P82.95-3020-79
A1 | インストルメント・クラスタ | A40/8 | オーディオ / COMAND ディスプレイ | S111 | 右マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群 | ||
A2/53 | 携帯電話および補助ヒータ・ワイヤレス・リモコン・アンテナ・スプリッタ (コンフォート通話 (コード 386) 装備およびバックアップ・カメラ (コード 218) 装備) | A40/9 | オーディオ / COMAND 操作部 | X237/1 | 携帯電話コンタクト・プレート (コンフォート通話 (コード 386) 装備) | ||
A2/91 | Bluetooth® アンテナ | A67b1 | ハンズフリー・マイク群 | CAN A | テレマチック CAN | ||
A8/7 | リモコン (エンターテイメント・リモコン (コード 816) 装備または SPLITVIEW (コード 867) 装備) | N2/10 | 補助レストレイン・システム・コントロール・ユニット | CAN B | 車内 CAN | ||
A28/3 | 携帯電話アンテナ・アンプ / イコライザ (コンフォート通話 (コード 386) 装備) | N10 | SAM コントロール・ユニット | CAN E1 | シャーシ CAN 1 | ||
A28/11 | コンビ・アンテナ (コンフォート通話 (コード 386) 装備) | N40/3 | サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニット (サウンド・システム (コード 810) またはアドバンスド・サウンド・システム (コード 811) 装備) | CAN E2 | シャーシ CAN 2 | ||
A34/1 | Bluetooth® (SAP プロファイル) 付き自動車電話モジュール (自動車電話モジュール (Bluetooth SAP 機能付き) (コード 379) 装備) | N73 | エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット | LIN E1 | ステアリング LIN | ||
A34/7 | Bluetooth® モジュール (コンフォート通話 (コード 386) 装備) | N80 | ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット | LVDS | 低電圧ディファレンシャル・シグナル | ||
A34/15 | 携帯電話マウント・シェル (コンフォート通話 (コード 386) 装備) (アクセサリ) | N135 | ステアリング・ホイール・エレクトロニクス | MOST | メディア志向型システム伝送 | ||
A40/3 | COMAND ユニット | S110 | 左マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群 |
エマージェンシ・コール・システムの機能前提条件の概要
• Tml 30
• 携帯電話は Bluetooth® を介して COMAND ユニットに接続されています。
• 輸送モードが作動していないこと
エマージェンシ・コール・システムの概要
エマージェンシ・コール・システムはマニュアルあるいはオートマチック・エマージェンシ・コールの作動を行うことができます。エマージェンシ・コールはメルセデス・ベンツ・サービス・センタによって受信されます。ユーザーは、COMAND ユニットのシステム設定で選択されている言語で話しかけられます。必要に応じてメルセデス・ベンツ・サービス・センタはローカルの救助サービスに連絡します。
COMAND ユニットが車内 CAN を介して、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットからのメッセージ「ターミナル 15R」を受信すると、COMAND ユニットはエマージェンシ・コール・システムのスタンバイ状態を確認します。
点検が終了し、エマージェンシ・コール・システムがスタンバイ状態になると、オーディオ / COMAND 用ディスプレイの自動車電話メニューに「SOS スタンバイ」と表示されます。
以下の事実が点検されます:
• 補助レストレイント・システム・コントロール・ユニットからの周期的なスタンバイ・シグナル (「生きているサイン」) の受信
• Bluetooth® によって COMAND ユニットに接続されている携帯電話の使用可能性
不具合が生じると、その不具合形態に応じてオーディオ / COMAND ディスプレイに故障メッセージが表示され、COMAND ユニットの故障メモリに保存されます。
エマージェンシ・コール・システム機能は以下の部分機能で構成されています:
• エマージェンシ・コール・システム・ステータス表示
• 車両とメルセデス・ベンツ・サービス・センタ間の音声接続
• 補助レストレイント・システム・コントロール・ユニットのデータ
• マニュアルあるいはオートマチック・エマージェンシ・コール
• プライオリティの決定
自動的に作動するエマージェンシ・コールは手動で作動するエマージェンシ・コールより優先されます。
エマージェンシ・コール・システム・ステータス表示
以下の場合、エマージェンシ・コール・システムのステータスがオーディオ / COMAND 用ディスプレイにテキスト・メッセージで表示されます:
• エマージェンシ・コール・システムがスタンバイ状態にあるとき (「自動車電話」メニューに「SOS スタンバイ」と表示)
• エマージェンシ・コール発信済み (「activating」 (通話確立中)、「sending data」 (データ・シグナルの伝送)、「connected」 (音声接続確立済み))
• エマージェンシ・コール・システムの故障時
COMAND ユニットは、低電圧ディファレンシャル・シグナル (LVDS) ケーブルを介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイにディスプレイ・メッセージを送信します。
車両とメルセデス・ベンツ・サービス・センタ間の音声接続の追加機能前提条件
• マニュアルあるいはオートマチック・エマージェンシ・コールが作動していること。
車両とメルセデス・ベンツ・サービス・センタ間の音声接続
エマージェンシ・コールの作動後、メルセデス・ベンツ・サービス・センタへの音声接続が確立されます。COMAND ユニットがオーディオ・ソースをミュートに切り換え、現在の通話を中断します。メルセデス・ベンツ・サービス・センタへのデータ・シグナルの送信後、ユーザーは音声接続を介してカスタマ・サービス担当者と話すことができます。メルセデス・ベンツ・サービス・センタは、COMAND ユニットのシステム設定で選択され、データ・シグナルで伝送された言語で通話します。音声入力には、ルーム・ミラー (A67) に内蔵されているハンズフリー・マイク群が使用されます。ハンズフリー・マイク群のシグナルは、直接ケーブルを介して COMAND ユニットに送られます。
COMAND ユニットは、ハンズフリー・マイク群のシグナルを Bluetooth® アンテナを介して以下のうちいずれかの構成部品に送信します:
• 携帯電話 (コンフォート通話 (コード 386) 非装備、Bluetooth SAP 付き電話モジュール (コード 379) 非装備)
• Bluetooth® モジュール (コンフォート通話 (コード 386) 装備) (2013 年 7 月 12 日以前) あるいは携帯電話コンタクト・プレート (コンフォート通話 (コード 386) 装備) (2013 年 7 月 15 日以降)
• Bluetooth® (SAP プロファイル) 付き自動車電話モジュール (自動車電話モジュール (Bluetooth SAP 機能付き) (コード 379) 装備)
コンフォート通話 (コード 386) 装備車の場合、Bluetooth® モジュール (2013 年 7 月 12 日以前) あるいは携帯電話コンタクト・プレート (2013 年 7 月 15 日以降) はシグナルを以下の経路でメルセデス・ベンツ・サービス・センタに送信します:
• アンテナ・アンプ / 携帯電話イコライザ
• 携帯電話および補助ヒータ・ワイヤレス・リモコン・アンテナ・スプリッタ (バックアップ・カメラ (コード 218) 装備)
• コンビ・アンテナ
自動車電話モジュール (Bluetooth SAP 機能付き) (コード 379) 装備車の場合、Bluetooth® (SAP プロファイル) 付き自動車電話モジュールが以下の経路でメルセデス・ベンツ・サービス・センタにシグナルを送信します:
• モデル・イヤーに応じて:
• Bluetooth® モジュール (2013 年 7 月 12 日以前)
• 携帯電話コンタクト・プレート (2013 年 7 月 15 日以降)
• アンテナ・アンプ / 携帯電話イコライザ
• 携帯電話および補助ヒータ・ワイヤレス・リモコン・アンテナ・スプリッタ (バックアップ・カメラ (コード 218) 装備)
• コンビ・アンテナ
電話シグナルの受信は逆の経路で行われます。
サウンド・システム (コード 810) あるいはアドバンスド・サウンド・システム (コード 811) 装備車の場合、COMAND ユニットは音声出力を行うため、MOST を介してサウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニットに受信シグナルを転送します。
サウンド・システム (コード 810) およびアドバンスド・サウンド・システム (コード 811) 非装備車の場合、COMAND ユニットは受信シグナルをスピーカ・システムから出力します。
スピーカ・システムに関する詳細はドキュメント「スピーカ・アウトプット機能」を参照。
音声接続の終了は、通常の場合、メルセデス・ベンツ・サービス・センタあるいはユーザーによって行われます。
メルセデス・ベンツ・サービス・センタへの音声接続の確立は、数回の試みが失敗すると中断され、該当するメッセージがオーディオ / COMAND 用ディスプレイに表示されます。
コンビ・アンテナが機能停止 (例えば横転による故障) すると、コンフォート通話 (コード 386) 装備車では携帯電話アンテナが使用されます (自動車電話モジュール (Bluetooth SAP 機能付き) (コード 379) 非装備)。
補助レストレイント・システム・コントロール・ユニットからのデータの追加機能前提条件
• ターミナル 15R 「オン」
補助レストレイント・システム・コントロール・ユニットのデータ
故障でエアバッグが作動した場合にはすぐにオートマチック・エマージェンシ・コールが送信されます。このとき、検知された事故の重度は考慮されません。COMAND ユニットは、以下の経路で補助レストレイント・システム・コントロール・ユニットからクラッシュ・レベルを含むクラッシュ・インフォメーションを受信します:
• シャーシ CAN 1
• エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット
• 車内 CAN
補助レストレイント・システム・コントロール・ユニットは、クラッシュ・インフォメーションと同じ経路で周期的に (例えば 500 ミリ秒ごと) スタンバイ・シグナルを送信します。それによって COMAND ユニットは、補助レストレイント・システム・コントロール・ユニットとのコミュニケーションおよびクラッシュ検知の正常な機能をモニタします。
マニュアルあるいはオートマチック・エマージェンシ・コール
エマージェンシ状況ではメルセデス・ベンツ・サービス・センタのカスタマ・サービス担当者が、エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットから受信したデータ (音声接続およびデータ・シグナル) に基づいて車内の状況について概要を把握し、適切な救援措置を開始することができます。エマージェンシ・コールは手動でも自動でも作動させられます。このエマージェンシ・コールの目的は以下の点です
• 事故後の救助処置の自動警報
• ボタンを押すことで救助隊に警報 (自分の緊急事態、発見した事故)
• 正確な派遣場所の情報を含めた迅速な緊急通報による救助時間の短縮
マニュアルまたはオートマチック・エマージェンシ・コールをみだりに作動することは違法です。
マニュアルあるいはオートマチック・エマージェンシ・コールは以下の部分機能から構成されます:
• オートマチック・エマージェンシ・コール作動の機能順序
• マニュアル・エマージェンシ・コール作動の機能順序
• エマージェンシ・コール・データの伝送およびメルセデス・ベンツ・サービス・センタとのコミュニケーションの機能順序
オートマチック・エマージェンシ・コールの作動の追加機能前提条件
• イグニッション「オン」 (ターミナル 15R) (イグニッション「オフ」の場合「Ecall not ready」がディスプレイに表示されます)
オートマチック・エマージェンシ・コール作動の機能順序
故障でエアバッグが作動した場合にはすぐにオートマチック・エマージェンシ・コールが送信されます。このとき、検知された事故の重度は考慮されません。COMAND ユニットは、以下の経路で補助レストレイント・システム・コントロール・ユニットからクラッシュ・レベルを含むクラッシュ・インフォメーションを受信します:
• シャーシ CAN 1
• エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット
• 車内 CAN
COMAND ユニットがシグナル「セントラル・ロッキング・システムのエマージェンシ・オープン」を受信すると同時に補助レストレイント・システム・コントロール・ユニットからの周期的なスタンバイ・シグナル (「生きているサイン」) が受信されなくなると、さらにオートマチック・エマージェンシ・コールが作動します (予備セーフティ)。
補助レストレイント・システム・コントロール・ユニットは、クラッシュ・インフォメーションと同じ経路で周期的に (例えば 500 ミリ秒ごと) スタンバイ・シグナルを送信します。それによって COMAND ユニットは、補助レストレイント・システム・コントロール・ユニットとのコミュニケーションおよびクラッシュ検知の正常な機能をモニタします。
COMAND ユニットはシグナル「セントラル・ロッキング・システムのエマージェンシ・オープン」を車内 CAN 経由で SAM コントロール・ユニットから受信します。
マニュアル・エマージェンシ・コールの作動の追加機能前提条件
• オートマチック・エマージェンシ・コールが作動していないこと。
• マニュアル・エマージェンシ・コールが、イグニッション「オフ」でも作動することができる
マニュアル・エマージェンシ・コール作動の機能順序
マニュアル・エマージェンシ・コールはアドレス帳の登録項目からかけることができます。COMAND ユニットのアドレス帳は自動車電話メニューで開くことができます。「エマージェンシ・コール」 (「Mercedes-Benz E-call システム」) はアドレス帳の先頭に登録されています。以下の操作方法により、アドレス帳の固定電話帳登録から選択します:
• 電話ボタンまたはオーディオ機器のキー・パッド
• オーディオ / COMAND 操作部
• マルチファンクション・ステアリング・ボタン群
• ボイス・オペレーティング・システム
• リモコン (エンターテイメント・リモコン (コード 816) 装備または SPLITVIEW (コード 867) 装備)
アドレス帳の登録からの接続確立についての詳細なインフォメーションは、ドキュメント「携帯電話システム機能」に記載されています。
エマージェンシ・コール・データの伝送およびメルセデス・ベンツ・サービス・センタとのコミュニケーションの機能順序
マニュアルあるいはオートマチック・エマージェンシ・コールの作動後、COMAND ユニットはメルセデス・ベンツ・サービス・センタと音声接続を確立します。オーディオ・ソースはミュートに切り換わり、つながっている電話接続は中断されます。接続確立のステータスは、オーディオ / COMAND 用ディスプレイに以下のメッセージで表示されます:
• 「Activating」 (通話確立中)
• 「Sending data」 (エマージェンシ・コール・データ (データ・シグナル) の伝送)
• 「Connected」 (音声接続確立済み)
携帯電話および携帯電話ネットワークとの接続が確立されると、COMAND ユニットはメッセージ・アクセス・プロファイル (MAP) を用いて、自動的に 2 つの SMS をメルセデス・ベンツ・サービス・センタに送信します。SMS を以下のデータを伝送します:
• タイム・スタンプ
• グローバル・ポジショニング・システム (GPS) による車両ポジション
• 言語
• シャシナンバ
• MB コンタクトのステータス (オン / オフ)
SMS が送信されると、音声接続が確立されます。COMAND ユニットは音声接続を介して、まず低減されたデータ・シグナルをデュアル・トーン・マルチ周波数 (DTMF) 方式で送信します。次に、ユーザーにメルセデス・ベンツ・サービス・センタのカスタマ・サービス担当者が話しかけます。
COMAND ユニットの「終了」ボタンあるいは該当する部分フィールドの通話開始 / 終了ボタン (S111s3) を押すと、ユーザーはエマージェンシ・コールを終了することができます。
オートマチック・エマージェンシ・コールの場合、「終了」ボタンおよび自動車電話通話開始 / 終了ボタンは、接続が確立されている間、意図しない終了を防ぐために一時的にその機能をブロックされています。「終了」ボタンまたは自動車電話通話開始 / 終了ボタンを短時間、2 回続けて押すと、オートマチック・エマージェンシ・コールを中止できます。
プライオリティの決定
オートマチック・エマージェンシ・コールは、手動で作動するエマージェンシ・コールより優先されます。マニュアル・エマージェンシ・コール中にオートマチック・エマージェンシ・コールが作動すると、マニュアル・エマージェンシ・コールは中断されます。
オートマチック・エマージェンシ・コール中にマニュアル・エマージェンシ・コールが作動すると、マニュアル・エマージェンシ・コールは無視されます。ただし、確立されている接続が維持されていれば、データ・シグナル (SMS あるいは DTMF) と最新のポジション・データがメルセデス・ベンツ・サービス・センタに送信されます。
参照文書
- gf8285p9999gr テレマチック·システム構成部品の一覧表