イグニッション「オン」の機能前提条件概要
• ターミナル 30
イグニッション「オン」の概要
イグニッション・オンのとき、CDI コントロール・ユニット (N3/9) のエンジン・コントロールはオンになり、エンジンは始動を準備します。
イグニッション「オン」の機能順序
イグニッション・オンでエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット (N73) から、車内 CAN (CAN B)、フロント SAM コントロール・ユニット (N10/6) およびリレー (ターミナル 15 エンジン・ルーム) (K40/8kG) 経由でバッテリ電圧を「ターミナル 30」から「ターミナル 15」へ伝送します。CDI コントロール・ユニットに「ターミナル 15」電圧がかかると、リレー (ターミナル 87M) (K40/8kN) はグラウンド・シグナルによって制御されます。これによりリレーはそのパワー・コンタクトを閉じ、「ターミナル 30」の電圧は該当するヒューズにしたがい、「ターミナル 87」として CDI コントロール・ユニットおよびエンジン・マネージメントの該当するセンサとアクチュエータに伝送されます。「ターミナル 87」に電圧がかかると、エンジン・コントロールはオンになり、CDI コントロール・ユニットのアウトプット・ステージ・ドライバはリレー (ターミナル 87M) の制御を引き続き行います。「ターミナル 31」のアースは、電装品用バッテリ (G1) からアース・ポイント (バッテリ) (W10) および複数のアース・ケーブルを介してアース・ポイント (ランプ・ユニット横、右前方) (W2) に接続されています。
エンジン・マネージメント・オンで、CDI コントロール・ユニットによって以下の機能が実行されます :
• オーバーフロー防止のために、フューエル・ポンプ (M3) はドライブ CAN (CAN C1) およびフューエル・ポンプ・コントロール・ユニット (N118) 経由で制御されます (車両ロック解除後、初回のイグニッション「オン」の場合のみ)。
• インストルメント・クラスタ (A1) では、点検のために、エンジン・ダイアグノシス・インジケータ・ランプ・アイコン (A1e58) が CDI コントロール・ユニットによってドライブ・トレイン・コントロール・ユニット (N127)、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット、エンジン CAN (CAN C)、シャーシ FlexRay (Flex E) およびユーザ・インタフェース CAN (CAN HMI) 経由で制御されます。
• エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットとドライブ・トレイン・コントロール・ユニット (ターミナル 50 シグナルおよびスタート OK) とのデータ交換はシャーシ FlexRay およびエンジン CAN 経由で行われます。
• ドライブ LIN (LIN C1) を介した予熱アウトプット・ステージ (N14/3) の制御。その後予熱アウトプット・ステージはグロー・プラグ (R9) をプラス側で制御します。エンジン CAN、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット、シャーシ FlexRay、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット、ユーザ・インタフェース CAN およびインストルメント・クラスタ経由でプレグロー・インジケータ・ランプ・アイコン (A1e16) が制御されます。
• CDI コントロール・ユニットの故障メモリは、ダイアグノシス・ソケット (X11/4) を介して読出しおよび消去することができます。
• ダイアグノシスは Xentry Diagnostics により、ダイアグノシス CAN (CAN D) およびダイアグノシス・ソケットを介して行なうことができます。
• スロットル・バルブ・アクチュエータ (M16/6) はリターン・スプリング (スロットル・バルブのポジションによって) を点検し、必要に応じてアクチュエータ・アダプションを行います。
参照文書
- gf0716p9997orb コモン·レール·ディーゼル·インジェクション (CDI) システム構成部品の一覧表