配置
高電圧PTCヒータコントロールユニット (N33/7) は車両のフロントエンジンルーム内にあります。
S83.70-A010-76
高電圧PTCヒータコントロールユニットの機能前提条件の概要
• オートマチッククライメートコントロール (KLA) コントロールユニット (N154) が作動している。
高電圧PTCヒータコントロールユニット機能の概要
高電圧PTCヒータコントロールユニットは、ヒータ回路のクーラントを車内用に加熱する役割を担っています。
フローヒータの機能原理により、PTCヒータを通るヒータ用の水が最高出力7 kWで加熱されます。次に、ヒータコアによって車内用のエアが加熱されます。
PTC = 正温度係数
要求されたヒータ出力に応じて、高電圧PTCヒータコントロールユニットの制御はクライメートコントロールLIN (LIN B8) を介してオートマチッククライメートコントロール (KLA) コントロールユニットにより行われます。ヒータエレメントに電流を流すことにより、これが加熱されます。高電圧PTCヒータコントロールユニットを通過するクーラントはヒータエレメントの熱を吸収し、加熱されます。
電動補助ウォータポンプ (M13/15) は、クーラントを高電圧PTCヒータコントロールユニットからヒータコアへ供給し、それによって車内の暖房を行えるようにします。
高電圧バッテリが特定の作動温度以上になると、低温回路 2(高電圧バッテリのクーラント回路)がヒータ回路に切り換わり、その後、高電圧バッテリの余熱により車内が温められます。
高電圧PTCヒータコントロールユニットのヒータ出力は必要に応じて、自動的に無段階でオンまたはオフにされます。これにより高電圧バッテリの熱エネルギが効率的に利用され、高電圧車両電源回路のエネルギバランスが保たれます。
参照文書
- gf8300s9995tri 電気自動車クライメートコントロールのシステム構成部品の一覧