる場合には、ウォーニング·メッセージがインストルメント·クラスタ (A1) のマルチファンクション·ディスプレイ (A1p13) に表示されます。 そのために、ME コントロール·ユニットはシャーシ CAN およびメイン CAN (CAN F) を介して該当するシグナルをインストルメント·クラスタに送信します。
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ファン·コントロールの制御
ME コントロール·ユニットはコントロール装置付きエンジン / エアコン用エレクトリック·エア·インテーク·ファン (M4/7) を作動制御します。 このとき、ファンの基準回転数は、ME コントロール·ユニットのパルス幅変調シグナル (PWM シグナル) によって規定されます。
PWM シグナルのオン / オフ·レシオは 10 ∼ 90 % です。
この数値による作動は以下の通りです:
10 % ファン·モータ「オフ」
20 % ファン·モータ「オン」、最低回転数
90 % ファン·モータ「オン」、最高回転数
制御不良の場合、ファン·モータは最高回転数で回転します (ファンのエマージェンシ·オペレーション)。
KLA コントロール·ユニット (N22/1) は、エアコン·ステータスを車内 CAN およびシャーシ CAN を介して ME コントロール·ユニットに伝送します。
ファン·アフタ·ランニング
水温またはエンジン·オイル温度 (基準温度から算出) が所定の温度最大値を超えた場合、ファン·モータが「イグニッション·オフ」時で最大 5 分間アフタ·ランニングします。
ファン·アフタ·ランが行われている場合、PWM シグナルのオン / オフ·レシオは最大 40 % です。
その際、バッテリ電圧が下がりすぎると、アフタ·ランニングは作動しないようになります。
参照文書
- gf0761p6000meh ME コントロール·ユニットの構成部品の説明
- gf0761p6000mis ME コントロール·ユニットの構成部品の説明
- gf0761p6000mls ME コントロール·ユニットの構成部品の説明
- pe0761p279197cab 温度管理電気システムの機能説明図
- pe0761p279197sab 温度管理電気システムの機能説明図