gf0710p1003orb

燃料供給の機能

種別 gf · トピック 07.10 · バージョン 0100 · 2014-06-26

適用: エンジン 626 モデル 205'

位置付け

機能グループ 1 エンジン › 07 混合気生成 › 07.10 エレクトロニック・エンジン・タイミング/エンジン・コントロール — シリーズ 205

エンジン/トランスミッションにも適用: 626 ***

GF07.10-P-1003ORB

燃料供給の機能

12.6.14

エンジン

626 モデル 205

燃料供給の機能前提条件概要

• ターミナル 15 (イグニッション「オン」)

• ターミナル 87 (エンジン・マネージメント「オン」)

燃料供給の概要

燃料供給システムは、あらゆる作動条件下で、ろ過された燃料を充分な量および圧力で、フューエル・タンクからフューエル・インジェクタ (Y76) へと供給します。

燃料供給の機能順序

燃料供給の機能順序を以下の項目に分けて説明します :

• フューエル・ポンプ制御の機能順序

• 燃料低圧回路の機能順序

• 燃料高圧回路の機能順序

• セーフティ・フューエル・シャットオフの機能順序

フューエル・ポンプ制御の機能順序

フューエル・ポンプ (M3) をオンにするために、CDI コントロール・ユニット (N3/9) はシグナル「フューエル・ポンプ、オン」をフューエル・ポンプ・コントロール・ユニット (N118) に送信します。このシグナルは、予備セーフティとして CDI コントロール・ユニットからドライブ CAN (CAN C1) を介して CAN シグナルとして、またグラウンド・シグナルとして伝送されます。さらに、フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットは CAN シグナル「燃料基準圧力」を CDI コントロール・ユニットから受信します。

燃料供給の機能

フューエル回路の概要図

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フューエル高圧ポンプ

B4/6

高圧フューエル・プレッシャ・センサ

B4/7

フューエル・プレッシャ・センサ

B50

フューエル温度センサ

M3

フューエル・ポンプ

R54/1

フューエル・フィルタ・ヒータ・エレメント

Y76

フューエル・インジェクタ

Y94

ボリューム・コントロール・バルブ

A

浄化されていない燃料

B

加熱され浄化された燃料

C

濃縮された燃料

D

燃料リターン

P47.00-2237-76

燃料低圧回路の機能順序

燃料低圧回路は、以下の構成部品で構成されています :

• フューエル・タンク

• フューエル・ポンプ

• フューエル・ライン

• フューエル・フィルタ

• ボリューム・コントロール・バルブ

• フューエル高圧ポンプ (低圧側)

• フューエル温度センサ

フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットはフューエル・プレッシャ・センサ (B4/7) からの電圧シグナルにより最新のフューエル・プレッシャを検知し、このインフォメーションをドライブ CAN 経由で CDI コントロール・ユニットに送信します。

フューエル・ポンプ・コントロール・ユニットは現在のフューエル・プレッシャを評価して、この値を燃料基準圧力に調整し、実測値が基準値と一致するようにパルス幅変調シグナルでフューエル・ポンプを制御します。制御時は、フューエル・ポンプが燃料をフューエル・フィード・モジュールから吸引し、フューエル・フィルタを通してフューエル高圧ポンプに供給します。燃料の需要に応じて、フューエル高圧ポンプに内蔵されているプレッシャ・リミッタ・バルブを介してフューエル・プレッシャが約 5.0 bar に制御されます。

さらに、燃料温度を低く維持するために、ボリューム・コントロール・バルブはエンジン作動ポイントに応じてフューエル高圧ポンプ (フィード・ポンプ) への燃料の流れをコントロールします。

あふれた燃料と不要な燃料はリターン・ラインからフューエル・タンクへ戻されます。

フューエル・プレヒータ

外気温度が低い場合でも燃料の流動性を確保できるよう、ヒータ・エレメントが取り付けられています。フューエル・フィルタ・ヒータ・エレメントは、CDI コントロール・ユニットにより通電され、フューエル・フィルタ前の燃料を加熱します。

燃料供給の機能

燃料高圧システムの図

19

フューエル高圧ポンプ

B4/6

高圧フューエル・プレッシャ・センサ

Y76

フューエル・インジェクタ

Y94

ボリューム・コントロール・バルブ

P07.16-4125-76

燃料高圧回路の機能順序

燃料高圧回路は、以下の構成部品で構成されています :

• フューエル高圧ポンプ

• レール

• 高圧ライン

• 高圧フューエル・プレッシャ・センサ

• フューエル・インジェクタ

フューエル高圧ポンプはアクセル・ペダル・センサ (B37)、エンジン回転数、およびフューエル温度に応じて、レールに燃料を供給します。

燃料はレールから高圧ラインを経由して、フューエル・インジェクタに達します。フューエル・インジェクタは、燃料を細かく噴霧して噴射します。CDI コントロール・ユニットは、各作動状態における、シリンダ別の燃料噴射量を特性マップに従って算出します。燃料噴射量は、レールのフューエル・プレッシャとフューエル・インジェクタの制御時間によって異なります。

レール内のフューエル・プレッシャはボリューム・コントロール・バルブによって制御されます。レール内の実際のフューエル・プレッシャは高圧フューエル・プレッシャ・センサによって検知され、最大 1,600 bar に制限されます。フューエル温度はフューエル温度センサによって検出されます。両方のインフォメーションは、常に CDI コントロール・ユニットに転送されます。

セーフティ・フューエル・シャットオフの機能順序

交通安全および乗員の安全を確保するために、セーフティ・フューエル・シャットオフが行われます。

CDI コントロール・ユニットは、セーフティ・フューエル・シャット・オフを以下のセンサおよびシグナルに基づき制御します :

• クランクシャフト・スピード・センサ (B70)、エンジン回転数

• 補助レストレイント・システム・コントロール・ユニット (N2/10)、直接クラッシュ・シグナル

• 補助レストレイント・システム (SRS) コントロール・ユニット、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットへのユーザ・インタフェース CAN (CAN-HMI) およびエンジン CAN (CAN C) 経由で間接クラッシュ・シグナル

セーフティ・フューエル・シャット・オフは以下の条件下で CDI コントロール・ユニットにより作動します :

• エンジン・スピード・シグナルの故障

• クラッシュ・シグナル

エンジン・スピード・シグナルの故障

CDI コントロール・ユニットによって生成されるエンジン・スピード・シグナルがない場合は、フューエル・ポンプが作動停止します。

クラッシュ・シグナル

CDI コントロール・ユニットは、クラッシュ・シグナルをエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットへのユーザ・インタフェース CAN およびエンジン CAN 経由で間接的に、または補助レストレイント・システム (SRS) コントロール・ユニットから直接受信すると、フューエル・システムを無圧状態にするため、フューエル・ポンプとボリューム・コントロール・バルブをオフにし、フューエル・インジェクタを短時間制御します。

燃料供給電気システムの機能説明図

PE07.10-P-2703-97FBF

セーフティ・フューエル・カットオフの電気システムの機能説明図

PE07.10-P-2733-97FBF

コモン·レール·ディーゼル·インジェクション (CDI) システム構成部品の一覧表

GF07.16-P-9997ORB

参照文書