ad0000d200301a

ハンド·ヘルド·テスタ (HHT) 使用上の注意事項

種別 ad · トピック 00.00 · バージョン 0101 · 2003-06-06

適用: モデル 901, 902, 903, 904'

位置付け

機能グループ 0 全般 › 00 車両全般 › 00.00 一般 — シリーズ 901 · シリーズ 902 · シリーズ 903 · シリーズ 904

EinPAS 25 車両電源回路/ネットワーク/マルチファンクション › 25.15 ネットワーク/マルチファンクション › 25.15.1 基本情報 — シリーズ 901 · シリーズ 902 · シリーズ 903 · シリーズ 904

AD00.00-D-2003-01A

ハンド·ヘルド·テスタ (HHT) 使用上の注意事項

各ダイアグノシスの説明の「点検の前提条件」の章に記載されている、各システムの仕様の違いを確認します。

一般注意事項

HHT の操作にあたり以下のことに注意してください:

HHT は車両のバッテリ電圧 12 V 用に設計されています。たとえば 100 Vの電源回路に接続してはいけません。作動温度は –20 °C ∼ +60 °C、保管温度は –30 °C ∼ +80 °C です。

HHT の機能に影響を及ぼすことがあるので、周辺に強力な電磁場(電気溶接機など)がないように注意してください。HHT を走行中に使用する場合には、マルチプレクサのケ一ブルがドライバのレッグ·ル一ム内に入らないように取り回します。

走行中の測定値の読取りは助手がおこないます。

テスト·モジュ一ルを差し込むにはモジュ一ル·フラップをロック解除して開き、テスト·モジュ一ルをダクト内に挿入します。

-----------------------------------------------------------------------------------------

HHT の取り扱いは正しくおこなわなくてはなりません。ガソリン、ブレ一キ·オイルなどの腐食性の液体には注意し、また水がかからないように注意してください。

充電池のみを使用し、バッテリは使用しないでください!

接続図にしたがったハンド·ヘルド·テスタの接続

ハンド·ヘルド·テスタ用の電源供給は 12 V の車両バッテリ回路を介しておこなわれます。

ハンド·ヘルド·テスタはマルチプレクサを使用して車両内のダイアグノシス·ソケットに接続します。HHT と車両のダイアグノシス·ソケットとの接続、切離しは必ずイグニッションがオフの時におこないます。

ピット内または車両リヤ部での作業用として延長ケ一ブル (4.5 m)が用意されています。

-----------------------------------------------------------------------------------------

ブザ一

HHT にはブザ一が取り付けてあります:

高音 - 故障メッセ一ジ (例、テスト·モジュ一ルが差し込まれていない)

中音 - ボタンによるインプットの確認

低音 - 現在ある故障の検知

-----------------------------------------------------------------------------------------

HHT システムの機能

開始画面のボタン F1 の操作により HHT システム·メニュ一が表示されます。ここでは HHT 自体に関する調整および機能操作が可能です。「リタ一ン」ボタンを押すと開始画面に戻ります。

-----------------------------------------------------------------------------------------

ボタン

ファンクション·キ一 F1 ∼ F4 は、該当ボタンが機能に割り当てられている場合、ディスプレイのこのボタン上の内容を選択するの使用します (例、ハイ、イイエ) 。

「リタ一ン」キ一は、作動を終了する、または前メニュ一に戻ることが可能である場合に表示されます。

「前にペ一ジを送る」または「後にペ一ジを送る」ボタンにより次の画面または前の画面に順番に移動できます。

上向きまたは下向きカ一ソル·ボタンで、選択メニュ一のカ一ソルを様々なメニュ一·ポイントに置くことができます。

現在未使用のボタンです。

プリンタ·ボタン(HHT はプリンタに接続されている)

その時々の状況に対するヘルプ情報が読出し可能である場合には、説明テキスト表示用「ヘルプ」ボタンがアクティブになります。コントロ一ル·ユニット·バ一ジョンはメニュ一·システムの「ヘルプ」ボタンを介して読み出すことができます。

「実行」キ一(入力の確認または先に進める)

テン·キ一(0 ∼ 9)およびピリオド(·)はデ一タ誤入力時の数値入力およびカ一ソルのセットに使用されます。

メルセデス · ベンツ

6511 5600 XX

バ一ジョン X.X

注文番号およびバ一ジョン

開始画面

HHT を車両に接続してから約 5 秒後に表示されます。

「実行」キ一 ( ) の操作によりテスト·プログラムが開始します。

HHT の使用に関するその他の情報はすべてディスプレイに表示されます。

JA

NEIN

F1

F2

F3

F4

?

8

4

1

2

0

.

7

9

5

6

3

?

コントロ一ル·ユニット·バ一ジョン

メニュ一「機能」の項目「コントロ一ル·ユニット·バ一ジョン」で、どのコントロ一ル·ユニットが車両に取り付けてあるか点検することができます。

HHT ディスプレイに表示される MB ナンバでは、ABS/ABD などいくつかのシステムについては数字ポジション 4、5 および 6 が表示されませんが ( - - - )、これらは必要な場合には直接、コントロ一ル·ユニットで読み取れます。

故障メモリ

個々のコントロ一ル·ユニットを点検するには、メニュ一「機能」の呼出し後、項目「故障メモリ」を選択します。これによりコントロ一ル·ユニットにファイルされている故障コ一ドの番号が対応する故障テキストと一緒に表示されます。

故障の検知と故障のメモリは次のように区別されます:

• 現在、故障がある (現在の故障)

• 故障はあったが、もはやない (メモリされている故障)

-----------------------------------------------------------------------------------------

- 故障メモリには一時的に発生する故障、たとえば接触不良 (断線/ショ一トなど) もメモリされます。

- 故障メモリにはその故障原因はすでに除去されているが、故障コ一ドは消去されていない故障番号も含まれていることがあります。

実測値

その他の故障診断のために実測値が必要である場合には、メニュ一「機能」の項目「実測値」を選択します。これにより、点検すべきコントロ一ル·ユニットに関する、HHT で使用できるすべての実測値が、対応する実測値番号と一緒に表示されます。

操作

HHT により車両内の特定のアクチュエ一タを制御するには、メニュ一「機能」の項目「操作」を選択します。

原則として、すべての操作において安全規定を遵守します。

さらに、エンジン作動状態でのすべての作業ではパ一キング·ブレ一キを作動させ、車両が動き出さないようにします。

-----------------------------------------------------------------------------------------

ショ一ト·テスト

ショ一ト·テストの役割は、車両に取り付けられたコントロ一ル·ユニットを検出し、ショ一ト·テストが実施される時点にコントロ一ル·ユニットの略号およびコントロ一ル·ユニットの故障メモリ内容をメモリすることです。ショ一ト·テスト中にメモリされるこの故障メモリの内容は、「ショ一ト·テストの結果」と呼ばれます。

「ショ一ト·テストの結果」は、仮にコントロ一ル·ユニット内で故障メモリが消去された場合でも、HHT が車両に接続されている間、保持されています。車両に取り付けられているすべてのコントロ一ル·ユニットの故障メモリは、メニュ一「ショ一ト·テスト結果」の中の機能「全システムの故障メモリの消去」を呼び出すことにより、または新しいショ一ト·テストを実施することによって消去されます。

ショ一ト·テスト中は、システムあるいは機能メイン·グル一プの故障の有無は、以下の記号で識別されます。

−F− 故障のあるシステムあるいは機能メイン·グル一プの識別表示

−!− 故障がある、または車両に取り付けられていないシステム、あるいは機能メイン·グル一プの識別表示

−√− 正常なシステムあるいは機能メイン·グル一プの識別表示

-----------------------------------------------------------------------------------------

ショ一ト·テストの際に、車両に取り付けられたコントロ一ル·ユニットがメニュ一「ショ一ト·テスト」で表示されない場合には、該当するコントロ一ル·ユニットのダイアグノシス·ソケットへのダイアグノシス配線を点検します。

次の場合、システムは正常です

- システムが接続されている、および

- システムが応答する、および

- システム内の故障メモリに故障がメモリされていない。

次の場合、システムには故障があります

- 標準装備となっているが、接続されていない、

または

- 接続されているが、交信テストに応答しない、または

- 故障メモリに故障がメモリされている。

-----------------------------------------------------------------------------------------

HHT 使用上の注意事項

HHT 画面の記号

⌈ ⌉ : ショ一ト

⌈ ⌉ – : ア一スへのショ一ト

⌈ ⌉ + : プラスへのショ一ト

–//– : 断線

, : ソケット

, : プラグ

: ブリッジ接続

: プラグ

−F− : 故障のあるシステムあるいは機能グル一プの識別表示

−√− : 正常なシステムあるいは機能グル一プの識別表示

=> : 参照 (実測値、関連デ一タなど)

「現在の故障」および「メモリされた故障」の場合には選択された故障コ一ドが反転文字表示されます。

実測値

操作

故障関連デ一タ

ダイアグノシス·マニュアル