全体
モデル C292 により、メルセデス・ベンツは今後、贅沢なスポーツ・ユーティリティ・クーペ (SUC) の分野でも車両の提供を行います。何よりもクーペ風のシルエットをもった外装デザインが新しいアクセントです。ダイナミックなデザインと、ML クラスを基にさらに開発を進めた新しい技術とがあいまって、GLE クーペの魅力を大幅に高めています。
快適性と安全性の面でも、以下の特徴が際立っています。
• 包括的なドライブ・アシスタント・パッケージ
• 走行プログラム・セレクタ・スイッチ「ダイナミック・セレクト」と走行プログラム
• アクティブ・カーブ・システムと組み合わせたアダプティブ・ダンピング・システム・プラス
• タッチパッド操作の 8 インチ・ディスプレイを装備した新世代の NTG 5 Star 1
• 標準装備のオートマチック・テール・ゲート・コントロール
• 高級感あふれる印象的な車両デザイン、人目をひくアンダ・プロテクション
新型メルセデス・ベンツ GLE クーペは、2015 年春の発表後、まずヨーロッパで、2015 年 7 月に市場に投入され、 その 1 カ月には NAFTA 諸国とアジアの市場でも提供が始まります。
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外装
メルセデス・ベンツのポートフォリオに新たに加わるこの魅力的な GLE クーペは、すぐれた美的感覚を備えたスポーツ感を体現するいかにもメルセデス・ベンツらしい 4 ドア SUC (スポーツ・ユーティリティ・クーペ) です。高級感あふれる印象的な車両は、SUV とクーペの特徴をあわせもち、近代的な豪華さと個性により、旧来の ML クラスとは一線を画しています。感覚的に明晰な車両内外のデザインも、こうした要求に答えるものです。
このクロスオーバー・クーペの特徴あるプロポーションは実に魅力的です。グリーンハウスからボディにかけてのスリリングなプロポーションは車体の美しさを際立たせ、クーペ風のシルエットはダイナミックで活発です。スポーツ感が際立ち、肩幅が広く、またホイール・ハウスの造形も力強く、車両は堂々とした印象を与えます。
フロント
フロントの特徴は、まっすぐなスポーツ・グリルです。旧来の ML と違って、クーペのグリルはフィンが力強く、スリー・ポインテッド・スターの頂点へと流れるように移行し、構成部品の立体感を強調しています。パワー・ドームの輪郭をもつエンジン・フードはフロント部分の精巧な造形を強調します。標準仕様の LED ヘッドランプのデザインは、ハイクラスで高級で革新的な印象を与えます。この印象的な眉毛の LED ヘッドランプには、デイ・ドライビング・ランプが統合されており、バンパにはいかなるランプ機能もなくなります。LED ランプ技術を用いたヘッドランプはデザインの点でもアクセントをなしており、夜でも昼でも、独特の卓越した外観を作り出しています。ラジエタ・グリルの下には、人目をひくクロム風の大きなアンダ・プロテクションが接しており、車両のすぐれた外観を効果的に下支えしています。
サイド
側面に伸びるラインは、オンロードでの車両の印象を強める役割を果たします。プロポーションは、大きなホイールベースと、大きなホイールと、短いオーバーラップに特徴があります。リヤに向けてなめらかに低くなるルーフ・ラインは、新型 GLE クーペのスポーツ感を高めています。特徴的なサイド・トリムは ML のスタイルと一線を画すものです。
リヤ
この GLE クーペは、今後のメルセデス・クーペに特徴的なリヤの形状を備えています。バンパにライセンス・プレート・ナンバを配置することにより、自由なデザインの余地が大幅に拡大しています。幅の広い、細いテール・ランプは、オーナメントと合わせて横の線を強調しており、車両の幅広さと男性的な風貌を際立たせます。さらに、バンパと、バンパに統合されて視認できるエンド・パイプは、GLE クーペのリヤの外観を特徴づけています。
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内装
内装は、高級な素材を用いて細部にもこだわり、力強いダイナミズムと洗練された優雅さ兼ね備えたデザインです。アルミやウッドによるさまざまなバリエーションの大型のオーナメントや、シルバー・シャドウ仕様の操作エレメントは、スタイリスティックな精密作業の証です。
これによりゆったりとしたスペース感が生まれます。また、リヤ・ベンチ・シートは、多彩な設定の可能な個別シートであり、最高にスポーティです。オプション装備としては、例えば快適感を高めるアンビエンテ・インテリア・イルミネーションなどがあります。
テクニック
総合的な安全性とインテリジェント・ドライブ。
アクティブ / パッシブ両方の車両安全性を組み合わせ、総合的な安全性を実現しています。
この場合、アクティブ・セーフティとは、事故を回避し、事故を減らすことを目指すものです。パッシブ・セーフティとは、事故の結果を軽減し、あるいは事故の損害を限定するものです。
この両方の原理をひとつにし、さらに救出に関するさまざまな側面を考慮して、総合的な安全性を実現しています。
事故のない運転というヴィジョンは、安全を求めるあらゆる努力と、すべてのセーフティ・システムの目標であり、この目標に向けたひとつのステップです。メルセデス・ベンツ・インテリジェント・ドライブは、従来は互いにばらばらに作動することの多かったさまざまなシステムによる共同作用を実現しており、 レーダや光学カメラから得られるいろいろな情報を組み合わせて利用して、まったく新しい可能性を切り開いています。
安全性と快適性というテーマは、互いに互いを高め合うテーマです。多くのシステムは、日常的な運転における快適性の側面と、危険な状況における安全性の側面の両方に関与します。センサやカメラはさまざまなシステムや機能で役立ちます。ネットワーク化により、安全システムとドライバ・アシスタント・システムの価値は高まります。これらのシステムは、さまざまなセンサのデータを利用し、測定値をあらたに組み合わせ、それをもとにして、お客様にとってさらに大きな利益を生み出しているのです。
ドライバ・アシスタント・システムおよびアクティブ・セーフティのさまざまな要素により、運転者の負担は軽減され、運転者はより長時間集中し、体調および効率を最適に保ち、困難な状況に遭遇してもこれを克服することができます。走行やコンディションをできるだけ安全に保つため、新しいシステムや改良されたシステムが備わっています。
これには以下のものがあります :
• 衝突防止アシスト・プラス
• ディストロニック・プラス
• ステアリング・アシストおよびストップ・アンド・ゴー・パイロット付きディストロニック・プラス
• 交差点アシスト付き BAS プラス
• 歩行者検知付きプリ・セーフ・ブレーキ
• レーン・キープ・アシスト
• レーン・キープ・アシスト作動
• 死角アシスト
• 作動中の死角アシスト
• アダプティブ・ハイ・ビーム・アシスト・プラス
• 作動状態のパーキング・アシスト
• バックアップ・カメラ
• 360° カメラ・システム
• 交通標識アシスト
• スピードトロニック付きクルーズ・コントロール
• アテンション・アシスト
• タイヤ空気圧チェック・システム
• 横風アシスト
• ステアリング・アシスト
• アダプティブ・ブレーキおよびマネージメント・システム
• ESP® コーナリング・ダイナミック・アシスト
• プリ・セーフ® プラス
• LED インテリジェント・ライト・システム
• アダプティブ・ブレーキ・ランプ
走行プログラム・セレクタ・スイッチ「ダイナミック・セレクト」と走行プログラム
ダイナミック・セレクト・システムは、ダイナミック・セレクト・スイッチと、それに付属する走行プログラムから構成されています。このシステムは、スチール・サスペンション装備車と、オプションのエア・サスペンションおよびアダプティブ・ダンピング・システム装備車には標準仕様で提供されています。
運転者が視認できる基本的なダイナミック・セレクト・システムの構成部品は、ダイナミック・セレクト選択スイッチです。
走行特性は走行プログラムによって決まります。呼び出すことのできる走行プログラムは装備範囲によって異なります。センタ・コンソールのダイナミック・セレクト・スイッチにより、運転者はさまざまにプリ・コンフィギュレーションされた個別の走行プログラムの中から選択できます。駆動方式やシャーシ・バリエーションにより、選択できる走行プログラムの数は 4 つから 5 つです。
• カスタマイズ。ステアリング、シャーシ、ドライブ (エンジンおよびトランスミッション) などをカスタマイズ
• コンフォート。再スタートから 4 時間以上で標準
• スポーツ
• スポーツ+ (スポーツ・モデルおよびエア・サスペンション装備 GLE 400)
• スムーズ
アダプティブ・ダンピング・システム・プラスおよびアクティブ・カーブ・システム
アダプティブ・ダンピング・システム・プラスは、完全自動作動の電子制御式システムであり、ダンパ力を各ホイールごとにその都度の需要に適合させます。
アダプティブ・ダンピング・システム・プラスおよび前後同径レベル・コントロール装備のエア・サスペンション・システムは、お客様にとって以下の利点があります :
• アダプティブ・ダンピング・システム・プラスがダンパ・レスポンスを継続的に調整することにより、乗り心地が改善されます。
• 車両レベルは、積載量にかかわらず一定であり、積載の多い車両でもフル・スプリング・トラベルが利用でき、ホイールとフェンダのホイール・アーチ形状との間を最適な間隔で固定することができます。
• 車両レベルは、ロード・クリアランスを大きくするため、必要に応じて運転者がボタンを操作して上昇させることができます。
• 車両レベルは、空気抵抗、したがってまた燃料消費量を削減するため、走行速度が上がると自動的に下降します。同時に、車両の重心も低下します。これにより走行安定性はさらに改善されます。
オプション装備「エアマチック」を、スポーツ・モデルで提供されるオプション装備「アクティブ・カーブ・システム」 (パッシブなスタビライザのかわりにハイドロリックによるアクティブなスタビライザを装備) と組み合わせると、エアマチックだけの場合とくらべて、運転者にはさらに次のような利点が生まれます :
• カーブ走行時のローリングの相殺 (定常的および動的)
• 速度に応じたドライブ・ダイナミック (中速では敏捷性と運転の楽しさ、高速では高度な走行安定性)
• 片側の路面震動時のきわめて大きなローリング・コンフォート、乗員の「横方向への投げ出し」の大幅な低減
新世代 NTG 5 Star 1
新型 GLE クーペの導入にともない、新世代のテレマチック NTG 5 Star 1 がスポーツ・ユーティリティ・ビークル・モデルに投入されます。
以下のマルチメディア・システムが標準仕様またはオプション装備で提供されます :
• シングル CD 付き Audio 20 CD、標準装備
• シングル CD およびナビゲーション付き Audio 20 CD ナビ、オプション装備
• シングル CD 付き COMAND オンライン、オプション装備
• DVD チェンジャ付き COMAND オンライン、オプション装備
オートマチック・テール・ゲート・コントロール
新型 GLE クーペには、標準仕様でオートマチック・テール・ゲートが提供されます。これは電気機械式に駆動され、手動サポートなしで開閉できます。しかしこのコンフォート仕様でも手動による開閉は可能です。またプリ・ロックからドアを閉めるクロージング・アシスト機能もあります。
オートマチック・テール・ゲートでは、車両が停止している場合、スイッチまたはボタンを操作するだけでテール・ゲートを自動的に開閉できます。ドアの開閉は以下の操作でできます :
• 運転席ドアのインテリア・スイッチを引く
• ライセンス・プレート・ナンバの上のグリップ・プレートの下のハンドル・フラップの操作
• テール・ゲートのボタンの操作
• ワイヤレス・リモコンのボタン操作
例えばガレージ・ドアとの接触をさけるため、テール・ゲートのボタンを操作して最大開度の制限をプログラミングすることができます。開閉プロセスは、操作エレメントをあらためて操作することにより、どのポジションでもストップすることができます。
オートマチック・ドアにはコントロール・ユニットの付いた電気機械式駆動装置 (スピンドル駆動装置) があります。
マジック・ビジョン・コントロール
GLE には、すでに他のメルセデス・ベンツ・モデルでも提供されている革新的なウォッシャ・システム「マジック・ビジョン・コントロール」がオプション装備として投入されます。
このウォッシャ・システムは、周知の完全ヒータ付きセミ・オート式ウォッシャ・システム「マジック・ビジョン・コントロール」からなり、ワイパ・ブレードは平形状です。
ウォッシャ液の量は複数の周辺条件、例えば外気温度、走行速度、および操作時間によって、アダプティブにそれぞれの走行状況に適合されます。さらに、液量は走行中、パノラミック・スライディング・ルーフが開くと、ウォッシャ液の車内への侵入を低減するため、アクティブに削減されます。
モデル 292 に投入されているバス・システム FlexRay™ をオプション装備「ドライブ・アシスタント・パッケージ・プラス」と組み合わせたネットワーク・アーキテクチャは、現行技術の最高の水準を誇ります。FlexRay™ はきわめて高い伝送率を有します。モデル 292 の複雑なネットワーク構造の基本的特徴は、以下の通りです :
• FlexRay™ コントロール・ユニット、CAN コントロール・ユニット、LIN コントロール・ユニットの使用。
• CAN コミュニケーションのさまざまな部分ネットワークへの分割。例えば車内 CAN、ダイアグノシス CAN、シャーシ CAN 1 および 2、ドライブ CAN、ドライブ・センサ CAN、エンジン CAN、レーダ CAN 1 および 2、ドライブ・ダイナミック CAN およびテレマチック CAN 。
• シャーシ FlexRay™ バス・システム。
• 部分ネットワーク同士の連結は、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット、インストルメント・クラスタ、シャーシ・ゲートウェイ・コントロール・ユニット、レーダ・センサ・コントロール・ユニット、ME または CDI コントロール・ユニットおよびCOMAND ユニットまたはラジオ内のゲートウェイによって実行。
• シングル・ワイヤ・バス (LIN = ローカル・インターコネクト・ネットワーク) 仕様の多数のサブ・バス・システムの使用。
エンジンの仕様 : | エンジン / エンジン・バウムスタ | 最高出力 | トランスミッション (標準仕様) |
GLE 350 d 4MATIC クーペ | 642.826 | 190 kW | 722.903 |
GLE 320 4MATIC クーペ | 276.821 | 200 kW | 722.904 |
GLE 400 4MATIC クーペ | 276.821 | 245 kW | 722.904 |
GLE 450 4MATIC スポーツ・クーペ | 276.821 | 270 kW | 722.904 |
GLE 500 4MATIC クーペ | 278.912 | 310 kW | 725.031 |
GLE 500 4MATIC クーペ | 278.928 | 320 kW | 722.909 |
GLE 63 AMG クーペ | 157.982 | 410 kW | 722.905 |
GLE 63 AMG S クーペ | 157.982 | 430 kW | 722.905 |