ar4625w1100a

ステアリングの定格圧力点検

種別 ar · トピック 46.25 · バージョン 0100 · 2020-03-31

適用: モデル 950.0/1/2, 952.0/1/2, 953.1, 954.0/1/2, 957 ステアリング・ギヤ 765.889 装備 メルセデス・ベンツ/ThyssenKrupp社ステアリング モデル 970, 972, 974, 975, 976 ステアリング・ギヤ 765.861 装備 メルセデス・ベンツ/ThyssenKrupp社ステアリング

位置付け

機能グループ 2 シャーシ › 46 ステアリング › 46.25 ハイドロリック / エレクトロ・ハイドロリック・ステアリング — シリーズ 950(モデル 0**, 1**, 2**) · シリーズ 952(モデル 0**, 1**, 2**) · シリーズ 953(モデル 1**) · シリーズ 954(モデル 0**, 1**, 2**) · シリーズ 957 · シリーズ 970 · シリーズ 972 · シリーズ 974 · シリーズ 975 · シリーズ 976

EinPAS 22 ステアリング › 22.15 パワーステアリング › 22.15.5 パワーステアリング全体 — シリーズ 950(モデル 0**, 1**, 2**) · シリーズ 952(モデル 0**, 1**, 2**) · シリーズ 953(モデル 1**) · シリーズ 954(モデル 0**, 1**, 2**) · シリーズ 957 · シリーズ 970 · シリーズ 972 · シリーズ 974 · シリーズ 975 · シリーズ 976

エンジン/トランスミッションにも適用: 765 861, 765 889

AR46.25-W-1100A

ステアリングの定格圧力点検

04.11.2019

モデル

950.0/1/2, 952.0/1/2, 953.1, 954.0/1/2, 957 ステアリング・ギヤ 765.889 装備

メルセデス・ベンツ/ThyssenKrupp社ステアリング

モデル

970, 972, 974, 975, 976 ステアリング・ギヤ 765.861 装備

メルセデス・ベンツ/ThyssenKrupp社ステアリング

ステアリングの定格圧力点検

1

ステアリングリミットバルブ(左ステアリングアングル)

2

ステアリングリミットバルブ(右ステアリングアングル)

3

ロック

4

スプリングロックワッシャ

5

ボルト

6

スクリュプラグ

7

シールリング

8

プレッシャゲージ

9

ホース

10

テストコネクタ

11

プレッシャリミッタバルブ

W46.25-1083-06

危険

リフト・アップする際に、車両がリフトからずり落ちたり、傾いたりすることによって、生命の危険があります。

車両は、必ず自動車製造会社規定のマウンティングポイントで、リフトアップします。

AS00.00-Z-0032-01A

警告

エンジン作動中に車両がひとりでに動き出す危険があります。 スタート時または作動中のエンジンに接触すると、巻き込まれて負傷をする、または火傷をする危険があります。

不意に発進しないように車両を固定します。身体にフィットした作業着を着用します。熱を持った部分や作動している部分に触れないようにしてください。

AS00.00-Z-0005-01A

警告

ハイドロリック·オイルはまちがって飲用したり、皮フへ付着したりすると危険です。

システムに高圧がかかっている場合は、点検・修理の前に必ずシステムから圧力を逃がします。保護衣類および保護眼鏡を着用して作業を行います。

AS00.00-Z-0013-01A

警告

高圧で噴出するステアリング·オイルによって目を負傷する危険があります。 ステアリング·オイルを誤って飲み込むと、中毒を起こす危険があります。

ハイドロリックステアリングリミットの調整ボルトは、3回転以上締め付ける必要があります。保護手袋、保護衣類および保護眼鏡を着用して作業を行います。

AS46.00-Z-0001-01A

警告

操舵するアクスルの可動範囲にとどまると、 挟み込まれて負傷する危険があります

ステアリングを回す際、操舵されるすべてのアクスルの可動範囲に人や物がないよう注意してください。エンジン作動時に補助ステアリング・アクスルの可動範囲に立ち入らないようにしてください。

AS46.00-Z-0002-01A

警告

高圧がかかると高温のハイドロリック・オイルが飛び散り 、皮膚や目に入って負傷する危険があります。高温のハイドロリック・オイルによって、 熱くなった構成部品に接触すると火傷する危険があります。ハイドロリック・オイルを誤って飲用すると中毒を起こす 危険があります

プレッシャ・ゲージやテスタに技術的変更を加えてはいけません。プレッシャ・ゲージまたはテスタは使用前に必ず機械的損傷がないか点検してください。テスタを接続する際はフロー・チャートに注意します。保護手袋、保護衣類および保護眼鏡を着用して作業を行います。

AS46.00-Z-0003-01A

警告

走行時の車載ダイアグノシス機器による事故および負傷の危険

パワー・ステアリング・ポンプの吐出量とオイル・プレッシャまたはプレッシャ・ゲージの点検用のテスタは、決して走行中に使用しないでください。

AS58.40-Z-0001-01B

警告

ドライバ·キャビンを傾ける際、手や指が挟みこまれ、怪我をする危険があります。

ドライバキャビンのチルト中は、チルト範囲に人が立ち入ってはいけません。ドライバキャビンは常にエンドポジションまでチルトさせ、セーフティストラットでロックします。

AS60.80-Z-0001-01A

部品注意事項

リフト·アップおよびジャッキ·アップに関する注意事項

AH00.60-N-0100-01B

部品注意事項

整備および修理作業の注意事項

AH46.20-N-0001-01H

部品注意事項

ドライバ·キャビンのチルトに関する注意事項

AH60.80-N-0003-01A

異なる作用長の差込み、接続用ツールを使用する場合の 締付けトルク算出のための注意事項

AH00.00-P-0015-01CW

点検

1.1

車両をレベルコントロールシステムシステム操作ユニットで走行レベルにします。

フロントアクスルエアサスペンション(コードA00)装備車の場合

1.2

できるだけ重量超過の状態になるよう、車両に積載します。

フロントアクスルエアサスペンション(コードA00)非装備車の場合

フロントアクスルの負荷が少なすぎる場合、ステアリングの運動学により、ステアリングリミットの調整圧力に届かない、または設定できない場合があります。

2

前輪を車両直進位置にします。

3

車両を動かないように固定します。

4

ホイールが自由に回転できるようになるまで、車両をフロントアクスルのところでリフトアップします。

5

サービスフラップを開きます。

6

ドライバキャビンをチルトします。

7

スクリュプラグ (6) をシールリング (7) とともに外します。

流出するオイルを適切な容器に受けます。

8

テストコネクタ (10) を取り付けます。

テストコネクタ (10) は部品番号 A     942 3510069 により注文できます。

ステアリング・ギヤに取り付けるテスト・コネクタ

*BA46.20-N-1015-01FA

9

ホース (9) をプレッシャゲージ (8) に接続します。

プレッシャ・ゲージ

*000589062100

ホース

*400589019100

10

テストコネクタ (10) からキャップを取り外します。

11

ホース (9) をテストコネクタ (10) に接続します。

12

ステアリングギアオイルレベルを点検し、必要に応じて修正します。

ステアリングギアオイル (ATF)

*BF46.00-N-1001-01E

13

ロック (3) を取り外し、両方のステアリングリミットバルブ(1、2)をストッパまでステアリングギアにねじ込みます。

ステアリング・ギヤ・センタ・ポジションのエンド・リミット・バルブ点検用

*BA46.20-N-1003-01FA

14

ドライバキャビンを元に戻します。

ホース (9) とプレッシャゲージ (8) がはさまらないよう注意します。

15

エンジンを始動させて、アイドルスピードで回転させます。

16

ステアリング内のステアリングギア油温が約50 °Cに達するまで、ステアリングを通常の手の力で左右に数回わまします。


ステアリングホイールをまわし機械的ストッパに対抗して力を掛け続けるのは短時間(5秒以内)だけにします。 
これを行わない場合、ステアリングが損傷するおそれがあります。

17

ステアリングホイールを通常の手の力で機械的ストッパまで左へ回し、圧力をプレッシャゲージ (8) で読み取り、ステアリングホイールを再び放します。


ステアリングホイールをまわし機械的ストッパに対抗して力を掛け続けるのは短時間(5秒以内)だけにします。 
これを行わない場合、ステアリングが損傷するおそれがあります。

18

測定した圧力をメモします。

19

ステアリングホイールを通常の手の力で機械的ストッパまで右へ回し、圧力をプレッシャゲージ (8) で読み取り、ステアリングホイールを再び放します。


ステアリングホイールをまわし機械的ストッパに対抗して力を掛け続けるのは短時間(5秒以内)だけにします。 
これを行わない場合、ステアリングが損傷するおそれがあります。

20

測定した圧力をメモします。

21

前輪を車両直進位置にします。

22

エンジンを切る。

23

メモした圧力を規定の定格圧力と比較します。

定格圧力(=ステアリングギア内のプレッシャリミッタバルブのカットオフプレッシャ)

*BE46.25-N-1003-01C

両方の圧力が同じで、規定の定格圧力の場合、

↓

パワーステアリングポンプまたは機械的コンポーネントの不具合の原因を探します(プレッシャリミッタバルブ (11) およびステアリングギアのシールは正常です)。

一方の圧力が規定の定格圧力を下回っているが、もう一方の圧力が規定の定格圧力の場合、

↓

ステアリングギアを交換します(パワーステアリングポンプおよびプレッシャリミッタバルブ (11) は、不具合の原因として除外できます)。


モデル950.0/1/2、952.0/1/2、953.1、954.0/1/2ステアリングギア765.889装備、 デル970、972、974、975、976ステアリングギア765.861装備

AR46.20-W-0500A


モデル957ステアリングギア765.889装備

AR46.20-W-0500D

両方の圧力が同じだが、規定の定格圧力から外れている場合、

↓

プレッシャリミッタバルブ (11) を交換し、点検を繰り返します。

ステアリング・ギヤに取り付けるプレッシャ・リミッタ・バルブ

*BA46.20-N-1007-01FA

プレッシャリミッタバルブ (11) の交換後、両方の圧力が同じだが、規定の定格圧力を下回っている場合、

↓

パワーステアリングポンプの吐出量およびオイルプレッシャを点検します(パワーステアリングポンプの不具合を除外するため)。


AR46.30-W-3100A

パワーステアリングポンプの吐出量およびオイルプレッシャが正常な場合、

↓

ステアリングギアを交換します。


モデル950.0/1/2、952.0/1/2、953.1、954.0/1/2ステアリングギア765.889装備、 デル970、972、974、975、976ステアリングギア765.861装備

AR46.20-W-0500A


モデル957ステアリングギア765.889装備

AR46.20-W-0500D

24

前輪を、ターニングラジアスゲージの中央に位置決めします。

AR00.60-W-2000-01H

25

ハイドロリックステアリングリミットを調整し、ロック (3) を取り付けます。

AR46.20-W-1100-01A

スプリングロックワッシャ (4) を交換します。

ステアリングリミット調整圧力

*BE46.20-N-1001-01FA

ステアリング・ギヤ・センタ・ポジションのエンド・リミット・バルブ点検用

*BA46.20-N-1003-01FA

ステアリング・ギヤに取り付けるステアリング・リミッタ・バルブのロック

*BA46.20-N-1005-01FA

プレッシャ・ゲージ

*000589062100

ホース

*400589019100

26

ドライバキャビンをチルトします。

27

ホース (9) をテストコネクタ (10) から取り外します。

流出するオイルを適切な容器に受けます。

28

キャップをテストコネクタ (10) に取り付けます。

29

ホース (9) をプレッシャゲージ (8) から取り外し、すべての接続口を塞ぎます。

30

テストコネクタ (10) を取り外します。

流出するオイルを適切な容器に受けます。

31

スクリュプラグ (6) を新しいシールリング (7) とともに取り付けます。

テスト・コネクタを、ステアリング・ギヤに取り付けるロック・ボルト

*BA46.20-N-1004-01FA

32

ステアリングギアオイルレベルを点検し、必要に応じて修正します。

ステアリングギアオイル (ATF)

*BF46.00-N-1001-01E

33

ドライバキャビンを元に戻します。

34

サービスフラップを閉じます。

35

フロントアクスルのところで車両をリフトアップし、すべてのターニングラジアスゲージを取り除き、車両を再び地面におろします。

36

テスト走行を実行します

テスト走行中に、車両のすべてのステアリング特性を点検します。

37

ステアリングギアの気密性を点検します。

目視点検

ステアリングギアの点検値

番号

名称

ステアリングギア765.861/889

BE46.20-N-1001-01FA

ステアリングリミット調整圧力

基準値

bar

50 (±10)

エンジン回転数

1/min

1400...1500

ハイドロリックステアリングの点検値

番号

名称

ステアリングギア765.861/889

BE46.25-N-1003-01C

定格圧力(=ステアリングギア内のプレッシャリミッタバルブのカットオフプレッシャ)

bar

140 (+10)

ステアリングギア

番号

名称

ステアリングギア765.861

ステアリングギア765.889

BA46.20-N-1003-01FA

ステアリング・ギヤ・センタ・ポジションのエンド・リミット・バルブ点検用

Nm

≤ 5

≤ 5

ステアリングギア

番号

名称

ステアリングギア765.861

ステアリングギア765.889

BA46.20-N-1004-01FA

テスト・コネクタを、ステアリング・ギヤに取り付けるロック・ボルト

Nm

18

18

ステアリングギア

番号

名称

ステアリングギア765.861

ステアリングギア765.889

BA46.20-N-1005-01FA

ステアリング・ギヤに取り付けるステアリング・リミッタ・バルブのロック

Nm

13

13

ステアリングギア

番号

名称

ステアリングギア765.861

ステアリングギア765.889

BA46.20-N-1007-01FA

ステアリング・ギヤに取り付けるプレッシャ・リミッタ・バルブ

Nm

80

80

ステアリングギア

番号

名称

ステアリングギア765.861

ステアリングギア765.889

BA46.20-N-1015-01FA

ステアリング・ギヤに取り付けるテスト・コネクタ

Nm

14

14

ステアリング

番号

名称

ステアリングギア765.86

ステアリングギア765.889

BF46.00-N-1001-01E

ステアリングギアオイル (ATF)

容量

Liter

≈ 2,5

≈ 3

シート

BB00.40-P-0236-02A

BB00.40-P-0236-02A

シート

BB00.40-P-0236-03A

BB00.40-P-0236-03A

シート

BB00.40-P-0236-06A

BB00.40-P-0236-06A

シート

BB00.40-P-0236-07A

BB00.40-P-0236-07A

ステアリングの定格圧力点検
ステアリングの定格圧力点検

400 589 01 91 00

ホース

000 589 06 21 00

プレッシャ・ゲージ

参照文書